2009年11月04日
「浮世」の語源と意味
「浮世」の語源と意味
つらいことが多いこの世の中という意味で、
仏教的な意味合いを持っている「憂世」のほうが古くからみられる。
漢語にも「浮世」(ふせい)という言葉が見られるが、「憂世」が
「浮き世」になり、定めない世の中を意味するようになり、
はかなくうつりやすいこの世、そこから、どうせ短いこの世、
たのしく生きなきゃ損とばかりに「憂世」の厭世思想が
うらがえされて、享楽を主として生きる世の中を意味するようになった。
つらいことが多いこの世の中という意味で、
仏教的な意味合いを持っている「憂世」のほうが古くからみられる。
漢語にも「浮世」(ふせい)という言葉が見られるが、「憂世」が
「浮き世」になり、定めない世の中を意味するようになり、
はかなくうつりやすいこの世、そこから、どうせ短いこの世、
たのしく生きなきゃ損とばかりに「憂世」の厭世思想が
うらがえされて、享楽を主として生きる世の中を意味するようになった。
投稿者:語学|04:00
|語源 由来 Origin