2016年06月25日
世界の太陽光発電の導入状況 | 25.6%増で中国が首位
ソーラーパワー・ヨーロッパとは、欧州の太陽光発電関連の産学官で形成しています。
(旧欧州太陽光発電産業協会)
ソーラーパワー・ヨーロッパによると、2015年の世界の太陽光発電の新規導入量は前年比25.6%増の5060万キロワットと過去最高を更新しました。
その内わけとしては、日本と中国で約50%となります。
中国は2015年の累積導入量が4300万キロワットに達して、ドイツを抜いて世界最大の太陽光発電国となりました。
2015年の国別の新規導入量は下記内容となります。
中国:1515万キロワット(46%増)
日本:1100万キロワット(13%増)
※3位の米国まで2014年は順位は同じだった。
2015年末の世界の累積導入量は2億2900万キロワットです。
中国が18.9%を占めており、ドイツ(17.3%)、日本(15%)と続きます。
2020年までの世界市場予測では、
2016年の新規導入量が22%増の6200万キロワット
️中国が市場をけん引し続けるとの見通し
2020年末の累積導入量は6億キロワットで、これから5年間で2.6倍に拡大すると予測されています。
太陽電池モジュールを中心とした価格下落が続いており、世界的に太陽電池の発電コストは低下しています。
各電力会社が手がける大型発電所の観点では、一部の国では石炭火力と互角になってきています。
太陽光でつくった電力のソーラーパワーに関しては、今後、電力を一時的にためる蓄電池の普及が想定されています。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5192364
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック