2016年08月21日
障害がある子…?普通の子…?
お盆、旦那の実家に行ったりしたのですが。
旦那のお母さんとか、おばあちゃんとか、叔父さん・叔母さんとか、親戚の方たちに会ったりしました。
ケントも、モジモジしながら挨拶をしたり、かわいがってもらったり、たくさんの大人に相手をしてもらえて、照れながらも嬉しそう。
次男は…まぁ、いつも通りに、あっち行ったと思えば、こっちに来たりウロチョロウロチョロ。
仏壇や床の間に飾ってある花など、触らないように終始見張って(見張って…って言ったら言い方悪いですが。)いないといけなくて、ヘトヘトになりました。
全然人見知りしないので、どこに行ってもかわいがってもらえる次男ですが…。
リードをつけておきたいくらい、大変です…。
次男のことはさておき。
旦那のお母さん(以下、義母。)は、ケントが療育に通っているのをよく思っていないみたいで。
実母もそうなので、周りから理解してもらえないのは、辛いです…。
そもそも『療育』がどんなものかよくわかっていないんじゃないかな…。
ただ、
障害がある子が行くところ
と思っているようです。
で、義母世代の方たちのイメージする『障害』って、『知的障害』とか、昔からよく知られてる障害とかなんじゃないかと思うんです。
『発達障害』とか『自閉症スペクトラム』とか出てきたのは、最近ですよね…?
そういうのを知らないみたいで…。
だから、ケントのことを、
「普通の子なのに、そんなところに連れて行くなんて!何も障害なんてないのに!」
と言うんです…。
親戚の方たちに、
「この子は『療育』に行ってるんだよ。こんなに普通なのにね〜。」
なんてお話するんですが。
義母世代の親戚の叔母さんたちは、『療育』という言葉も知らないみたいで、
「『ヨーイク』??何それ?」
みたいな反応です。
で、義母が、
「嫁が、障害が…とか言うんだけど、普通よね?こんなにおしゃべりできるのにね?」
なんてみんなに言ってるのを聞いて、もう…なんと言うか…、げんなり…。
以前した発達検査で、知的な遅れはなかったケント。
だから、だいたい年相応(…かな?ちょっと幼いかな…?)の行動や受け答えをする様子を見て、
「どこが障害なの?何の障害があるの?」
と思うみたいです。
最初の頃は、私も、
「集団に入った時に、ちょっと苦手なことや、みんなと同じようにできないことがあったりするので、それを少しでもできるようになれば…と、療育に通ってます。」
と、説明したりしていたのですが…。
…なんか、うまく伝わらないと言うか。
…聞いてくれないです。
義母「昔はそういう子たちも、みんないっしょだったわよ。教室で大人しくできない子もいたわよ。」
私「今は、そういう子たちはちゃんとフォローしてあげましょう…ってなってて…。」
義母「そういう子たちも、なんだかんだで、大人になるのよ。最近はもう何でも障害にして…。」
私「障害にして…というか…。出来ないことを無理にさせないで、理解してあげたりとか…。」
義母「大げさなのよ!そんな風に過保護にするから、療育なんか行かないといけなくなるのよ!」
私「…………。」
みたいな感じです…。
『わかって欲しい。理解して欲しい。』と思って話しても、逆効果…。
旦那は、
「言っても聞く気ないんだから、ほっときな。」
って感じですが…。
私は、ケントの前で、みんなに、
「この子、障害なんてないわよね?普通の子よね?」
と言ったりするのを辞めて欲しいんですよね…。
今はよくわからないかもしれないけど、ケントもそのうち言われていること理解するようになるだろうし、大きくなってから、
『おばあちゃんがいつも言ってたのは、こういう意味だったのか…。』
と、思うことがあるかもしれません。
そういうことを伝えたいのですが、いつもケントの話になると向こうが攻撃的になるし、私も話下手なのでうまく言えず…。
どうしたらいいのかなぁ…。
とにかく、ケントにとっては『大好きなおばあちゃん』なんだから、もう『療育』とか『障害のある子』とか『普通の子』とか気にしないで、ただかわいがってあげて欲しいです…。
『普通の子』って何…?って感じですけどね…。
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