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2017年08月19日
《次男、療育STARTの話3》いざ、体験へ。
家に帰ってから旦那に、
「次男くん、今日『療育に行ったほうがいいんじゃない?』って言われてさ。今度体験しに行ってくる。」
と話すと…。
「次男は療育は行かなくていい!」
と、私と同じ考え…というより、私よりハッキリそう考えている感じだったので、何て言われるかな…とドキドキしていたら…。
旦那「えー!うそ?こんなに落ち着いてきたのに??でも、周りの人から見たらまだまだ落ち着きない感じに見えるのかなぁ…。まぁ、いきなり幼稚園ってのも次男も大変かもだから、集団行動の練習にもなるし、行ってもいいんじゃない?」
と。
そうだね。
そうかもね。
旦那は、私が迷っていたり、決めた事を後から、
「やっぱり、やめた方がよかったかな…。」
なんてグズグズ言っている時、いつも前向きに背中を押してくれるので、本当にありがたいです。
そして、体験当日。
ケントも通っている療育センターで、先生方も顔見知りだし、緊張しいの私も緊張せずにすみました。
まずは自由遊びの時間。
次男くらいの2〜3歳の子6人が広いプレイルームで、体を動かして遊んでいました。
エアポリンをしたり、バランスボールで遊んだり。
すこし緊張気味で笑顔少なめの次男でしたが、お友達がみんなすごく人懐っこくて、みんなすぐ次男に集まってきて、顔を覗き込みながら頭をナデナデしてくれたり、ほっぺたをプニプニしたり。
そして、手を取ってエアポリンのところに連れて行ってくれました。
あまり同じような年頃の子と遊ぶ機会がなかったので、よかったな…と嬉しく思っていたら。
先生は、
「お友達(次男)がビックリしちゃうから、いきなり触らないよ。」
「お友達(次男)のお手手イタイイタイだから、引っ張らないよ。」
と、丁寧に注意していました。
次男は人に構ってもらうのが好きだし、嫌がってはいなかったので、
『そんな注意しなくて大丈夫なのに…。』
と思いましたが。
よく考えたら、そういう人との距離の取り方(距離感って言うのかな?)も小さいうちから丁寧に教えていってるんだな…と感じました。
ケントが2歳の頃行っていた療育センターでも似たようなことはたくさんあって。
中には、人と接するのにすごく緊張しちゃうタイプや人見知りしちゃう子は、お友達にグイグイ来られると固まってしまったり、泣いてしまったり…。
でも、先生たちは注意したりはしていませんでした。
むしろ、泣いてしまったりする子に、
「せっかくお友達が『あそぼー!』ってきてくれたのに、何で泣くの〜?」
みたいな対応で。
先生方の対応とかお母さんたちの雰囲気とかで、なんとなく、
積極的な子=いい子
消極的な子=ダメな子
みたいな感じでした。(あくまで私が感じただけなのですが…。)
人見知りする消極的なタイプなケントと母子通園していたので、言い方は変かもですが、すごく肩身が狭い…というか…。
積極的な子にやりたい放題されて萎縮してしまって、結局部屋の隅っこで静かにひっそり…ケントと2人で積み木をしたり絵本を読んだりしていて。
先生たちも、構ったら喜んだりはしゃいだりと、いい反応が返ってくる子たちにはよく声をかけて、遊びに誘ったりしていましたが。
慣れない相手に声を掛けられても、反応できずに固まってしまうケントには、あまり近寄って来ないし…。
『何しに来てるんだろう…?』
と、しんどくなった時期もありました。
そんな思い出があったので、そういう風に先生方が注意していて、ハッとしました。
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《次男、療育STARTの話2》療育体験予約!
本当にビックリしてしまって…。
私「えっ?療育ですか…!?」
と固まってしまったんですが。
先生「以前、お母さん療育のこと『どうしようかなぁ…。』って気にされてたから。」
私「はい…。」
迷ってはいましたが、今はもう『行かなくていいかな…。』って感じなんだけどな…。
先生「最近の次男くんを見ていたら、すごく周りに興味が向き始めてるなぁと思って。今色々吸収して伸びていく時期だと思う。」
私「あぁ…そういえば…。」
そう言われてみたら、そんな気が…。
先生「療育を始めるいい時期だと思うんだよね。どうですか?お母さん的には…療育どう思ってる?」
私「最近落ち着いてきたし、もう行かなくて大丈夫かな…なんて思っていたのですが…。」
先生「落ち着いてきたからこそ、療育に行ってもっともっと色々な体験や経験ができるんじゃないかなぁ、と思って。」
…なるほどね。
でもなぁ…。
先生「何か引っかかってる?お兄ちゃん(ケント)も療育に行ってるんだよね。どう?楽しんでるかな?」
私「あぁ…上の子は楽しく通ってます。ただ…。」
先生「???」
私「正直、療育に小さい頃から行かせていて、良かったこともあったし、どうなんだろう…と思ったこともあって。嫌なこともあったし…。それでなかなか踏み切れなくて。」
今思っていることを、正直に話してみました。
すると。
先生「お兄ちゃん、療育どこで受けてるの?」
私「前は○○センターで、今は△△です。」
先生「あぁ、○○はちょっとね…。私も苦手だわ…ちょっとね…嫌よね…。フフフ。」
……!!!!
えっ!?どういう意味…?
気になるけど、突っ込めず…。
先生「じゃあ、△△は?お兄ちゃん楽しく通えてるんなら、次男くんもどうかな?お母さんも雰囲気はもうわかってるだろうから、次男くん、体験してみたらどうかな?」
私「そうですね…。(えー…どうしよう。)」
先生「ねぇねぇ●●さーん(保健師さん)、△△は2歳児は母子通園?分離?」
保健師さん「あそこは分離しかやってないですよ。」
私「…!!!(分離?次男だけ?私1人の時間ができる!)」
次男といつもいつも一緒で、預けたりできる場所もなかったので、分離と聞いて俄然乗り気になったゲンキンな私…。
先生「分離しかしてないみたいだけど、次男くんは大丈夫かな?」
私「全然人見知りしないので、大丈夫だと思います。」
先生「だよね!フフフ。まぁ、体験してみて、嫌だったら行かなくてもいいんだし、とにかく行ってみたら?」
私「はい、そうします。ありがとうございます。」
先生「療育に行くことは、次男君のためでもあるし、お母さんのためにもなるんじゃないかな…と思ってね。」
私「…???」
先生「いつも次男くんに付きっきりでしょ?ちょっと次男くん預けてゆっくりする時間もあった方がいいよ。」
私「そうですね…。楽しみになってきました。」
先生「頑張ってね!応援してるよ。」
私「ありがとうございます!」
そんな感じで話がまとまったので、保健師さんを通してケントが通っている療育センターに体験の予約を取ってもらって帰りました。
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《次男、療育STARTの話1》青天の霹靂。
前回の日記に書いたように、次男も療育に通うことになりました。
なぜそうなったのか…の経緯を、記録しておこうと思います。
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1歳半検診で、
「落ち着きがなさすぎる!」
と指摘された次男。
(この時です→疑惑の次男、1歳半健診へ。 臨床心理士の先生とお話。)
その後は、月に1回ある市の育児相談会に参加して、保健師さんなどに相談しつつ、次男の様子を見てもらっていました。
療育の話もチラッと出たことはあったのですが…。
ケントを小さい頃から療育に通わせていて、よかったな…と思ったこともあれば、嫌な思いをしたこともありました。
ケントのできない部分・苦手な部分にばかり目を向けながら接してしまっていたことを、すごく後悔していたので…。
次男までそんな育て方はしたくない…と思って、療育に通わせる勇気が出ず…。
それと。
正直な気持ち…。
兄弟2人とも療育に通わせることで、周りの人(実母、義母、幼稚園のお母さんたち…など)に、どう思われるんだろう…と、怖くて。
本当に本当に。
こんなこと思ってはいけない、言ってはいけないとわかっているけど…。
障害を持つ子がいて、頑張っているお父さん・お母さんに失礼な気持ちなんだけど…。
兄弟2人とも療育に通ってる…
ってことは、
兄弟2人とも障害児…??
ってことで周りの人に、
『あのお母さん、かわいそう…。』
って思われるのが、嫌で…。
怖くて…。
自分本位すぎて本当に嫌になります…。
療育に理解がない実母や義母にも、また色々言われるのかな…と思うとそれも嫌で。
でも。
ある日、育児相談会に参加した際に、臨床心理の先生に、
「次男くん、療育に行ってみませんか?」
と言われました。
ずっと、気にはなっていたけど、最近は少しずつ落ち着いてきていたし、こちらの言っていることもよく理解して、話せる単語も増えてきていて。
かなり、(言い方は悪いんですが→)扱いやすくなったなぁ…と思っていました。
なので、来年の4月に年少さんで入園するまで、このまま様子見で…ってなるのかなぁ…療育はもう行かなくていいかなぁ…と考えていたんです。
そんな時に、療育を勧められて…。
しかも、まさか、そんなことを向こう側から言い出すなんて思ってもなくて(療育の話をこちらから持ち出さない場合は、親がショックを受けたりしないようにあちらからは言わないようにしてるのかな…と勝手に思ってて。)、なんだか青天の霹靂…くらいの衝撃でした。
続きます。
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