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2020年02月09日
痛いの嫌い!
先日、カテーテル手術を受けたときの話です。

術前の点滴を打つのですが、これが結構痛い。昔は痛みに強かったものの、カテーテル手術を重ねることで蓄積された記憶により注射も苦手になってきた。その痛みに耐えても続く麻酔の注射が待っている。気が遠くなりつつ点滴の注射の痛みに耐えていたのですが…看護師の方からこんな言葉が発せられました。

すみまん。いっぺん抜きますね。

もうおわかりでしょう。一度抜くという事は、もう一度刺すという事です。

もちろん病院で言われる言葉に対する拒否権は何一つとしてありません。はい、としか言えず2回目のチャレンジ。痛みに歯を食いしばって耐えたのですが…すみません、ちょっとお待ちくださいと別の看護師が登場。まぁ、ちょっと余裕を見せて「三度目の正直で(笑)」って言おうかと思ったら3回目の点滴トライが終わり、さらにベテランと思われる看護師さんが現れました。

それじゃあ、行きますね…と4度目。さすがにこれで終わりかと思ったのですが…痛みの後に「細い針、持ってきますね」

計五回の痛みでぐったりした状態で手術を受けたのですが、意識が朦朧としていたものの恐怖の麻酔注射が迫り逆に意識が鮮明になってくる。痛みを抑えるはずの麻酔が一番の恐怖という矛盾を毎度感じながら右手首が消毒されていく。生暖かい感覚の後に来る激痛!

こればっかりは声が出るほどの痛みをこらえ、この後は造影剤による体の内側から来る焼けるような痛みとも不快感とも表現しにくい感覚を待つばかり…と思った時、先生から耳を疑う声が。

シマダさん、すみません。右手からのカテーテルが取れないんで、左手首から行きましょう!


結局、今回のカテーテル手術は…途中で断念。ちょっとデカい手術を余儀なくされました。早ければ来月、1か月ほど入院する事になりそうです。


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