2008年03月05日
増田俊男氏「時事直言」
増田俊男氏「時事直言」
http://chokugen.com/
「相場のことはアメリカの赤字に聞け
では今年はどうか」
から引用。
3月は決算期である。
だからここで株価暴落があれば日本は決算上赤字計上となりアメリカの赤字を払わされることになる。
その後株価が上がったからといって日本が払った赤字をアメリカが払ってくれることはない。
市場の情報をリードするアメリカが3月暴落を演出する可能性は高い。
短期的読みといっても、このようにアメリカが主導する資本主義の基本にマッチして考えることが肝要である。
世界中が金融資産と不動産資産の資産減で相場が底を打った後は、赤字を他国(世界)に押し付けて比較有利になったアメリカが世界経済を主導する。
当然のことながらもっとも波及効果のある公共投資、軍需投資を拡大するため、アメリカは中東で国際戦争を仕掛ける。
というわけで、3月暴落を終えて、身軽になったアメリカが政治経済で世界の主導権を握ることが明白になる今年の夏から大相場の連続となるだろう。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」!?