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2017年05月03日

犯人に告ぐ 何となく観た割には

なんだかんだトヨエツを初めてまともに観た

題名:犯人に告ぐ
公開年:2007年
上映時間:117分


犯人に告ぐ.jpg

過去の失態から左遷されていた刑事が、連続児童殺害事件の解決策としてテレビに出演する映画。劇中に題名を言うシーンがあるのにそのシーンはあまり盛り上がらないのが残念。全体的に緊張感や盛り上がりには欠けがちで、期待して観ると不完全燃焼になるが、BGM感覚だと楽しめる。
まぁまぁな映画

◎あらすじ
川崎で起きた連続児童殺害事件で“BADMAN”と名乗りテレビに脅迫状を送りつけた犯人が、3件目の犯行後、こつ然と姿を消してしまう。
捜査に行き詰った警察は捜査責任者の巻島(豊川悦司)をテレビに出演させ、犯人に直接語りかける“劇場型捜査”を決断するが、犯人を挑発する巻島の発言に報道は加熱し、日本中が混乱に陥る。
シネマトゥデイより


監督は瀧本智行氏、主演は豊川悦司さんです。
トヨエツさんが出てる作品をちゃんと観たことなかったので、借りて観ました。
あとなんか、題名がキャッチーだったので。

原作は雫井脩介氏の同名小説。
映画版はぶっちゃけフツーだなぁと思いましたが、原作小説はとても面白い模様。
今度読みます。

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↓予告。


◎ネタバレしない程度に
なんとなく借りてみたんですが、わりと面白かったです。
原作未読なので、「原作と違う!」と心乱されることもなく平和に鑑賞。

児童誘拐事件の手柄が欲しい主人公が、失態犯して左遷されて6年後に現場に呼び戻される映画です。
全体を通して、ここがダメ!というポイントは特にないのですが、ここが良い!というポイントも特にないという映画です。
何となく借りたにしては面白かったけど、つまりは普通の映画でした。

最初は腰を据えて観ようと思っていたのですが、途中から他の作業をしながら鑑賞していました。
台詞が無いところで重要なシーンがあるわけでもないタイプの映画です(たぶん)。

テレビで現役捜査官の主人公が、犯人を挑発ししっぽを出させるのがストーリーの主軸で、しかしながらそんなにテレビ呼びかけシーンが盛り上がらないのが残念でした。
あと主人公がテレビに出たせいで、自分の番組視聴率が下がりイラついて足を引っ張ろうとする女キャスターが出てくるのですが、この女の演技力がクソ味噌でこっちがイラつきました。
美人が年齢の壁にぶつかって見苦しい働きをする、という役なのにそもそもいい女感が無くて感情移入が出来ない。

あと事件自体は重い連続殺人なのに、作品を通して重さや暗さが少ないのが肩すかしを食らった気分になりました。
もっと泣き喚いたりするシーンが多いと思ってたのに…。
逆に言えば、ライトな気持ちで観られるというプラス面があります。

文句はちょっと出ましたが、全体としては普通、普通に観られるレベルの映画です。

◎総評
作業用映画としては優秀。

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劇場型の目次


映画レビューランキング


2017年01月25日

天空の蜂感想 テーマは深いが…。

テーマはとても深い

題名:天空の蜂
上映時間:139分
公開年:2015年


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原発問題とテロ問題を包括した社会派日本映画。1995年に出された原作は社会問題を先読みしまくっている凄い小説だが、映画の出来は何とも言えない。スケールが大きい話なのに少ない登場人物が四か所くらいでワチャワチャしているので緊迫感がまるでない。
微妙な映画

◎あらすじ

1995年夏、愛知県の錦重工業小牧工場から防衛庁へ納品する最新の設備を搭載したヘリコプターが、正体不明の人物によって奪われてしまう。
やがて遠隔操作されたヘリは稼働中の高速増殖炉の上空でホバリングを開始し、テロリストが日本全国の原発停止を求める犯行声明を出す。
さらに、ヘリ内に子供がいることがわかり……。
シネマトゥデイより


監督は堤幸彦氏、主演は江口洋介さんです。

原作は東野圭吾氏の同名小説で、1995年に書かれたとは思えないほど現代社会の問題にフォーカスされた作品です。

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ぶっちゃけ、小説の存在も映画の存在も良く知らなかったんですが、一時期近所の本屋で「愛して〜愛して〜♪」という曲がずっっと流れていて、(何なんだ…この曲は…うっ)と正気を失いかけていました。
正気を失いかけてはいましたが、気になる曲だったので調べたら、秦基博さんの『Q&A』という曲だったんですね。



耳に残るいい曲です。
この曲が映画『天空の蜂』の主題歌だったわけですよ。だから借りてみたんですよ。

うん…。
なんか結構良かったみたいな感想ブログ多かったんで…(カンニング)。
ちょっと期待してたんですけど…うん…。

まぁエンドロールの曲は三回聴いたよ。

↓予告。見所が詰め込まれている。


◎ネタバレしない程度に
良いところもちょいちょいあるんですが、全体的にツッコミどころが多い映画でした。

登場人物たちの演技がクサいか微妙か下手かの三択です。
※國村さんの演技はいつも通り素敵です。

特に序盤の子役が。

主人公の息子役が足で壁を蹴ってたら、キレた主人公に腕引っ張られて「いたぁーい!」って言うシーンが
(あ?)ってキレたくなるくらいB級な演技で驚きます。
その後の友達子役が高いところから落ちて「足いたぁーい!」って言うシーンも
(あ??)ってキレたくなるような演技です。

それから、上記の腕引っ張られるシーンですぐに過呼吸になるのに、そのあとヘリ閉じ込められてからは大して一大事な過呼吸にはならない息子は何なんだ。
案外ストレス耐性はあるけど、お父さんひどーい!っていう断罪をしてるのか?
そもそもこの主人公が息子にキレるシーン、いつも一緒にいる母親が壁を蹴っている息子を叱らないのが謎。
モールス信号の練習だか何だか知らないが、足で蹴って練習するのはやめさせるのが当たり前だよなぁ!?

この母親というか主人公の妻も性格設定がイライラするんですよ。
物語のスタートから主人公夫と不仲なのはまだいいとして、息子がヘリに取り残された後、「もっと本気出して助けてよ!(曲解)」って主人公に言うのは(はぁ?)としか思えない。

お前はキャー!タカヒコー!ってヒステリーになってただけじゃねーか!女というカテゴリーに胡坐かいてんのか!?おい!主人公わりと頑張っただろ!責めるのはわけわからんぞ!

何かと主人公のせいにしたがる妻はイライラ要素でしかなかったです。

それから自衛隊員の演技がね!クサい!

「笑えよ化物!(?)」

みたいな台詞、大真面目な緊迫シーンで言うのやばない?やばい。
カッコつけた台詞をカッコつけたクサい演技で言われるとこっちが恥ずかしくなります。
共感性羞恥ってこれか…。

つーか、モールス信号完全理解の子供ってご都合主義過ぎない!?

突然すみません。でもこれが一番言いたいことです。以上です。

◎総評
原作が面白いかは個人の判断だけど、テーマの先見性はスゴイです。

深い目次


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2016年12月17日

予告犯感想

途中で掃除始めたくなる

題名:予告犯
公開年:2015年
上映時間:119分

※雑にネタバレあり

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新聞紙被った男がネットで炎上した人々に自己判断で制裁を加えていく映画。一般人のツイッター炎上に対して個人情報流出、拉致監禁、強制わいせつで応じる姿にはハンムラビ法典もお手上げ、ポルポトがにっこりほほ笑みかける。
ダメな映画

◎あらすじ
インターネット上に、新聞紙製の頭巾にTシャツの男(生田斗真)が登場する動画が投稿され始める。
彼は動画の中で、集団食中毒を起こしながらも誠意を見せない食品加工会社への放火を予告する。
警視庁サイバー犯罪対策課の捜査官・吉野絵里香(戸田恵梨香)が捜査に着手するが、彼の予告通りに食品加工会社の工場に火が放たれる。
それを契機に、予告犯=シンブンシによる予告動画の投稿とその内容の実行が繰り返される。
やがて模倣犯が出没し、政治家殺害予告までもが飛び出すようになる。
シネマトゥデイより


監督は『ゴールデン・スランバー』の中村義洋氏、主演は生田斗真さんです。
原作は筒井哲也氏の同名漫画です。読んでないです。

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映画館に観に行こうか悩んで、結局観に行かなかった作品です。
公開当時、七割の確率で面白くないと予測して観るのを諦めたのですが、DVD見かけて借りちゃいました。
そしてお昼ご飯のカップラーメンを片手に観始めて、さっき見終わりました。観終わってすぐの感想としては、

観に行かなくて良かったなぁ。

これにつきますね。

↓予告。良い話風に終わらせようとしているのがわかる。


◎ネタバレある
そもそもネット炎上くらいでやり過ぎなんですよね。
バイト先でゴキブリ揚げてバカッターしてた青年を拉致監禁して無理やりゴキブリ食べさせる。これはハンムラビ的にはギリギリセーフとアウトの境目でしょうか。
強姦事件に「ほいほいついて行った女が悪い」って言った程度で拉致監禁されて裸でケツにオモチャ入れられてネット配信される。これはどう考えてもハンムラビ的にもアウト。これがまだ強姦犯に対する制裁なら良いんですけどね。
物事良く考えずにツイッターした社会人に強制わいせつしてる暇があるなら、裁かれていない強姦犯を制裁しろよ。
あと現住建造物に放火はとても罪が重いんでやめた方がいいよ(至言)。

最終的には政治家の殺害予告とか言ってますけど、炭酸水にお菓子忍ばせてポーン!が一番の見せ場なのがもうね。

というかこの目玉犯罪が一番軽そうでは???

正義か悪かとか聞かないでほしいですね、悪ですよね。
アンチヒーローにもなりきれてない中途半端な集団=シンブンシ。

あとたまたま出会ったフィリピンハーフの男の子に皆どんだけ思い入れてたんだよ。
仲間も出来たんだから彼のことは悲しい過去として記憶にとどめて、新しい人生踏み出せよ。

安っぽいんですよね、全体的に。
シンブンシの犯罪も安っぽいし、戸田恵梨香さんのエリート刑事の演技も安っぽい。
いつまで生田と追いかけっこしてんだよ、っていう気持ちで一杯だった。

一番良かったのは主人公が最初に派遣社員として勤めていたIT企業の社長ですね。
胸糞悪くて作中一番殺意がわいたキャラでした。
シンブンシ始めたなら、この社長にたばこの吸い殻でも食べさせたらよかったのではないでしょうか。
ダメになった原因には優しいシンブンシ。

で、最終的にお涙展開になるのですが、途中で飽きて寝ながらフローリングコロコロしてたので全く感情移入できておらず、全く泣けませんでした。ヒメアノ〜ルではバカみたいに何も考えず泣いた自分が懐かしいです。

◎総評
とりあえず観なくても全然大丈夫な映画です。

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2016年12月12日

ヒメアノ〜ル感想

森田剛素晴らしい

題名:ヒメアノ〜ル
公開年:2015年
上映時間:99分

※R15です。

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清掃会社で働く主人公が巻き込まれるラブコメ三角関係に、森田剛の狂気が襲いかかる映画。前半は本当に平和なラブコメで、途中途中笑いどころもしっかりあるのだが、中盤に差し掛かった途端画面が薄暗くなり、狂気が忍び寄ってくる。森田剛がとてもいい演技を見せているので、それだけでも見応えがある。
なかなかいい映画

◎あらすじ
普通の生活に焦燥感を抱くビル清掃会社のパートタイマー岡田(濱田岳)は、同僚からカフェの店員ユカ(佐津川愛美)との恋の橋渡し役を頼まれる。
彼女が働くカフェへと足を運んだ岡田は、高校時代の同級生・森田(森田剛)と再会。
ユカから森田につけ狙われ、ストーキングに悩まされていると相談された岡田は、森田がかつていじめられていたことを思い出し、不安になるが……。
シネマトゥデイより


監督は『さんかく』などを手掛けた吉田恵輔氏、主演は濱田岳さんと森田剛さん。
原作は古谷実氏の同名漫画です。
平凡な底辺主人公と底辺サイコが織りなすラブコメです(嘘)。

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サイコパスキャラは数多の作品に出て来ますが、大抵バカみたいに人殺してるか冷静に人殺してるかの二択。そんな中、周りの人間に全く共感されないし共感もできないサイコパスの孤独、のようなものが描かれており秀逸な漫画となっております。
普通に生まれたことに感謝しろ、というメッセージを感じる。

↓予告を観れば作中の温度差がわかる。


◎ネタバレしない程度に
前半のラブコメも出来が良く、(久しぶりに可愛いラブコメ観たな〜)と能天気に楽しめます。
ヒロイン役の佐津川愛美さんが演技が上手くて可愛いんですよね…。いかにも童貞が夢を抱いていそうな女性像というか…。

はいはい、麗しの天使ちゃんが処女な訳ねぇーだろ!!バーカ!!

という現実を突き付けてくるのも良いですね。濱田さん演じる主人公が経験人数をわざわざ聞くシーン笑いました。
童貞の童貞らしい振る舞いが本物で、濱田さんさすがです。

ムロツヨシさんもイケてない気持ちの悪い先輩がとてもハマり役でした。失恋してから病み期に入って、「チェーンソーでバラバラにされたくないよね?」と主人公に聞くところの目が狂気すぎて、こいつが殺人鬼になるのかと思った。

で、麗しの天使ちゃんにはストーカーが付いていて、それが森田剛演じるもう一人の主人公です。
主演がジャニーズかよって思っている方にこそ観ていただきたい!と言いたいくらい森田さんの演技が素晴らしかった。
後先考えずに人を殺す、殺人が全く特別なことではないかのような演技が、背筋に嫌な汗を流してきます。
実際の殺人ってこんなふうに突如起こるんだろうなぁ…と現実を突き付けられますね。
殺すまでに綿密な計画を練って、とか殺した後どうやって証拠を消すか、とか大して考えずに邪魔なら殺す。それだけ。という殺しへのハードルの低さがリアル。

森田の何が怖いって、他のサイコパスキャラと違って「殺しの美学」とか「自分の地位を確固たるものに」とか「金を効率良く稼ぐ」とか、そういう明確な目的が全然ないところなんですよね。
女犯したいから襲って殺すし、寝床欲しいから家主殺すし、とにかく邪魔なら殺してしまう。冷静になれば殺さずとも、もっといい方法があると思うのだが、面倒だから殺してしまう。

「あ、ゴキブリいる。くっそ、殺してやろう」というノリで邪魔な人間を殺していく姿は、人間として越えてはならない最後の一線を越えてしまった外道と化していました。
森田さん演技しゅごい…。

この映画は殺されてスカッとする人が殺されることはほぼないので、復讐心の爽快感もありません。
レイプしようとした女性が生理中だった、という描写が胸糞悪くなると同時に現実を味あわせられる名シーンだと思います。
後半は終始こんな感じの映画なので、苦手な人は注意してください。

そして、ここまで褒めておいて言うのも何なのですが、原作知ってると「えっ…!?!」って思う映画になっています。
そもそも原作の森田は、先天的なサイコパスで人の首を絞めることにしか興奮できない、生まれつきの外道です。
しかし、映画ではもともとは良い人だったのにイジメで人格が変わってしまったかのような描かれ方をしています。

普通の人間としての喜びが終始全く理解できない孤独な外道、だから他のサイコパスものより心に来るのに〜!!
良い話風にしないでよぉ〜!!

まぁ、昔はいい人だった設定でラスト大泣きしたんで、文句言うのは筋じゃないです、すみませんでした。

原作を知らない、または何となくしか知らない、前に全部読んだけど別にファンではない、くらいの方々は安心して映画版の森田を楽しんでいただけると思います。

◎総評
森田剛の凄さを味わおう。

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2016年11月20日

悪の教典感想

シュールな笑いが起きる映画

題名:悪の教典
公開年:2012年
上映時間:129分

※R15作品です。

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原作の良さも殺していくタイプの殺人映画。サイコパスって言っとけば何してもいいと思っているのか?と思ったが、それは原作もそうかと思いなおしました。
ダメな映画


◎あらすじ
ハスミンというニックネームで呼ばれ、生徒たちから圧倒的な人気と支持を集める高校教師・蓮実聖司(伊藤英明)。
生徒だけでなく、ほかの教師や保護者も一目を置く模範的な教師だったが、その正体は他人への共感や良心を持っていない反社会性人格障害者であった。
学校と自身に降り掛かったトラブルや障害を取り除くために、平然と殺人を犯しては校内での地位を強固なものにしていく蓮実。
しかし、ささいなミスから自身の凶行が知られそうになってしまう。
それを隠そうと悩んだ彼が導き出した答えは、クラスの生徒全員を殺すことだった。
シネマトゥデイより


監督は何でも撮る三池崇史氏、主演は『海猿』などで有名な伊藤英明さん。
その他二階堂ふみさんや染谷将太さんなど若手実力派俳優がご出演してます。

原作は貴志祐介氏の同名小説です。
上下巻あるので結構なボリュームでした。

「ふー!これめっちゃおもろいやんけぇー!!」

と一気読みしたんですが、何が面白かったのかとかどこがどういう風に良いのかとか聞かれると返事に困りますね。
人間の心理描写が凄いわけでも絶望の先に希望が見える話でもないですからね。
ジェットコースターのような興奮を得られる小説、みたいな。
「うわぁぁすげぇえー!!ひゅー!!」
とはなるけど
「この回転の速度と角度が…」
という話にはならないという。
山田悠介氏の上位互換みたいな。
ちょっとどちらのファンからも怒られそうですね、すみません。


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映画はぼっちクリスマスにDVD鑑賞しました。
ぼっちを紛らわせてくれるかなと思いましたが、そうでもなかったです。


↓予告。


◎ネタバレしない程度に
原作好きな人はぷんぷん丸じゃないかなと思いました。
原作の良いところを削りつついらないオリジナルを入れてみたよ☆という映画でした。
全体的に安っぽい。
なんだその語りかけてくる銃は!?いなかったよそんなの!
なんというか、原作好きで期待してた人はがっかりですし、原作知らない人はバンバン人が殺されていってドン引きだと思います。
予告観ればバンバン死んでいくのはわかるので無理か無理じゃないか判断してからご鑑賞ください。

良かったところは原作に多いセックスシーンがほぼないところですね!
原作だと無駄に多いんですよね。そのセックスいる!?オチに関わってくる!?っていうのが。
話の根幹に関わらないセックス描写が長いと時間の無駄を感じるので、映像化にあたりカットされてるのはうれしかったです。

その代わりに原作で一切描写のなかったゲイの絡みはありましたけどね。

まぁでも、ここは良い追加かな…?うーん。
絡みっていうか一人芝居かな…?うーん。
あまり言えませんが、とりあえず俳優さんが良い演技をしていました。

観ていて一番笑ったのが山田孝之さん演じる体育教師です。
原作だともっと出番があったのに大幅カットで訳わからないキャラクターになっています。
女子生徒を脅して手を出しているクソみたいな教師なのですが、山田さんがわりと普段の山田さん(?)で演じているので

(かっこええやん…?なんかクールだし…)

って思ってしまいましたね。
てかほんとに出番少ないし誰がやっても良かったと思う。
手を出してた女子生徒のパンツ嗅ぐシーンは本当に必要だったのだろうか、それだけが疑問です(それだけではない)。

◎雑談
元AKBの大島優子さんが「命が簡単に奪われて涙が出ました。この映画嫌いです」みたいなことを言ったというエピソードがありましたね。
仕事で観てこの感想ですから台本ありきの話題作りと言われていますね。
確かに無名AKBではなくAKB代表が泣いたというところに作為を感じますね。

どっちにしろ出来の良い作品ではないので泣いても笑ってもいいと思います。
私は苦笑でした。

◎総評
山田さんの無駄遣い。


つまらない映画も多い目次


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2016年11月12日

ミュージアム感想

日本版セブン

題名:ミュージアム
公開年:2016年
上映時間:132分


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轢かれようが何されようが立ち上がる主人公がタフ過ぎる映画。和製セブンだけどやっぱりセブンの方が面白い。割とすぐ犯人が顔を出すので、犯人の不気味さよりも人間臭さが目立ったのが残念だった。
まぁまぁな映画

◎あらすじ
現場に謎のメモが残される猟奇殺人事件が矢継ぎ早に発生するが、その事件は雨が降る日のみ起こっていた。
一連の事件の関連性を察知した沢村久志刑事(小栗旬)は、自分の妻子が狙われていることを知る。
やがて、カエルのマスクをかぶったカエル男の存在が浮かび上がり、犯人に近づいていく沢村だったが、カエル男の仕組んだわなにはめられ窮地に陥り……。
シネマトゥデイより


監督は『るろうに剣心』の実写版で有名な大友啓史氏、主演は小栗旬さんです。
原作は巴亮介氏による同名漫画です。
カエルの被り物をした男が手間のかかる人殺しをしていく話です。語弊はあります。

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この作品、私は試写会で鑑賞しました。
普通の試写会ではなく、「他言するべからず」のような内容の文書を読んで署名するタイプの試写会で、試写会に参加したことすら他言禁止というものでした。
公開前に観客の評価を調べるためのもので(たぶん)、長いアンケートに意見を殴り書きました。

公開したら他言して良い(というような誓約書内容だったはず)ということで、何か月も前の記憶を引っ張り出してレビューしたいと思います。
(何らかに違反していた場合は速やかにレビューを削除致します。)

↓予告です。ワンオクのテーマ曲カッコいいですね。


◎ネタバレしない程度に
原作漫画は読んでいません、すみません。
あと公開するものと内容が変わっている可能性もある試写会だったので、もしかしたら齟齬があるかもしれません。
ご了承ください。

試写会のときは15歳以上という指定があったので、てっきりR15作品だと思っていましたがどうやらそうではない様子。
結構グロいなと思ったのですが、PG12ですらないようで驚きました。
エロさが全然ないからか…??
何の指定もないからと気軽に観るのはキツイかもしれません。
身体的責苦は大してありませんが、精神的責苦はかなりある作品です。

前半パートはカエル男が様々な人間を手間のかかる方法で殺していき、後半パートは主人公の刑事小栗旬とカエル男の対決が描かれます。

前半パートは流れが良く、どんどん引き込まれていきました。
撮り方や色作りも暗くて作品に合っています。
カエル男誰だ〜?と役者を当てたくて仕方がなかった。
松山ケンイチさんか妻夫木さんかなと思っていました。正解は妻夫木さんでしたね。

面白さはもちろんありますが、前半パートはフィンチャー監督の『セブン』を彷彿とさせるというか

(これはセブンやな…)

といった感じ。

和製セブンですね。
殺人の意味や意義についてはセブンの方がしっかりしています。
いや、全てにおいてセブンの圧勝なのですが、それは仕方のないことです。
越えられない壁というものが何事にも存在します。

安心してください、普通に面白いです。

で、後半パート。
小栗さんと特殊メイク妻夫木さんの対決です。
前半と比べると失速感がありますが、全パート緊張感は常にあり、後半は緊張のピークとなります。
ずっと手に汗握る展開でした。

アクションシーンもわりとありますし、そういうところも楽しめます。
小栗さん演じる主人公タフ過ぎますけど楽しいです。

それから役者陣の叫びがとても良かったです。
小栗さんと尾野さんのお二人は慟哭と叫び声が鬼気迫るもので素晴らしかった。
喉潰れますよ!?と心配になりました。
小栗さんなんて大体ブチ切れてるので本当に血管切れないか不安でした。
藤原竜也さん以外で血管を心配したのは初めてです。

もっとエピソード深掘りしてほしいなというところや案外あっさりしてるなと思う場面もありましたが、ラストシーンは不安になる素敵なものでした。
主人公が追いつめられる映画が好きならおススメです!

◎その他雑な感想
予告にもあるシーンで、カエル男が山崎賢人さんのネクタイ掴んで「ビルから落ちちゃうよ〜?」ってやってるところ、

そのカエル手袋、物凄い吸盤でもついてるのか?

ってくらい滑らないのが気になりました。
腕力と握力が凄すぎない?
原作通りなら仕方ないですけどね!

◎総評
なかなか良い追いつめられ邦画。

死ぬ人数が多めの目次


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2016年10月27日

スマグラー おまえの未来を運べ 感想

拷問シーンが…

題名:スマグラー おまえの未来を運べ
公開年:2011年
上映時間:114分


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カイジよりはクズじゃない程度の駄目主人公が、無理やり借金背負わされてヤバめの仕事をする羽目になる映画。
拷問シーンがねちっこくて痛い。主人公がヘタレなのに無駄にタフ。
まぁまぁな映画

◎あらすじ
俳優への道をあきらめ、その場しのぎの日銭でしのいでいる砧涼介(妻夫木聡)は、借金返済のため、日給5万円という高額の運送アルバイトをすることに。
砧はいそいそと初仕事にかかるものの運送屋とは名ばかりで、その内容は死体などのヤバイ荷物の運搬と処理だった。
たった一度のミスすら命取りになる危険な世界に足を踏み入れた砧は……。
シネマトゥデイより


監督は石川克人氏、主演は妻夫木聡さんです。
原作漫画は『闇金ウシジマくん』などで知られる真鍋昌平氏の『スマグラー』です。
私は精神的に病んでいるときに闇金ウシジマくんにドハマりした人間なので、真鍋氏の作風が自分に合っていると感じていますが、人間の飽くなき欲望をテーマにした心に重くのしかかるような話が多いので合わない人もいらっしゃると思います。

スマグラーも例に漏れず真鍋ワールド全開の模様。

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感想(0件)



※原作は読んでないです。許してください、許してください!

↓予告です。たかが五年前でも妻夫木さんかなり若く見えますね。


◎ネタバレしない程度に
これPG12なんですけど、R15じゃなくて良かったのかな…?
暴力シーンが多いのは覚悟していましたが、わりとコメディっぽい仕上がりを感じていたので(なぜ感じていたのかはわからない)不意打ちを食らった気分でした。

物語終盤の拷問シーンがもう痛いんですよ!

痛いなこれ…。
え、痛いよこれ…!
うへ!痛い痛い!
いたたたたたたたたたた!!

と思いながら鑑賞。

しかも終盤ほとんど拷問シーンなんですよ!
体感的には長すぎて(え、まだ終わらないの?)と早送りして、戻し。早送りして、戻し。を繰り返しながら鑑賞しきりました。

闇金ウシジマくんの映像版は、原作のエグイ部分をマイルドにうふふハート(トランプ)おっけー!と、やさーしく仕上げて笑いを添えたものなので完全に油断していました。
というか、原作読んでないのが仇となった感。

痛がる妻夫木さんが、ほんとにもう〜〜!
演出も良かったですし、演技はもちろん上手いのでこっちも痛くなりました。
あばばばばばばばっ(((・×・)))
となりながら観よう☆

高嶋政宏さんが拷問大好きなヤバいヤクザを怪演してらっしゃるのですが、本当に気持ちが悪くて怖いです。
狂犬すぎて手に負えません。
出演者の方々が制作エピソードで「全部高嶋さんが持っていきました。高嶋さんの映画ですよ笑」みたいなことを喋っていて、まさにそれです。
ナチュラルに気持ちが悪い恐ろしいキャラクターを全力で演じてらっしゃいます。

あと松田翔太さんが警官役でちょっとだけ出てました。
特に思い入れはありませんが豪華だなと思いました。

◎頭の弱い感想
背骨という中国人暗殺者がカッコいい。
松雪さんのキャラが可愛い。原作だと男。
我修院さんのキャラはゲスいカルシファーにしか聞こえない。
満島さん可愛い。
拷問は痛い。

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◎総評
痛みを感じるための映画。

痛い目次


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2016年10月10日

怒り感想

豪華俳優陣の共演


題名:怒り
公開年:2016年
上映時間:141分


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世田谷一家殺害事件とリンゼイさん事件を混ぜたようなストーリー。役者陣の演技が全員凄いので画面にくぎ付けになる。無駄なシーンが一切無く洗練された重く暗いストーリーは、観る人によっては気分が悪くなるかもしれない。それほどリアルで鬼気迫る映画となっている。
とてもいい映画

◎あらすじ
八王子で起きた凄惨(せいさん)な殺人事件の現場には「怒」の血文字が残され、事件から1年が経過しても未解決のままだった。
洋平(渡辺謙)と娘の愛子(宮崎あおい)が暮らす千葉の漁港で田代(松山ケンイチ)と名乗る青年が働き始め、やがて彼は愛子と恋仲になる。
洋平は娘の幸せを願うも前歴不詳の田代の素性に不安を抱いていた折り、ニュースで報じられる八王子の殺人事件の続報に目が留まり……。
シネマトゥデイより



『さよなら渓谷』などの原作者・吉田修一氏のミステリー小説を、『悪人』でタッグを組んだ李相日監督が映画化した本作。
出演には渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、宮崎あおい、妻夫木聡など日本映画界を代表する豪華キャストが集結しています。

怒り(上) [ 吉田修一 ]

価格:648円
(2016/10/16 00:49時点)
感想(1件)




原作は上下巻あるのですが、のめり込んで朝まで徹夜で読みました。
『悪人』などを筆頭に暗くて重いテーマを扱う吉田修一氏の小説は、(うへぇ、救いようがねェ…!)と思いつつ最後まで読んでしまいますね。
救いは?救いはいつ来るんだ?!と読み進めて、え…救いは…?で終わる、そんな作品が多いイメージです。

予告↓

この予告、暗い話なのがビシビシ伝わってきて好きです。

◎ネタバレしない程度に
まず、キャストが物凄く豪華!
全員主役を演じたことのある役者陣。
知らない顔がない。
シン・ゴジラの贅沢な配役も話題になりましたが、怒りは一人当たりの攻撃力が高い配役みたいな。
伝えたいことを文章にする能力が足りない。

とにかく演技力が皆様素晴らしく、どんどん物語にのめり込んでしまいました。

宮崎あおいさんは7キロ増量し、世界のKEN WATANABEはトラクター(?)の免許を取り、森山未來さんは実際に孤島で暮らし、妻夫木さんと綾野さんは一緒にホテル暮らしをしたそうです。

役作りがすごくない?

猟奇的殺人鬼の役やった方は一回人殺ししてるんじゃない?
ってくらい、皆さん役に入り込んで演じてらっしゃいました。

妻夫木&綾野カップルは、もちろん美しいカップルなのですが、ゲイの描写がわりとリアルで
(これは…PG12で良かったのか…?男同士だからか…?)
と思いながら観ていました。


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愛し合ってる描写がダントツのゲイカップル。

男子高校生役だけはオーディションで選ばれた新人で、素朴な顔と演技をしない演技が馴染んでいました。
リアルにクラスにいそうな親近感というか。

原作を読んだときに、これ映画になったら泣くなって思ったシーンは大体映像化されており、大体涙出ました。
二時間ちょっとにまとめるための原作カットがとてもうまく、犯人の心情説明もわかりやすくプラスされており、観ていて大満足でした。
キャスト陣の慟哭が素晴らしいです。
もう一回観たいな〜とはなかなかならない映画ですが、一度は観たほうがいい映画だと思いました。

犯人は誰なんだ?というミステリー要素もしっかりしていますので、そういった面でも楽しめると思います。
「信じる」ことの難しさを再認識させられる映画でした。

◎総評
7キロ太っても痩せてる宮崎さんすごい。


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2016年02月10日

十三人の刺客感想

稲垣の本気

題名:十三人の刺客
公開年:2010年
上映時間:141分


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どうしようもない狂気の殿様を有志で集まった13人で殺そうとする映画。稲垣さんの演技が絶妙に気味悪く、前半はとてもおもしろい。伊勢谷さん演じる野蛮人が出てきたあたりでドンパチ力押し感が否めなくなる。野蛮人が色んな意味で元気いっぱいすぎて若干冷めるが、全体的には面白い。
なかなかいい映画

◎あらすじ
幕府の権力をわが物にするため、罪なき民衆に不条理な殺りくを繰り返す暴君・松平斉韶(稲垣吾郎)を暗殺するため、島田新左衛門(役所広司)の下に13人の刺客が集結する。
斉韶のもとには新左衛門のかつての同門・鬼頭半兵衛(市村正親)ら総勢300人超の武士が鉄壁の布陣を敷いていたが、新左衛門には秘策があった。
シネマトゥデイより


監督は何でも撮ることでおなじみの三池崇史氏です。
主演の役所広司さんを筆頭に、市村正親さん、松方弘樹さんと大物俳優が並び、斉藤工さん、窪田正孝さんなど今では有名な若手俳優も起用していました。
鑑賞中に「この人誰だろう」と思うことがほとんどない、豪華なキャスティングです。

本作は、1963年公開の工藤栄一監督の『十三人の刺客』を、三池監督が再構築した時代劇エンターテインメント巨編です。
オリジナル版をまだ観ていないので、本作のみに限った勉強不足で申し訳のないレビューとなります。

予告編です。何故か英語字幕ですが、お気になさらないでください。


◎ネタバレしない程度に
ラスト50分のアクションシーンが見どころのように宣伝されていたイメージがありますが、個人的にはアクションシーンに至るまでの経緯の描き方がとても好きです。
三池氏は派手なシーンを撮りたいんだろうな、と思うのですが、前半から中盤にかけての重厚な時代劇が急になかったことになるくらいのドンパチ(語彙不足)が始まるので、少し残念でした。
誰が死んだのか少しわかりにくいところや、何故このキャラは生きているのかがよくわからない場面もあり、またここまでドンパチするならもっと効率的に敵を倒せるのではと感じるシーンもあります。
あと聞き取りにくい台詞が所々あります。

と、なんだかんだ不満を漏らしましたが、この映画は面白いです。
一番の見所は稲垣吾郎さんの狂気的な演技です。
もうね、本当に憎たらしくて気持ち悪くて恐ろしいです。
まさにド畜生なお殿様でした。

「なんだ、ジャニーズかよ」と思われる方もいると思いますが、稲垣さんはとても素晴らしくご乱心していました。
普段の稲垣さんは、無表情でもそこまで怖い顔立ちではないですが、本作では超怖い。
稲垣さん演じる斉韶は、笑いながら恐ろしいことをするキチ〇イキャラクターではなく、ほとんど感情が顔に出ないキチ〇イで、そこがまた気持ち悪さを引き立たせています。
細かく書くとネタバレになるので書けないのですが、とにかく観たら一回は

「この…こいつ、ほんま死んだほうがええ!」

と思います。
私は3回くらいそう思いました。

とりあえず言えることは、
一人称「余」が似合うジャニーズランキングbPは確定ということです。
このマジキチ殿を稲垣吾郎にしたキャスティングが凄いと思う。

全体的にまとまっていて、アクションシーンにそこまでリアリティを求めなければ十分楽しめる作品です。
R指定作品ではないのでそこまでグロテスクな場面はありませんが、不快感を感じるシーンはあると思います。
耐性の無い方はご注意ください。

◎総評
吾郎ちゃんの演技だけでも観てほしい映画です。


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2015年11月19日

ソロモンの偽証感想

主演の演技力!


題名:ソロモンの偽証 前篇・事件 後篇・裁判
公開年:2015年
上映時間:前篇・121分、後篇・146分


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転落死した男子中学生を取り巻き様々なトラブルが起こるミステリー映画。宮部小説の実写にしては出来が良い。中学生とは思えない、大人以上に大人びた思考回路の中学生が多数出てくるが、それは原作もそうなので仕方がない。原作にないシーンを無駄に入れるのはやめて欲しかった。
まぁまぁな映画

宮部みゆき氏のベストセラーを実写化したミステリー二部作。
学校内で発生した同級生の転落死の謎を、生徒のみによる校内裁判で追及しようとする中学生たちを描いた話です。
監督は『八日目の蝉』の成島出氏。
主演は大規模オーディションで選ばれた新星・藤野涼子さん。
藤野涼子さんは、ソロモンの偽証での役名を芸名にされたので役名と役者名が同じです。


宮部氏の作品、特に現代ミステリーものが好きで、ソロモンの偽証も発売されてすぐに買って読みました。
三部作で原稿用紙延べ4700枚!
10年かけて書かれた大作です。
一冊ごとにかなり腕に来る重さでした。
寝転がりながら読んでいると

「ああ、面白い…!痛い…!続き読みたい…!!腕が痛い!!

となるくらいとても面白いです。
中学生なのに頭良すぎだろとか考え方が大人すぎだろとか、突っ込みどころはありますが、余りある面白さです。
登場人物の一人である男子生徒の家庭環境の話がそれだけで一冊出せるくらい重みのある話で学級裁判とかちょっと忘れるくらい引き込まれます。
いや、学級裁判も引き込まれます。
宮部氏の書く化物じみた性格の登場人物がとても好きで、そういう側面からもソロモンの偽証は楽しめました。
今では単行本版もあり、それなら腕は痛くならないので一度読んでいただきたい作品です。

ソロモンの偽証 第1部 事件 上 新潮文庫 / 宮部みゆき ミヤベミユキ 【文庫】

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感想(0件)




で、私、実はこの映画に出演しているんですよ。
いえ、私は芸能人ではありませんよ。
(知ってる)

ソロモンの偽証が映画化されるという情報を得て、ネットを漁っていたら、
ボランティアエキストラ募集!
という文字を見つけまして、興味本位で応募して撮影所まで行ったわけであります。

夏の暑い日でした。
東映東京撮影所に現地集合でした。
私、他に類を見ないくらいのとんでもねぇ方向音痴で、北海道の観光地をうろついて札幌駅に帰りたかったのに、そこらじゅうにある観光案内地図をあるたびに見たのに、行き止まりに辿り着いたことがあります。

案の定、最寄駅には着いてもどのバスが撮影所まで行くのかよくわからず、うろうろしていました。
下手に動いたら東京の行き止まりに行きそうだったので、慎重にパニクっていました。
すると、改札から小学校高学年くらいの男の子が三人出現。
もしかしたら募集要項にあった「中学生役」のエキストラかもしれないと、怪しまれないように彼らの背後に付きました。

男子A・「あーあっついなぁ。今日何時までだっけ?」
男子B・「昨日と同じじゃん?」

私・(お?連日参加のボランティアか?こりゃあ、当たりだな)

男子B・「てかさー、マネージャーが明日も撮影いれちゃってさー」

私・「……」

男子C・「俺なんて全日入れられてんだけど!」
男子A・「人使い荒いよなー」

私・「………」

ボランティアとかじゃなくて事務所所属の子役の皆さんでした。

大当たりを引き当てた私はそのまま子役の乗ったバスに乗り、子役が降りたバス停で降り、無事に撮影所に着くことができました。

中学生役はほとんどが子役のようで、トイレに行ったときに聞こえてきた会話等から、芸能人になろうという子供のプライドと、同い年くらいで役名を貰える子役への妬みが垣間見えて、テンションが上がりました

今芸能界に触れてる!という気分の高揚ですね。

メインで出る子役の皆さんはオーディション選考で選ばれた人たちで、かつ子役にうとい私は隣に主演が立っているのにも気づかずに、この子について行ったら撮影棟に行けるかななんて方向音痴なことを考えていたことは反省したいところです。



◎ネタバレしない程度に
前篇・後篇、まとめて感想等書いていきたいと思います。

宮部氏の小説は、映像化になると微妙(模倣犯はほんとに誰かリメイクしてくださいませんか)なのが多いので不安でした。
結論から言うとまあまあな作品でした。
原作は長いので適宜カットして映画化されていますが、やっぱり原作のほうが面白いなぁと言ったところ。
原作にないシーンは大体無駄に感じました。

良いところは主演と主演級ポジの子役の演技力です。
ちゃんと演技してんなぁと安心して見ていられます。
しかし1クラス分は全部オーディションした割に役名思い出せないくらいの生徒役の子役は演技が結構ひどくて、そこもちゃんとしてくれたらよかったなと思いました。

あと原作で一番嫌なキャラの嫌な感じが物足りなかったような。
私が好きなエピソードが削られているのが残念でした。
でも私はガチ勢なので満足できないだけかなといった作品。

◎総評
後篇のちょっとダラダラ感を減らしてほしかった。


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