気のみ気のままなブログ

機動戦士ガンダム第08MS小隊～その２

第7話「再会」
アプサラスIIに取り付いたシロー。
一瞬、漏れ聞こえた敵機のパイロットの声がアイナだと気づく。
彼女に接触を試みるシロー。
山岳地帯上空で停止したアプサラスIIの装甲をはい上がるシロー。
そこにはコックピットのハッチを開いたアイナがいた。
再び出会ってしまうた二人。
アプサラスIIが安定を失い山岳部へと降下していく。
斜面に落下するアプサラスIIを止めようとするガンダムだが、
巨体を抑えきることができないまま崖に落ちてしまう。
なんとか脱出したシローだったが、猛吹雪に巻き込まれ意識を失ってしまった。
目を覚ますシローの目の前にはアイナの姿があった。
アイナに命を救われたシローは、自分の複雑な心境を語りだす・・・。

第8話「軍務と理想」
雪山での遭難から救助されたシローを待っていたのは、
スパイ容疑による軍上層部の査問会議だった。
敵パイロットとの接触を厳しく問いただせされる。
一方、アイナも実の兄ギニアスから今回の件で問いただされていた。
ヨーロッパで行われたオデッサ作戦は連邦軍が勝利し、
ジオンの敗残兵達は、一部は東南アジア方面へと逃れていた。
そんな最中、キキの村にも小破したザク３機が現れる。
ザクの小隊を率いるリーダーは、攻撃の意志のないことと
食料提供を願い出た。
この状況を知らされたシローは、謹慎命令を破って村へと向かう。
小隊の１人が食事を持ってきたキキに乱暴を働いたことがきっかけとなり、
ゲリラとザクによる戦闘が始まってしまった。
村の長がその銃弾に倒れる。
長が殺されたことにより怒るゲリラはパイロットを殺そうとする。
ジオン兵を救おうと生身で立ち向かうシローだが、暴徒化した
ゲリラを制止することができない。
何もできなかったシローは、戦場における残酷な現実を思い知らされる・・・。

第9話「最前線」
アプサラスIIの恐るべき攻撃力を知った連邦軍は、
コジマ基地の総力を挙げジオン軍秘密基地の殲滅戦を開始する。
08小隊も空挺降下による敵基地の所在を特定するという任務を
受けて出撃した。
カレンがパラシュート降下中、運悪くジオンのオデッサから
撤退中のボーン・アブストが指揮するガウ攻撃空母と空中接触してしまう。
カレンを救出するべくシローの乗るガンダムEz8はガウに取り付き
ガウの発砲停止を勧告する。
戦闘を回避した08小隊は地上へ降り立った。
ギニアスの基地に到着したアブストは、部隊の撤退の時間を稼ぐために
マゼラ・アタック隊を指揮することを志願し、08小隊の足止作戦を展開する。
敵の待ち伏せ攻撃にあう08小隊。
敵の猛攻撃によって倒れたサンダース機を見てシローは、
「連邦のためじゃない！　仲間のためなら戦える！」
と猛然と攻撃を仕掛けた。
当初の目的を果たしたアブストは撤退を開始する・・・。

第10話「震える山（前編）」
ギニアスの秘密基地に対して、総攻撃を開始した連邦軍。
しかしジオンの反撃にあい難航していた。
一方、ジオン基地の内部では宇宙への唯一の撤退手段である
ザンジバル級の戦艦ケルゲレンの発射準備が進められていた。
献身的に一人でも多くの兵を宇宙に帰したいと
奮闘するアイナの姿に心を打たれたノリスは、
ケルゲレンを無事に送り出すためにグフ・カスタムに
搭乗し１人で出撃する。
アイナは、ノリスが決死の覚悟で出撃することを感じていた。
08小隊はケルゲレンの脱出ルート上に配置された。
ガンタンク部隊の護衛任務についていたのだ。
ケルゲレンの脱出の障害となるガンタンクを排除すべく、
08小隊の前に現れるノリスのグフ・カスタムス。
カレンとサンダースを手玉にとり、圧倒的な
強さで２機のガンタンクを撃破した。
シローのガンダムはヒートロッド攻撃で行動不能に陥ってしまう。
シローを盾にされ手出しできないカレンとサンダース。
動きの止まった機体の中で仲間の為に、アイナのために生きたいと諦めない
思いから機体を回復させ反撃に移る。
「オレは生きる！　生きてアイナと添い遂げる！」
その言葉から、アイナの思い人がガンダムのパイロットと知った
ノリスは運命に感謝した・・・。

第11話「震える山（後編）」
頭上に姿を現したアプサラスIII。
その破壊力はアプサラスIIを凌いでいた。
アイナを止める為、シローは仲間に軍を抜けることを伝えアプサラスIIIへと向かう。
シローのガンダムに銃口を向けるカレン機。
シローの離脱を予想した司令部がカレンにその行動ある時は命を奪うよう命令していたのだった。
しかし、カレンはシローを撃つことがでず見送るのだった。
アイナはケルゲレンの脱出のために連邦軍にコックピットのハッチを
開けて自分の身を敵にさらし休戦を提案する。
攻撃が絶える中、宇宙に向けて発進するケルゲレン。
しかし連邦軍はジムスナイパーによりアプサラスIIIとケルゲレンを攻撃する。
ケルゲレンを撃墜されたアイナは、連邦軍に怒りの攻撃を開始した。
アイナの目にシローの機体が写る。
アプサラスIIIに取り付くシロー。
我に返ったアイナは、ギニアスを止めるべくシローとも対峙する。
しかしギニアスは妹に向かって銃を向け放った。
胸に直撃し、宙に舞うアイナ、それを抱きかかえるシロー。
互いに傷つきながらも二人の思いを貫き通すのであった・・・。

第12話「ラストシゾート」
一年戦争終戦後、連邦軍を除隊したミケルはキキと共に
行方不明になったシローを探しに東南アジアの河川を遡っていた。
その日二人は、河に不時着したコムサイを発見した。
内部には人が住んでいた形跡がある。
二人はその日の寝床に決めて夜を明かした。
翌朝目を覚ますと彼らは両手両足を縛られた軟禁状態となっていた。
ジオンの軍服を着た少年をリーダーに数人の子供達。
その中に包帯に巻かれた瀕死の状態の少女がいた。
キキは彼らの情況を見て連邦軍に投降することを
勧めるだが、その提案は受け入れられなかった。
翌日、彼女は亡くなった。
亡くなった少女の名前をミケルが尋ねると、リーダーの少年は
アイナであると答えた。
さらにシローも死んでここに眠っていると告げられる。
夜になりキキとミケルはシローの死を確かめるため墓を暴いていると、
子供たちから事実が伝えられる。

【ジャンル】
SFアニメ

【制作国】
日本

【制昨年】
1995年

【配　給】
バンダイ/サンライズ

【感　想】
1995年制作のアニメーションです。
この作品は見逃していたもので最近になってようやく見ることにしました。
一年戦争のサイドストーリーとなります。
地球連邦軍とジオン共和国の兵士が恋に落ちるという物語で
戦時中ではありえなくもない設定です。
陸戦型ガンダムRX79（G）が好きな人には堪らない作品です。