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2010年08月10日
風のスティグマ 6
第6話 力の代償

どうやら大神 操が魂を売った相手は天使さまなどと
言ってはいるが妖魔のようですね。

その妖魔からもらった力を使い、次々と人々の精気
を吸い取り、それを自らの力にして、兄の敵和麻を
倒そうということらしい。

本末転倒というか、ちょっとおかしな話ではあります
が、憎しみというのはそういう風に働くこともありうる
としなくてはなりませんね。

操の家系である大神家もまた、変な家です。この家
もまた、力がすべてという考えに支配されているよう
です。

ある意味、操はその犠牲者でもあります。

大神家が結集して操を倒しにかかりますが、果たして
その力があるのかどうか?

ついでに、今回も綾乃と和麻の掛け合いはなかなか
楽しいものがありますよ。

警視庁所属の橘 霧香も登場です。前回も登場しま
したが、ここで立場が明確になりました。


2010年08月08日
風のスティグマ 5
第5話 迷いを捨てた者

前話で一件落着したと思われた炎術師と和麻との関係
だが、その宴席上で現れた大神 操。

彼女は兄を殺された恨みを和麻にぶつけてくる。

ま、言ってみれば逆恨みというところなのだが、何より
も大事な兄を死なせた感情を他にぶつけるところが
なかった、というところでしょうか?

命を狙われてもなおかつ大神 操を糾弾することなく、
見逃した和麻だが、果たしてよかったのか?

どうやら、5話からは、この恨みを抱く大神 操との
戦いになりそうです。

すでに、大神 操は何者かに利用されようとしておりま
すから。

これって、和麻の恩情が返って大勢の人を犠牲にする
ことになるのではないでしょうか?

このエピソードでも、和麻と綾乃との掛け合いは面白い
です。


2010年08月02日
風のスティグマ 4
第4話 契約者(コントラクター)

さらわれた弟、煉を取り戻すべく、綾乃と共に急ぐが
結果的には妖魔の出現を防ぐことはできなかった。

妖魔と対抗するために、タイトルにある「風のスティグマ」
たる、契約者の本領を見せます。

なるほど、本気になれば、妖魔でさえ倒せる力なんで
すね。

これは炎術師のレベルではないですわ。

和麻が煉や綾乃にかける言葉がなかなか面白いです。
巧みに二人の感情を操って、成長させてますね。

和麻と綾乃との力量の差とともに、精神的にも余裕がある
ことをうかがわせます。

第1話から第4話までが、1つのエピソードになっています。
次回のエピソードも期待できるかもね。

2010年08月02日
風のスティグマ 3
第3話 神凪宗家

さすがに神凪宗家、既に犯人の目星はついていたようです
ね。前話で、風牙衆の子どもの病状を尋ねたときには、
もうある程度分かっていたということですか。

さて、前話でさらわれた、和麻の弟、すなわち炎術師の
跡継ぎは、どうやら生贄のために、また、風牙衆の封じられて
いた妖魔を読み出すための道具として利用されるようだ。

この辺り、炎術師と縁を切ったと言いながら、以前から可愛
がっていた弟のために、人肌脱がないわけにはいかない
わけですね。

和麻の性格の一端がここに垣間見ることができそうです。

それにしても、炎術師の跡継ぎである綾乃のキャラは
軽いね〜。それに幼稚だし。

それが戦いの悲惨さを軽くしてるのでしょう。

2010年08月01日
風のスティグマ 2
第2話 過去との対決

炎術師一族を殺害する犯人として疑われていた和麻だが、
既に一族の総帥と実の父は、彼が犯人ではないと考えて
いた。

こういうところは、ストーリーとしてまともですね。

しかし、父は和麻と自ら連れてこようとし、対決するが、
和麻にやられてしまう。恐らくは、和麻が自らの力を見つけた
ことを喜びながらだが。

まあ、こういうのは小説で出てくる典型的な父親ですね。
子どものためを思って突き放すが、実は子どものことを
思ってのことだってのは、

ところが、実際は、突き放された子どもは性格が歪んだり
するのですね。

どうやら、和麻も、自らの力を得たにもかかわらず、どうや
ら、ひねくれた性格になったようですね。

さて、真犯人が登場します。和麻はその相手を知っている
ようなのですが?


2010年07月29日
風のスティグマ 1
第1話 風の帰還

炎術師の家に生まれながら才能がないために追放
となった八神 和麻は、風術師となって日本に帰ってくる。

しかし、帰ってきてしばらくすると、炎術師の一族が
次々と殺害され、しかも風術によるものと判明し、
疑いが和麻にかけられる。

炎術師の次期総帥神凪 綾乃が和麻と対決する
があっさりと逃げられる。

綾乃の人格は単純細胞といってもいいでしょうね。

確かにこれほど短絡的な発想では、炎術師の将来は
不安になるかもしれません。

さて、では炎術師を狙う、風術の使い手とは一体誰
なのか。

第1話の最後に、和麻はなにやら契約が違うとか
叫んでおりましたが、そのことと関係があるので
しょうか?


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