2017年03月29日
イントゥ・ザ・ウッズ感想 ミュージカルとして舞台なら
ディズニーにしては人が死ぬ映画
題名:イントゥ・ザ・ウッズ(原題:INTO THE WOODS)
公開年:2014年
上映時間:125分

ハッピーエンドでお馴染みのおとぎ話のその後をブラックに描いたミュージカルの映画版。その後とは言いつつも途中まではガッツリおとぎ話の踏襲。歌は上手いし映像も綺麗だが、ちょっと多めに登場人物を死なせてみた程度の暗さでストーリー展開はディズニーらしいご都合展開。
まぁまぁな映画
◎あらすじ
魔女(メリル・ストリープ)に呪いをかけられたために子供のいない夫婦は、「子を授かりたければ、四つのアイテムを森から持ち帰るのだ」と魔女に命令される。
夫婦は赤いずきん、黄色い髪、白い牛、黄金の靴を手に入れるべく森へと出発する。
一方赤ずきん、ラプンツェル、ジャック、シンデレラ、魔女、オオカミ、2人の王子も森に足を踏み入れており……。
シネマトゥデイ
監督はロブ・マーシャル氏、主演はオスカー常連のメリル・ストリープさんです。
元ネタはスティーブン・ソンドハイム氏の同名ブロードウェイ・ミュージカルです。
ブロードウェイ・ミュージカルの方は有名な人気作品の模様。
確かに一つの舞台で展開されていたほうが面白さがある作品かもしれません。
↓予告。
◎ネタバレしない程度に
ミュージカル映画っていうと急に歌うディズニーアニメ映画くらいしか観たことがなく、そもそも歌うアニメ映画はミュージカル映画なのか疑問ですが、とにかく大して耐性がありませんでした。
物語しょっぱなから歌いまくっている映画ですが、特に嫌な気持ちにはならず、
(ふえ〜歌上手いな〜)
としか思っていませんでした。
みなさん歌が上手いです。
日本でやったらこうはならないだろうなという役者たちの歌の上手さです。
赤ずきんとジャック役の子役たちもお上手でした。
途中までは楽しんで観ていたのですが、森の中の描写が圧倒的に多いので少し飽きます。
ミュージカルとして一つの舞台で演じられているなら気にならない部分も、映画になるとやはり気になってきますね。
登場人物たちがすぐに集合するのも、舞台なら展開のテンポを保つために必要な要素だと思っても、映画だとご都合のように感じてしまいました。
ジョニーデップのオオカミ男は怪しい色気があって好きです。
でも、大して出て来ないので残念。
日本の宣伝ではジョニデで客を釣ろうとしてましたが、多少詐欺。
物語終盤のクライマックスも後味悪いと思って観ていると物足りないですね。
結局希望はあるエンドに感じました。
ディズニーにしては人が死ぬのでディズニー好きな人はショックが大きいかも知れませんが、バッドエンド耐性がある人にとってはぬるぬるのヌルイ映画だと思います。
人死ぬって言ってもなんか(え?死んだ?)って感じの唐突さなので衝撃もありません。
歌を楽しもう〜♪という軽い気持ちで観れば楽しいかも?
◎総評
歌は上手い、話はまぁまぁ。
![]() | >【4/7 20時から4/11 10時まで★ポイント10倍★☆期間限定】イントゥ・ザ・ウッズ|中古DVD【中古】 価格:1,000円 |

⇒人が死にやすい目次

映画レビューランキング

この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://fanblogs.jp/tb/6105426
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック