2016年11月07日
消耗戦に入った「定額制音楽配信サービス」
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本日の日本経済新聞において、サイバーエージェントとエイベックスが共同運営している定額制音楽配信サービス「AWA(アワ)」のプラン刷新に関する記事がありました。
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記事によると、AWAは無料プランを拡充。
これまで月1時間しか再生出来なかった無料視聴を月20時間までに拡充するそうです。
さらに、1曲あたり90秒間という制限付きで3000万曲以上から好きな楽曲を選べるとのこと。
これは、9月に上陸してきた世界大手の音楽配信サービス「スポティファイ」への対抗策とのことでした。
まずは無料プランで利用者を囲い込み、月額960円の「スタンダードプラン」への移行を狙っていく試みです。
動画視聴などもそうですが、定額サービスが当たり前の時代になった今、各社生き残りをかけてのサバイバル戦が始まったなという印象。
おそらく視聴できる楽曲数に大きな差は生み出せないため、価格勝負という状況なのでしょう。
このようなサービスはどれだけ利用者を増やせるかが勝負で、ここ1、2年が正念場といったところ。体力勝負になっていますね。
しかしながら、利用者にとっては有り難い話ではありますが、もともと縮小傾向である音楽業界でこのような無料プランまでもが拡充すると、この業界も本当に大変なんだなと感じてしまいます。
今だと、ユーチューブで無料で聴けてしまう環境もあるので、「わざわざお金を払ってまで聴く必要がない」という考え方が増えている気がします。
そうなると優秀な人材が集まらず、素晴らしい楽曲を生み出せなくなってしまう。
もう既にそうなっているのかもしれませんが、負のスパイラルに陥ってしまうのかもしれません。
時代の流れなので仕方がないといえば仕方がないのですが、今の環境をぶち破ってくれる楽曲が生まれてほしいものです。
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定額制音楽配信サービスはいずれ無料になるのではないかと感じます。
そして、音楽のビジネスモデルも大きく変わっていくのではないかと思います。