2017年01月20日
《療育センター変更の話6》ショック…。
他の子たちは、帰り支度をして部屋を出ていったのに、1人ポツンと部屋にいるケント…。
泣き出しそうな顔で、立っていて…。
私を見つけても、笑ってくれるでもなく、ただ困ったような顔…。
部屋にまだA先生もいましたが、ケントに背を向けて、何か書類に色々書いたりしていて…。
『何これ…?何してんの…?何の時間?ケントだけ…何で?何かあったのかな…?』
頭の中がプチパニック…。
恐る恐る、
「こんにちは〜…。」
と声を掛けると、びっくりして振り返るA先生。
A先生も、
「えっ!お母さん?何で??」
と。
療育センターの方には、私が迎えに行くことを連絡してなかったので、びっくりされたようでした。
私「お迎えにきました…。今日はちょっと用事があるので、幼稚園は早退するんです。」
A先生「あ〜そうなんですか!あ、もう活動は終わったんですけどね、ケント君いつもこんなですよ。」
私「…こんな??」
A先生「帰る準備してって私が言って、みんな準備するけど、ケント君はしないでウロウロしてて。で、みんながいなくなってから、『どうしよう…。』って感じですよ。」
私「あぁ…そうなんですか…。」
A先生「一斉指示が聞けないっていつも言ってるでしょ?こういうことですよ。こんなんじゃ、小学校行ってから苦労しますよ〜。」
私「幼稚園でのお話はちゃんと聞いてるみたいなんですが…。」
A先生「私は、みんながわかりやすいように、すっごく丁寧に指示出してるんですよ!?それなのにわからないって、先行き不安ですよ!」
私「はぁ…そうですか…。」
A先生「まず、トイレに行ってから、帽子を被って、リュックを背負って、靴を履いて…って、全部言ってるのに。」
私「はぁ…。」
A先生「トイレはみんなについて行くんですが、トイレから帰ってきたらもう、ボーッてしたり、1人でウロウロしたりしてますよ。」
……じゃあ、その時にまた指示してあげたらいいのに。
どうしたらいいのかわからなくて困っているケントを無視して、
『ほら〜、一斉指示が聞けない〜!』
って思ってるなんて、何でこんな人が療育センターで働いているんだろう…。
そういう時に、幼稚園みたいな集団だと見過ごされて、そのままにされてしまうから、丁寧に教えてもらえるように、少人数で先生がたくさんいる『療育』が必要なのに…。
今、『療育』で、ケントも色々学んでいっている時なのに…。
ただ、わからないケントを無視して、あんな顔でずっと立たせてるなんて…。
毎回ずっとこうだったのかと思うと、ケントがかわいそうで…。
そんな場所にいつも行かせていたのか…と、ショックでした。
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posted by お母さん at 17:48| 療育センター変更の話