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2018年12月05日

病院以外での働き方〜治験〜




看護師にも、いろいろな道があります。
企業やフリーランス、ライターや独立…病院以外で働く道も色々あります。


私は看護師二年目の時に、「治験」の会社に就職しました。
結果としてすぐに退社してしまったのですが、
合う人には働きやすく楽しい仕事だと思いますので、
今回はそのことについて書いていきたいと思います

まず、「治験」って何?という方もいるかと思います。
治験とは、新薬の臨床試験のことです。

一般的には、健康な人が高額なお小遣い目的で治験のバイト…
なんてイメージが多いみたいですが、実際に私のように治験の会社で働くと、
病気を患っている方が対象になる事が多いです。

私の場合、リウマチや尋常性乾癬(皮膚病)、糖尿病などの新しいお薬<で、
外来患者さんを対象に試験していました。

急性心不全のお薬を試験するために深夜問わず待機…なんてこともありました。

新しい薬は世に出るまで、三段階で臨床試験を行い、効果や安全性を確認します。
(その前に動物実験などで安全性はほぼ保証されています。)

薬を開発するのは製薬会社です。
製薬会社と病院が治験の契約を結びます。
病院に依頼されれ製薬会社と連携しを、実際に被験者さんに治験を実施するのが
治験の会社に所属する「治験コーディネーター」です!
私も、「治験コーディネーター(CRC)」として勤めていました。

つまり、製薬会社被験者さん、試験が実施される病院とその医師の間に入り調整する役割があるのがコーディネーターです。

治験を行うと病院にはかなりのお金が入るので、治験をしたい病院って結構あるんですよね。
でも、病院には治験の知識を持った職員がいないため、外部のCRCにお金を払って委託されるわけです。
(治験は少しのミスも許されないので、専門的知識が必要です。)

CRCは、看護師出身以外にも、臨床検査技師出身の方が多かったです。
それ以外にも、栄養士出身の方や、大卒で医療資格が無しで務めている方もいました。

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実際の仕事内容はたくさんあるので詳しく書くと長くなってしまうのですが、
看護師の仕事と比べると事務仕事が多いです。

私はこの事務仕事が辛かったですね〜眠たいし、ずっと座ってるのって辛い。
しかも仕事内容も、ズラーとある糖尿病の患者さんリストから、血糖値など規定の条件に合う患者さんの数を数えるもの等でした。

のメインの仕事は、被験者さんが来院した時に、一緒に付き添い行動することです。
検査や診察、薬の処方まで横で一緒に確認します。何か不備があったらCRCの責任になります。

説明したり、薬の空袋を確認したり、バイタルや問診を確認したり。
採血した血液を遠心にかけてスポイトで吸ってスライドガラスに垂らし検体を準備したり、
尿を試験紙につけて実際に検査したり、薬を病院の薬剤師さんと確認して実際にお渡ししたり。
病院によってやり方は様々だと思いますが、CRCの仕事は様々です。

私の場合、採血やバイタル測定、心電図などの検査や医療行為は病院の看護師が行っていました。

やろうと思えばやれるのに…
忙しい外来の看護師さんに、お願いしますと頼んでやって貰うのは中々気が引けました。
「お願いする立場」なので、看護師さんにイライラされてもしょうがないです…!
うん、そこが大変。

「病院に仕事をもらっている立場」である治験会社の看護師は、常に弱い立場なので、
看護師さんやお医者さんの言いなりになることも…
私もお医者さんの接待の飲み会とか、ありました〜嫌味を言われたり。


※会社ではなく、病院自体に雇われている治験コーディネーターもいます。

イメージとしては、病院に営業にくるMRさんとかと似たような立場ですね。(笑)

治験はとってもシビアな世界で、少しでもミスや不備があると、正しい治験として認められません。
全部水の泡になってしまいます。これは、大変なことです。

ちょっとしたメモ書きまで、製薬会社さんが定期的にチェックします。
血圧を機械で計測したときのあのレシートみたいな紙まで、しっかり保管しなければなりません。
なので、几帳面すぎるくらい几帳面に仕事する必要があります!

薬を保管している冷蔵庫の温度確認までしっかり行います。

また、患者さんに何かあった時は社用携帯に電話が来るので、
電話は肌身離さず持ち歩き、いつでも出れるようにする必要があります!
土日に旅行に行く時なんかも、上司と調整する必要があるので大変です…

また、ミスや不正をしたCRCや会社は、評判が広まると仕事を貰えません!
重大なミスをするとクビになる可能性もあります。
ここが、看護師と違いまた大変なんですよね〜 一度のミスさえ許されない、という世界です。
一つの薬につき、分厚〜い説明書のようなもの(プロトコルと言います)が用意され、
それを読み込み、何度も見直し、その通りになるよう治験を実施する必要があります。

あともう一つ大変なのが、検査を外国に出して外国から英語の検査データがきたり、
外国の機械で日本語をギリギリ話せる外国人と電話したり、結構英語を使います。
中には海外出張の場合もあるみたいです!
英語の検査データを、お医者さんにわかりやすいよう日本語に直して印刷するなんて仕事もありました。
苦手な人には大変かもしれません。



長々と、治験コーディネーター(CRC)の大変なことを書いてきましたが、
大変なことばかりではありませんでしたよ。

まず、基本的に土日祝日、年末年始やお盆はおやすみ!
そして、残業ほぼ無し!(私の場合)
これ、看護師なら憧れますよね〜

定時より先に帰ることも結構ありました。

そして、何個かの病院と事務所をを行ったり来たりする開放感!
私はこれ、好きでした〜
昼休みにレストランやラーメンを食べに行くことも結構ありましたよ!
自分の家に帰ることもありました。
一日中病院に閉じ込められ休憩室で気を使いながら昼ごはんを食べるのは苦手でしたので。

また、単独行動が多いのは看護師とはまた違った魅力です。気楽。

あとは勤務先によっても違うと思いますが個人的に嬉しかったのが、
服装!
シャツ+タイトスカートなどのオフィスカジュアルに、白衣を羽織っていました
サンダルタイプのナースサンダル履いていましたし。可愛いしなんかエロい。(笑)

社用携帯や社用パソコンは大変なこともありましたが、なんか「会社員!」って感じがして
私は割と好きでした。充電し忘れた時はヒヤヒヤでしたが。

合う人には働きやすくて楽しい仕事だと思いますよ。
あとは、社員同士の人間関係によると思います。
経験を積めば、独立して個人のCRCとして病院から仕事をもらって働く方もいるみたいですよ

会社によっても様々だと思います。
私の場合、ハローワークと転職サイト両方に同じ求人が出ていたのですが、
ハローワークは「治験って何?」状態で全然話になりませんでした。

登録した転職サイトの方が色々と教えてくれて、残業や出張など聞きにくいことも、
代わりにあらかじめ聞いてくれたりしたので、とっても助かりましたよ〜

利用できるものは是非利用して、納得して面接に挑んでください

それでは、読んでいただきありがとうございました〜



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