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2018年01月22日
「ルイの9番目の人生」見てきました
 予告編は未見、簡単なストーリー紹介と題名だけで選んだこの映画。結果、大満足とまでは言いませんが、私のランキングではなかなか渋いポジションに位置しています(笑)。私がよく表現する「現実と虚構のどちら側の物語なのか?」という微妙なラインを綱渡りするストーリー展開は目が離せませんが…ちょっとオチが弱かったのが残念でしたが、そこまでの登り詰める展開だったからかも。



 9年間に9度、生死の境を彷徨うこととなった少年ルイ。彼にとってはそれらの事故のあるごとに自身が死んだとし、それまで8度人生を生きた彼に訪れた9度目の事故は崖からの転落。それでもなお生き残り、ベッド上で昏睡状態にある彼の人生が題名にもなった「9番目の人生」と言う事になります。

 昏睡した彼は目を覚ますことを望んでいるのか?そして彼を取り巻く人々も彼が目を覚ますことを望んでいるのか?昏睡している彼の周りで起きる不可解な現象の正体は?

 それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に入ります。今回はガッツリとネタバレがありますんでご注意を。

【感想:Start】

 オチからいきなり書きますが、あらすじを聞いた時点でちょっと知識がある人はすぐに「ネグレクト」もしくはもう一歩踏み込んで「代理性ミュンヒハウゼン症候群」を思い浮かべるでしょうが、オチはそれでした。その伏線としてルイ自身がカウンセリングでのセリフなどでもわかりますし、途中でピーターの母親(ルイから見て祖母)とルイの母ナタリーが不仲なので決定的に分かりました。

 そこまでルイが昏睡中に出された警告文(怪文書?)の差出人は誰?という謎をストーリーの軸で引っ張って来ていますが、その謎ときに「虚構」が入り込んだ(パスカル医師とルイのシンクロの部分)辺りは面白くもありますが、まじめにストーリーに引き込まれた側の感覚では悪い意味で裏切られた感じになりました。

 その上でルイが死にかけたすべての原因が母親の代理性ミュンヒハウゼン症候群ってなると「あぁ陳腐なオチだなぁ…」って感じですが、そうなるとルイがカウンセリングで発したセリフとひねくれて達観した態度がうなずけます。

 自分が死ぬことで母との絆が完成される、しかし母が望んでいるのは死ぬ寸前の状態であることを理解した彼の選択が昏睡だったのだろうことを考えると、この映画で描かれた先の人生はどうなるのか?と考えさせられる部分で微妙な後味の悪さで余韻を残した作品と言えるでしょう。

 まぁ、ラストのラストが若干救われたかな?って感じですが。

【感想:End】

 最後に。次の鑑賞予定が…邦画で「悪と仮面のルール」がちょっと気になるが、何にもまして来月上映予定の「サニー 32」は必見!なんといっても「凶悪」で最高の悪役コンビを組んだリリーフランキーとピエール瀧が出るってだけで興味津々。

 あと、それまでに何か見る映画があれば1本入れときたいなぁ。




ルイの9番目の人生|映画情報のぴあ映画生活



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