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2017年08月15日
銀河鉄道９９９ 第１８話感想 「泥のメーテル」
初回放映：1979年1月11日
フジテレビ系
（ストーリー：ネタバレ）
停車駅「雨の都」 停車時間：1日
この世の始まりから雨が降り続き太陽が地表を照らしたことの無い星
ホテルについた鉄郎とメーテル。入浴を嫌う鉄郎はバルコニーで雨をシャワーの代用
にしようとするが、雨の勢いが強くパンツを流されてしまう。
メーテルが外に一人で散歩に出かけた後、部屋に知らない女の声で鉄郎宛に電話が掛か
って来た。女の部屋への招待の電話だった。女の声が寂しそうだったのと雨の中部屋で
じっとしていることに退屈を覚えた鉄郎は散歩がてら女に説明された場所まで行ってみ
ることにした。
たどり着いた場所は行き止まりで道もなくなっていた。その先はメーテルから近づいて
はいけないと注意されていた泥の池であった。女の声と共に池から出て来た腕に捕まれ
て鉄郎は池に引きずり込まれていった。
鉄郎が気が付くとそこは泥の底に浮いている空気の玉を住まいとした女がいた。女は、
メーテルと同じ名前だった。鉄郎はここが地球でいう貧しい人たちが住むスラム街と察
した。
この星では、外を出歩けない貧しい人たちのための娯楽として、星に来訪する銀河鉄道
の乗客の詳細な情報がテレビで放送されていた。女はその情報により鉄郎を知り、ホテ
ルの部屋に電話してきたのだ。鉄郎は銀河鉄道の大勢の乗客の中からなぜ自分を選んだ
のかを問うと、女は貧乏を知っている人と一緒に暮らしたかった、鉄郎は貧乏を知って
いるからだと答えた。
鉄郎は自分には目的があるので、女とは一緒に暮らせないと断るが、今いる場所は地上
から２００ｍ下の泥の中で、自分一人では地上に戻ることは不可能だった。地上への浮
上を試みた鉄郎は途中で気を失い、また空気の玉に連れ戻されてしまった。
テレビでは、鉄郎が尋ね人として捜索されていた。鉄郎を見つけた人への謝礼として銀
河鉄道から望みのものを謝礼として与えられると聞いた女は、この貧しい暮らしから脱
出できるチャンスだと鉄道管理局へ電話した。
その時、鉄郎と女は泥の池から泥を吸い上げる機械に空気の玉ごと吸い上げられ、地上
に放り出されてしまった。金持ちの家を建てるため、泥を吸い上げるとともに貧しい人
たちを追い立てているということだった。女の家だった空気の泡は潰れ、女には帰る所
が無くなってしまった。
駅に鉄郎を連れて来た女はメーテルに謝礼として銀河鉄道のパスと鉄郎の身柄を要求し
た。メーテルは抗議することもなくそれを受け入れた。
雨の都を出発した９９９。メーテルは渋る鉄郎に、出来るだけやさしくしあげるように
と女の元に送り出す。女の要求に嫌々ながら手を握ってあげる鉄郎だったが、急に具合
が悪くなった女を心配する。女は乾いた泥のように粉々になっていった。泥の中の生活
で変わってしまった体質が泥から出た環境に耐えられなかったのだった。
もっと優しくしてやればよかったと悲しむ鉄郎に、メーテルは女が鉄道管理局に鉄郎を
連れて来た時に、無理やり女に拉致されたということを言わずにいてあげたことを挙げ、
十分やさしかったと慰めるのであった。
鉄郎が地球では貧しい暮らしをしていたという個人情報までテレビで流されていたのは
やだなぁと思いました。一方のメーテルはやはり謎の女として情報は秘匿されていたの
でしょうか。それともダミーデータとしてのプロフィールが流れていたのか興味があり
ます。
泥のメーテルが泥の中をどうやって移動しているのかは描写されていませんでしたが、
長年の泥の底暮らしで体質が変化して自由に泳げるんでしょうね。貧しいとはいえ、テ
レビも電話もあるし、衣食住には困っていないようでしたが収入はどのように得ていた
のか。生活保護でも受けていたのでしょうか。
雨の中、傘もささずシャツとパンツ、裸足で、それでも戦士の銃は忘れずに携帯して道
を進む鉄郎。この星の住人は誰一人道を歩いていなかったから良いようなものの、見ら
れたらきっと不審者として通報されていたでしょう。
フジテレビ系
（ストーリー：ネタバレ）
停車駅「雨の都」 停車時間：1日
この世の始まりから雨が降り続き太陽が地表を照らしたことの無い星
ホテルについた鉄郎とメーテル。入浴を嫌う鉄郎はバルコニーで雨をシャワーの代用
にしようとするが、雨の勢いが強くパンツを流されてしまう。
メーテルが外に一人で散歩に出かけた後、部屋に知らない女の声で鉄郎宛に電話が掛か
って来た。女の部屋への招待の電話だった。女の声が寂しそうだったのと雨の中部屋で
じっとしていることに退屈を覚えた鉄郎は散歩がてら女に説明された場所まで行ってみ
ることにした。
たどり着いた場所は行き止まりで道もなくなっていた。その先はメーテルから近づいて
はいけないと注意されていた泥の池であった。女の声と共に池から出て来た腕に捕まれ
て鉄郎は池に引きずり込まれていった。
鉄郎が気が付くとそこは泥の底に浮いている空気の玉を住まいとした女がいた。女は、
メーテルと同じ名前だった。鉄郎はここが地球でいう貧しい人たちが住むスラム街と察
した。
この星では、外を出歩けない貧しい人たちのための娯楽として、星に来訪する銀河鉄道
の乗客の詳細な情報がテレビで放送されていた。女はその情報により鉄郎を知り、ホテ
ルの部屋に電話してきたのだ。鉄郎は銀河鉄道の大勢の乗客の中からなぜ自分を選んだ
のかを問うと、女は貧乏を知っている人と一緒に暮らしたかった、鉄郎は貧乏を知って
いるからだと答えた。
鉄郎は自分には目的があるので、女とは一緒に暮らせないと断るが、今いる場所は地上
から２００ｍ下の泥の中で、自分一人では地上に戻ることは不可能だった。地上への浮
上を試みた鉄郎は途中で気を失い、また空気の玉に連れ戻されてしまった。
テレビでは、鉄郎が尋ね人として捜索されていた。鉄郎を見つけた人への謝礼として銀
河鉄道から望みのものを謝礼として与えられると聞いた女は、この貧しい暮らしから脱
出できるチャンスだと鉄道管理局へ電話した。
その時、鉄郎と女は泥の池から泥を吸い上げる機械に空気の玉ごと吸い上げられ、地上
に放り出されてしまった。金持ちの家を建てるため、泥を吸い上げるとともに貧しい人
たちを追い立てているということだった。女の家だった空気の泡は潰れ、女には帰る所
が無くなってしまった。
駅に鉄郎を連れて来た女はメーテルに謝礼として銀河鉄道のパスと鉄郎の身柄を要求し
た。メーテルは抗議することもなくそれを受け入れた。
雨の都を出発した９９９。メーテルは渋る鉄郎に、出来るだけやさしくしあげるように
と女の元に送り出す。女の要求に嫌々ながら手を握ってあげる鉄郎だったが、急に具合
が悪くなった女を心配する。女は乾いた泥のように粉々になっていった。泥の中の生活
で変わってしまった体質が泥から出た環境に耐えられなかったのだった。
もっと優しくしてやればよかったと悲しむ鉄郎に、メーテルは女が鉄道管理局に鉄郎を
連れて来た時に、無理やり女に拉致されたということを言わずにいてあげたことを挙げ、
十分やさしかったと慰めるのであった。
鉄郎が地球では貧しい暮らしをしていたという個人情報までテレビで流されていたのは
やだなぁと思いました。一方のメーテルはやはり謎の女として情報は秘匿されていたの
でしょうか。それともダミーデータとしてのプロフィールが流れていたのか興味があり
ます。
泥のメーテルが泥の中をどうやって移動しているのかは描写されていませんでしたが、
長年の泥の底暮らしで体質が変化して自由に泳げるんでしょうね。貧しいとはいえ、テ
レビも電話もあるし、衣食住には困っていないようでしたが収入はどのように得ていた
のか。生活保護でも受けていたのでしょうか。
雨の中、傘もささずシャツとパンツ、裸足で、それでも戦士の銃は忘れずに携帯して道
を進む鉄郎。この星の住人は誰一人道を歩いていなかったから良いようなものの、見ら
れたらきっと不審者として通報されていたでしょう。
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2017年04月20日
銀河鉄道９９９ 第１７話感想 「装甲惑星」
初回放映：1979年1月4日
フジテレビ系
（ストーリー：ネタバレ）
停車駅「装甲惑星」 停車時間：不明
科学が発達し３０００年も前から稼働し続けている人工衛星がある星。
生き物はみんな装甲しているが、今は滅びゆく星
装甲惑星に到着早々、パンツァービートルという昆虫に襲われる鉄郎とメーテル。
鋼鉄をも貫く装甲を持つビートルの攻撃に鉄郎をかばったメーテルは身体を貫かれてしまう。
車掌の呼びかけにより防護スクリーンのある９９９に戻った二人であったが、９９９には医者
は乗車しておらずメーテルの治療の方法がなかった。
機関車のコンピューターに照会するとこの機関車から東に10kmの場所にこの星のに医者がいる
のがわかった。車掌が危険だと止めるのも聞かず、鉄郎は列車を飛び出していった。
気が付いたメーテルが危険だと鉄郎を追いかけようとして車掌に止められていると、どこから
か男の声が聞こえ、車掌にこの車両から出ていくように命令する。メーテルからもそうするよ
うに頼まれた車掌は、車両から出ていく。男の声により服を脱いだメーテルは光に包まれてい
った。
その頃、霧に包まれた道で迷った鉄郎は巨大な虫の死骸に出会う。また鋼鉄のアンドロイドの
ような人間の死体も見つけた。そして今度は生きているヌータルという。医者の息子と出会う
が、ヌータルは医者に合わせようとせず、鉄郎を生贄として捕まえて食べようとする。
戦士の銃で応戦するが、戦士の銃が全く聞かない。鉄郎は逃げる途中で崖から落ちてしまう。
気が付くと日が暮れていた。崖を登ってさまよう鉄郎はなんとか医者の家にたどり着いたが、
医者は寿命が尽きかけていて寝たきりになっていた。
そこにヌータルが帰ってきた。医者の助けにより家から逃げ出すが、また崖の淵に追いつめられ
てしまった。
間一髪、メーテルが駆けつけ次元反動法でヌータルの右足を打ち砕きヌータルは崖から落ちて行
った。メーテルは元気になっていて、車掌がべつの医者を連れて来たと鉄郎に説明した。鉄郎は
この星には他の医者はいないはずと疑問に思うが、メーテルが元気なら良いとそれ以上考えない
ことにした。
メーテルの説明によると、昔この星では争いを防ぐため生き物全てを装甲で覆った。しかしその
ために捕食される生き物がいなくなり、この星の生き物は滅びに進んでしまったという。生き物
を殺さなければ生きていけない生物の業を思う鉄郎であった。
１３話の「化石の戦士」ではメーテルと鉄郎のことを「お客さん」と呼んでいた車掌さんですが、
だいぶ打ち解けて来たようです。常に名前で呼ぶようになりました。
時折現れる謎の男の声。今回もメーテルの傷を治してくれました。正体が分かるのはいつの日か。
メーテルは服の下に黒い下着を付けている時と何も着ていない時があります。今回は何も着ていま
せんでした。
フジテレビ系
（ストーリー：ネタバレ）
停車駅「装甲惑星」 停車時間：不明
科学が発達し３０００年も前から稼働し続けている人工衛星がある星。
生き物はみんな装甲しているが、今は滅びゆく星
装甲惑星に到着早々、パンツァービートルという昆虫に襲われる鉄郎とメーテル。
鋼鉄をも貫く装甲を持つビートルの攻撃に鉄郎をかばったメーテルは身体を貫かれてしまう。
車掌の呼びかけにより防護スクリーンのある９９９に戻った二人であったが、９９９には医者
は乗車しておらずメーテルの治療の方法がなかった。
機関車のコンピューターに照会するとこの機関車から東に10kmの場所にこの星のに医者がいる
のがわかった。車掌が危険だと止めるのも聞かず、鉄郎は列車を飛び出していった。
気が付いたメーテルが危険だと鉄郎を追いかけようとして車掌に止められていると、どこから
か男の声が聞こえ、車掌にこの車両から出ていくように命令する。メーテルからもそうするよ
うに頼まれた車掌は、車両から出ていく。男の声により服を脱いだメーテルは光に包まれてい
った。
その頃、霧に包まれた道で迷った鉄郎は巨大な虫の死骸に出会う。また鋼鉄のアンドロイドの
ような人間の死体も見つけた。そして今度は生きているヌータルという。医者の息子と出会う
が、ヌータルは医者に合わせようとせず、鉄郎を生贄として捕まえて食べようとする。
戦士の銃で応戦するが、戦士の銃が全く聞かない。鉄郎は逃げる途中で崖から落ちてしまう。
気が付くと日が暮れていた。崖を登ってさまよう鉄郎はなんとか医者の家にたどり着いたが、
医者は寿命が尽きかけていて寝たきりになっていた。
そこにヌータルが帰ってきた。医者の助けにより家から逃げ出すが、また崖の淵に追いつめられ
てしまった。
間一髪、メーテルが駆けつけ次元反動法でヌータルの右足を打ち砕きヌータルは崖から落ちて行
った。メーテルは元気になっていて、車掌がべつの医者を連れて来たと鉄郎に説明した。鉄郎は
この星には他の医者はいないはずと疑問に思うが、メーテルが元気なら良いとそれ以上考えない
ことにした。
メーテルの説明によると、昔この星では争いを防ぐため生き物全てを装甲で覆った。しかしその
ために捕食される生き物がいなくなり、この星の生き物は滅びに進んでしまったという。生き物
を殺さなければ生きていけない生物の業を思う鉄郎であった。
１３話の「化石の戦士」ではメーテルと鉄郎のことを「お客さん」と呼んでいた車掌さんですが、
だいぶ打ち解けて来たようです。常に名前で呼ぶようになりました。
時折現れる謎の男の声。今回もメーテルの傷を治してくれました。正体が分かるのはいつの日か。
メーテルは服の下に黒い下着を付けている時と何も着ていない時があります。今回は何も着ていま
せんでした。
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2017年04月19日
銀河鉄道９９９ 第１６話感想 「蛍の街」
初回放映：1978年12月28日
フジテレビ系
（ストーリー：ネタバレ）
停車駅「マリコの蛍」停車時間：２４時間
金粉をちりばめたようにキラキラ光っている星に停車した９９９。地球のように発達した街
のホテルに泊まったメーテルと鉄郎。しかしメーテルは貧富の差は地球よりあると話す。
そこにボロボロの身なりをした女が現れて洗濯等の雑用が無いか二人に尋ねるが、当面の仕
事はなく、女は悲しそうに戻っていった。
その女をかわいそうに思った鉄郎は、銀河鉄道が支給するお金を女に恵もうとするが、代償
もなしにお金をくれる人がいるとは信じられないと怒ってお金を鉄郎に返した。鉄郎は彼女
のプライドを傷つけたと後悔する。
そこにさっきの女がまた訪ねて来た。名前はフライヤといい、買ってほしいものがあるので
夜９時に彼女の部屋まで訪ねてきて欲しいという。メーテルに進められて指定の場所に行く
が、そこは貧しいものが住む居住区で蛍荘というボロアパートにフライヤは住んでいた。
買って欲しいものとは、アニメ映画の演出家志望の彼女が作成した「ある猫の物語」のという
自分が飼っていた猫をモデルにした作品の絵コンテであった。
鉄郎が絵コンテを読み始めた時、停電が起こりフライヤの姿は蛍のように輝き始める。綺麗な
のになぜ恥ずかしがるのか不思議に思う鉄郎に、フライヤは、この星では体の輝き方によって
一生が決まってしまい、一番美しいのは全身が光輝くことでフライヤのように光る個所がブチ
になっているのは一番醜いということであった。
停電が回復しないため、鉄郎はホテルに絵コンテを持ち帰って読むことにした。アパートから
の帰り道で鉄郎は全身が光る男にぶつかられた。謝るどころか体が全く光らない鉄郎にさんざ
ん悪態をついて去って行く男に鉄郎は憤慨する。
ホテルに帰った鉄郎は持ち帰った絵コンテを読んでその素晴らしさに涙ぐむ。出かけていたメ
ーテルも戻ってきた。体験した出来事を話す鉄郎にメーテルはこの星のことを、形だけの見か
けの美しさにこだわる虚栄の街と説明する。
翌早朝フライやが尋ねて来た。鉄郎は金貨を二枚フライヤに渡して絵コンテも返す。絵コンテ
が気に入られなかったと悲しむフライヤに鉄郎は誤解だと説明する映画を作るときには絵コン
テが必要となるだろう。映画が完成して絵コンテが不要になったら鉄郎の基に送って欲しいと。
ホテルをチェックアウトして９９９のホームに戻ってきた鉄郎とメーテルは見送りに来たフラ
イヤと昨日鉄郎とぶつかった男が絡んでいるのを見た。男は貧しい者が来るところではないと
フライヤをぶつ。怒った鉄郎は男に決闘を申し込むが、最初は威勢がよかった男は鉄郎が本気
だと知ると汗をかき、震え始める。メーテルが鉄郎を止め男に話す。光る身体や見た目は宇宙
では何の役にもたたない。勇気と誠実さに支えられた実力だけが物をいうと。
意気消沈した男はそれでも９９９に乗り込むが、メーテルは男がこの星を出て、宇宙では生き
られないと男を評価する。
９９９が宇宙へ出た後、鉄郎はフライヤからホームでプレゼントされた箱を開いてみると、手
作りの木彫りの鉄郎そっくりの人形が入っていた。
ナレーションは後にフライヤの映画は完成・公開され、鉄郎に対する謝辞が表されていたが、
鉄郎がそれを見たかどうかは誰も知らないと結んでいた。
好きなエピソードの一つです。ナレーションで済まされてましたが、映画が完成してよかった
です。
フライヤは自分で「まんが映画の演出」志望と話していたが、鉄郎やメーテルはアニメーション
と言う表現をしていました。育った環境の違いかな。また、フライヤが自ら彫刻刀で彫った鉄郎
人形のことを鉄郎本人はキャラクター人形そっくりだと言ってました。
知識・スキルの販売サイト【ココナラ】
フジテレビ系
（ストーリー：ネタバレ）
停車駅「マリコの蛍」停車時間：２４時間
金粉をちりばめたようにキラキラ光っている星に停車した９９９。地球のように発達した街
のホテルに泊まったメーテルと鉄郎。しかしメーテルは貧富の差は地球よりあると話す。
そこにボロボロの身なりをした女が現れて洗濯等の雑用が無いか二人に尋ねるが、当面の仕
事はなく、女は悲しそうに戻っていった。
その女をかわいそうに思った鉄郎は、銀河鉄道が支給するお金を女に恵もうとするが、代償
もなしにお金をくれる人がいるとは信じられないと怒ってお金を鉄郎に返した。鉄郎は彼女
のプライドを傷つけたと後悔する。
そこにさっきの女がまた訪ねて来た。名前はフライヤといい、買ってほしいものがあるので
夜９時に彼女の部屋まで訪ねてきて欲しいという。メーテルに進められて指定の場所に行く
が、そこは貧しいものが住む居住区で蛍荘というボロアパートにフライヤは住んでいた。
買って欲しいものとは、アニメ映画の演出家志望の彼女が作成した「ある猫の物語」のという
自分が飼っていた猫をモデルにした作品の絵コンテであった。
鉄郎が絵コンテを読み始めた時、停電が起こりフライヤの姿は蛍のように輝き始める。綺麗な
のになぜ恥ずかしがるのか不思議に思う鉄郎に、フライヤは、この星では体の輝き方によって
一生が決まってしまい、一番美しいのは全身が光輝くことでフライヤのように光る個所がブチ
になっているのは一番醜いということであった。
停電が回復しないため、鉄郎はホテルに絵コンテを持ち帰って読むことにした。アパートから
の帰り道で鉄郎は全身が光る男にぶつかられた。謝るどころか体が全く光らない鉄郎にさんざ
ん悪態をついて去って行く男に鉄郎は憤慨する。
ホテルに帰った鉄郎は持ち帰った絵コンテを読んでその素晴らしさに涙ぐむ。出かけていたメ
ーテルも戻ってきた。体験した出来事を話す鉄郎にメーテルはこの星のことを、形だけの見か
けの美しさにこだわる虚栄の街と説明する。
翌早朝フライやが尋ねて来た。鉄郎は金貨を二枚フライヤに渡して絵コンテも返す。絵コンテ
が気に入られなかったと悲しむフライヤに鉄郎は誤解だと説明する映画を作るときには絵コン
テが必要となるだろう。映画が完成して絵コンテが不要になったら鉄郎の基に送って欲しいと。
ホテルをチェックアウトして９９９のホームに戻ってきた鉄郎とメーテルは見送りに来たフラ
イヤと昨日鉄郎とぶつかった男が絡んでいるのを見た。男は貧しい者が来るところではないと
フライヤをぶつ。怒った鉄郎は男に決闘を申し込むが、最初は威勢がよかった男は鉄郎が本気
だと知ると汗をかき、震え始める。メーテルが鉄郎を止め男に話す。光る身体や見た目は宇宙
では何の役にもたたない。勇気と誠実さに支えられた実力だけが物をいうと。
意気消沈した男はそれでも９９９に乗り込むが、メーテルは男がこの星を出て、宇宙では生き
られないと男を評価する。
９９９が宇宙へ出た後、鉄郎はフライヤからホームでプレゼントされた箱を開いてみると、手
作りの木彫りの鉄郎そっくりの人形が入っていた。
ナレーションは後にフライヤの映画は完成・公開され、鉄郎に対する謝辞が表されていたが、
鉄郎がそれを見たかどうかは誰も知らないと結んでいた。
好きなエピソードの一つです。ナレーションで済まされてましたが、映画が完成してよかった
です。
フライヤは自分で「まんが映画の演出」志望と話していたが、鉄郎やメーテルはアニメーション
と言う表現をしていました。育った環境の違いかな。また、フライヤが自ら彫刻刀で彫った鉄郎
人形のことを鉄郎本人はキャラクター人形そっくりだと言ってました。
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2017年04月18日
銀河鉄道９９９ 第１５話感想 「水の国のベートーベン」
初回放映：1978年12月21日
フジテレビ系
（ストーリー：ネタバレ）
停車駅「４Ｄ３」 停車時間：４８時間
水滴星。宇宙に浮かんだ水の玉。乱反射が強いので地上への降下時はサングラスを
かけなければならない。水の層の中に陸地がある。
宇宙空間を走る９９９。暗黒ガスの中にある私有星である黒騎士の星に９９９は停車
してしまう。メーテルは様子を見に他の車両へ移動。鉄郎は窓を開けたり席を離れな
いようにというメーテルの注意を聞かず、暗黒ガスが社内に漏れてくるドアを閉め直
おそうとして、列車から落ちてしまう。
そこに現れた黒騎士は鉄郎にここで一生ここで暮らして欲しいと頼む。黒騎士は不動
産屋に騙され、後に暗黒ガスに飲み込まれる星を買わされてしまった。そんな星に住
みたいと思う者は誰もおらず、星の側を通る銀河鉄道を襲っては一緒に住んでくれる
ように頼み、断られると殺してしまうということを続けていた。
鉄郎も黒騎士の頼みを断る。怒った黒騎士の投げた宇宙銛は鉄郎をかばったメーテル
を貫く。鉄郎は怒って黒騎士を追う。瀕死のメーテルに謎の男の声がここで死んでは
ならないと話しかける。
鉄郎は黒騎士を戦士の銃で倒す。黒騎士の機械の身体はボロボロの部品で作られていた。
星を買うために高性能だった体を売ってしまったのだ。
悲しみに沈み９９９に戻ってきた鉄郎は生きて車両に帰ってきているメーテルに驚く。
メーテルは鉄郎が見たのは、鉄郎を動揺させるために黒騎士が暗黒ガスに映した幻覚だ
と説明して納得させた。
９９９は４Ｄ３に到着した。地球では失われた自然が残っている星に心躍る鉄郎。民宿
に止まった二人は民宿の入浴中にパスを奪おうとする暴漢に襲われた。メーテルに捕ま
った男は民宿の息子だった。音楽で有名になりたい息子は９９９に乗ってこの星を出て
いきたいと度々このようなことをしでかしていたのだった。
９９９は４Ｄ３を発車した。民宿でピアノを弾く息子はいつかきっとこの星を９９９に
乗って出ていくと希望を新たにするのであった。
黒騎士とベートーベン２つのエピソードを１話に構成。
岩風呂で混浴する鉄郎とメーテル。メーテルはタオルを体に巻いているが、民宿の息子が
パス欲しさに襲って来た時には二人とも裸のまま応戦
この話に限らず、前半でメーテルと鉄郎の会話で出て来た板メーテルと鉄郎の母が瓜二つ
という謎は原作漫画も含め、結局解明されずに終わったと記憶しています。鉄郎の母親の
姿をメーテルが写し取ったという説もありましたが、その後に制作された作品でメーテル
は幼いころからあの顔だったので、他人の空似ということに落ち着いたのでしょうか。
フジテレビ系
（ストーリー：ネタバレ）
停車駅「４Ｄ３」 停車時間：４８時間
水滴星。宇宙に浮かんだ水の玉。乱反射が強いので地上への降下時はサングラスを
かけなければならない。水の層の中に陸地がある。
宇宙空間を走る９９９。暗黒ガスの中にある私有星である黒騎士の星に９９９は停車
してしまう。メーテルは様子を見に他の車両へ移動。鉄郎は窓を開けたり席を離れな
いようにというメーテルの注意を聞かず、暗黒ガスが社内に漏れてくるドアを閉め直
おそうとして、列車から落ちてしまう。
そこに現れた黒騎士は鉄郎にここで一生ここで暮らして欲しいと頼む。黒騎士は不動
産屋に騙され、後に暗黒ガスに飲み込まれる星を買わされてしまった。そんな星に住
みたいと思う者は誰もおらず、星の側を通る銀河鉄道を襲っては一緒に住んでくれる
ように頼み、断られると殺してしまうということを続けていた。
鉄郎も黒騎士の頼みを断る。怒った黒騎士の投げた宇宙銛は鉄郎をかばったメーテル
を貫く。鉄郎は怒って黒騎士を追う。瀕死のメーテルに謎の男の声がここで死んでは
ならないと話しかける。
鉄郎は黒騎士を戦士の銃で倒す。黒騎士の機械の身体はボロボロの部品で作られていた。
星を買うために高性能だった体を売ってしまったのだ。
悲しみに沈み９９９に戻ってきた鉄郎は生きて車両に帰ってきているメーテルに驚く。
メーテルは鉄郎が見たのは、鉄郎を動揺させるために黒騎士が暗黒ガスに映した幻覚だ
と説明して納得させた。
９９９は４Ｄ３に到着した。地球では失われた自然が残っている星に心躍る鉄郎。民宿
に止まった二人は民宿の入浴中にパスを奪おうとする暴漢に襲われた。メーテルに捕ま
った男は民宿の息子だった。音楽で有名になりたい息子は９９９に乗ってこの星を出て
いきたいと度々このようなことをしでかしていたのだった。
９９９は４Ｄ３を発車した。民宿でピアノを弾く息子はいつかきっとこの星を９９９に
乗って出ていくと希望を新たにするのであった。
黒騎士とベートーベン２つのエピソードを１話に構成。
岩風呂で混浴する鉄郎とメーテル。メーテルはタオルを体に巻いているが、民宿の息子が
パス欲しさに襲って来た時には二人とも裸のまま応戦
この話に限らず、前半でメーテルと鉄郎の会話で出て来た板メーテルと鉄郎の母が瓜二つ
という謎は原作漫画も含め、結局解明されずに終わったと記憶しています。鉄郎の母親の
姿をメーテルが写し取ったという説もありましたが、その後に制作された作品でメーテル
は幼いころからあの顔だったので、他人の空似ということに落ち着いたのでしょうか。
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2017年04月17日
銀河鉄道９９９ 第１４話感想 「二重惑星のラーラ」
初回放映：1978年12月14日
フジテレビ系
（ストーリー：ネタバレ）
停車駅「完全機械化」停車時間１日と３時間４０分
二重惑星。二つの星の間で雨が降ったり降られたりしていて星がつながっているように見える。
街は機械化人間のために最適化されておりオイルの噴水や液体水素の水飲み器が設置されてい
る。何でもあるが、メーテルの言によると機械化人間が寿命を迎え始めるのはあと２〜３百年
後くらいからなので葬儀屋は無いとのこと。
「完全機械化」に停車後、メーテルはこのまま降りずにいてもよいがどうするかと鉄郎に尋ねる。
どういうところか星を見ておきたいという鉄郎に、この星では我慢が必要、特に生身の人間は。
と忠告する。メーテルも高出力のエネルギー弾を装備した銃を携行した。
レストランでは中和剤を飲んでいない鉄郎が機械化人間の飲むドリンクを飲んで泡を吹いたため、
回りの機械人間の客に生身の人間と知られる。機械化人間たちは、鉄郎を外に叩き出し、はく製
にしようとメーテルを捕まえる。
鉄郎は、地球で母親が機械伯爵に殺されたときのことを思い出し、涙しながら店にいたほとんど
の機械化人間を撃ち殺してしまう。
レストランからの帰途、メーテル中和剤が合わなかったため液体水素酔いで車道で倒れてしまい、
助けようとした鉄郎と共にエアカーにひかれてしまう。
メーテルが気づいたときは、車を運転していたラーラという医者の家にいた。機械の身体に飽きて
いたラーラは、まだ意識が戻らない鉄郎の治療にかこつけて自分と鉄郎の意識を交換した。鉄郎と
して９９９に乗車してこの星を出ていこうというのだ。
鉄郎となったラーラはメーテルを銃で脅して９９９に向かう。医療室にに残った鉄郎はラーラの仕
掛けた火災で気を失ってしまう。隙をみてメーテルはラーラを気絶させて鉄郎の下へ。鉄郎を助け
ることが出来たが、手術室が焼失してしまったため二人の心を元に戻すことが出来なくなってしま
った。焼け跡に戻ってきたラーラは怒った鉄郎に他に元に戻る方法がないかラーラを問い詰める。
意外にもあっさりとラーラはメストールの設備なら元に戻せるというのでそこに向かった。
しかし、これも罠でメストールはメーテルと自分の心を入れ替えてラーラと二人で９９９に乗り込む
つもりであった。怒ったメーテルは高出力銃でメストールを脅して、鉄郎とラーラの心を元に戻した。
９９９の発射時間、鉄郎はホームに着いたがメーテルが遅れている。ぎりぎりになってメーテルが到着
し、９９９は発車した。星を離れると、二重惑星は互いに近づき衝突して消滅してしまった。車掌は星
のエネルギーコントロール装置に異常があったと知らせてくれた。鉄郎はもしかしたら遅れて来たメー
テルがやったのかもしれない思うのであった。
二十惑星の影響下に入るため、銀河鉄道の支局から来た車両と連結して三重連となった９９９。蒸気機関
車の時代は実際傾斜のきつい山とかで二重連とかありました。三重連は写真でも見たことが無いです。
この惑星の機械化人は機械の身体とはいっても見た目は人間と同じ姿をしています。なので最初はメーテ
ルたちも機械化人だと思っていたようです。
レストランでの鉄郎は散々でした。メーテルのペットのカシオペア座の豚猿ガニの一種だと思われてオー
ダーしたドリンクがメーテルにしか来なかった。また、ドリンクが来たと思ったら、機械化人間の飲む液
体水素が含まれたドリンクなのでメーテルは中和剤を飲んでいたが、鉄郎に飲ませるのを忘れていた為、
鉄郎は泡を吹いてしまう。
鉄郎の推測でしかないが、二重惑星を衝突させ消滅させたのがメーテルだったら怖い。本当に一人も良い
心の機械化人間はいなかったのだろうか。
部品を交換すれば永遠に生きていられる機械化人間でも貧富の差によっては部品交換できずに死んでいく
者もいるのか、メーテルの言葉は逆に言えば部品交換などのメンテナンスをしなければ２〜３百年で機械
化人間も命が尽きるということでしょう。鉄郎はこの話を聞いても特に疑問を覚えなかったようです。
この頃のメーテルの作画はまだまだ美人です。放送も後半になってくると、作画慣れが悪い方向に作用した
のか、可愛さのあった鉄郎が、より不細工に、メーテルこのあたりの可愛さが無くなってくるように本放送
時に見ていたときは思いました。
やよいの白色申告オンライン
フジテレビ系
（ストーリー：ネタバレ）
停車駅「完全機械化」停車時間１日と３時間４０分
二重惑星。二つの星の間で雨が降ったり降られたりしていて星がつながっているように見える。
街は機械化人間のために最適化されておりオイルの噴水や液体水素の水飲み器が設置されてい
る。何でもあるが、メーテルの言によると機械化人間が寿命を迎え始めるのはあと２〜３百年
後くらいからなので葬儀屋は無いとのこと。
「完全機械化」に停車後、メーテルはこのまま降りずにいてもよいがどうするかと鉄郎に尋ねる。
どういうところか星を見ておきたいという鉄郎に、この星では我慢が必要、特に生身の人間は。
と忠告する。メーテルも高出力のエネルギー弾を装備した銃を携行した。
レストランでは中和剤を飲んでいない鉄郎が機械化人間の飲むドリンクを飲んで泡を吹いたため、
回りの機械人間の客に生身の人間と知られる。機械化人間たちは、鉄郎を外に叩き出し、はく製
にしようとメーテルを捕まえる。
鉄郎は、地球で母親が機械伯爵に殺されたときのことを思い出し、涙しながら店にいたほとんど
の機械化人間を撃ち殺してしまう。
レストランからの帰途、メーテル中和剤が合わなかったため液体水素酔いで車道で倒れてしまい、
助けようとした鉄郎と共にエアカーにひかれてしまう。
メーテルが気づいたときは、車を運転していたラーラという医者の家にいた。機械の身体に飽きて
いたラーラは、まだ意識が戻らない鉄郎の治療にかこつけて自分と鉄郎の意識を交換した。鉄郎と
して９９９に乗車してこの星を出ていこうというのだ。
鉄郎となったラーラはメーテルを銃で脅して９９９に向かう。医療室にに残った鉄郎はラーラの仕
掛けた火災で気を失ってしまう。隙をみてメーテルはラーラを気絶させて鉄郎の下へ。鉄郎を助け
ることが出来たが、手術室が焼失してしまったため二人の心を元に戻すことが出来なくなってしま
った。焼け跡に戻ってきたラーラは怒った鉄郎に他に元に戻る方法がないかラーラを問い詰める。
意外にもあっさりとラーラはメストールの設備なら元に戻せるというのでそこに向かった。
しかし、これも罠でメストールはメーテルと自分の心を入れ替えてラーラと二人で９９９に乗り込む
つもりであった。怒ったメーテルは高出力銃でメストールを脅して、鉄郎とラーラの心を元に戻した。
９９９の発射時間、鉄郎はホームに着いたがメーテルが遅れている。ぎりぎりになってメーテルが到着
し、９９９は発車した。星を離れると、二重惑星は互いに近づき衝突して消滅してしまった。車掌は星
のエネルギーコントロール装置に異常があったと知らせてくれた。鉄郎はもしかしたら遅れて来たメー
テルがやったのかもしれない思うのであった。
二十惑星の影響下に入るため、銀河鉄道の支局から来た車両と連結して三重連となった９９９。蒸気機関
車の時代は実際傾斜のきつい山とかで二重連とかありました。三重連は写真でも見たことが無いです。
この惑星の機械化人は機械の身体とはいっても見た目は人間と同じ姿をしています。なので最初はメーテ
ルたちも機械化人だと思っていたようです。
レストランでの鉄郎は散々でした。メーテルのペットのカシオペア座の豚猿ガニの一種だと思われてオー
ダーしたドリンクがメーテルにしか来なかった。また、ドリンクが来たと思ったら、機械化人間の飲む液
体水素が含まれたドリンクなのでメーテルは中和剤を飲んでいたが、鉄郎に飲ませるのを忘れていた為、
鉄郎は泡を吹いてしまう。
鉄郎の推測でしかないが、二重惑星を衝突させ消滅させたのがメーテルだったら怖い。本当に一人も良い
心の機械化人間はいなかったのだろうか。
部品を交換すれば永遠に生きていられる機械化人間でも貧富の差によっては部品交換できずに死んでいく
者もいるのか、メーテルの言葉は逆に言えば部品交換などのメンテナンスをしなければ２〜３百年で機械
化人間も命が尽きるということでしょう。鉄郎はこの話を聞いても特に疑問を覚えなかったようです。
この頃のメーテルの作画はまだまだ美人です。放送も後半になってくると、作画慣れが悪い方向に作用した
のか、可愛さのあった鉄郎が、より不細工に、メーテルこのあたりの可愛さが無くなってくるように本放送
時に見ていたときは思いました。
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2017年04月16日
銀河鉄道９９９ 第１３話感想 「化石の戦士（後編）」
初回放映：1978年12月7日
フジテレビ系
アニメとしては宇宙戦艦ヤマトのキャラクターデザイン等で有名になった漫画家松本零士が週刊少年キング
で連載された原作漫画を基にアニメ化された作品。富裕層は機械の身体を手に入れ、老いや病気とは無縁の
暮らしを享受する中、貧民街の生身の人間は機械化人間の狩りの標的にされるなど迫害を受けていた。母
を機械伯爵の人間狩りで殺された星野鉄郎は、無料で機械の身体をくれるという星へ行くための銀河鉄道
999のパスをくれるという謎の女メーテルとともに旅をすることになる。メーテルの目的は何か、鉄郎は
機械の身体を手に入れることが出来るのか。
999が停車する星々で鉄郎が経験する出来事が社会風刺だったり詩情に溢れていたりバリエーション豊かな
話が展開された。好評を博し、1982年春まで二年間全113話放送されました。
漫画全巻セット一括購入
（ストーリー：ネタバレ）
停車駅「化石の星」
化石化ガス雲があと数時間に迫ってくる中、鉄郎はまだ奪われた銀河鉄道のパスを取り返せずにいた。パス
を奪った化石の戦士は、化石の盗掘団に捕らえられ、恋人リージャの化石を運び去られようとしていた。
メーテルは動けなくなった９９９を発射させる策を考えるため鉄郎と別れ９９９に戻った。機関車のコンピ
ューターと車掌と協議の上、補助機関車を呼ぶことになったが化石化ガス雲が星を覆う前ぎりぎりの到着と
なりそうだった。
鉄郎は盗賊団に殺されそうになった化石の戦士を助けてパスを取り戻そうとする。しかし自由になった化石
の戦士は盗賊団と鉄郎両方に攻撃を仕掛けてきた。取り戻したリージャの化石を持って、住処の宇宙船に逃
げ込む化石の戦士。鉄郎を一室に閉じ込め、盗賊団の件が解決したらパスを返すのでそれまでそこにいてく
れとモニター越しに頼む。鉄郎は化石化星雲があと二時間で星に到達することを戦士に告げるが。通信を切
られてしまった。
盗賊団の宇宙船が化石の戦士の宇宙船に攻めてきた。中に入り込んできた盗賊を地の利を利用して倒してい
く。ついに盗賊団の宇宙も撃ち落とし全滅させることが出来た。
盗賊団の攻撃により閉じ込められた部屋から脱出することが出来た鉄郎は、化石の戦士と一騎打ちをする。
戦士は初めから鉄郎に殺されるつもりでいた。銃で戦士を打ち抜いた後、戦士の刀が刀身を逆に構えていた
ことに鉄郎は気づく。こと切れる前に戦士からパスを返してもらった鉄郎は戦士とリージャの化石を並べ二
人の手をつなぐ。
化石化ガス雲が遂に上空に現れた。補助列車の６６６が間に合い９９９と連結した。発車時間となり、車掌
は規則通りに鉄郎と鉄郎を待つメーテルをを置いて発射しようとするが、掛けてくる鉄郎を発見すると必死
に応援した。間一髪間に合った二人は９９９に乗り込み、９９９はガス雲をすり抜けて宇宙へ脱出すること
が出来た。
戦士の身体も化石になり、リージャと永遠に一緒になることが出来た。鉄郎は、化石を元に戻す方法がわか
ったら最後に戦士と約束した通り、必ずリージャを元に戻しに来ると心の中で戦士に告げるのであった。
テレビスペシャルとして放送された総集編「君は戦士のように生きられるか」の中心となったエピソード
の後編です。
リージャに限らず、全身または半身を見せて化石化している女はなぜか裸。他の大多数は大きな岩から顔
だけ出しているような化石化をしている。化石化と共に服が風化してしまうのかと思ったら、ラストに化
石の戦士が化石化しても服を着たままでした。
車掌が鉄郎をお客さんと他人行儀に呼んでいましたが、心配する素振りをみせるようになりました。必死で
応援して鉄郎たちが間に合った後の疲れてぐったりしている様子がほほえましいです。
フジテレビ系
アニメとしては宇宙戦艦ヤマトのキャラクターデザイン等で有名になった漫画家松本零士が週刊少年キング
で連載された原作漫画を基にアニメ化された作品。富裕層は機械の身体を手に入れ、老いや病気とは無縁の
暮らしを享受する中、貧民街の生身の人間は機械化人間の狩りの標的にされるなど迫害を受けていた。母
を機械伯爵の人間狩りで殺された星野鉄郎は、無料で機械の身体をくれるという星へ行くための銀河鉄道
999のパスをくれるという謎の女メーテルとともに旅をすることになる。メーテルの目的は何か、鉄郎は
機械の身体を手に入れることが出来るのか。
999が停車する星々で鉄郎が経験する出来事が社会風刺だったり詩情に溢れていたりバリエーション豊かな
話が展開された。好評を博し、1982年春まで二年間全113話放送されました。
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（ストーリー：ネタバレ）
停車駅「化石の星」
化石化ガス雲があと数時間に迫ってくる中、鉄郎はまだ奪われた銀河鉄道のパスを取り返せずにいた。パス
を奪った化石の戦士は、化石の盗掘団に捕らえられ、恋人リージャの化石を運び去られようとしていた。
メーテルは動けなくなった９９９を発射させる策を考えるため鉄郎と別れ９９９に戻った。機関車のコンピ
ューターと車掌と協議の上、補助機関車を呼ぶことになったが化石化ガス雲が星を覆う前ぎりぎりの到着と
なりそうだった。
鉄郎は盗賊団に殺されそうになった化石の戦士を助けてパスを取り戻そうとする。しかし自由になった化石
の戦士は盗賊団と鉄郎両方に攻撃を仕掛けてきた。取り戻したリージャの化石を持って、住処の宇宙船に逃
げ込む化石の戦士。鉄郎を一室に閉じ込め、盗賊団の件が解決したらパスを返すのでそれまでそこにいてく
れとモニター越しに頼む。鉄郎は化石化星雲があと二時間で星に到達することを戦士に告げるが。通信を切
られてしまった。
盗賊団の宇宙船が化石の戦士の宇宙船に攻めてきた。中に入り込んできた盗賊を地の利を利用して倒してい
く。ついに盗賊団の宇宙も撃ち落とし全滅させることが出来た。
盗賊団の攻撃により閉じ込められた部屋から脱出することが出来た鉄郎は、化石の戦士と一騎打ちをする。
戦士は初めから鉄郎に殺されるつもりでいた。銃で戦士を打ち抜いた後、戦士の刀が刀身を逆に構えていた
ことに鉄郎は気づく。こと切れる前に戦士からパスを返してもらった鉄郎は戦士とリージャの化石を並べ二
人の手をつなぐ。
化石化ガス雲が遂に上空に現れた。補助列車の６６６が間に合い９９９と連結した。発車時間となり、車掌
は規則通りに鉄郎と鉄郎を待つメーテルをを置いて発射しようとするが、掛けてくる鉄郎を発見すると必死
に応援した。間一髪間に合った二人は９９９に乗り込み、９９９はガス雲をすり抜けて宇宙へ脱出すること
が出来た。
戦士の身体も化石になり、リージャと永遠に一緒になることが出来た。鉄郎は、化石を元に戻す方法がわか
ったら最後に戦士と約束した通り、必ずリージャを元に戻しに来ると心の中で戦士に告げるのであった。
テレビスペシャルとして放送された総集編「君は戦士のように生きられるか」の中心となったエピソード
の後編です。
リージャに限らず、全身または半身を見せて化石化している女はなぜか裸。他の大多数は大きな岩から顔
だけ出しているような化石化をしている。化石化と共に服が風化してしまうのかと思ったら、ラストに化
石の戦士が化石化しても服を着たままでした。
車掌が鉄郎をお客さんと他人行儀に呼んでいましたが、心配する素振りをみせるようになりました。必死で
応援して鉄郎たちが間に合った後の疲れてぐったりしている様子がほほえましいです。
