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2014年11月03日

「裁いてはいけません。裁かれないためです。」

前回は、自分に被害が及んだ場合の話をした。その際には、アブラハム・イサク・ヤコブの神である天の父は、その言葉であるイェシュアにより「許しなさい。」と言っていたのを確認したと思う。

今回は、自分に直接的に被害が及んでいるわけではないが、自分の価値観とそぐわないものに直面した時の態度について探求してみようと思う。しかし、このトピックについては、多くの熱心な宗教家たちの反感を買うこと請け合いなのは十分に承知しているが、そのように「なんだこいつは」と思う方々も、まあ、最後までしっかりと読んで言わんとしていることを理解してから反論していただければと思う。

マタイの福音書7章1節〜5節には、当時の熱心な宗教家たちであるパリサイ派の人々や祭司などから非常に不評を買ったイェシュアの言葉が記されている。
「裁いてはいけません。裁かれないためです。あなた方が裁く通りに、あなた方も裁かれ、あなた方が量る通りに、あなた方も量られるからです。」

ここで、裁くというのはいったいどういう事なのか、もう一度確認してみたい。大辞林第三版の解説にはこう書いてある。
さばく【裁く】 善悪・理非の判断をする。

つまり、これは良い、これは悪いという事を判断することが、「裁く」という意味だという事が解る。これからすると、イェシュアは、「(他者について)善悪の判断をしてはいけません。あなたが他者に適用した基準であなた方も天の父から裁かれるからです。」と言っていることになる。

また、旧約聖書の原典で使われているヘブライ語において、裁くという言葉には上記の善悪の判断の意味のほかに、「支配する」、「君臨する」、または「統治する」という意味が含まれている。要するに、「裁くことのできるものは権力を持っている」というわけである。

では、どこからが善で、どこからが悪なのか。その善悪の境界はどこにあるのだろうか。少し考察してみたい。

「嘘つきは泥棒の始まり」とはよく言い古された言葉で、子供に嘘をついてはいけないと教えるときによく使う金言であるが、実はそれを言っている当の本人(大人)が、嘘をあちこちで吐きまくっているという事は紛れもない事実である。以下の状況でそれは赦されるのかどうかについて、判断してみてほしい。

@ 人がテーブルの上に置いてあった財布をその人が見ていない時に盗み、そのことに疑いをかけられると、「私はそんなことはしていません。」と嘘をつくこと。

A カフェで友人がテーブルのソルトシェーカーを気に入り、それを盗むのを見ておきながら、店の人があなたにあなたの友人がそれを盗むのを見ませんでしたかと問うた時に友人をかばい、「いいえ、見ていませんし、私はこの人が盗むわけはないと思います。」と嘘をつくこと。

B お客があなたの店に来て、「この商品いつまでに入荷できますか」と質問されたので、本当はいつ入荷されるかわからないにもかかわらず、「明後日入荷予定です」と嘘をつくこと。

C 医者であるあなたが、患者に小さいが悪性で進行性の癌が見つかったにもかかわらず、患者に対しては「ちょっとした腫瘍が見つかりましたが、手術できれいに取れる程度ですので心配はありません。」と嘘をつくこと。

D チンピラらしきものに追いかけられていた少年をかくまい、チンピラに「ここにガキは来なかったか」とすごまれた時、「ああ、あの子なら駅のほうに走って行きましたよ。」と嘘をつくこと。

さて、あなたの価値観は上記5点をどう「裁く」のだろうか。この様に嘘をつくことは果たして良いのか、それとも悪いのか。

この質問をした意義は、「人によって価値観の物差しが違う」という点を示すためであり、ここで「このような場面でこのようにするのが正しい」というためのものではないことをしっかりと理解していただきたい。

では、なぜ価値観の物差しが人によって違うのか。これはこのブログ記事の第1回目にも出てきたテーマであるが、今回から数回にわたりその点について聖書の中から答えを導き出してみようと思う。
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