2017年07月24日

夏に多いインターネットにつながらない原因

先日、プロバイダからメールが来ました。

貸出しているルーターが熱で誤動作して
インターネットにつながらなくなる事例がありますと。


つながらない場合は、ルーターの電顕を切って
再起動させてくださいと。


そのような内容でした。


パソコンの出張修理をしていた時にルーターが原因で
インターネットにつながらない案件が沢山ありました。


それはやはり夏が多いトラブルでした。


近年は夏の気温が上がることが多いので、
トラブルも多くなってるんじゃないかと思います。


心当たりのある方は、なるべくルーターを風通しの良い場所に置き、
ホコリがかぶらないようにしてみると良いと思います。


2016年01月22日

フリーズの意外な原因 (電源の特殊な故障)

自宅のパソコンが稀にフリーズをしていました。



フリーズのタイミングは一貫性が無く、
一カ月以上も何も無かったり、
一日に3回フリーズする日もありました。



タイミングからも熱が原因では無いものでした。
また、記憶領域はSSDだったのでここも考えにくいのです。



ですから、ファン周りの掃除、メモリテスト、
グラフィックボードの交換、コード類の整理、ドライブ類の切断。



ありとあらゆるチェックを行い、
不具合の原因を見つけることが出来ずにいました。



心の中でマザーボードかなぁ
と思ってはいたものの、そのままにしていました。




そうこうしていると、起動時に電源のファンの音が
うるさくなったので、別の電源と交換をしました。



取り外した電源はファンを掃除をして、
別のパソコンに取り付けました。



そして・・・取り付けたパソコンを使用し始めて
数十分後に・・・なんとフリーズしたのです。



まったく同じ症状です。



今まで電源の故障と言えば、
立ち上がらないか突然シャットダウンするものと思い込んでいました。



そういえば寒い日に
よくフリーズしていた事を思い出しました。



コンデンサが劣化して低温だと、
性能が下がり電圧が不安定になるんでしょうね。きっと。



人間もパソコンも寒いのにはめっぽう弱いんです。



週末は数十年に一度の寒波が来るそうなので、
気を付けなければいけませんね。


2015年11月30日

ハードディスクのメンテナンスのすすめ

パソコンの故障で最も多い物理的な故障は
ハードディスクの故障です。




データ復旧のお話をしようとも思いましたが、
今回は予防のお話をさせて頂きたいと思います。




ハードディスクは人間と同じで、
夏の暑い時と冬の寒い時に調子が
悪くなりやすい事が修理をしていて分かりました。




さらに人間と同じで、ハードディスクも大きな故障の前に、
何等かのサインがある場合が多いのです。




「起動時1回では起動しない」
「音がいつもと違う」
等です。




そして修理してきた中で最も多い原因が、
ハードディスク基板の腐食による接触不良です。

dataf_001.jpg


赤丸部分の裏が接触部ですが、
こちらからも腐食で色の変色が見て取れます。




この状態を放置しているといずれ起動しなくなり、
データの復旧も簡単にはできなくなります。




もし腐食が疑われる場合は基盤を取り外し、
腐食を取り除く事で延命する事が出来ます。

dataf_002.jpg


基盤を取り外すためには
T型トルクス(星形)ねじ回しが必要になる事があります。
ハードディスクごとに違いますので、
合った物を探してください。





外しましたら、私は接点回復剤というものを
使って腐食を取り除きます。
これは接点部分の腐食を取り除き、
以後の腐食を防いでくれる効果があります。





なければ研磨剤の入った歯磨き粉を
綿棒に付け、軽く擦る事で落とせます。
水分が残ってしまうとまた腐食してしまうので、
綺麗にふき取ってください。




世の中のハードディスクの故障原因の大半は、
実はこの接点部分の腐食が原因です。




パソコンやハードディスクレコーダーがすぐ壊れるという方は、
湿気の多い所に設置していませんか?


メンテナンスと共に環境管理をする事で、
故障は格段に減らす事ができます。

2015年10月20日

突然シャットダウンするパソコンをチェック中にメモリテストがフリーズ

預かったパソコンの症状は不定期に
突然パソコンがシャットダウンするという症状です。





症状からメモリかハードディスクが原因ではないかと考えておりました。
最初に症状を確認する為に立ち上げたところ、
立ち上げて5分程で突然電源が落ち、再起動しました。





メモリテストを最初に実行していると、
下のような画面で止まっていました。
エラーは出てていないのですが、止まっています。
あまり見かけない症状です。

img_4648_x.jpg



ケースを開けてみたところ、
CPUファン周りにホコリが溜まっていたので掃除をしました。
画像では分かりづらいのですが、
ヒートシンクに結構溜まっておりました。

img_4650_x.jpg



そこからハードディスクのチェック、
ウイルスチェックその他諸々行ったのですが、
怪しいところが見当たりませんでした。




そして再度症状の確認を行ったのですが、
30時間程動作させても何も起こらなくなりました。




推測ですが、気候的に湿度が低い状態にあり、
CPUファン周りにホコリが溜まった状態で回転する事により
静電気が発生して、基盤にスパークしたのではないかと考えられます。
エレキテルのような状態です。





原因不明のシャットダウンが起こる場合は、
ファン周りの掃除をお勧めします。是非。


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2014年01月26日

内蔵カードリーダーライターが認識したり、しなかったり不安定

メモリカードを刺しても「コンピューター」内に
ドライブが表示されない案件です。



たまに正常に認識する事がありますが、
抜き刺しをするとまた表示されないなど、認識が不安定な状況です。



マザーボードに接続されているコネクタの位置を変えてみたり、
デバイスマネージャー上から一度ドライバを削除して、
再起動する事でドライバを再インストールさせたりしましたが、
やはり安定せず、認識できたり、できなかったりを繰り返しました。

kiji_002.jpg

デバイスマネージャーには正常に表示されているので、
故障はしていないものとして色々やってはいましたが、
試に、別の内蔵カードリーダーライターを取り付けてみたところ、
何事もなかったかのように正常に動作するようになりました。



以前にもやはりカードリーダーの動作がおかしくなり、
取り替えた経緯があります。



今回、詳細に調べたところ、メモリに異常がある事で
パソコンが安定しない症状が見つかりました。



メモリの不具合がカードリーダーライターの故障に
つながった可能性もあります。


もし、同じような不具合の方がいれば、
根本的な原因としてメモリの不具合を疑ってみるのも良いかもしれません。


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2013年06月28日

パソコンのファンの回転音がうるさ過ぎる原因

「ファンの回転音が大きい」「ファンの音が常にうるさい」という案件です。



ある外資系メーカーのパソコンで、
購入時からずっとファンの音が気になっていたそうです。



音を聴くとファンの異常というよりも、
冷やす為に必死にフル回転しているような状況でした。



ケースを開けて中を確認すると、
ホコリが付着しているという訳でもなく、
とても綺麗な状態です。




グリスに問題があるのではと
ヒートシンクを外したところ・・・



衝撃の原因でした。




仮止めの両面テープと思われる一部が
CPUとグリスの間に挟み込まれています。



グリスも塗りすぎでは?と思われる状況です。




グリスと両面テープを綺麗に拭き取り、
適正なグリス量を塗りつけたところ、
嘘のように静かになりました。



メーカーでの製造段階でなったものなのか、
その後の修理などでなったものかは分かりませんが、
考えられない不具合です。



今のパソコンはCPUの温度を感知して、
ファンの回転数をコントロールするものが多いのですが、
ファンの回転数が上がったままでも、
冷やす事ができずフル回転したままだったのです。




今回は特異な例ですが、グリスが劣化して同じような
不具合が起こる事が稀にあります。



ホコリを掃除しても回転数が下がらない場合は、
一度ヒートシンクを外して確認するのが
良いと思います。


また、ヒートシンクを一度外した場合は、
グリスを綺麗に拭き取り塗りなおす必要があります。


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2013年02月20日

HP ML110 G7 にてレッドスクリーン発生

サーバー HP ML110 G7にてレッドスクリーンなる症状が出てしまいました。

サーバーを起動するとPOST画面が出た後、以下のような画面になります。



Illegal OpCode

EAX=4F902B2C EBX=0000FE6E ECX=00004D50 EDX=0000F066
EBP=00000000 ESI=00064D52 EDI=0000FC6F
DS=6000 ES=F000 FS=0000 GS=0000
CS:EIP=FB74:0000E866 SS:ESP=0000:0000EC2C
EFLAGS=00000282


サーバー所有者より聞き取りによると、
最初はフリーズした事が発端のようでした。



その後もたまにレッドスクリーンになってしまい、
再起動するとしばらくは何事もない様子が続き、
いつしかレッドスクリーンが頻繁に出るようになり、
もはやサーバーとして機能する事ができないほどになりました。



最後はBIOS画面にも入れない状態となってしまいました。



しばらく放置していたのですが、気合を入れて調べてみると
解決方法が見つかったので、記録として記述します。



■ 解決策
マザーボード上に10個のディップスイッチがあるのですが、
シャットダウンした状態でその6番のスイッチをONにし、
サーバーを起動する事でNVRAMをクリアし、
症状を改善する事ができます。



症状が改善したらサーバーを終了させ、
6番スイッチを元の位置へ戻して終了です。



ただこの作業を行ってしまうと、
設定がデフォルトに戻る為、
環境構築を再度行う必要があると思われます。



私はLinuxにてデータをサルベージし、
RAIDを再構築、サーバーOSインストール、
データの復旧、という具合で直しました。



色々試しましたが、
この方法以外に解決方法は見つかりませんでした。




ディップスイッチは以下のような物です。
縫い針や爪楊枝でオンオフすると簡単です。




この症状はBIOSの不具合で起こるようなので、
改善しましたら念のためにBIOSアップデートを行っておく方がよいと思います。


2013年01月13日

ネットワークプリンタで印刷できなかった原因

出張での対応になります。
2台あるネットワークプリンタが印刷できないという不具合でした。



調べ始めてすぐに、ハブがルータへ接続されていないという原因が判明し、
あっけなく問題が改善すると思われました。



しかし、1台は正常に印刷できたのですが、
もう一台の方はケーブルを接続しても印刷をする事ができませんでした。



ケーブルをチェッカーで調べたところ、検査に異常は見受けられませんでした。

サンワサプライ LANケーブルテスター LAN-TST3Z



ケーブルには問題ないと判断し、
ファイアーウォールなどパソコン側を調べましたが解決せず。


プリンタのLANポートに問題があるのではないかと思い始め、
かなり手詰まり感が出てきたところで、一応別のLANケーブルで接続したところ、
あっさりと印刷をすることができました。



チェッカーでケーブルを曲げたりしながら調べた上で異常がみられず、
最終的にケーブルが問題であったのは長い間サポートをしていて
今回が初めての事でした。



元のケーブルに戻してPINGをずっと打ち続けたところ、
ごく稀にTIMEの値が10以上になりました。


一見すると問題のない範囲内のようですが、
やはりケーブルの不具合に間違いないようです。



今回はそれでも2時間程度の対応で済みましたが、
チェッカーでエラーが出ない時でもケーブルに不具合がある場合があると知っていれば、
無駄な時間を短縮できた事は間違いありません。



それからPINGは単に接続を確認するコマンドと考えがちですが、
TIMEの値を参考にすることで不具合を見つける手段としても
かなり有効であると言えます。


2012年12月07日

マウスのチャタリング修理を色々試してみました

チャタリングの修理を色々試してみました

マウスをシングルクリックしたにもかかわらず
ダブルクリックの動作になってしまうことがあります。
これを「チャタリング」と言います。


今までとても使い心地が良く愛用していたマイクロソフトマウス(Intelli Mouse Optical 1.1A)が、
2個ともチャタリングを起こしてしまい、修理を決断しました。



このマウスは隠しネジになっています。
裏の矢印の部分2つがネジです。





チャタリングの症状が出た1個目はソフトで回避した後、
別のマウスに交換したのですが、大きさが違うので手首に負担がかかり、
なかなか馴染めずにいました。



既に製造中止になっている型番なので買い替える事もできず、
手間はかかろうとも修理という方法を選択しました。



さらに2個も検体があるのであれば、いっその事どの修理方法が
一番良いかも検証もしてみようと思い立った次第です。

(利用頻度は左ボタンが圧倒的に多く、症状が出ているのは
左のみですので、片側のみの修理を行っています。)



今回は調べた3種類の修理方法を全て試してみての報告になります。



@チャタリングキャンセラー(フリーソフト)を利用して回避

この方法はチャタリングが起こり始めて間もない頃は非常に有効でした。
20〜30回に一度、シングルクリックがダブルクリックとして認識してしまっていた頃です。
ソフトを起動している時は、まったく症状が出なくりました。



しかし一ヶ月程経過して、それでもチャタリングが起こるようになってしまいました。
ソフトの調整を色々試しましたが、
最後にはソフトでは回避する事が出来なくなりました。


しかも、チャタリングの頻度も増しており、
ソフトを利用しても通常使用には耐えれない状態になってしまいました。



非常に有効な手段ではありますが、一時しのぎ程度に考えるのがよいと言えます。
また症状の具合によっては改善しない場合もあります。



Aスイッチ部の交換をする

分解をして中の部品を確認するとD2FC-F7N(MS)という
部品でしたが、同じ部品を探し出す事ができませんでした。



近所のパーツセンターにて形状が同じで、
スイッチが軽いタイプの部品D2F-Fを見つけましたので、
今回はこちらへの交換をすることに決めました。
金額は1個140円。作業はハンダを取り除く作業が少々手間どりました。



交換を終え、使用してみての感想はと言うと、
チャタリングが解消するのは当然の事として、
クリックをしたときの感触というか音がまったく別のマウスを使っているようでした。


マウスを変えたくないので行った修理なのに、
使用感はまったく別のマウスになってしまうという結果になってしまいました。



おそらくこの結果が分かっていたら別の方法を模索していたでしょう・・・。


Bコンデンサを取り付ける

ノイズ除去用にコンデンサをつけるというものです。
積層セラミックのコンデンサ0.1μFを使用しました。




ハンダ付けも非常に簡単で短時間で修理できました。

今回コンデンサを取り付けたのは、チャタリングの症状がひどい方のマウスです。

数日使っていますが、一度もチャタリングは起こっていません。
使用感も問題なく、今のところ自分にとってこの修理方法が
一番納得のいく結果となりました。今後の再発など気になるところですが、
その場合は追記で報告をさせて頂きます。



使用感を変えたくない方は、この修理法が
最も良いのではないかという結論に至りました。


オムロン(OMRON) D2F-01F 形D2F極超小形基本スイッチ (ピン押ボタン形) NN




0.1uF 50VDC DIP低電圧セラミックディスクコンデンサ 30個入り



続きを読む...

2012年10月26日

TOSHIBA dynabook TX/65F 電源が突然落ちてしまうという不具合の修理

機種は東芝 dynabook TX/65F。症状は突然電源が落ちてしまうというものです。



落ちるタイミングが毎回違う為、ハード的なものの可能性が高いと判断しました。


まず最初に一番疑われる「熱」を検証してみることにしました。
ファン周りをエアーダスターで丹念に掃除した後、冷却台を使って起動するも、
起動後わずか30秒程で突然のシャットダウン、再起動。


排気口から熱もちゃんと排出しており、特にヒートシンクに熱が
伝わっていない症状はみられなかった。
おおよそ熱ではないと判断し、メモリテストを行いました。


「memtest+」を走らせ3時間程放置しましたがエラーは検出されませんでした。


メモリテストを行っている間に、ハードディスクを「CrystalDiskInfo」にてチェックをしましたが、
こちらもエラーは検出せず。念のため、新品のハードディスクに交換後、
リカバリをかけようと試みましたが、開始3分程のディスク読み込み中にシャットダウン。
これでハードディスクの線も消えました。



光学ドライブの可能性を考え、他のドライブに交換して読み込ませるも
シャットダウンは起こりました。


持ち込まれたパソコンは何故か、ACアダプタが純正ではなく、
Buffalo製のものでした。表記上ちゃんと対応しているものでしたが、
念のために電圧チェッカーでACアダプタを調べてみる事にしました。


なんとここで少し異変が見受けられたのです。
通常19Vで安定しているはずのものが、一瞬急激に電圧が下がる事が
あったのです。


固定していたピンが動いた事でそのようになったのかもしれないと思い、
何度かチェックをしていたら同じような症状が確認出来なくなってしまい、
修理チェック用の別のACアダプタでチェックを行うことにしました。


別のACアダプタでも症状が出てしまった為、ここでACアダプタが
原因である線を消しました。


以前に中にちいさなネジが入り込んでいてショートしている不具合があったので、
ノートパソコンを軽く振って異物が入っていないか調べたりもしましたが、
その様子もありませんでした。


最後にキーボード部を取り外し、検証をしましたがこれまた症状は改善せず。



ここまでの検証でマザーボードが原因である事を疑う余地が無くなってしまいました。
シャットダウンしてしまう症状が出る瞬間は、PCに高負荷がかかっている時でしたので、
電源系統のコンデンサに問題があるのではないかと推測しました。


一番やっかいな場所なので、同じような症例がないか
ダメもとでネットで検索をかけてみることにしました。
検索はgoogleで「dynabook TX/65F 電源が落ちる」。


そうすると・・・大量。同じような症状で質問をしている人や、
オークションでジャンクとして出品している同機種が山ほど。


どうやらこの機種特有の不具合で、ブロードライザという部品が
劣化して起こっているようです。


この「ブロードライザ」という部品。いったいどういう物か調べてみました。
「ノートパソコンのCPU用デカップリングキャパシタとして採用」
「電圧を安定化させてノイズを抑制する」とあります。


コンデンサの役目をするもので広い帯域において低インピーダンスであり、
薄型である特性を持つ高性能な部品という解釈を勝手にしました。


もしご自身で交換される場合は、「NEC TOKIN OE907 ブロードライザ」を
ヤフーオークションで落札して交換するのがよいかと思います。


細部までの分解とハンダ付けの知識が必要になりますので、
それなりの覚悟が必要かと思います。
時間にして3〜5時間。部品代は600円〜800円程度。


この案件、自分、もしくは友人のパソコンであれば間違いなく
交換修理をしています。面白そうですし、何と言っても部品代も安いですから。


しかしながら、お客さんのパソコンとなるとそうはいきません。理由は2つあります。


1つ目は電圧を安定させる部品が故障していたという事です。
昔はマザーボード修理でコンデンサ交換はよく行う修理でした。


しかしある時「パソコンが勝手にシャットダウンしてしまう」という症状の
パソコンのマザーボードのコンデンサ交換修理を行った直後、
またすぐに電源BOXが故障してしまった事がありました。


調べてみると、電源BOX内のコンデンサが破裂していました。
先に劣化していたのか、後に劣化したものかは分かりませんが、
他にも修理後、間もなく故障してしまった事例が少なからずありました。


お金を払って修理をしてもすぐに使えなくなるのであれば、
修理する意味がありません。


それ以来、お客さんのパソコンのコンデンサ交換は特別な時以外は
行っていません。特別な場合とは、そのパソコンでないと
処理できない仕事がある時や、説明を納得されてから修理する時です。


電圧が不安定な状況で長く使うと、他の部品の劣化を早めます。
先ほどの検証でACアダプターが純正でなくBuffalo製だったのは、
この「ブロードライザ」という部品が劣化したことでACアダプタが故障してしまい、
交換したものであるかもしれません。


また交換したBuffalo製のACアダプタに異常な兆候が見られたのも、
この為かと思います。


このように修理しても他の部品が劣化している可能性が高い故障の場合、
長くは使えないケースが多いのです。


交換したBuffalo製のACアダプタも劣化している可能性が高く、
しばらく使っていると再度交換しなければいけないかもしれません。


2つ目は修理代金の算出です。
部品交換作業代金のみで1万円以上は頂くことになります。
さらに今回はリカバリ作業も行わなければなりません。


「ブロードライザ」の部品代はいいとして、異常の見受けられたACアダプタを
また変えるとなると、お客さんにとって修理代合計は結構な額になってしまいます。


もし自分がこのパソコンの所有者で状態を知っていて、どのような修理を行うか
分かっていたら、お金を払ってまでは絶対に依頼はしません。


修理見積額は伝えていませんが、お客さんに状態を伝えましたら、
買いなおされると判断されました。


時間をかけて、修理をしない事を勧めていては、商売にならないかもしれません。
買い替えのパソコンを販売している訳でもありません。


しかし、今回の案件はこれが最善であったと今でも思っています。



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