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2017年04月24日
成年後見人の説明会
 先週の水曜、福岡の家庭裁判所に行ってきました。目的は成年後見人の説明会。

 事情をご存知の方には説明は不要かと思いますが、母が病に倒れてから母の持っている株式の処分(株を買っている会社が買収され、売却しなければならない)について母の意思確認ができなかったりで、何かと不便。そんなこんなで成年後見人になったのが数カ月前。

 そして成年後見人になった後に説明に参加する必要があったのですが、業務多忙につき延び延びになっていたため、月初めに「この日!」って感じで19日に決めました。結局、むちゃくちゃ重要な日にあたっちゃいましたが(笑)。


 で、説明会は雑学として、知識として、それほど有益なものでもなく、しかも説明する人の話が下手で同じ話をくどくどと繰り返すんで、軽くゲシュタルト崩壊。さらには「やらなければならない事」と「やった方が良い事」の明確な切り分けをしてくれって言いたくなる話っぷり。

 資料も若干、イラッと来る作りだったし。

 例えば資料2の××参照、と書いていたが資料2には××にニュアンスが似た言葉は載っているが××はない。結局は近い言葉で書かれていたのですが、我々のやってる仕事では「予定時間」と書かないといけない所を「予定時刻」と書いてたら「予定時刻ってなに?どこにもそんな項目ないよ?」と言われる世界。その感覚から言えば、重箱の隅をつつく様で申し訳ないが、イラッと来る。


 さらには講義中、DVDを見せられていたのですが携帯の着信があった参加者がいた。それだけでもイラッと来たのに、さらにはそこで通話を始めた。どういう神経してるんだろう。やっぱ、説明会を軽く見てるんだろうなぁ。



2017年04月17日
外患誘致のような発言?
 久しぶりの時事ネタ。

日本学術会議が声明 「北の核ミサイルを迎撃してよいのか。むしろ戦争の危機が拡大する」
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1921904.html

 これ、「戦争の危機が拡大」って…核ミサイルを打った時点で既に戦争じゃない?まぁ、考えようによっては迎撃しなかったら戦争自体はそれで終わるかな。もちろん、どんな結末かは説明するまでもないですが。


 北朝鮮と言う国は非常に分かりやすい国で、国際的な制裁が加えられた際に本当に効いているときにはちゃんとリアクションしている。こんな制裁には屈しない!って言ってる時こそ効いてる証拠って感じで。

 同じく一気に緊張が高まって来た北朝鮮情勢で、それぞれの立場の人がどんな発言をするかも同じ。まさに外患誘致に近い発言をするマスコミも居て興味深い。

 で、ここでちょっと思ったんですが…

北朝鮮の招待で日本メディア12社など多くの海外記者が平壌入り…新兵器を公開か!
http://blog.livedoor.jp/corez18c24-mili777/archives/49848094.html

 これ、のこのこと行ってるマスコミもマスコミですが、このマスコミの中には当然、日本の軍事増強を批判してる側の人たちも多いと思うんですが。その人たちが日本から見て脅威になっている国の、場合によっては日本人の命を奪うであろう武器や軍隊が誇らしげにパレードをしているのをどんな切り口で報道するんでしょうか。

 いや、取り越し苦労はしたくはないものの、何か嫌な事にならなきゃいいけど。(って、この場合の私の言っている嫌な事ってのは、日本が攻撃された場合に憲法9条でも認められている自衛のための戦争すら反対している間に被害が拡大する…とか)

2017年04月10日
アンガーマネジメント
 先の土曜、会社の研修として「アンガーマネジメント講習」がありましたが、これが面白い。

 自分自身、ほとんど怒ることがないしマネージメントの必要性も感じてなかったんで、嫌々という訳ではありませんが社内行事の一つとして参加したつもりでしたが、これが面白かった。アンガーマネジメントの基本ですが、「怒らないようにしよう」ではなく「後悔のない起こり方をしよう」というもの。

 この中には「あの時、怒らなきゃよかった」というのもありますが、「怒っとけば良かった」というのもありますが、私の場合は後者が多いかな?(過去に怒った経験を振り返って、後悔することってほとんどないなぁ)

 まぁ、研修の内容を全て書くのも何なんでいくつか印象に残った話を。

 怒りの感情はどの程度持続するか?この質問についてグループワークとして話し合いましょうとなりましたが、怒りの感情に支配されてほかの感情が現れない状態を言うなら半日から一日程度でしょう。少々の怒りでも、一晩寝れば笑いも出ることもあるでしょうし。ただ、その後に怒りがぶり返しては消え、これを繰り返すことで「恨み」に変わることもあるでしょうが…私の答えは「怒りなんて一生ものでしょ」と(笑)。

 これに対して講師の先生の回答ですが、私以上。ものによっては世代を超えた怒りもある…と。いや、なるほど。


 続けて怒りの数値化について。人生最大の怒りを10、ちょっとイラッとした程度を1としてここ最近の不快な出来事を数値化してみる。すると意外と本当に怒ることって少なくなるという話ですが、ここで問題となるのが「人生最大の怒り」と言われてすぐに思い浮かぶ人っている?もちろん私はあります。アレですね(笑)。

 確かに言われてみればあの怒りは殿堂入りですが、あれに対して8とか9とか付けるような怒りはこれから先、そうそうないでしょう。


 ほかにもいろいろと興味深い話はありましたが、アンガーマネジメントは本当におすすめ。怒りと無縁と思ってる人も一度興味を持っていただきたいと思っています。


 最後に。

The Expendables 4 : スタローン隊長が「エクスペンダブルズ」への参戦を拒否 ! !、巨額の約22億5千万円のギャラを蹴って、降板したのはどうしてか ? !、男祭り映画の第4弾が窮地におちいった事情が伝えられた ! !
https://ciamovienews.blogspot.jp/2017/04/the-expendables-4-225-4.html

 ホント、どうなるんだろ?


2017年04月03日
エクセル講座
 先月、パソコンを購入しました。

 そろそろ買い替え時だとは思っていましたが、実は自社でエクセルの講習会を開こうという話が出て、講師として私に白羽の矢が立ち、その教材作りなどを任されてしまったため。おかげでマイクロソフト純正のofficeの入ったパソコンをネットで購入。

 続いて多忙な中で教材を作ってみたんですが、いちおう叩き台でこんなものを…と紹介してみたらえらく食いつきがいい。ってか、自分ではそんなに大したものを作ったつもりはなかったのですが、一般的にはその程度でも苦労してる人がいるってことを改めて知りました。

 つまりはこう言う事。

 例えばエクセルのファイルにシートが50個あったとして、シートの名前が「Sheet1」〜「Sheet50」になってたとする。そこですべてのシートの名前を各シートのある場所(例えばセルのC2)に書かれている値に置き換えるって作業にどれだけ時間がかかるか。

 私なら2分程度でできますが、私が知っている方法を知らない人が馬鹿正直に作業をしたら1時間近くかかってしまうかもしれない。そうなると、この方法を知っている上司が部下に作業指示をして「10分後に!」と言い出した場合に、部下が知らなかったとしたら無茶ぶりにしか思えない。

 もちろん上司は余裕をもって与えた10分に対してギリギリで間に合わない状態で汗をかく、ストレスを感じるってのがもったいないんで、その辺のちょっとした技を教えていこうと思っています。(ちなみに上記のシートの名前の置き換え、シートが100個あっても2分程度で終わりますが、需要があったら紹介します(笑))


 まぁ、私の希望としてはエクセル講座が定着し、ある程度評価をしてもらってパソコン代が出るくらいに給与に反映されるくらいの評価を得たいものです(笑)。


2017年03月27日
束の間の休息
 今月、本当に多忙で軽く200時間は超えるだろうと予測していましたが、中盤くらいからリミッターが外れてしまい、結局のところは250時間を超えることになりそう。先の土曜、やっと抱えている仕事が(泣きの締め切り延長を含めて)やっと終わり、日曜は少しゆっくり…もできずに月曜を迎えることになりました。

 まぁ、それでもこれまでほどの残業はないと思いますが…今週は今月いっぱいでプロジェクトを去る担当者の引継ぎをすることに。いや、覚書では書いていませんでしたっけ?この引継ぎの相手ってのが…埆形くんにわかる形で言うなら過去に因縁のある彼と言っておきましょう(笑)。


 さて、一方で自社の研修会の準備について。これだけ多忙なのにもかかわらず、自社で開催される(いちおう社員が自主的にって名目で)勉強会があり、この講師をやることになりました。お題はExcelの関数についてなんですが、私の持っているノートパソコンのスペックも低く、しかもExcel2003!(笑)

 仕方なくノートパソコン買いましたよ。しかも講習に使うんでキングソフトオフィスじゃなくてofficeの純正が入ってそれなりのスペック、それでいで今の私が出せる金額と相談して7万ちょっとのノートを買ったんですが、ここまでしたんだから自社からの評価を上げてもらって給与に還元してほしい。

 まぁ、ついでに念願のトラックボールも買ったんで、当面の物欲は満たされてます。


 で、話は自分のプロジェクトに戻って…今月に入って自社からプロジェクトに参画してきたメンバー2名が2名ともギブアップ宣言。来月にはプロジェクトアウトすることに。いや、私が現在のプロジェクトの問題点や辛さを訴えても通じなかったがこれで証明されたかも(笑)。

 ってか、笑い事じゃないか。

2017年03月21日
「クリミナル 2人の記憶を持つ男」
 ある意味、けなしている様な表現になるかもしれませんがこの映画、以前に見た「アシュラ」「フェイス・オフ」、そして「アルジャーノンに花束を」を彷彿とさせますが、思った以上に良い映画でした。もっと話題になってもおかしくないのに。



 ストーリーとしては割とありきたりですが、死亡したCIA捜査官の記憶を移植された犯罪者・ジェリコが主人公。両極にある2つの人格が葛藤していく姿を描いていますが、登場人物の心情を上手く描かれています。特にトミー・リー・ジョーンズ演じるフランクス医師は、実験材料としてのジェリコへの興味と被験者としてジェリコへの同情とが

 それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレの可能性がありますんでご注意を。

【感想:Start】

 この映画、なかなかの名作と思います。子供の頃に脳に障害を受け、善悪の判断がつかなくなったジェリコ。ほとんど欲望だけで行動するため死刑囚として囚われの身になっていますが、未発達のまま使われていない前頭葉に他人の記憶を送り込む余地があるため、白羽の矢が立ちます。

 特に正義感の強いCIA捜査官・ビルの記憶を送り込まれたジェリコにとって、それまでに感じなかった感情を押し付けられるために混乱していきますが、あるタイミングで自由の身になってからは好き放題。しかしビルの記憶に従い彼の家に侵入する中、決定的に欠落していた「愛情」と言う感情に触れ、人間として変わっていきます。

 終盤、ビルの妻と娘への感情はビルの記憶によるものなのか、ビルの記憶に対するシンパシィを感じたジェリコの感情なのか。前述のフランクス医師、ビルの家族の感情なども含め味のある映画です。

 ただ、とにかくCIAの上司であるウェルズが無能。確認って行為を怠り過ぎてるし、いくら焦ってるからって行動の組み立ても悪いし、ジェリコとの交渉も下手くそ。これ、ストーリーに入り込めなくなりそうなくらいにバカと言いたくなる。ってか、敵側のテロリストも無能だけど(笑)。

 まぁ、ある程度荒唐無稽なところもありつつも、人間ドラマとして素晴らしいし、オチも予想通りな内容ですがきれいにまとまってます。若干、苦手な人もいるかもしれないシーンもありますが、オススメ映画です。

【感想:End】

 最後に。この3連休もゆっくりと休めるタイミングが無かった。初日は出勤、日曜は博多で用事があって出かけ、帰った後は姉一家の接待(?)。今日は朝はゆっくりでしたが母の見舞いの後に家の代表としていつもお参りに来てくれるお寺にこちらからお参りすることに。帰宅後に昼寝をしましたが、一週間の睡眠不足を補うほどじゃないし…。

 ってか、それなら覚書書いてないでさっさと寝ろ!俺!


2017年03月13日
「LIVE FOR TODAY−天龍源一郎−」見てきました
 プロレスは真剣勝負か?

 元プロレスファンとして断言しますが、リング上の試合についてそれを語るのは愚問。ただし、プロレスラーが観客を相手にしているとしたら、真剣勝負以外の何物でもありません。観客が何を求めているか?それを察知し応え、時には裏切り、そしてまた試合を見たいと思わせることができるか。レスラーは自らの存在価値をこれに賭けてリングに上がっていると言う事を示した偉大なレスラー、天龍源一郎のドキュメント映画です。



 ミスタープロレスと言われ、多くのレスラーから尊敬されている天龍源一郎。その引退表明から最後の戦いまでをフィルムに収めたドキュメンタリー映画。古くからのこの覚書を見ている方ならご存知でしょうが、私は天龍の大ファン。その生きざまを見続け、引退試合には仕事で駆けつけられなかった思いもあり、この映画だけはどんな事があっても見に行きたいと思っていました。

 今回は映画の感想と言う形にはならないかもしれませんがご容赦を。それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に入ります。この間にネタバレの可能性があります。

【感想:Start】

 繰り返しますが大の天龍ファンの私、この映画では過去の名勝負なども織り交ぜられているかと期待しましたが、この映画のテーマは天龍の伝記的なものではなく「引退までの1年」であり、その点で物足りないかとも思いましたがリング外のドラマも含めるなら、テーマの絞り方は正解でしょう。

 映画として言えば「初めて見る人も楽しめるけどシリーズを見続けた人はより楽しめる」と言う長いシリーズモノの完結編って感じです。

 まぁ、正直なところファンだからこそ晩年の天龍は…いや、インディーのリングで「何で?」って言う相手に負けたりした時代は見たくなかった。この映画でも試合のシーンで繰り出す技はわずか。しかし、それでもリングインする天龍、チョップを繰り出す天龍、倒れ込む天龍から目が離せませんでした。

 そしてリングに上がる前、下りた後。天龍のすべてが凝縮された映像には思い入れもあいまり重みのある映像が続きます。

 また、この映画は天龍源一郎のドキュメントであり、同時にその愛娘、紋奈さんのドキュメントでもあります。いや、もはや日本一の父娘と言って良いでしょうし、本当にスクリーンに映るすべての人間関係の素晴らしさに圧倒されます。

 万人に勧められる映画ではないかもしれませんが、天龍と言う素晴らしいレスラーの記録として意義のある映画と思います。

【感想:End】

 最後に。この感想を「プロレス総選挙」を見てるんで、とにかく手が止まっちゃった(笑)。

 やっぱ、現役選手が上位に来るのは仕方ないからブラッド・レイガンズやバズ・ソイヤーがランクに入るはずはないけど(笑)。いや、順位が上とか下とかじゃな無いよなぁ。あと、まだ番組の途中ですが、映像があるかどうかで全日の選手が上位に来ないだろうねぇ。

LIVE FOR TODAY−天龍源一郎−|映画情報のぴあ映画生活


2017年03月06日
WBC、がぜん興味が…
 小久保監督率いる日本代表、本当に苦戦しているようですが、正直なところ開幕に照準を合わせている(主力選手を代表に取られた)単独のチームに苦戦しているようではあまり期待できない。

 で、以前に映画の感想で書いた内容でもありますが、同じ「監督」と言う存在について。日本版の「許されざる者」で佐藤浩市が渡辺謙を平手打ちするシーンがありました。超大物俳優を使い、一緒に見ていた母が目を背けるくらいの平手打ちを指示し作品を完成させた監督の力量は賞賛できます。

 翻って日本代表の小久保監督。言わずと知れた元ソフトバンクの主砲ではありますが、そのためかSBの選手を「都合の良い」使い方をしている様に思えます。早い話、選手起用に所属する糾弾などによって遠慮してるところはないだろうか?と。

 大谷選手の出場辞退に対し適任だったのかもしれませんがSBの武田を召集したり、SBの選手を先発から外したりももありますが、本番では何か妙な采配をしないかと危惧しています。特に前の国際試合でのトラウマからか、投手陣偏重のメンバー選出がWBCが進んでいくうえで苦しむ(調子が悪い選手を起用せざるを得ないとか)、負傷者が出てリーグ戦に間に合わない選手が出てくる…などがありそうな気がしますが、杞憂に終わればと思います。


 まぁ、多忙も手伝って「あぁ、そう言えばWBCが始まるなぁ」って感覚の私。正直言って、興味が薄くなってるなぁ。

2017年02月27日
多忙
 何だかんだで覚書の更新が滞っている。

 原因はお仕事。むちゃくちゃ忙しいってのがありますが、そうなるとネタになる様なイベントもありませんし、時事ネタに対してもタイムリーさもなければ深く考える時間もないんでパスしてるとこんな状況に(笑)。

 ちょくちょくFacebookにはちょこちょこ書いてるんですが、これを焼き直すにしても時間がねぇ…


 まぁ、ネタとしては扱えない出来事はいっぱいありますが(笑)。書けたとしても数年後かな。(ってか、数年寝かせるつもりのネタが復活してしまったやつもありますが)

 先日顔を合わせた知人には少し話したんですが、少しだけ書くと…昨年名古屋に出張直前に過去が清算されたと思ったら出張先で…ってことですが、実はこれのおかげで今年中に蔵出ししようとしたネタが数年の伸びたしなぁ(笑)。

2017年02月13日
「この世界の片隅に」見てきました
 昨年11月、名古屋にいる時から見に行きたいと思っていたこの作品。やっと時間が合って見に行く事が出来ました。若干、過度な期待をしていたところはありますが、淡々と進むストーリーに見る側の肩の力が抜け、そしてじんわりと心に沁みてくる作品でした。



 昭和の初期、のんびり屋の少女・すずが成長し嫁ぐころ。戦争が激化していき生活が苦しくなっていく中でも生きていく、生きていかなければならない時代を描いた作品。アニメではありますが、一種の記録映画と言っても良いほどの映画でした。

 で、この後に恒例の【感想:Start】〜【感想:End】となり、この間にネタバレの可能性がありますが…正直なところ、この映画は誰かの感想を聞くものでも語るものでもない、見た人がそれぞれで感じるべき映画だと思います。

 が、いちおうフォーマットに従って(笑)。

【感想:Start】

 年に数本程度、感想を書くのが無粋と思われる作品があります。傾向としては戦争映画が多いのですが、この映画は単に淡々と流れるストーリーを各自の感性で受け取るのが正解でしょう。ただ、一つだけ言えることはこの物語の舞台となった時代の背景をしっかりと理解して見ることが大切だと思います。

 その点ですずの旦那、周作が当時の男性としては亭主関白なところが少なかったけど。

 今の感覚で言えば幼い女の子が軍艦に興味を持つとか、主人公らが軍人さんガンバレ!とか、それを当時の意識などを理解したうえで見て、それでいて彼らの考えを否定するならそれも受け取り方、理解を示すもまた一つの正解。ただ、これを反戦映画と浅い受け取り方だけはもったいないと思いますが。


 あと、わずかの間ですが広島の草津に住んでたんで、ちょっとだけですが地理的な状況も分かり、知るはずもないのですが「あっ、ここかなぁ?」って風景も見て獲れました。

 それから劇中であったこまごました描写、理解できるのは戦時中を経験した両親を持つ我々オッサン世代が最後になるかも。まぁ、ドリフのコントなんかでも戦時中をテーマにしたものもあったんで。一升瓶に棒を突っ込んでいる描写や、電灯に黒い布を覆ってたりって、何なのかを若い人に伝えなきゃなぁ。(母曰く、終戦で電灯を覆っていた布を外した時、戦争が終わったんだなぁと感じたとか)

 改めてこの作品を見て感じたのは、当時の状況をしっかりと再現する映画がこれからも作られる事、その中では"当時の庶民感覚"による戦争賛美の描写も誤魔化さずに描いてほしいものです。この映画でも玉音放送を聞き、敗戦を知ったすずが「総玉砕じゃなかったのか!」と取り乱すシーンがありますが、彼女の戦時下で失ったものを考え気持ちを汲み取らなければ浅い見方しかできないでしょうねぇ。

【感想:End】

 最後に。この映画で淡々と流れる日常と、運命の日を知っている観客の目線のギャップは効果的な演出に思えますが、これを演出ととらえるのも間違い。否応なしに時間は流れ、後戻りはできない現実を受け入れるしか無いなか、これが過去に起きた出来事であることをしっかりと受け取るべきでしょう。

 そしてこの作品を見て、反戦への思いを抱くのは大事な事だとは思いますが、それと共に当時の人々の生活や思想、行動を否定・冒涜する事がないように願うばかりです。


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