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2017年07月21日
22年目の告白〜私が殺人犯です〜
韓国リメイク作品
題名:22年目の告白〜私が殺人犯です〜
公開年:2017年
上映時間:117分

22年前に起きた連続殺人の犯人が、時効成立後に現れる映画。日本における時効の仕組みをしっかりと反映しており、元の韓国版とは違った面白さがある。韓国版よりも設定がマイルド。
なかなかいい映画
◎あらすじ
阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件が発生した1995年、三つのルールに基づく5件の連続殺人事件が起こる。
担当刑事の牧村航(伊藤英明)はもう少しで犯人を捕まえられそうだったものの、尊敬する上司を亡き者にされた上に犯人を取り逃してしまう。
その後事件は解決することなく時効を迎えるが、ある日、曾根崎雅人(藤原竜也)と名乗る男が事件の内容をつづった手記「私が殺人犯です」を発表し……。
シネマトゥデイより
監督は「SR サイタマノラッパー」などを手掛けた入江悠氏、主演は藤原竜也さん。
藤原さんはクズ役か悲惨な目に遭う役が多いですよね。
今回はどちらの要素もあるような役どころです。
↓予告。テーマ曲カッコいいですよね。
◎ネタバレしない程度に
この作品は韓国映画『殺人の告白』をリメイクしたもので、大枠の設定は韓国版と同じです。
観に行く前に、予習として韓国版も観ました。
![]() | 価格:1,000円 |

途中(え…?何このシーン…笑いどころなの…?)と不安になるシーンや(え…?そんな急にジャッキーチェンのコメディアクションみたいになるの…?)と不安になるシーンもありつつも、結局トータルで考えたら、普通に面白かったなぁという作品でした。
設定の発想力勝ちって感じですね。
韓国版からエグさと良くわからない不安になるシーンを全て省いたのが、『22年目の告白』だと思います。
22年前の連続殺人事件の犯人が時効成立後に書籍を出版し波乱を呼ぶのがストーリーのメイン。
遺族たちがブチ切れて藤原竜也を殺そうとするのですが、まぁ遺族がブチ切れるのもわかります。
嫌な記憶を呼び覚まされてるわけですし、捕まえられないですし。
時効の成立に関してなのですが、『日本て殺人事件の時効なくなったよなぁ!?』と思った方もいらっしゃることでしょう。
私も思いながら観に行きました。
てっきり時効無効の成立前の時間軸でやるのかと思っていたら、普通に2017年現在で話が進みます。
途中でなぜこの事件は時効が成立して今っているのか、詳しく説明してくれるので納得しながら映画を観られるので安心してください。
なんで成立してるのか、詳しくは忘れましたが、観れば納得できます(たぶん)。
韓国版とは詳細やオチが多少違います。
全体を通してスピード感があり、ダレることも少ないので面白かったです。
ただ、藤原竜也さんの演技に感化されているのか、出演者の演技がなんか濃くて
笑うシーンじゃないのに笑いそうになったりしたので、
濃い演技が好きじゃない方にはあまりオススメできないかもしれません。
韓国版よりは全然ゲスではありませんが、爽快な気分にはならない映画なので、
その辺も加味して観ていただければと思います。
グロいシーンはほぼありませんので、そこは安心ポイントだと思います。
◎総評
こういうテーマの邦画にしては面白いです。
⇒復讐ものが多い目次

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