2007年10月21日
FXの手数料
FX(外国為替保証金取引)の売買をする場合、取引に応じた手数料がかかります。
いま現在、各FX会社では手数料の値下げ競争がくり広げられているところです。
FX取引の手数料は、もともと銀行の外貨預金と比べると格段に安いのですが、
最近では手数料をタダにするという会社もあり、さらに値下げに拍車がかかっています。
手数料が低く抑えられていることによって、個人投資家でも同日に数回の売買ができる
ようになっているのです。
銀行の外貨預金であれ、FXであれ、基本的には手数料がかかりますが、
それぞれの手数料の金額を比べてみるとかなり大きな差があります。
外貨預金の場合、銀行が顧客に外貨を売る額(TTS)とは逆に、
銀行が顧客から外貨を買う額(TTB)は、為替相場と同一になっていないので、
この差額が手数料となるんですよね。
取扱い状況や外貨の種類で変わりますが、数銭〜数円の手数料が上乗せされています。
一方FXの場合、取扱いの状況や外貨の種類によって変わるのは同じですけど、
それでもTTSとTTBの差が20銭ほどで済むんです。
銀行の外貨預金と単純に比較してみても、FXの手数料は10分の1程度。
どんだけFXの手数料が安いか理解できるでしょう。