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2018年02月11日
「不能犯」見てきました
 本日はマンガ原作の作品で原作の方は何となく知ってる程度ですが、あらすじを見る限りは私好みのストーリー。ただし、この手のストーリーでマンガ原作となると8割程度(個人的偏見)でハズレってこともありますんで、ちょっと不安がありつつの映画鑑賞。

 そして私の判定は…のちほど。





 都市伝説となっている「電話ボックスの男」と呼ばれている宇相吹正。彼は犯罪として立証不能な方法で人を殺す能力を持ち、依頼に応え殺人を行う。しかし、依頼人の動機が不純であるならば、その依頼人も闇に引き込まれていく。

 彼の周りに起きる数々の死に疑問を持つ女性刑事、多田友子は彼を追い詰めようとするも犯罪として立証不能なために彼を捕まえるまでには至らない。自分を止めるなら殺すしかないと言う宇相吹。法に則り彼を止めるとする多田。二人の攻防は?

 それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に入ります。今回はガッツリとネタバレがありますんでご注意を。

【感想:Start】

 残念ながらこの映画、甘めに採点しても45点ぐらいかな。とにかく既視感が激しすぎる…ってか、マンガ原作の映画を評すると原作批判をしている事にもなりますが、そのあたりはまとめて。

 まずは殺害依頼に対して依頼人とターゲットの関係がアニメにもなった「地獄少女」に紛れてても区別付かないレベル。そして依頼方法の「電話ボックスに依頼を書いた紙を貼る」ってのも妖怪ポストに手紙を出す「ゲゲゲの鬼太郎」を連想する。ついでに言えば片目を隠すヘアスタイルも(笑)。

 さらには宇相吹の能力とそれが通じない多田の関係性は韓国映画の「超能力者」(日本版リメイク「MONSTERZ モンスターズ」)に酷似。殺害手段に無理やりリアリティを持たそうとしてプラシーボ効果とかを持ってきていますが、もう魔法が使えるでいいじゃん!ってレベル。








 あと設定もブレてるような気がする。宇相吹による殺害は彼が目の前に居なければダメなのか?って思ったらそうでもない。夜目の殺害は警察署内では無理だから時限爆弾的にやったのかと思ったら河津は宇相吹不在でもやらかすし、その後の死は偶然かどうかも不明。夢原がフィアンセを襲ったときは宇相吹は現れるも最後の被害者、川端は五寸釘(の暗示)で動きが取れない中、宇相吹ば刺されたら暗示が消える…って、もう設定が分からない。さらに言えば作中で最も不純な依頼をした櫻井は当然、闇に落ちたんでしょうね。

 ストーリーの変なところと言えば「電話ボックスに…」ってのもネットで噂になり、簡単に依頼ができる。それって悪意ある第三者が依頼の紙を横取りして恐喝にも使われる(笑)。夢原の行動力が異常にすごいところ、若松が道連れになる必然性などもちょっとぶっ飛んでる。新田真剣佑演じる百々瀬を「新人!」としか呼ばなかった多田が彼を名前で呼ぶシーンに至ってはバカバカしいの極み。見てる方が恥ずかしくなる流れで、別に百々瀬は捜査に尽力した結果で死の淵をさまよったわけではなく、別に手柄を挙げたわけでもないのにナゼ名前で呼ばれるほど多田の独断ランキングが上がったんでしょう?

 そして触れてはいけない所かもしれませんが…個人的な感想です。本当にファンの方にはお叱りを受けるでしょうが、沢尻エリカの演技が酷い。演技力が高いとの定評があるそうですが、絶句してしまいました。松坂桃李がキャラクターを貫いた演技で世界観を作った流れから彼女の演技のシーンに入ると…。百々瀬が可能性としてプラシーボ効果を口にするシーンの二人の演技も、他人が目にする文章では感想を避けた方が良いと判断するレベルです。

 ラストシーンはブラックジャックの「ふたりの黒い医者」をはじめとする多くの作品にみられる既視感で締めくくられたため、後味もすっきりしないまま。通常、原作を知らずに見た映画はちょこっとでも原作を読んでみるんですが、これどうするかなぁ(笑)。

 総じてTSUTAYAで準新作で借りてみれば良いかな?って評価ですが、もしも未見の自分が居たとして私が勧めるかというと…。

【感想:End】

 最後に。とりあえずはあと「羊の木」と「スリー・ビルボード」が当面の見たい映画リストに残っていますが、この先は「シェイプ・オブ・ウォーター」に期待。ギレルモ・デル・トロ監督、やるじゃん!って感じの映画。そしてなんといっても「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」、ソフィア・コッポラ監督の作品。

 あと、今から悩んでるのが4月公開予定の「ミスミソウ」。これもマンガ原作なんですが、こちらはあまりにも精神的にやられてしまってマンガの方は数ページしか読めなかった。映画になったらどうする?と、思案中です(笑)。





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