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逆ニクソン・ショックの可能性

逆ニクソン・ショックの可能性
2008年11月25日(火) 22:22
http://gojira1218.blog87.fc2.com/blog-entry-1195.html


「大恐慌」以後の世界 多極化かアメリカの復活か  浜田和幸著  光文社  1000円

今日、書店で見かけて思わず買ってしまった。浜田氏の本は買ったことがないんだが、買った理由は後半のページにゴールドに関する記事があったからである。新通貨(ブルーノート)の発行や金リンクについて書かれている。現在のドルは命脈が尽きようとしているが、新通貨(ブルーノート)発行に伴いゴールドと交換できると発表すると言う。もちろんすべてを交換するのは無理があるので4分の1とか5分の1、もしくは10分の1とする。国内でのみ従来の旧ドル(グリーンバック)とブルーノートの交換を認めるとすれば海外のドルは暴落する。つまり海外の米国債も暴落して海外債務は激減し一気に米財務状況は改善する。しかし、こんなことをしたら中国などは黙っていないと思うが、IMFからゴールドを購入するとしたら米国債下落に対する補填とも考えられる。となるとゴールドには暴騰のシナリオが隠されている事になる。こうして新通貨を金とリンクすることにより基軸通貨の位置づけを維持する事は可能だろう。過去のニクソン・ショックの問題点は他国には一切知らされずに突然「金とドルとの交換を停止する」と発表したところにある。少し前ならありえないと言っていたのだが、「逆ニクソン・ショック」ありえないとは言えなくなってきた。

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