2017年05月22日
婚活稽古C
だんだん、うわべトークばかりがうまくなり、作り笑顔が張り付いていく・・・まだまだ婚活稽古は続く。
この後がラスボスとなる
七人目
同じ年くらいの投資関係の会社勤務、知らない米国の大学だったが、MBA取得という一行に興味あり。少し小太りだったが、選ぶお店のセンスはよいし、話も弾む。自分の経歴について、謙遜しつつも満足しているという感じでまんざらでもない。相手が私でなければもっと自慢げにしていたのかもしれないが、丁度よい感じを受けた。アメリカでの生活についても興味が湧き、色々と聞いた。お酒がどんどん進み、終電を逃す。そのまま一晩、店を変えたりなんだりしながら過ごす。終電を逃した時点で軽い女と見られたようで、手応えとは裏腹にその後はメールのやりとり数回の後、お断りされていた。そろそろ婚活疲れたな、と感じ始めてもいた。 八人目
同じ年のベンチャー企業の方。自分で起業し、ネットショッピングの業界で次の一手を考えていると言う。確かにホームページを拝見し、これからの成長を目指しているのだろう、と感じた。出身はあまり有名ではない私大で、自分でも学歴があるとは思っていない、と話していた。黒いベンツで自宅最寄りの駅まで迎えに来てくれ、食事は都内でフレンチ、絵に描いたような贅沢な生活ができそうとは思った。これからクルーザーを買うほどに、直近の収入はかなりあったようだが、これからもずっと順調かはわからない、とも話していた。会話の間はあまり楽しそうではなく、こちらとしてもあまり弾まないなぁ、と思っていた。やはり2回でお断りされた。 九人目
同じ年の会計士の方、顔は見目麗しいとは言い難い。自分の容姿を肩書でカバーしているような感じ。自分の弟が派遣で働いていることについて、「いつまでもふらふらしていて、と叱咤激励した。」と堂々と、そしてやや自慢気に話す。その割には自分はいつまでも実家のぬる湯に浸かっているおり、一度も出たことがないという。今思えばこの矛盾はあやしい。何度か会って、ドライブもして、手とかもつないだか。婚活の中では最も会う回数が多かった方だった。でも、「結婚相手としては見られなかった。」と最終的にはお断りされた。結局、相手が求めているのは自分ではなく、飾り物的な人間だったのかもしれない。自分自身も相手の肩書と収入を理由に、他のことは多少目をつむってもよい気さえしていた、ということに後から気づく。 十人目
いよいよ婚活は限界に近づき、もはや投げやり感すら出てきた。2つほど年上の税理士の方、背が小さい。明らかなマザコンで、私の持っていたブランドコーチのバッグに対して「うちの母は元家庭科の教師で縫製にうるさくて、自分もブランドの服しか買いません。」とドン引きのアピールを最初の方でしてきた。初めての待ち合わせが新宿二丁目だったのは、後にも先にもこの人のみ。もう二度と会うまいと思う反面、この肩書の人間にそう簡単に出会えないこともわかってきたせいか、また会うことにしていた。相手にはかなりヒットだったようで、熱心な誘いを受け、誰も祝ってくれないと思っていた誕生日に気づいてお祝いしてくれるというのも素直に嬉しかった。でもチェーン店のファミレスレベルのイタリアン・・・「誕生日だからデザートも」って、嬉しいけど残念感が上回りお断りしました。本当はお断りしてからは個人的連絡は取らないという約束のはずだけど、その後も3か月に1度くらい、健康相談やら未練やらよくわからないメールが来る。こういう人もいるんだ、と人生の糧にはなった。しかし、その後、こんなんは序の口だと思わされる相手と結婚することになるのだが・・・。この後がラスボスとなる
タグ:婚活
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