2015年11月25日
デビルマン感想
伝説のクソ映画
題名:デビルマン
公開年:2004年
上映時間:116分
※今回はネタバレ祭りです!!!
実写史上最も有名なクソ映画界のレジェンド。デビルマンさえ観てしまえば、他の実写版など赤子のように感じる。デビルマンのファンではないので笑いながら鑑賞したが、ファンならブチ切れながら暴れ回っていいレベルの出来である。脚本がここまで意味の分からない映画は初めて観た。
クソ映画。
◎あらすじ
両親を事故で失った不動明(伊崎央登)は美紀(酒井彩名)の両親の好意により、牧村家に引き取られ幸せに暮らしていた。
一方、幼なじみの了(伊崎右典)は勉強もスポーツも万能で、明にとってあこがれの存在だった。
シネマトゥデイより
そこはかとなく、あらすじからもヤバさが滲み出ていますね。
あらすじが粗すぎませんか。
これはクソ映画だと刷り込まれたことによるプラシーボ効果でしょうか。
邦画史上最も有名なクソ映画と言っても過言ではない本作。
実は観たことなかったんですが、友人のヨシノさん(偽名)が、
「クソ映画鑑賞会しよう」
と、聞くからにヤバそうな遊びを提案してきたので、全力で乗っかりました。
DVDレンタル権は私に委ねられたので、デビルマンは確定で借り、もう一つ『クソ映画』で検索して出てきた『恋空』を借りました。(恋空への熱い風評被害)
恋空のレビューは次でしたいと思います。
主演は伊崎央登さん。
双子である伊崎右典さんとダブル主演のような感じです。
監督は『ビーバップ・ハイスクール』の那須博之氏。
ビーバップ・ハイスクールの映画版て結構良かったような…。
とりあえず、世間的にどのような評価を受けているのか見てみたいと思います。
・映画評論家の前田有一は、本作を「ポスターだけはいい映画」として100点満点中2点と評した。
・作家の山本弘は「娯楽映画を作る際に何をしたらいけないかがよく分かるから、これから映画を作ろうという人間に(反面教師の意味で)映画デビルマンを観せるべき」・「もっと声をあげて(このような映画を作る)日本映画界に反省をうながすべき」と述べている。
・唐沢俊一はこの作品を「事故」にたとえ、野次馬気分で見に行く映画であると指摘した。
・Yahoo映画レビューでは☆1.4
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↑パッケージだけなら良さそうに見える。
どのサイト見ても褒めてるとこはなかったですね。
私は鑑賞前に各サイトを巡り、免疫をつけてから本番に臨みました。
原作はむかーしに少し読んだ程度で、面白かった記憶はありますが、全くガチ勢ではありません。
◎ネタバレ!
今回はネタバレしていくスタイルです。
ネタバレしようがしまいがそんなこと関係ねぇ位すごい作品ですが、ネタバレ嫌悪の方はお読みにならないほうがよろしいと思います。
まず、言いたいことは、
最初から最後まで笑いの絶えない映画だとは思ってもみませんでした。
原作は重く深いテーマを扱ったもので、コアなファンが多い作品です。
笑いどころというのは無いはずなのですが、実写版は本当に笑えます。
というか、笑わないと見てられないです。
もし冒頭5分を鑑賞して、笑えなかったらその後は拷問のような鑑賞時間になると思います。
ネタの通じる仲の良い友人と酒を飲みながら見るなら、これはかなり優秀な作品なのではないでしょうか。
私はヨシノさんの家で果実酒片手に見ましたが、面白すぎて目から涙が零れ落ちました。
(どう考えても笑いの9割近くが友人と酒の力)
素面で一人で見たら、終始真顔だと思います。
ましてや原作ファンなら怒りで叫ぶか、虚無状態になるであろう出来の映画でした。
漫画原作の実写版は大抵叩かれますし、かなり良い出来の映画を撮っても、原作の熱狂的ファンからは褒められないことも多いです。
でも、デビルマンはほんとに叩かれるに相応しい実写映画でした。
デビルマンを観た後なら、どんな実写版も
「でも、デビルマンよりは…」
と、心が広くなりますね。
(最近では進撃の巨人の実写版が肩を並べる勢いで酷評されました。でも、デビルマンよりは…)
内容に触れていきます。
一番気に障ったのは、主演二人を筆頭に演技力の無い役者のオンパレードであること。
演技力って大事だなぁ…!!と痛感しました。
近頃「この人演技力ないな」と思っていた俳優、アイドル達の演技力を再評価したくなるくらい主演の演技力が無いです。
その他のキャストも演技経験が無い人が多かったらしいので、それなら仕方ないな、とでも言うと思ったか?
高校の学芸会かな?というレベルの演技を披露する脇役と、中学生の学芸会だな、というレベルの演技で主演を飾る双子。
脇役キャストは演技下手と評されるイケメン俳優やアイドルと同等程度ですが、主演双子は本当にすごい!!
どうやったらそんなに棒読みで台詞を読めるのか教えていただきたいほどすごい。
〜心に残ったデビルマン名言集〜
「オレ、デーモンにナッチャッタよぉ」
「あぁあ!アアぁああ!!ああアアあああぁぁあー!!!」
「お前がサタンだったんダナ。オレをダマしてイタンダナ!」
この三つは棒読みが極まっていますので、是非一度聞いていただきたい台詞です。
子役時代の染谷将太さんが良い演技をしていて、やっぱり演技派俳優さんは小さい頃からすごいと感動できるのがこの映画の見所ですね。

あと、脚本と演出が酷いですね。
了が「サタンだからなぁ」
と話半ばで明(デビルマン)に言うのに、物語終盤で
「お前がサタンだったんだな!」
とサタンこと了にキレる明ことデビルマン。
原作では長く葛藤が描かれる敵でもワンパンで倒すデビルマン。
ケータイに録音しながら喋るシーンで(このシーン自体無駄シーン)ケータイを向けられているのに無言で頷くデビルマン。
ヒロインが振り向き様にいきなりキスする意味のわからないシーンで、塗り壁のように棒立ちでキスされるデビルマン。
同じシーンで雨が降ったり止んだりするデビルマン。
デビルマン…。
駄目出し山手線ゲームをしたら永遠に終わらないくらい言い出すとキリが無いですね!
褒めるとすると、評論家の方々も言っているように、ポスターでしょうか。
カッコいいです。
ポスターだけなら面白そうです。
あとCGの戦闘シーンも、なんなら全部CGで作って声優さんに声を当ててもらえばいいのに、というくらいには良かったです。
うん…あとは…うん。
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普通に原作読んだらいいですね。
クソ映画を観たいのなら、おススメしたい映画でした。
◎総評
十億円使ってこれが生まれるという神秘。

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