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2018年11月19日

[Excel] 緩やかに拡大する曲線

緩やかに拡大する曲線

 アステロイド曲線をベースにあれこれ変形していたら、とても美しい曲線を2つ発見したので載せておきます。最初はアステロイドの媒介変数方程式に log(t+1) を乗じた
 
Excel 緩やかに拡大する曲線

という方程式で表される曲線です。

 対数アステロイド.png

 原点から外側に向かって拡大する星型曲線です。対数関数の増加率は t が大きくなるほど減少するので、内側と外側の線の間隔は少しずつ狭まっていきます。これをもう少し変形して、
 
Excel 緩やかに拡大する曲線2

という方程式で表される曲線は下図のようになります。

 対数アステロイド2.png

 第 1 象限と第 3 象限に広がってゆく曲線です。  

2018年09月26日

Excel で三角形もどきの閉曲線を描きます

 こちらのブログでは本当に久しぶりの更新となります。
 初心に返って(?)、エクセルで面白いグラフを描いてみます。

三角形もどきの閉曲線

 今回は

Excel三角形もどき

という媒介変数で表された曲線のグラフを描いてみます。

 Excelで描いた媒介三角曲線グラフ

 三角形をぐにゃりと曲げたような形になっています。
 少し形を変えて、

Excel三角形もどきグラフ2

という方程式で表された曲線のグラフを描いてみます。

 Excelで描いた三角形もどき曲線グラフ2

 左上隅だけが直角になっている「直角三角形もどき」が現れました。
 また少し形を変えて、

Excel三角形もどきグラフ3

としてみると ......

 Excelで描いた三角形もどき曲線グラフ3

 おにぎりのような形のグラフが現れました。
 確か以前にも同じような形のグラフを描いたような気がしますが ...... 思い出せない。  

2016年11月02日

Excel で卵に空豆、ハート形グラフ

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卵に空豆、ハート形?

 r = sin[a cosθ + b sinθ] という極方程式について調べます。
 パラメータ a, b を色々と変えてグラフを描いてみます。

 sin[cos+sin]@.gif

 卵型やら空豆型(?)やら、面白い形が並んでいますね。
 もう少し a と b を大きくしてみましょう。

 sin[cos+sin]A.gif

 このあたりから何やら正葉曲線のような形が現れます。
 葉の形は色々あって、ハート形のようなものも現れています。

2 つの対称軸をもちます

 今度は r = cos[a cosθ + b sinθ] を調べてみます。

 cos[cos+sin].gif

 最後の図には緑色の線で対称軸を書いておきました。
 対称軸に関して折り返すと図が重なります。他の 3 つのグラフにも 2 本の対称軸があることを確認してみてください。
   

2016年11月01日

Excel でカレーパンとクリームパン、瓢箪のグラフ

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 以前に正葉曲線 r = sin(nθ) を扱いました。
 n = 1 から n = 4 のグラフの概形を再掲します。

 正葉曲線まとめ.gif

 今回はこの正葉曲線の中身にさらに三角関数を入れ子にして、色々なグラフを描いてみようと思います。

カレーパンとクリームパン

 まず sin を入れ子にした

r = sin[θ+ sin(nθ)]

という極方程式のグラフを調べてみます。直交座標への変換は

x = sin[θ+ sin(nθ)] cosθ
y = sin[θ+ sin(nθ)] sinθ

となります。 n = 1 から n = 3 まで並べてみましょう。

 正葉曲線もどき@.gif

 個人的に気に入ったのは n = 2 のグラフです。
 何とも表現しにくい曖昧な形がまた面白いのです。
 カレーパンやクリームパンにも似ている気がしますね!

瓢箪みたいな形が現れました

 いえまあ、そんなおしゃべりはさておいて、次は

r = sin[θ+ cos(nθ)]

という極方程式のグラフを描いてみましょう。直交座標変換は

x = sin[θ+ cos(nθ)] cosθ
y = sin[θ+ cos(nθ)] sinθ


です。これも n = 1 から n = 3 まで並べてみると ......

 正葉曲線もどきA.gif

 これも n = 2 が断然に面白いですね!
 瓢箪みたいな形になっていますよ!
 「正葉曲線もどき」はなかなか味わい深いので、次回もちょっといじってみようかと思っています。
   

2016年08月09日

Excel で変幻自在のグラフを描きます

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Excel で変幻自在のグラフを描きます

 三角関数を含んだ媒介変数方程式

x = t(cost + sin2t), y = t(sinat + cos2t)

において a を変化させていきます。今回は細かい解説抜きでコンピューターの描き出す変幻自在のグラフを眺めて楽しんでください。

 yt(sint+sin2t).gif

 媒介変数方程式A.gif

 媒介変数方程式B.gif

 いかがでした? sin の変数を少し変えるだけでこれほど複雑に様相を変化させるのです。媒介変数表示の方程式は y = f(x) の形に表せないものがほとんどで、とても複雑な曲線を描きます。関数の組合せは無数にあると思うので、まだまだ知られていない形がたくさんあると思います。皆さんも「こんなグラフを見つけたよ!」というものがあれば、コメントで教えていただけると嬉しいです。
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