もう見るのもイヤですが、ひどいですね。豪ドルなんて-60.37%、あり得ません。
本日を振り返りますと、
前日のNYダウが、大手英銀HSBCがサブプライム問題でさらに120億ドルの貸倒引当金を用意する必要に迫られる可能性があるとの見方を示したことを受けて、200ドルを超える大幅安になった事を受けて、USD/JPYが107.38でのスタート。
8:50に(日本)10月企業向けサービス価格指数 [【
予想】[前年比]+1.5% 【結果】[前年比]+1.4% ]を受けて円が売られ107.47に。
09:00から福井日銀総裁の講演がありました。その発言要旨は、以下の通り。
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日本の金融機関にもサブプライム問題の影響がいくらかは及んでいる
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日本の家計は広い意味でキャリー取引の担い手であり国際金融の新しいプレイヤーになっている
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サブプライム問題は過度のリスクテイクの結果であり、今は自律調整による巻き戻しが起こっている
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金融政策は潜在的なリスクを念頭に置く必要がある
だからといってこれらの発言が市場へ与える影響は少なく107円半ばで推移。
その後
米大手銀シティグループが、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国政府のアブダビ投資庁(ADIA)から75億ドル(約8000億円)の出資を受け入れると発表したとの報道が伝わると、ドル買いが優勢になりUSD/JPYは107.40水準から本日の高値108.78まで上昇しました。
結局USD/JPYの東京市場終値は108.34。
クロス円はことごとく円安。ポンドが225円を超えたり、豪ドルも93円後半から95円台半ばへ、カナダドルは108円台半ばから110円台半ばへ、NZドルは80円台後半から82円台半ばへそれぞれ上昇。注目の南アランド、第3四半期GDP [【
予想】[前年比]+4.7% 【結果】[前年比]+5.1% ]このように結果良好だったにもかかわらず特に市場に与える影響は見て取れませんでした。むしろランド売りが見られたように思われます。
今日はこんな感じでしょうか。なぜこのようになったのか一つ一つ考えたいのですが、頭がこんがらがっちゃいますね。
[ 本日の評価損益 ]
ニュージーランドドル ドル高(コール)型 36回
-14.30%
英ポンド ポンド高(コール)型 81回
-38.75%
英ポンド ポンド高(コール)型 87回
0.00%
南アフリカランド ランド高(コール)型 21回
-30.42%
豪ドル ドル高(コール)型 129回
-60.37%
米ドル ドル安(プット)型 258回
-4.24%