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埋もれた秘宝

 これは嬉しいアイテムが出ましたね。
 内容は既出のものが中心ですが、それでもミックス違いや未発表曲も含んでいて、パイ時代のKinksが大好きな私は大満足です。

 そもそも、編集盤大好き人間なので、新発掘ものがなくとも、気になるコンセプトだったりするとつい欲しくなっちゃうのです。

 極端に言えば、オール既出曲でも、曲のチョイスや並び順にこだわりが感じられれば、物欲センサーがONになりがちです。
 それにCDって、基本は新しいものほど音がいいですよね。(例外があるのが許せませんが…。)


Hidden Treasures
Dave Davies

1. Susannah's Still Alive (Dave Davies)
2. This Man He Weeps Tonight (Dave Davies)
3. Mindless Child of Motherhood (Dave Davies)
4. Hold My Hand (Dave Davies)
5. Do You Wish to Be a Man (Dave Davies)
6. Are You Ready (Dave Davies)
7. Creeping Jean (Dave Davies)
8. Crying (Dave Davies)
9. Lincoln County (Dave Davies)
10. Mr. Shoemaker's Daughter (Dave Davies)
11. Mr. Reporter (Ray Davies)
12. Groovy Movies (Ray Davies)
13. There's No Life Without Love (Dave Davies)
14. I Am Free (Dave Davies)
15. Death of a Clown (Dave Davies, Ray Davies)
16. Love Me Till the Sun Shines (Ray Davies)
17. Susannah's Still Alive (Dave Davies)
18. Funny Face (Ray Davies)
19. Lincoln County (Dave Davies)
20. There's No Life Without Love (Dave Davies)
21. Hold My Hand (Dave Davies)
22. Creeping Jean (Dave Davies)
23. This Man He Weeps Tonight (Dave Davies)
24. Mindless Child of Motherhood (Dave Davies)
25. Mr. Reporter (Ray Davies)
26. Hold My Hand (Dave Davies)
27. Good Luck Charm (John A. Koerner)

 本盤は、つい最近リリースされたばかりの最新編集盤です。
 内容は、一言でいえば、Dave Daviesの60年代のソロ・ワークをまとめたものになっています。

 60年代のDave Daviesのソロをまとめたものといえば、"The Album That Never Was"というアルバムが定番です。

 ただ、その中身は、必ずしも完全なソロのみではなく、Kinksのアルバムに収録されていたDaveの作品も含まれていました。
 というか、この時期はソロ名義であっても、バックはまんまKinksなんですから、多くの人にとってはKinksそのものですよね。

 以前(もう10数年前ですが…)、Kinksのオリジナル・アルバムが2イン1のCDで出された際、映画のサントラ盤"Percy"と"The Album That Never Was"という不人気盤(私は好きですが)ツートップがカップリングされていて、思わず買いました。

 人気盤と不人気盤を抱き合わせするあざとい商法が珍しくない中、非常に良心的でしたね。
 どちらも買い残していたため、CD1枚の価格で一気に入手できて嬉しかったのを覚えています。

 本盤には、"The Album That Never Was"収録の全曲が入っています。
 加えて、同収録曲のうち、いくつかのステレオ・ミックスが入っているほか、未発表とされているものが4曲入っています。
 未発表曲とクレジットされているのは、以下の通りです。

5. Do You Wish to Be a Man
6. Are You Ready
8. Crying  
25. Mr. Reporter

 そして、コアなファンには周知の作品かもしれませんが、ラストの"Good Luck Charm"が他の曲とは全く違う印象を受ける曲です。

 Elvisに同名の曲がありますが、一聴した感じでは別の曲に聴こえます。
 カバー曲をたくさんやっていた最初期のKinksみたいですね。

 曲調や歌詞からはArthur Crudupを連想し、演奏はピアノの存在がモダンですが、ジャグ・バンド風に聴こえます。
 ElvisとCrudup、なんだか不思議な連想のマッチングですね。

 というわけで、既出曲が大半なんですが、正直、私はほとんど覚えていませんでしたね。
 私にとって、Dave Daviesといえば、"Death of a Clown"です。

 あと、本盤収録曲では、"Love Me Till the Sun Shines"、と"Funny Face"でしょうか。
 でも、これらは兄貴が書いた曲ですね。
 Dave作品でもう1曲あげるなら、"Susannah's Still Alive"です。

 ともかく、ここまで他の曲を忘れていたとは思いませんでした。
 でも、聴きすすむうちに、何ともいえない懐かしい、胸が暖かくなる気分がしたのでした。

 好みのタイプの曲を、たくさん初見のような新鮮な気持ちで聴けたのですから、きっと幸せ者なのでしょう。
 アルバム・タイトルは、「隠し財宝」くらいの意味だと思いますが、期せずして忘れていた宝物がひょっこり大量に出てきたみたいな気分です。

 ところで、改めて思ったのですが、DaveってやっぱりRayと声が似ていますよね。
 聴き比べれば明らかに違うんですが、片方のみを聴いている範囲では間違えそうです。

 録音時期は、主に67年から69年にかけてが多く、初期Kinksの典型的なキンキー・サウンドは控えめです。
 また、ディランに影響を受けていた時期でもあるようで、フォーク・ロック調の曲も散見します。
 とはいえ、にじみ出るブリティッシュ臭が私にはたまらなく愛おしいです。

 個別の曲がどうとかではなく、この際すべて好きと言ってしまいましょう。
 後年は、徐々にハード・ロック風のサウンド志向へと接近するDaveですが、この頃は兄貴のRay Daviesが発するガラパゴス的唯我独尊路線が迷走する前で、その影響をよい方向で受け、私はとても好感を持っています。

 私は、パイ時代のKinksが好きなんですが、オリジナルでは、特に1stと2ndが好きです。
 編集盤では、ひねった選曲が嬉しい、「アフタヌーン・ティー・ウィズ・ザ・キンクス」という日本企画盤が私の嗜好にぴったりで大のお気に入りです。

 一方、代表曲を気軽に聞き流したいときは、同じく日本企画盤の「ザ・ベスト・アンド・コレクタブル・キンクス」でしょうか。
 あと、"BBC Sessions"も好きです。

 それらのアルバムに加え、時々引っ張り出しては、和みながら聴けるアルバムがまた1枚増えました。

 私がブリティッシュ・ロックが好きだ思うとき、多くはキンクスを思い描いているのでした。



Death Of A Crown by The Kinks


カラオケのモニターみたいに歌詞が出ます。


Good Luck Charm by The Kinks





Good Luck Charm by Elvis Presley


こちらはおまけです。


変わらずにいるということ

 過去の人、そう思っていた私の認識を改めさせてくれたアルバムです。
 一時期ヘヴィー・ローテーションで聴いていて、最近はそれほどでもないのですが、何かのきっかけでかけたりすると、いつでも初めて聴いたときのような、新鮮な感動を与えてくれる、そんな1枚です。


Still The Same
Great Rock Classics Of Our Time
Rod Stewart
 
1. Have You Ever Seen The Rain
2. Fooled Around And Fell In Love
3. I'll Stand By You
4. Still The Same
5. It's A Heartache
6. Day After Day
7. Missing You
8. Father & Son
9. The Best Of My Love
10. If Not For You
11. Love Hurts
12. Everything I Own
13. Crazy Love
14. Lay Down Sally*

 私は、ブログを書くようになって、いくつか気付いたことがあります。
 それは、褒めるということの難しさです。
 
 私は、こんな拙いブログではありますが、これでも文章を選んで書いています。
 アップしたあとは、必ず読み返してみて、誤字脱字はもちろん、意味の通じないセンテンスや、別の意味にとられかねない表現がないかなど、自然とチェックしています。

 これは、私の小心者さかげんを表しているわけですが、時どきネット上の文章で、あきらかに変換ミスとかを見つけるといらいらします。

 こんなの一度でも読み返せば、すぐ発見するだろうに、そう思うのです。
 私は、部屋の整理が出来ない人で、雑然とした状態を放置していても、さほど気になりませんが、それとこれと別の感覚のようです。

 褒めることは難しいです。
 私は、基本的に好きな音楽しかとりあげません。
 ですので、取り上げた音楽について、けなしたり批判したりすることは、まずありません。

 部分的に賛成できない意見がある場合は、言葉を選んで表現しているつもりです。
 一方、絶対的に語彙が貧困ですので、いきおい褒め言葉は、ありきたりの言葉になりがちです。

 でも、言わせて下さい。
 何かを好きになるって、理屈じゃないですよね。
 とにかく、自分の心の琴線に触れるものがあるから好きなのです。
 
 好きな理由を語るのは困難ですが、好きな部分をあげることは可能だったりします。
 このしゃがれ声そのものが好きとか、感極まったときに声が自然に裏返るのが好きとか、トワンギーなギターが好きだとか、ころころ転がるピアノが好きだとか、とにかく横ノリのスイング感が好きなんだとか、いろいろあります。

 その点、けなしたり、非難したりすることは、案外容易な気がします。
 むしろ、なぜ気に入らないのか、ということを積極的は語りたかったりします。
 そして、自分の気持ちに相応しい、非難の言葉がみつかったときは、驚くことがあります。
 自分は、こんな風に思っていたのだ、と…。

 くりかえしになりますが、私は好きな音楽のみとりあげています。
 ですので、私がそんな風に感じるときは、音楽以外のことについて、知らず知らずのうちに意見を書いている場合がほとんどです。

 言わんとすることを的確に伝えるためには、まず語りたいことについて、定義する必要があると思います。
 ディベートの基本は、言葉を定義することから始まると聞いたことがあります。
 主張したいことに説得力を持たせるには、言葉を定義できていなければ、相手の強弁に容易に押し込まれかねません。


 ……。


 なにを言いたかったのでしょう?

 とにかく、私はこのアルバムが好きなのです。
 そして、好きだということを語るのは、けなすことよりもずっと難しい、ただそう言いたかったのかも知れません。

 収録曲のここが好き、ここがいまいち、ということはあります。
 例えばこんな感じです。

 私は、ロッドがこのアルバムで、王道的なカバーをしていることが気に入っています。
 オリジナルのイメージを壊すことなく、原曲に近いアレンジ、テンポでやっています。

 この場合、私の思いは、ふたつのパターンに大別されます。
 ひとつは、かねてからよく知っている曲で、原曲が大好きな場合です。
 そして、もうひとつは、知らない曲だけど、ロッド盤を聴いて気に入って、原曲が気になった場合です。

 前者の場合の多くは、オリジナルの印象が強すぎて、ロッド盤に満足することはありません。
 それでも、秀逸なカバーとして普通に楽しめます。  

 後者の場合は、心を激しく動かされます。
 そして思うのです。
 オリジナルは、どんなに素晴らしいのだろう、ぜひとも聴いてみたいと…。

 クリーデンスの「雨を見たかい」は、前者です。
 この曲が入っていることが、このアルバムを購入した大きな理由のひとつですが、事実です。

 もちろん、例外は必ずあるものです。
 プリテンダーズのI'll Stand By Youは、初めて聴いたときから大好きな曲ですが、ロッド盤にはたいへん満足しました。
 これは、原曲が女性ボーカルであることと関連があるかも知れません。
 ただ、一方で私は、ロッドが歌うヴァンのCrazy Loveが気に入りましたが、この例には当てはまりません。

 後者の例をひとつあげますと、ボニー・タイラーのIt's A HeartAcheです。
 私はこの曲を知りませんでした。
 そして、一聴して気に入り、ボニー・タイラーのアルバムを買いました。
 ベスト盤です。

 私が、ベスト盤を買うことはあまりありませんが、女ロッドともいうべきボニーには、以前から関心があったのです。
 ヒーローとかの原曲も聴いてみたいと思いました。
 久々に過去のヒット曲を聴くという行為に、わくわくしたものでした。

 そうしたら、この人も、「雨を見たかい」をやっていたのでした。
 そのアレンジは、あまり感心しませんでしたが、それでも嬉しかったです。
 こうして、好きな音楽の連鎖は続いていくのでした。 

 ボブ・シーガーのStill The Sameは、知っていましたが、これをきっかけに聴き直して好きになりました。
 私が、Against The Windのみを偏愛していたことに気付かせてくれたのです。

 このあと、会社側からの要請やみがたく、またまたスタンダード・アルバムを出したロッドでしたが、09年には、ついに念願のソウル・カバー集、Soul Bookをリリースしました。
 これについては、機会があれば別の場で書きたいと思います。

 気に入らなかったわけではありませんが、結論だけいえば、ロック・カバー集の圧勝だと私は考えています。



I'll Stand By Youです。




関連記事はこちら

ジョージア、オクラホマ、フロリダ、テネシー 


 

ブルースに感電したギター弾き

 Gary Mooreが6日に亡くなったそうです。
 死因の詳細は不明ですが、52年4月生まれということなので、58歳と10か月、年齢としては、まだまだ若いですが、イメージとしてはもっと若い人だと思っていました。
 
 私は、ゲイリー・ムーアの前半の人生には、ほとんど関心がありませんでした。
 彼のことを聴いていたのは、限られた期間です。

 それでも、やはり感じるものがあります。
 今回は、私が彼を聴くきっかけとなった、このアルバムを聴き返したいと思います。


Still Got The Blues
Gary Moore

1. Moving On
2. Oh Pretty Woman
3. Walking By Myself
4. Still Got The Blues
5. Texas Strut
6. Too Tired
7. King Of The Blues
8. As The Years Go Passing By
9. Midnight Blues
10. That Kind Of Woman
11. All Your Love
12. Stop Messin' Around


 私は、ほんとのところ、ゲイリー・ムーアのことは良く知りません。
 69年レコード・デビューということですが、このときのスキッド・ロウというバンドは一度も聴いたことがなく、ハード・ロックなのかどうかも知りません。

 なぜ、こういう書き出しになったかといいますと、ゲイリーといえば、ハード・ロック・ギタリストのイメージがあるからです。
 その後、シン・リジィへの参加などがあったようですが、この時期はきっとハード・ロックと言いきっていいんでしよう。

 私とゲイリーの音楽との出合いは、90年のStill Got The Bluesからです。
 キャリア的には、20年めあたりですね。
 師匠ともいうべき、ピーター・グリーンとは、スキッド・ロウ時代に出会い、可愛がられたとのことですから、いつかはこの日が来ることになっていたんでしょう。

 映画ブルース・ブラザースで、ジェイク・エルウッドが、教会でJB扮する牧師の説教を聞いて、「光を見た」と叫び、ブルースに開眼するシーンが思い起こされます。
 ハンクの歌詞ではないですが、まさにI Saw The Lightですね。

 ゲイリーにも、その日がやってきたのです。
 突然、彼はブルースの天啓を受けたのでした。
 ハード・ロック・ギタリストとして名声を得ていた彼にとって、最初は単発の企画盤だったのかもしれません。

 しかし、従来のファンからは賛否があったと思われますが、それは成功を収め、以降数年間、彼はブルースをプレイし続けることになります。
 そのスタイルは、ピーター・グリーン直系のブリティッシュ・ブルース・ロックと呼ぶべきもので、実は新鮮だったりします。

 ボーカルは、パブ・ロック・ファンならデイヴ・エドマンズを思い起こすでしょう。
 曲によっては、そっくりに聴こえたりします。

 曲の展開は、やはりロックだと思います。
 白人でも、ブルース・アルバムと呼びたいものがまれにありますが、この人のものは、ブルース・ロックです。
 
 このブルースの悪魔と契約したアルバムでも、それは随所に感じます。
 アルバム・タイトル曲、Still Got The Bluesをお聴き下さい。
 これは、ブルースでしょうか、ロックでさえない、と最初は思いました。

 とても抒情的で、悲しげなフレーズが流れるように紡ぎだされ、決めどころでは、泣きのロング・トーンが効果的に入ってきます。
 間奏など、インスト・パートだけを聴いていると、ジェフ・ベックの「悲しみの恋人達」なんかを連想してしまいます。

 しかし、歌が始まると、ブルースっぽいオブリガードが出てきて、これがブルースとして作られた曲だと再確認させられます。
 これは、ゲイリーの自作ですが、彼の作品には、ブルース形式ではない、マイナー・ブルー・バラードとでも呼びたいスタイルのものが多いようです。

 このアルバムには、ブルースのカバーがいくつか入っています。
 アルバート・キングのOh Pretty Womanと、As The Years Go Passing By 
 ジミー・ロジャースのWalking By Myself 
 ジョニー・ワトソンのToo Tired 
 オーティス・ラッシュのAll Your Love
 フリートウッド・マック(というか、ピーター・グリーン)のStop Messin' Around
 そして、フレディ・キングのThe Stumbleです。

 みんな、ブルース・ロック・バンドの人気曲ばかりです。
 アルバート・キングを2曲やっていて、彼もアルバートが好きだと発言していますが、まあ嫌いだとは言えないですよね。

 事実好きなのでしょうが、アレンジというか、曲の展開が、完全にムーディーな泣きのギターを聴かせることが見せ場(聴かせどころ)の、抒情派バラードになっています。

 As The Years Go Passing Byは、もともとそうなりがちの曲ですが、このプレイは完全に自分に酔っていると思います。
 間奏でのゲイリーの恍惚の表情、さらには、ハイ・トーンを決めるときに顔をしかめながら弾いているさまなどが目に浮かぶようです。

 まあ、これだけ弾ければ自分に酔うのも分かる気がします。
 曲によっては、ハード・ロック時代を連想させる、マシンガンのような早弾きも聴けないわけではありません。

 これらが、ゲイリーの隠しようがない本質だと思います。
 ただ、ブリティッシュ・ブルース・ロックの伝統にのっとった、やるべきこともやっています。

 All Your LoveStop Messin' AroundThe Stumbleは、ピーター・グリーン・スクールの優等生として、ふさわしいプレイを決めまくっています。
 All Your Loveは、プリティッシュ・ブルース・ロックの課題曲とでもいいたい曲です。

 そして、Stop Messin' AroundThe Stunbleは、まさにグリーン・マナーに忠実な選曲です。
 先の曲は、グリーンの作品ですが、フレディ・キングにインスパイアされたと思われる曲です。
 そして、The Stumbleは、もちろんフレディの有名インストなのでした。


 このアルバム以降、彼はこの路線でアルバムを出し始めます。

 90年 Still Got The Blues 
 92年 After Hours
 93年には、After Hours・ツアーのライヴ盤、Blues Aliveをリリースします。

 94年には、少し脇道へそれて、BBMというバンド名で、Around Next Dreamを出します。
 これは、クリームや、ベック・ボカート&アピスのようなヘヴィなブルース・ロックです。

 しかし、プロジェクトはすぐに終わりをつげ、
 95年には、師匠ピーター・グリーンのカバー集、Blues For Greenyをリリースします。
  
 このあと2作ほどブルース路線から離れますが、
 01年には、その名も、Back To The Bluesで、再びブルースへと回帰してくるのでした。

 私は、今リストにあげた6枚のみを所持しています。
 (…多分、少なくとも今手元にあるのはそれだけです。)

 その後、現在に至るまで、そのままの路線だったのか、変更があったのかよく知りませんでした。

 ニュースで訃報を知って、もう少し追いかけておくべきだったかも、とちょっぴりセンチになっています。

 私が持っている6枚でのブルース・カバーは、他には、ブランドのFurther On Up The Road(ライヴ)、エルモアのSky Is Crying(ライヴ)、リトル・ミルトンのThe Blues Is Alright、T-ボーンのStomy Mondayなどがあります。

 カバー曲好きの私としては、その後どのような曲を取り上げたのか、気になるところです。

 私は今、追悼の意味でも、未聴のアルバムを手に入れて聴こうかな、などと考え始めています。




Stll Got The Buesです。





   
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