依頼内容は「NAS内のデータを別のパソコンから
定期的にバックアップを取る設定をして欲しい」
との依頼です。
通常はNASに直接外付けハードディスクを接続して
NASに内蔵されているバックアッププログラムを
利用して行うところです。
しかし、設置されているIO-DATA製のNASには
USBでハードディスクをつなげる仕様でないどころか、
バックアッププログラムもなかったのです。
以前にも別件で依頼されたおりに、それを説明したところ、
自動バックアップに対応したNASに買い替える事を
そのお客様はおっしゃっていました。
今回訪問すると、1台の新しいパソコンが設置され、
そのパソコンにバックアップを取るように依頼されたのです。
ネットワークからバックアップを行うと、
パソコンはバックアップ中に処理速度が落ちます。
また、正常にバックアップがとれたかどうかを確認する
必要があります。
これがもし、NASのバックアップ機能であれば、
パソコンに負担はかからず、
正常にバックアップが取れなかった場合は
メールで知らせる事ができます。
その懸念を伝えましたが、パソコンに設定をして欲しいと
おっしゃいましたので、結局、最初のパソコンからの
バックアップの設定を行いました。
なるべくパソコンに負担がかからないように
差分バックアップにもしました。
なるべくパソコンを使わない時間に
実行するようにもしました。
しかし、次の日
やはり電話がかかってきました。
パソコンが重くなり、
印刷に時間がかかるようになったと。
通常なら、数秒でできる印刷が、
1枚当たり数分かかるようになってしまったのです。
原因を調べると、やはりバックアップ前に更新された
サーバデータをチェックしており、
そのチェックに処理を占有されてしまっていました。
バックアップを解除すると、先ほどの停滞が
嘘だったかのように、普通に印刷ができるようになりました。
通常は設定依頼で問題が発生した場合は、
その対応に料金は頂きません。
しかし、今回は悩みました。
事前に起こり得る懸念を内容を説明し、
もっと良い方法も提案しての作業です。
今回は少しばかり、
対応に作業料金を頂くようにさせて頂きました。
どんな作業も、ら起こりうる問題を、
事前に説明する事は大事です。
滅多に起きない事象でも、
出来るだけ説明するようにしています。
その顧客への細心の注意が、
問題が起こった時の信用にもつながります。
2016年07月23日
2016年07月04日
返品された商品に唖然
先日の出来事。
唖然とした出来事があったので紹介させて頂きます。
無線がつながらないというご相談で
店舗に来られた方のお話です。
手に有線のハブを持って、
Wi-fiがこれにつながらないんですよ。
私「???」
話をよくよく伺うと、ルーターからデスクトップのパソコンに
無線でつながらないという事を言いたかったようですが、
何故手に有線ハブをお持ちになっていたのかは不明です。
無線子機が見つからない、と、おっしゃっていましたが、
非常に小さい機器ですので、見落とされてないですかね。
親機にはちゃんと無線機能がついているかどうか。
色々伺って、もう一度機器を確かめられたらどうですか。
と、提案した。
しかし、お客様はお店にある子機を手に
取ってコレをください。と、おっいゃいます。
大丈夫ですか。
探されなくても。
と、念を押しましたが。
「大丈夫、大丈夫」
と、言って購入された。
その30分後、突然、再来店されて、
開口一番「ありました。同じ物が机の中から出てきたんですよ」
私「ああ、そうですかー」
お客様「返品さしてもらっていいですかねー」
私「ええ、いいですよ」
という会話を交わしました。
お客様は、全額1,180円を受け取ると、
そそくさと退店されました。
退店された後、箱のシールを良く良く見ると、
はがされた跡のようなものがある事に気づきました。
パッケージの中の子機を見てみると、
封印シールが半分ないではないですか。
どうやら開封物を返品されたようです。
良く確認をしなかった私も悪いですが、
一言、開封していますが良いですか、と、おっしゃって頂きたかった。
当然、売り物にはなりません。
もし、開封後の返品であれば、
8割返金が妥当だと考えています。
当然、それでも痛手なのですが、
お客様にも少しは分かって頂く必要があると考えています。
この事例は珍しいことではありません。
開封しても返品できるのが当然、と考えられてる方は非常に多いです。
唖然とした出来事があったので紹介させて頂きます。
無線がつながらないというご相談で
店舗に来られた方のお話です。
手に有線のハブを持って、
Wi-fiがこれにつながらないんですよ。
私「???」
話をよくよく伺うと、ルーターからデスクトップのパソコンに
無線でつながらないという事を言いたかったようですが、
何故手に有線ハブをお持ちになっていたのかは不明です。
無線子機が見つからない、と、おっしゃっていましたが、
非常に小さい機器ですので、見落とされてないですかね。
親機にはちゃんと無線機能がついているかどうか。
色々伺って、もう一度機器を確かめられたらどうですか。
と、提案した。
しかし、お客様はお店にある子機を手に
取ってコレをください。と、おっいゃいます。
大丈夫ですか。
探されなくても。
と、念を押しましたが。
「大丈夫、大丈夫」
と、言って購入された。
その30分後、突然、再来店されて、
開口一番「ありました。同じ物が机の中から出てきたんですよ」
私「ああ、そうですかー」
お客様「返品さしてもらっていいですかねー」
私「ええ、いいですよ」
という会話を交わしました。
お客様は、全額1,180円を受け取ると、
そそくさと退店されました。
退店された後、箱のシールを良く良く見ると、
はがされた跡のようなものがある事に気づきました。
パッケージの中の子機を見てみると、
封印シールが半分ないではないですか。
どうやら開封物を返品されたようです。
良く確認をしなかった私も悪いですが、
一言、開封していますが良いですか、と、おっしゃって頂きたかった。
当然、売り物にはなりません。
もし、開封後の返品であれば、
8割返金が妥当だと考えています。
当然、それでも痛手なのですが、
お客様にも少しは分かって頂く必要があると考えています。
この事例は珍しいことではありません。
開封しても返品できるのが当然、と考えられてる方は非常に多いです。
posted by エコ8 at 17:12| 印象深い人々シリーズ