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2015年10月02日
マルチタイムフレーム分析
こんばんは。
FXで自由を手に入れるためのブログのTakaです。
アメリカでまたもや銃乱射事件が発生したそうです。亡くなられた方々には心からご冥福をお祈りします。このような事件を耳にするのはもはや何回目かわかりません。私個人の意見としては、一刻も早く銃を規制するのが一番効果があると思います。しかし、アメリカの憲法で「武装して自らを守る自由」を認める文面があります。これが個人を指すのか州兵を指すのかは解釈がわかれるところでもありますが、今現在は個人を守る自由として社会上通用しているようです。これだけであれば、どこかの極東の国でも現在進行形で進んでいる憲法解釈の変更で対応できそうなものですが、全米ライフル協会の手前、議会も銃規制に及び腰といったところでしょうか。オバマ大統領も銃規制に賛成派とは聞いていますが、全米ライフル協会の議会への影響力はあまりに強いと発言しており、「長いものには巻かれろ」的な議会のスタンスを崩すのはまだまだ時間がかかるようです。私が思いつくようなシンプルな問題だけでなく、多くの問題が山積みなのは想像に易いですが、アジア極東の国ですら「刀を捨てる」という一大事を成し遂げているのですから、これからに期待したいものです。
さて、「長いものには巻かれろ」というのは日常でもよく聞く言葉ですが、相場の世界でも通用するように感じます。今日は「マルチタイムフレーム分析」です。
まぁなんとも御大層なネーミングです。しかしご安心を。必要最低限の言葉で説明すると、一行で終わりますので(笑)。
それは…
「上位時間軸には逆らうな」
以上です。
「えっ…?もうちょっと詳しく…」という方のために下記に補足します。
「長いものには巻かれろ」というのは、自分より力のあるものには逆らわずに従った方がよいという意味ですよね?取引量がとても少ない新興市場の株式ならともかく、為替の世界では一個人がどうあがいても相場にインパクトを与えるのは難しいでしょう。過去にはジョージ・ソロスといったイングランド銀行を真っ向勝負で負かしてしまう大物もいましたが、これはあくまで別の世界の話でしょう。そのような相場の中でも、長期の時間軸のトレンドは短い時間軸でのトレンドに勝ります。と言うのも、世界のトレーダーに最も多く見られている時間軸は日足です。単純に言えば、日足でのアップトレンドの時に、15分足で下方向へのブレイクアウトが発生してもスルー、というのが定石です。長短期でのスキャルピングの場合はどうかわかりませんが、確率的な勝利を目指す上で、上位の時間軸の流れに逆らっていては勝てるものも勝てません。
日足がレンジであれば下位時間軸でレンジトレードのタイミングを図る。
日足がアップトレンドであれば下位時間軸で売り場を探す。
日足がダウントレンドであれば下位時間軸で買い場を探す。
これがマルチタイムフレーム分析の考え方です。そして日足がサポート、レジスタンスラインの直近であればトレードを控えたり、短期的に反対方向へ仕掛けるなど、あくまで上位の時間軸ベースでトレードを考えます。実際にトレードを行う時間軸がどれかにもよりますが、具体的には日足や4時間足の方向が一致している時こそトレードのタイミングでしょう。
そうです、確率的なチャンスは思っているより遥かに少ないのです。
だからこそ主要通貨を複数監視することや、取引量が明らかに増えるロンドン・ニューヨーク時間が重要になってくるのです。
今夜は米雇用統計の発表です。皆さん、気をつけてトレードを行ってくださいね。