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2017年01月30日
アイデンティティー感想 古き良きホラー
古い演出がクセになる
題名:“アイデンティティー”(原題:IDENTITY)
公開年:2003年
上映時間:90分

10人の男女が偶然の重なりで一つのモーテルに集まり、じきに恐ろしい事件が起こり出す映画。10人がモーテルに行かなければならない動機づけや関わり合いが上手く描かれており、面白い。オチを受け入れられるかで評価が二分しそうなストーリー。
なかなかいい映画
◎あらすじ
激しい豪雨が降り続く夜、人里離れた一軒のモーテル。
管理人ラリーがくつろいでいるところへ、ひとりの男が飛び込んでくる。
彼、ジョージは息子ティミーを伴い、交通事故で大ケガをした妻アリスを運び込む。
救助を要請しようとするが電話は不通だった。
アリスをはねたのは女優キャロラインの運転手で元警官のエド。
彼は病院へ向け車を走らせるが、途中で立ち往生し、やむなくモーテルへ引き返すことに…。
allcinema ONLINE
監督はジェームズ・マンゴールド氏、主演はジョン・キューザックさん。
オススメ映画まとめみたいなのに載っていたので借りてみました。
↓予告。これ予告なのかな…(不安)。
ちょいグロですが、R指定はなさそうでした。
◎ネタバレしない程度に
10人の登場人物たちが続々とモーテルに集まってくる描写に無理がなく、大体のシーンは面白い映画です。
ただオチが許容できるかに全てがかかっていると思います。
オチが許せなかったら、
「なんやこの映画ぁ!ナメとんのか!」
ってなると思います。
これをホラー映画として観るか、サスペンス映画として観るかにかかっているというか。
ホラー映画だと思って観るのが正解だと思います。
私は途中までサスペンスな気持ちで観ていたので、オチには若干裏切られた気持ちになりましたが、それでも普通に面白かったです。
集まった10人の男女がドンドン事件に巻き込まれていく過程も良いですし、描写に懐かしい古臭さ(褒めてます)があって面白いです。
音楽と撮り方で(あー…これは死体が来るな)っていうのがわかる新設設計でありながら、たまにほんとにビックリさせてくる映画です。
個人的に娼婦役の女優さんがカッコよくて好きでした。
それ以外のキャラたちも行動原理がそれぞれちゃんとあり、なんでこいつここでこんなことしてんだよってならないので、ストレスも少なめで楽しめます。
ホラーが苦手って人でもこれならマイルドなのでオススメですね。
◎総評
幽霊は出ません。
![]() | 価格:1,030円 |

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