この度発表されたCPUの脆弱性対策パッチの問題。
早い対応には良い感じを受けますが、
たくさんの不具合が起きています。
お客さんや友人から相談を
沢山受けています。
CPU脆弱性問題受けた相談
・勝手に再起動したことでデータが飛んでしまい、復旧したいという相談。
・ウィンドウズアップデート後に立ち上がらないパソコンが出たという相談。(複数)
・CPU脆弱性問題発表後にメール受信・サイト閲覧ができなくなったという相談。
いつものことですが、自動アップデートにしていると
勝手にパッチがインストールされてパソコンが立ち上がらなくなる
という事例が過去にたくさんありました。
ですのでメンテナンスをしている会社では、
手動アップデートにしており、アップデート後
少し経って訪問するように日程も調整しています。
今回の立ち上がらないという不具合は、
主にAMD製のCPUを搭載しているパソコンとのことでした。
しかしながら、メンテナンスをしている会社では
Intel製CPUでも起こりました。
機器の兼ね合いで影響を受けるものが
出てくるのかもしれません。
関連性があるのかどうかは判断できませんが、
回復することは出来ました。
やはり個人だとしても、自動アップデートより
手動で定期的に実行する方が安定感が断然ありますね。
UTMというセキュリティ機器を導入しているのですが、
この機器の誤動作により不具合が出たものが多いようです。
今回の件でUTMのセキュリティパッチも
大きく変わったのが原因だと考えられます。
会社の運用を潤滑にするはずのUTMが原因で、
業務が何時間も行えなくなるのもどうかと思いますね。
UTMは大変高額な契約機器です。
導入には慎重になる必要があると思います。
今回の件での最大の影響。
それはパソコンの処理がとても重くなったことでしょう。
ブラウザを開くとイライラすることが多くなりました。
サイトによっては30秒も待つことがあります。
パソコンの買い替えを考えてしまうほどです。
Intelの問題 ⇒ パソコンを買い替える ⇒ Intelが儲かる
この図式はなんとももどかしい気持ちになりますよね。
2018年01月20日
CPUのセキュリティ問題によるパソコン対応依頼
posted by エコ8 at 11:16| ハードウェアの不具合