先日あった依頼です。
ADSLを使っている方からインターネットに
つながらないという依頼です。
近所なので訪問して見ました。
原因はDNSサーバーが無効になっていることでした。
プロバイダーのDNSサーバーに不具合があったのではないかと思い、
無料で使えるDNSを設定して無事インターネットにはつながりました。
数日で復旧するのではないかと思い、
後日訪問するようにお話して終了しました。
そして、2週間ほど後に再訪問。
設定を戻したところ、無事DNSサーバーは復旧していました。
そして、プロバイダーから不具合のメールが届いていたので、
その内容をご紹介しまします。
それは、そのプロバイダーがレンタルしているモデムに
セキュリティホールがあり、設定を変えて欲しいというものでした。
そういえば、最近、ルーターやモデムのセキュリティホールが
問題で乗っ取られるというニュースを見ました。
乗っ取りはされていませんでしたが、
今回のDNSサーバーの不具合も
関係しているのではないかと思います。
ルーター機能が内蔵されているモデムでしたが、
初期設定では外からのアクセスに応答する設定になっていました。
また、モデムのログインIDとパスワードも初期設定で簡単なものでした。
IPアドレスがばれると簡単に乗っ取られる設定です。
セキュリティホールというよりも、
設計ミスと言った方が良いものです。
もしルーターやモデムをお持ちで不安な方は、
機器のログインIDとパスワードを初期設定から難しいものに
変更するだけでセキュリティ対策ができます。
確認されてみてはいかがでしょう。