本日はガラにもなく恋愛ものですが、同時に「マジシャン VS ペテン師」の構図に惹かれてこの映画をチョイスしました。とりあえず最近の私の映画鑑賞の傾向からは大きく異なるため、バイオレンスやエロティックなシーンは一切ありません（笑）。



　イギリス人の売れっ子マジシャン、スタンリーはいわゆる「超能力バスター」として霊能者や超能力者のインチキを見抜くスペシャリストとしても知られており、その彼が美人占い師（霊能者）のソフィと対決すべくコートダジュールへ向かう…と言うストーリー。

　個人的な興味はやはりマジシャンによるペテン師への制裁（？）の流れですが…今回も恒例の【感想：Start】〜【感想：End】に。この間にネタバレの可能性がありますんでご注意を。

【感想：Start】

　いきなりですが、映画の冒頭でスタンリーをハワードが口説くシーンでバックに「Mack The Knife」が流れていましたが、時代は１９２６年（だったと記憶）。その当時に発表されてた曲かなぁ？と疑問に感じつつも東洋人に扮した主人公は「オキト」をイメージしてるんだろうなぁ…とか、ゾウを消すシーンなどを見てニヤリとしてしまいました（笑）。時はマジックの黄金期！



　過去にもマジシャンや科学者が超能力者や霊能力者と対峙する映画ってのは積極的に見るようにしていますが、恋愛要素を対決する者同士でやるってのはちょっと斬新。しかし、恋愛要素が強く、期待する謎解きシーンがお粗末すぎる。

　ある程度、インチキのトリックを見破り相手を追い詰めるって流れがこの手の映画の醍醐味なんですが、それが全くと言って良いほどありません。むしろ一旦は霊能力を認め、それでいながら逆転するって流れが消化不良だったので、監督もテーマのメインは恋愛であり霊能やマジックはその味付け程度にしか扱っていなかったのが個人的には残念。

　結果、主人公とヒロインが“たまたま”それぞれの立場だっただけで、その対立構造や対決の図式は何でもよかったのかな？とすら思ってしまった。例えば学者と宗教家とか、技術者と環境保護活動家とかでも良かったのでは？と。

　まぁ、全体としては唐突な終わり方をした印象はありますが、まずまずって感じの映画でした。ただ、霊との交信で「音を鳴らす」ところの種明かしくらいはやらないと、知らない人には分かりにくかったんじゃないかと思います。（フォックス姉妹が元ネタなんでしょうが）

【感想：End】

　最後に。今日、映画を見たのは久々に北九州でしたが、見た映画館はお初の場所。いやいや、小倉を離れて３０年近くなるんだなぁ…と思いながら、何だかんだで２５年ぶりくらいにモノレールに乗ったり老舗のラーメン屋に行ったりと、満足とまではいきませんでしたが楽しんできました。

　あと、春から夏向けの新しい帽子を買いたかったんですが、新しい鞄を購入したんで良しとするか。ってか、明日も休日出勤なんで、その帰りに物色してみるか。

今日、福岡であったひき逃げ事件のニュース。

被害者の男性は転倒し、「まぶたの骨を骨折」したそうな。まぶたに骨があったのにも驚いたが、その骨折って言う微妙なタッチの被害状況に戸惑っている自分がいる。


　さて、昨年の秋ごろからずっと映画の鑑賞ペースが落ちていましたが（多分）博多復帰が決まりそうなんで、かつてのペースを復活させることが出来そう。とは言え世はゴールデンウィーク、映画も子供向けのものばかり。とりあえず姪っ子（長）と「寄生獣」を見に行く予定ですが、姪っ子（次）、（末）を連れて「シンデレラ」も要求されてるんで、否が応でもペースが上がるかな（笑）。

　とりあえず次に行く映画は「マジック・イン・ムーンライト」かな？私が一番見ないジャンルの「恋愛もの」っぽいけど。

　そう言えばここ数年で見た恋愛ものって「ウォーム・ボディーズ」「ミッドナイト・イン・パリ」くらいかな？

　極端に少ない…

　以前にココでも書きましたが、１ヶ月ほど前からFacebookをはじめました。そしてその目的に沿うためには（あまり気が進みませんでしたが）実名で登録をし、ネット上でリアルな私とリンクする情報が出来てしまいました。（もちろん、このブログもリアルで私を知っている人にとってはリンクする場所でもありますが）

　そして当初、愚かにもこのブログをFacebookにリンクさせていました（笑）。

　リンクさせて数時間後にヤバさに気づきリンクを外しましたが、さらに数日後、私の人生で最も頭が上がらず、同時に顔向けの出来ないほどの人物がFacebook内での私の存在に気づき友達リクエストが来ていた。いやはや、ここで好き勝手やってる悪事が露見するところだった…（汗）


　そんなこんなで当初の目的にFacebookの使用を限ろうかと思いながらも、例えば学生時代以来の知人に近況を伝える文章を書こうとしても、それがこのブログとリンクしてしまう恐れがあるために書き分ける必要がある。

　例えば最近の出来事として右足にトンデモないケガをした。歩行には支障はないものの、ビジュアル的にとてつもなく痛々しいものなのだが、その状態をスマホで撮影してFacebookに上げちゃったもんで、こっちに同じことをすると…と言うように、両方のコンテンツの棲み分け（書き分け）を明確にしなければ…


　さて、話題が被らない様なネタを書くとしたら…今日の出来事としては久しぶりに一人暮らしをしていたころのものぐさメニュー「お茶漬け風にゅうめん」を作って食べました。これが不味かったんですがその味を懐かしむつもりでしたが、意外にも美味しくて（笑）。

　あと、夕方に温泉施設に行ってきた。上記にある様なビジュアルでの入浴だったんで、気付いた他のお客さんが引いてたように感じたが（笑）。


　最後に。５月の契約は流れ、自由を手に入れました！

　とは言え、次の地獄への入り口である"新プロジェクト"の面接は終わってて、なおかつ手ごたえありで、なおかつ見事な地獄っぷりを聞かされています。それにマッチしすぎる自分のスキルが恨めしぃ…（←特化した技術ではなく、器用貧乏と呼べるほどの中途半端な実力者には打ってつけのお仕事だそうです）

　もちろん釣りネタ。

　昨日、朝からとてつもない頭痛に悩まされ仕事を早退。しかし首をどの様な位置にしても痛みが走るどころか、痛みの治まる姿勢が見つからない状態だったので、整形外科を選ばずに…心療内科に受診してきました。

　まぁ、簡単なカウンセリングの後にクスリを処方してもらったんですが、私のキャリアから言って今回の心理的な"追い詰められ度"は過去のマックスを100とすると55くらいかな？それでもウツの入り口と言われたんで、過去にはどっぷり入りこんでた事もあったんでしょうねぇ（笑）。

　以前から興味があったと言うと語弊がありますが、我々の仕事で「あぁ〜〜っ、鬱になる…」って口では言うモノの、それじゃあホントはどうなの？って言う思いもありまして。

　結局クスリは処方してもらったものの、すぐに飲むわけでもないし飲んだからと言って頭痛に即効性があるとも思えず、結局は駅にあるマッサージを利用。頭、首、肩を中心に1時間ほどの施術を終え、いくぶん軽くなったかな？って感じで帰宅。


　で、夕食後と翌朝にクスリを服用。通勤電車内で熟睡してたら今朝まで少し残っていた頭痛がほぼ完全に収まった。これで安心！って事にはならず、これってホントに心因性の頭痛だったんだ、とわかったと同時にちょっと不安に…なるのを抑えるクスリなんで、思考はモヤモヤしながらも妙に気分的にはスッキリすると言う妙なテンション。


　いやいや、人間って簡単に出来てるんだなぁ。

　とりあえずこの記事を。

張本氏がカズに“引退勧告”　ネットで批判が続出
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150412-00000015-nksports-ent

　まぁ、Twitterでもつぶやきましたが、テレビでの問題発言の状況説明にネットの反応を添えただけのコピペ記事。事実のみを伝える事のみを主題とするならこれで完成するんでしょうが、楽な仕事だなぁ（笑）。

　とりあえず今回のターゲットはこのコメントを出した張本氏なんで、軌道修正。張本氏、ダブルスタンダードで思慮の浅い発言は毎度の事なんでこれをあげつらうのもあまり意味が無いでしょう。今回の発言が彼の信念に基づくものなら、（もう引退した選手たちですが）レギュラーの力を失いながらも連続試合出場を続けていた野球選手や、疑惑の勝ち越しを繰り返してた万年大関にも言うべきだったのになぁ。

　他にも過去のダブルスタンダード発言を紹介、批判した事もありましたが、最大の問題は「門外漢の発言」であり、同時に番組がそれを承知でコメントを求めると言う事。そしてこの問題は今回の番組だけでなくニュース番組で経済評論家に教育問題を語らせたり、元スポーツ選手に国際問題を語らせたり。

　もちろん門外漢だからこその発言を求める場合もあるでしょうし、それが有意な場合もありますが、視聴者が「拝聴」すべきコメントはやはり専門家から得られるんじゃないかと思います。

　それを踏まえたうえで見る側も誰が何に対して発言したものかを十分に理解したうえで受け取るべきです。特に専門家でありながら、その根底にある思想を持っているが故に曲がったものの見方をし、そこに誘導しようとする人もいるんで要注意。あと、"奇を衒（てら）った"発言をするコメンテーターも（笑）。


　改めて今回の張本氏の発言に対する（私の考える）正しい対応としては発言の内容にではなく、その発言から読み取れる張本氏の思想や知識の幅を推し量るべきではないでしょうか。ですので、これからも氏は野球以外でも同様の発言を続けるでしょうし、野球にしても偏った発言するでしょう。

　いちいち目くじらを立てる必要もないかも。


　そして氏を参考にし、報道番組に出てくるコメンテーターの資質を図る方法に転用できるかもしれません。

　今年（やっと）２本目の映画鑑賞はアカデミー賞４部門受賞のこの映画。結論から言うと映画鑑賞力が低く、しかも例年の1/10のペースで映画を見てる今の私にはあまり楽しめませんでした。いや、悪い映画じゃないと思いますし深みもありましたが、過去に見た「圧倒される映画」と肩を並べるほどでは…と感じました。（あくまでも個人的な感想です）



　正直なところ、アカデミー賞好みの映画だなぁ…って感じ。ミッキー・ローグの「レスラー」とナタリー・ポートマンの「ブラック・スワン」を足して２で割った様な映画に思えたと言う事は、既視感がたっぷりとも言えなくはないし、ワンカメ風アングルは慣れるまで少々苦痛でした。

　それでは恒例の【感想：Start】〜【感想：End】に。この間にネタバレばありますのでご注意を。

【感想：Start】

　確かに良い映画だと思います。が、上にも書いた通り過去の栄光にすがる主人公は「レスラー」を、現実と虚構の狭間を描いた部分では「ブラック・スワン」を連想させます。あと、超能力の描写で勘の良い人なら楽屋で荒れるシーンで気づくと思いますが、終盤にネタバレします。これは同じくブラック・コメディーとの触れ込みでありながらこの映画同様、ほとんど笑えなかった「フィルス」を思い出しました（笑）。

　と、過去に見た映画との類似点を列挙し、ラベリングをするだけで批評（感想）と思ってる、何もリスクを背負わない人間は…と言うようなセリフが交わされるシーンがあります。ここがこの映画の山場だと思いますが、残念ながら他に心に残る様なシーンを拾え上げられなかったのは私の底の浅さに起因します（笑）。

　確かに「落ちぶれたかつてのヒーロー」の姿を描く映画ってのは定番の一つですんで、その事をもって陳腐などと言う批評は的外れでしょうが、前回の「アメリカン・スナイパー」同様、批評を許さない映画に思え、個人的にはあまり感情移入できなかったと言う、とにかく個人的な好き嫌いだと思いますんで、あまり参考になる感想じゃないと思います。

【感想：End】

　最後に。実はこの作品も親父と一緒に行ってきました。もちろん親父が興味を持ったからですが、親父の映画情報のソースは某新聞。その新聞の批評、御多分にもれず提灯記事って感じですが、親父は完全にその新聞の盲信者。そこで高評価なら間違いない！ってテンションですが、親父と行って傑作と感じた映画は…

　Twitterっぽく愚痴る！

　苦心して２ヶ月かけて製造からテストまで行ったロジックが"完全に"無意味なものと判明。しかも昨年１２月の頭には担当者が確認してたらはっきりしてたはず。

　そのロジックがなければ今年に入ってからの休日出勤は無くても良かったかも…。しかも自信のロジックに追加注文を連発され、おかげで不細工なロジックになったうえにそれが不要ってどういう事？

　マジで５月の契約は見送る方向で話をする。今、静かにキレてる。

　この手の話は過去にも書いたと思いますが、この記事をネタに少し。

爆問・太田、テレ朝入社式で「皆さんの作るものが話題の中心。ネットはハイエナのように後追いしてるだけ」 場内拍手
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1835075.html

　ネットが看過できないほど影響力を持ち始めた頃から、テレビや新聞などはネットを悪者に仕立てようと躍起になっている印象を受けます。とにかく「ネット社会の闇」「ネット犯罪」「匿名の恐怖」などなど、ネガティブな話題を積極的に取り上げていました。（ちなみに「ディス／コネクト」って映画はネットを考えるうえでオススメです）

　そのくせ自分たちはネットをどうにか利用しようとしたり、頼り切ってる番組も散見される。うがった見方ではありますが、自分たちのコントロールのもとに置ければ善、そうでなければ悪と言うような感じがします。


　これは個人的な感覚でもありますが、ネットって正体不明の怪物ではなく多少無責任ではありますが個々人の意識の集合体。もちろん、流れに大きく左右され愚かな行動に出る事も多くありますし、動きが速すぎるのところもありますが一般人（市井？庶民？愚民？）の意見が反映されたもの。

　当然、ネットにつながる様な人たちによる世論になりがちですが（笑）。


　そう考えると、そもそも太田さんの「ネットがどうこう言ってますけど…」って話のつながりは唐突でトンチンカンな感じがしますし、対立軸に置くものでもないんはずですが。思うにネット（私の考えでは偏りはあるものの世論）から受ける批判や、そこで発揮される才能に対する畏怖の念ではないか？と。

　あらためて題名の「テレビとネット」、これは対立するものではない…が、やっぱりこのテレビマンに対する太鼓持ち発言がネットで流れ、会場のテレビ会社の関係者以外に反感を持たれる構図も彼にとっては脅威なのかもしれませんが（笑）。


　最後に。現在の仕事でさんざん苦労した作業が日の目を見ない運命にあった事を知らされ、軽く疾走したくなっています。

　絶対に５月の契約延長はゴネてやる！！

　ここのところElwoodとしてではなく、リアルで私を知る人（大学時代の知人）向けの文章が続きましたが、今回も身の回りの話。

　今日、自宅最寄りの駅から母が車で迎えに来てくれたのですが、駅前から客を乗せたタクシーがムチャな割り込みをしてきた。走行中のこちらに気付いていないとしか思えないタイミングで入り込み、こちらがクラクション＆急ブレーキ。

　母もビックリしながら徐行で行こうとするも、そこからさらに割り込んで進行するために再びブレーキ。これ、客を乗せてる運転じゃないしぶつけてもおかしくない。これ、かなり性質が悪いなぁ…と話しながら運転していると、今度はあからさまな嫌がらせを通り越した車線変更をしてきた。


　以前、無謀運転をしてきた車とトラブルになったのをきっかけにドライブレコーダーを載せていますが、これで後から動画を検証できました。最初の割り込みは後方確認不足、もしくは舐めた運動だと思われましたし、次の車線変更も他の車の位置やその後の進路（右折専用車線などの位置）を考慮しても嫌がらせは明らか。

　日頃から駅前周辺のタクシーの乱暴な運転、傍若無人な割り込みに憤慨していたのでタクシー会社に抗議の電話を入れました。まぁ、スミマセンでしたの連発と注意しますとの口先での謝罪でしょうし、その会社だけではない駅前のカオス状態は解消にはほど遠いでしょう。

　ただ、今回も含めてある程度「無謀運転動画集」がたまったら警察に相談（ってか、チクリ）に行くか。


　さて、立腹ついでにもう一つ。最近、不快感マックスなＣＭについて。

　食事シーンなどで「美味しそうに食べる」と「行儀悪く食べる」を混同している下品な演出をよく見かけますが、「午後の紅茶」のＣＭで「つまみ食い」編というやつ。料理中の早見あかりって女の子が料理を作りながらつまみ食い…と言うより「貪る」姿は酷過ぎる。行儀が悪いを通り越し、ＣＭも出演してる女性も商品も非常に印象が悪くなる。

　これ、キリンの上層部はＯＫを出したんでしょうか？ってか、これを良いと思って撮影したクリエーターの感性も疑いますが、一般的な好感度ってどうなんでしょうねぇ。