ハーイやべっち宿題
『やべっちF.C. 〜日本サッカー応援宣言〜』(やべっちエフ・シー にほんサッカーおうえんせんげん)は、日本の毎週日曜日24:10 - 24:45(JST)にテレビ朝日系列にて生放送されているスポーツ番組(サッカー情報番組)で、矢部浩之(ナインティナイン)の冠番組。2002年4月7日に放送開始。2006年3月までは23:30 - 24:00の30分番組だったが、同年4月から23:30 - 24:15の45分に拡大された。しかし、2010年4月4日以後は放送時間が23:55 - 24:30の35分に縮小され、2011年10月16日からは『日曜洋画劇場』の放送時間拡大に伴い、放送時間が15分繰り下げられることになった
番組概要
Jリーグの試合ダイジェストや選手インタビュー、海外サッカー情報、そしてテレビ朝日が独占放映権を有するAFC(アジアサッカー連盟)公式戦(AFCアジアカップ、AFCチャンピオンズリーグなど)のダイジェストを放送する。テレビ朝日にとっては1993年4月から1996年9月まで放映された『Jリーグ A GOGO!!』以来、5年半ぶりの定期サッカー専門番組となった。
番組タイトルの「やべっち」は、番組のメインMCを務める矢部浩之(ナインティナイン)のあだ名から。矢部は高校でサッカー部に所属していた(岡村隆史は同部で矢部の1年先輩)ということもあり、番組内では司会だけでなくコーナー等で実際にボールを蹴る機会も多い。矢部は毎回番組ロゴの入ったジャージを着用、またロケーションの際には「YABECCHI」、背番号「10」の入った番組特製ユニフォームを着用する。
矢部以外の出演者は、主にVTRのナレーションを担当する男性アシスタント1名、矢部とともにMCを務める女性アシスタント1名、試合解説担当のコメンテーターが1名という布陣をとっている。男性アシスタントは、番組開始以来テレビ朝日アナウンサーの角澤照治が務め、2008年に同じくアナウンサーの進藤潤耶に交代。女性アシスタントは最初の1年間のみタレントの中森友香が起用されたが、以降はテレビ朝日アナウンサーの前田有紀が務めており、彼女がことあるごとに矢部にいじられるのは番組の恒例行事になっている。また、進藤の番組参加と同時に「新女性MC」として、テレビ朝日アナウンサーの竹内由恵の加入が発表されているが、竹内の出演はVTRでの選手インタビューなどのみに限られ、スタジオでの放送に参加することは少ない[1]。コメンテーターは番組開始以来堀池巧が1人で担当していたが、2009年4月に、新解説者として前年に引退したばかりの名波浩がレギュラー入り。当初は1週ごとに堀池と名波が交代で出演したが、2010年3月をもって堀池が卒業、現在は名波が正式なレギュラー解説者となっている。
放送開始当初はMCがお笑い芸人である矢部浩之ということもあってバラエティ色の強い内容であったが、土曜・日曜開催であるJリーグのダイジェスト放送や、海外で活躍する日本人プレーヤーのリアルタイム速報、海外のリーグの最新ダイジェストを放送できる時間帯という強みと、2006年から45分番組となったことで海外情報をより多く取り扱うことから、TBSの老舗サッカー番組『スーパーサッカー』と並ぶ人気番組となった。その『スーパーサッカー』も『S☆1・スパサカ』にリニューアルした際に、他スポーツコーナーや報道ニュースも含めた30分番組に縮小しストレートニュース形式の内容となったことから、本番組と立場が逆転する格好となった。
2010年4月25日より、日曜23時台にドラマ枠『日曜ナイトドラマ』が新設される事になり、この番組は23時55分開始に繰り下げとなる事が発表された[2]。同時に、放送時間も10分短縮した。
また2010年7月4日放送からNTSC(アナログ)はレターボックス16:9での放送(それ以前は4:3コンバート)に移行した。
2011年10月16日からは『日曜洋画劇場』の放送時間拡大に伴い、放送時間が15分繰り下げられることになった。
2002.4.7 2003.3 矢部浩之
(ナインティナイン) 堀池巧 角澤照治 中森友香
2003.4 2008.9 前田有紀
2008.10 2009.3 進藤潤耶 前田有紀
竹内由恵1
2009.4 2010.3
2010.4.4 現在 名波浩2
レギュラー企画
やべっちピックアップマッチ
2008年のJリーグ開幕時からスタート。試合詳報の中に挿入される。週末のJ1リーグ(ない時はAFCチャンピオンズリーグ等)から特に注目される1試合にスポットをあて、スタジオでの実況を入れたダイジェスト形式で伝える。「なべっちF.C.」などの大型企画を行う週は、尺の都合で行われないこともある。
ハーイ!やべっち
「ここが巧!」と並ぶ本番組の名物コーナー。国内外のサッカー選手及びサッカー関係者が矢部にメッセージを送るエンディングコーナー。矢部はそのメッセージVTRに対しツッコミを入れて番組を締める。基本的に「ハーイ!やべっち」という第一声から始まるが、「やべっち」を「矢部さん」と言い換える人もいる(例:山本昌邦)。
レギュラー放送新年1回目には日本サッカー協会・川淵三郎キャプテン(キャプテン=協会会長職を退いた2009年以降は出演せず)、年末最後の放送には「おかっちF.C.」と称して矢部の相方・岡村が登場するのが恒例。
2011年の年末1時間特番の時は、当番組を模した「THE MANZAI 2011」関連の番組「おかっちMC」の収録があったフジテレビジョンのスタジオに押しかけ、その収録場所でインタビューが行われた。
矢部が個人的にファンであるアルバロ・レコバ(ウルグアイ代表)が登場した際は本当に嬉しそうにしていた。
2006年11月12日放送では、AFCユース選手権決勝のため番組史上初めて「ハーイ!やべっち」が中止になった。また2007年11月18日放送分も、イビチャ・オシム日本代表監督重体のニュースを受けて当コーナーが割愛された。
来シーズンのJ1昇格が決まったチームは、昇格決定試合のVTR終了後に「ハーイ!やべっち」をやっている。
栃木SCの応援番組「TOCHIGI FIGHTING!!SC一枚岩」(とちぎテレビ)では、様々なサッカー関係者が番組MCのU字工事に挨拶をする「ハーイ!U字工事」というパロディコーナーが放送されている。
ハーイ!すけっち
2008年から始まった、「ハーイ!やべっち」に付随するミニコーナー。前田が事前に「ハーイ!やべっち」に登場する選手・人物の似顔絵を描き、それをコーナー開始前に発表して矢部と視聴者に誰が登場するのかを予想させる。当初はお世辞にも上手いとは言えない前田の絵を矢部が散々にいじるのが恒例だったが、回を重ねるごとに前田の画力が向上し、解らないようわざと捻った絵を描くことも増えている。
不定期企画 [編集]なべっちF.C.
スタジオに選手をゲストに招き、鍋を囲みながらインタビューやゲームコーナーなどを展開する。ゲストと聞き手の矢部・前田はちゃんちゃんこを羽織るのがお約束となっている。選手の本音や裏話が聞きだせる屈指の人気企画であり、数週にわたって放送されることも多い。
しりとリフティング
番組MCの矢部が、交互にリフティングをしながらしりとりをする「しりとリフティング」でプロ選手と対決する不定期企画。以下は過去の対戦相手と矢部から見た星取り表。2008年3月16日現在通算7勝9敗。
2102年リカルジーニョ着用モデル
価格:8,232円 |