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2017年05月21日

テュポン

ゼウスを倒し、宇宙すら破壊する最強の魔神

〈伝承地域〉

世界中

〈特徴〉
エキドナの夫であり、炎のように燃え上がる目を持ち、上半身がマッチョな男、下半身は大きな蛇、両肩からは100匹の蛇が顔を出している。伝説によると、鳥の翼を持つとも言われている。その大きさは、宇宙に届くほど大きく、性格は荒々しく、乱暴者で地球を焼き払い、天空を破壊し、宇宙を壊すことも出来ると言う。ギリシャ神話の中では、最強最大の怪物だ。神様たちの王様であるゼウスも一度はテュポンに負け、手足を動かせなくなるほど攻撃され、洞窟に閉じ込められてしまった。その後ゼウスは助け出され、再びテュポンに挑んだ。テュポンは負け、宇宙の奈落に封じ込められたとされている。
Typhoeus.jpg


posted by 麻生祇燐 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪

2017年05月20日

ゾンビ

死んだはずの人間が動き回る

〈伝承地域〉
アメリカ

〈特徴〉
「ゾンビ」とは、動く死体のことである。元は、西アフリカなどで信じられている宗教「ブードゥー教」の司祭が魔術的なパワーで死んだはずの人間を蘇えらせ、感情の無い動く人形のように働かせたのが始まりだと言われている。死者の魂はツボの中に閉じ込められ、それが解放されない限り、ゾンビは奴隷のように働き続ける。死者たちを蘇えらせ、農園などで働かせていたという伝説が多く広まっている。もう死んでいるため、感情はなく、疲れることもないのでいつまでも働く。現在では、走ることのできるゾンビが出てきたり、人間を噛んで同じゾンビにしたりと、昔のゾンビと比べ、かなり手強い妖怪になってきている。このゾンビというネーミングは、西アフリカ方面の精霊「ンザンビ」が元になっている。ンザンビとはアフリカ地方で信じられている神様の名前であり、少しずつ意味や内容が変化していった。アメリカ軍が、地球全体がゾンビに襲われることを考えて作戦を作っていることが明らかになり、世界中で大きな話題になった。
Zombie.jpg


posted by 麻生祇燐 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪

イフリート

火を操る、煙のような体の魔人

〈伝承地域〉
中東

〈特徴〉
「イフリート」は不思議な力を持つ妖怪で、顔はいかつく、煙のような体をしており、その姿は巨大。男のイフリートはジンニー、女のイフリートはジンニーヤーと呼ばれる。イスラム教が広がる前から、現在に至るまでアラブ世界では信じられてきた。様々な魔術を得意とし、火を操ることができ、変身することもできる。このイフリートには、良いものと悪いものの2種類がいるとされており、良いものに取り憑かれた人間は社会を救うような偉大な聖者になる。しかし、悪いものに取り憑かれた人間は、精神が壊れて、悪いことをしてしまうとされている。古代イスラエル王国のソロモン王は、天使から貰った指輪の力でイフリートを操ることができ、エルサレム神殿を建てるときにイフリートを呼び出したとされている。
djin.jpg


posted by 麻生祇燐 at 05:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪

スキュラ

蛇と犬と女が混ざった妖怪

〈伝承地域〉
イタリア

〈特徴〉
ギリシャ神話に登場する怪物「スキュラ」は、魔人テュポンと、半分人間で半分ヘビの怪物エキドナの娘であると言われている。イタリアにあるメッシーナ海峡に棲むと言われており、上半身は女で、腹からは6つの犬の頭が生えており、犬の足が12本生えている。もしくは、下半身は魚の尾だったり、蛇だったり、犬ではなく多くの蛇の頭が生えていたり、タコのような触手が生えていたり、魚だったりと種類はかなり多い。スキュラという名前は、犬の子供という意味であるという。元は美しい精霊だったが、魔女の呪いを受け、怪物のような姿にされてしまった。海の魔物であるため、船が近付くと船員を捕まえて食べたり、船を沈めたりしたとされている。
Scylla.jpg


posted by 麻生祇燐 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪

2017年05月07日

キョンシー

ピョンピョン跳ねて追って来る、中国の動く死体

〈伝承地域〉
中国

〈特徴〉
中国の妖怪「キョンシー」は、死んだ人間が妖怪になったもの。姿は人間と同じで、手を前に真っ直ぐに突き出し、ピョンピョンと跳ねるように動くという。夜に動きだすことが多い。性格はとても凶暴で、人間を見ると襲いかかり、人間の血を吸ったり、肉に喰らい付いたりする。弱点はお札で、お札を貼られると動くことが出来なくなる。昔の中国の伝統的な服装や帽子を身に着けていることが多い。「道士」と呼ばれる魔術師のまじないにより死体が動き出すが、心は持たない。目が見えないため、人間のいる場所を息で確認しており、息を止めているとキョンシーに見つからないと言われている。また、キョンシーに襲われると、その人間もキョンシーになってしまうという話もあるが、これはゾンビと近い特徴だ。キョンシーとして長く活動していると、空を飛べるようになるとも言われている。
殭屍.jpg


posted by 麻生祇燐 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪

ハーピー

女の顔と鳥の体を持つ、風の怪鳥

〈伝承地域〉
ヨーロッパ

〈特徴〉
「ハーピー」は、ギリシャ神話に登場する、顔が女で体が鳥の妖怪。ギリシャ神話では「ハルピュイア」として登場する。顔は女だが、腕の代わりに翼があり、胸から下は完全に鳥である。人の食べ物や子供をさらい、便を撒き散らす、とても汚い妖怪として描かれることが多い。また、その顔は老婆の姿で描かれることもある。その名前は、「かすめ取る者」「むしり取る者」という意味で、元はつむじ風や竜巻を司る女神だった。実際の生物では、ハーピィイーグルという鷹のような大きな鳥がおり、そのとてつもない大きさから、「ハーピー」と鷹を意味する「イーグル」の名前が合わさって名付けられた。猿やナマケモノなどの動物を奪い去り、掴んだまま飛び去ることが出来るため、ハーピーの特徴と似ている。
Harpy.jpg


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ゴーレム

巨大で怪力な古代のロボット

〈伝承地域〉
イスラエル

〈特徴〉
ユダヤ教の伝説に出てくる怪物。自力で動く泥で出来たロボットのようなもの。「ゴーレム」とはヘブライ語で「胎児」という意味があり、自分を創った人間の命令だけを忠実に聞くという。意思を持たず、宝や主人の命を守るために全力を尽くすことが多い。しかし、ただの土の塊から人間のように動くゴーレムを創ることは、神様が人間を創ることと同じようなもので、人間がしていいことではないと、ユダヤ教を信じる人々から否定されることが多い。ゴーレムを創るにはまず、神聖なる儀式を行い、泥をこねて人間のような形を作る。そして、命を意味する呪文を唱え、真理という文字を書いた札をおでこに貼り付けると、その人形はゴーレムとして動きだす。いらなくなったら、札をはがして土に戻すことが出来るが、破壊しても33年後に復活するという説もある。
golem.jpg


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2017年05月04日

ラミア

魔物になってしまった美しい女神

〈伝承地域〉
ヨーロッパ

〈特徴〉
「ラミア」は、上半身が女で下半身がヘビという姿をしている。人間の言葉を話すことは出来ないが、代わりに美しい口笛の音で人間をおびき寄せ、殺してしまう。元は美しい女で、ギリシャ神話に登場する全能の神ゼウスに気に入られて数人の子供を産んだせいで、ゼウスの妻ヘーラーの怒りを買い、子供たちを殺され、自らも怪物に変えられてしまったという悲しい過去を持つ。子供を失った悲しみから立ち直れず、眠れなくなったラミアは、ゼウスに目を取り外して眠れるようにしてもらった。しかし、子供と幸せそうに暮らす他の母親を妬み、他人の子供を食べるようになったという。
Lamiā.jpg


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刑天

死んでもなお戦いをやめない巨人

〈伝承地域〉
中国

〈特徴〉
「刑天」とは、中国神話に登場する巨人であり、失った自分の頭を求め、荒野を彷徨うと言われている。この巨人には頭がなく、胸から腹の位置に顔が付いている。この刑天という言葉には、頭を切り落とすという意味がある。元々は、首から上が牛の姿をした神様、炎天神農の忠実な部下であり、普通の姿をした巨人だった。敵の皇帝に炎天神農が殺され、かたきを討つため、刑天は皇帝に戦いを挑んだが、返り討ちにされ、首を切り落とされてしまった。しかし、両乳首が目に、ヘソが口になり、戦いを続けたとされている。
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半魚人

半分魚で半分人間の怪物

〈伝承地域〉
世界中

〈特徴〉
「半魚人」とは、全身がウロコで覆われた人間と魚の中間的な生物で、手足には水かきやヒレがある。頭は魚、トゲトゲの背びれを持ち、エラ呼吸をしている。凶暴な性格であり、人間を見たら襲いかかると言われている。また、人間のような言葉を話すらしい。身長は数十センチの小さなものから、人間サイズぐらいのものまで、様々である。体の色は緑色だったり、灰色だったりする。また、海だけではなく川などにも生息していると言われている。1972年に、カナダのブリティッシュ・コロンビア州にあるティティス湖に現れたことがあった。また、1987年にもフランス南部の海水浴場に半魚人が現れ、大きな槍を持って暴れまわり、海に消えて行ったという事件が起こっている。
Half fish, half man.jpg


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