2017年03月22日

データが何もないのに空き領域が無い?

最近ある不具合の修理依頼が多くなりました。


そのある不具合とは、
「ハードディスクの空き容量が無くなっている」というもの。


ここまでであれば、
「要らないデータを消せばいいでしょ」となります。


しかし、ことはそんなに
簡単なものではありませんでした。


何が容量を圧迫しているのか、
調べる為にフォルダを選択してプロパティで調べてみたところ。


無いんです。
何も容量を圧迫している物が。


隠しファイルなのかと、
見えないフォルダ・ファイルを可視化しても無し。


閲覧履歴が溜まっているのかと削除してもダメ。


何かのエラーログなんかが、
不可視のまま占有しているのではないか。


そう思った私は、CCleanerという不要なファイルを見つけ出して
自動で削除してくれるソフトを使いました。


⇒ http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/ccleaner/ (窓の杜)


的中です。使ったところ、
あっと言う間に30GBが解放されました。


また、別件でも同じ症状があり、
試したのですが、その件では改善されませんでした。


違うところは、先ほどの圧迫ドライブがCドライブだったところを、
今回はDドライブだったことです。


仕方なく、データを一旦Cドライブに退避させ、
Dドライブをフォーマット。


データを元に戻して作業を完了しました。


Cドライブでなければ、システムファイルが無いので、
このような作業ができるという訳です。


3月になって、同じ症状のパソコンを多く見かけるようになったので、
何か大きなバグのあるソフトウェアがあるに違いありません。


Internet Explorer か、Adobe Flash Player か、
Adobe Acrobat Reader か・・・そのあたりでしょうか。




posted by エコ8 at 14:27| サポート記録

2016年12月02日

取り引きを気を付けなければいけないサポート顧客

永くサポートをしていると、
引き受けたくなく顧客の業種があります。



それは、建設業と医療業です。



建設業で実際にあったトラブルは、
以下の内容です。


・サポート代金の未払い
・代金請求をして、振り込まれるまでが長い
・専用の請求書を買わされる
・高圧的に対応される



踏み倒しはありませんでしたが、
再請求は何度もありました。



2万円が振り込まれるまで
半年というのもありました。


たかだか5千円の請求に、
その会社専用の請求書を400円で買わされた事がありました。
建設業界では普通の慣例らしいです。



医療業についての実際にあったトラブルは、
以下の内容です。



・見積りに憤慨される
・レセコンの対応を依頼される
・待たされることが多い



5台程のパソコンへのウイルス対策とプリンタ設定依頼。
出張サポートの見積りを25,000円で出しました。



受付の人に「ふざけるな。法外だろ」的な事を言われました。
普段、保険が効いて数百円〜数千円の受け取りをしていると、
金銭感覚がおかしくなるんでしょうか。



別に高くも無いですし、見積もりなので、
「それじゃ、依頼しません」で済みます。
ですので法外という言葉は的外れになります。



医療系ではレセプトコンピュータという
特別な仕様のパソコンが使われています。



パソコン自体も特殊なものがあり、
BIOSや操作が一般のパソコンと違うものが多くあります。



何の説明もなく、
レセコンのトラブル対応を頼まれ困った事があります。



RAIDのハードディスクが1台故障していたので、
対応を頼まれたのですが、
ハードディスクを外しただけでは起動せず、
RAID設定に入るキーも分からず、調べるのに手こずりました。



また、RAIDにするくらい大事なデータが入っているパソコンの対応を、
何の前相談もなく依頼されるのは困りました。



訪問した手前、作業はしましたが、
レセコンは通常のサポート価格では断りたい作業です。
うまく復旧できなかった場合、責任が大きすぎます。



また、なぜか医療系からの依頼は
訪問していきなり待たされたりします。



作業が完了しても担当者がどこかに出かけて戻ってこないので、
1時間ほど待たされた事も有ります。



忙しく、緊急な用事が入りやすいというのも
あるのかもしれません。



とにかく、
作業内容と時間に見合わない依頼が多いのが医療系です。




posted by エコ8 at 12:14| サポート記録

2016年07月23日

サーバーデータのバックアップ設定依頼で問題発生

依頼内容は「NAS内のデータを別のパソコンから
定期的にバックアップを取る設定をして欲しい」
との依頼です。


通常はNASに直接外付けハードディスクを接続して
NASに内蔵されているバックアッププログラムを
利用して行うところです。


しかし、設置されているIO-DATA製のNASには
USBでハードディスクをつなげる仕様でないどころか、
バックアッププログラムもなかったのです。


以前にも別件で依頼されたおりに、それを説明したところ、
自動バックアップに対応したNASに買い替える事を
そのお客様はおっしゃっていました。


今回訪問すると、1台の新しいパソコンが設置され、
そのパソコンにバックアップを取るように依頼されたのです。


ネットワークからバックアップを行うと、
パソコンはバックアップ中に処理速度が落ちます。
また、正常にバックアップがとれたかどうかを確認する
必要があります。


これがもし、NASのバックアップ機能であれば、
パソコンに負担はかからず、
正常にバックアップが取れなかった場合は
メールで知らせる事ができます。


その懸念を伝えましたが、パソコンに設定をして欲しいと
おっしゃいましたので、結局、最初のパソコンからの
バックアップの設定を行いました。


なるべくパソコンに負担がかからないように
差分バックアップにもしました。


なるべくパソコンを使わない時間に
実行するようにもしました。


しかし、次の日
やはり電話がかかってきました。


パソコンが重くなり、
印刷に時間がかかるようになったと。


通常なら、数秒でできる印刷が、
1枚当たり数分かかるようになってしまったのです。


原因を調べると、やはりバックアップ前に更新された
サーバデータをチェックしており、
そのチェックに処理を占有されてしまっていました。


バックアップを解除すると、先ほどの停滞が
嘘だったかのように、普通に印刷ができるようになりました。


通常は設定依頼で問題が発生した場合は、
その対応に料金は頂きません。


しかし、今回は悩みました。


事前に起こり得る懸念を内容を説明し、
もっと良い方法も提案しての作業です。


今回は少しばかり、
対応に作業料金を頂くようにさせて頂きました。


どんな作業も、ら起こりうる問題を、
事前に説明する事は大事です。


滅多に起きない事象でも、
出来るだけ説明するようにしています。


その顧客への細心の注意が、
問題が起こった時の信用にもつながります。





posted by エコ8 at 12:20| サポート記録

2016年06月10日

Lenovo YOGA 300 のリカバリーメニュー起動方法

パスワードが分からなくなって
ログインできない案件です。



初期設定で入力したログインパスワードが
思い出せないので、OSが利用できないとの事です。



心当たりのありそうなパスワードを伺い、
10個程入力しましたが、すべてダメでした。



仕方が無いので、リカバリーをする事にして
パソコンを預かることにしました。



このLenovo YOGA 300はマニュアルが付属しておらず、
インターネットで参照してください。
と、用紙に書いてあるだけのようです。

img001.jpg


書いてあるアドレスにアクセスすると、
メーカーのトップページに飛ばされます。



項目が多すぎて、どこにマニュアルへつながるリンクがあるのか
分からなかった為、googleにて「機種名 マニュアル」で検索。



日本語マニュアルは見つかりませんでしたが、
英語マニュアルを発見。
リカバリの項目を見てみると、
Novo buttonの記述を発見。



付属の用紙に「Novoボタン」の
記述がある事に気づきました。
「リカバリボタン」とか、(リカバリ用)とかにして欲しいと
切にに願います。

img005.jpg

指では押すことができない、
細いピンで押すタイプです。

img003.jpg

パソコンを終了させた状態から、
押してみたところ、メニューが出てきました。

img002.jpg

img004.jpg


一旦キャンセルし、リカバリ後に設定する為に
メールアドレスの記載された用紙を再確認。
すると、パスワードらしきものがある事に気づきました。


念のために、それらしいものを幾つか
入力して最終確認を行いました。



結果、あっさりログイン完了してしまい、
リカバリの必要が無くなってしまいました。



無用な苦労をしてしまいましたが、
同じように「Lenovo YOGA 300」のリカバリ方法を
探される方に少しでも役に立つように
記録として残させて頂きます・・・。




posted by エコ8 at 15:04| サポート記録

2016年06月02日

SSDを大容量の物への交換依頼

120GBのSSDを500GBのSSDへ
まるごとコピーして利用するつもりで、



以下の機器を使いコピーを行ったのですが、
OSのWindows7が起動しないそうなんです。



KURO-DACHI/CLONE/U3


なんとかならないかというご相談で、
一式を持ち込まれました。



パソコンにつないで調べてみると、
コピー元のパーテーション情報が破損していました。



預かった機器を使い、もう一度コピーを行いました。
コピー後、初期起動で出るメッセージに従い、
インストールディスクで修復を行ってやる事で
ちやんと起動するようになりました。



しかしながら、パーテーション情報は
完全に修復された訳では無く、
起動できるように修復されただけでした。



使用に問題ない程度に修復はできましたが、
さらに幾らかのチェックと修復を行っておきました。



今回の作業で驚いた事があります。



それは、今までOSまるごとコピーで
要していた時間は2時間程ありました。



しかし、この「KURO-DACHI/CLONE/U3」を
使った場合、たったの10分程度だったのです。



両方SSDだったのも早く出来た理由だとは思いますが、
それにしても驚きです。



この機器の評価を読み調べてみたところ、
消費電力の多いハードディスク2台をつなげて作業を行った場合、
突然落ちてしまう事があるようなのです。



もし購入を考えている方がおられたら、
その点に気を付けなければならないと思います。
プラッタ数の多いハードディスクが比較的に、
消費電力が多い傾向にあります。
posted by エコ8 at 20:24| サポート記録

2016年02月12日

ウイルス対策ソフトのインストール依頼。

常々思っていたことがあります。
侮ると痛い目に遭う。という事です。
今回はその例のような案件です。



中古で購入したパソコンに
ウイルス対策をして欲しいとの依頼です。
機種はSONY 一体型デスクトップパソコン
VPCL13AHJ です。



スーパーセキュリティZEROを
ご自身で用意されいました。



早速、ソフトをインストールしようとすると、
「このページは表示できません。」
「準備中」等と表示され先に進めない状況です。




調べたところ、原因はIEのバージョンが低い為でした。
現在のIEのバージョンが7、
それを11にすることにしました。



その為には、ウィンドウズアップデートを
最後まで進めてやる必要があります。



途中で「更新プログラムの確認」を押しても
2時間以上確認の状態が続き
エラーが出る不具合に見舞われました。



調べてみると、ここからウィンドウズアップデートを進める為には、
javaを最新の状態にする必要がありました。
またセキュリティ上、古いjavaをアンインストール。
フラッシュプレイヤーも最新のものをインストールしました。



それから3時間程アップデートを繰り返して
「最新の状態です」となりました。



しかし、SP1が適用されていなかったので
「更新プログラムの確認」を押してみると
重要な更新プログラムが新たに表示されました。



さらに、ここから最後までアップデートを進めるのに5時間程かかりました。



やっとのことでウィンドウズアップデートと
IEのバージョンアップが完了し、
「スーパーセキュリティZERO」をインストールしました。



インストールには名前、メールアドレス、
パスワードを入力する必要があった為、
それをうかがってのインストールとなりました。



終わるまでにかかった時間は約11時間。
残業と休日出勤で時間を要する作業となりました。



昔、法人のウイルス対策ソフトインストール作業の見積りで
3,150円を高いと言われた事があります。
ソフトなんて「CD入れてインストールするだけだろ」と
思われたのでしょう。



たかが対策ソフトのインストールですが、
不具合が出ないか事前調査・インストールする前のパソコンの調整・
作業報告・インストール後のサポートがあるのです。



どんな些細と思える事でも、
しっかりやれば、それなりの作業量になるのです。


posted by エコ8 at 19:14| サポート記録

2015年09月14日

修理預かりのパソコンを長期間経過して取りに来られた事案

当時、修理見積額を伝えて修理するかどうかの連絡もないまま
1ヶ月程を過ぎたので、再度連絡をした。




その時は「今度引取りに行きます」と言われたので
修理なしと理解し、待っていた。




そして月日は流れに流れて2年と8ヶ月が過ぎたある日、
何の連絡も無く「引き取りに来ました」と、一言。




「だいぶ前に預けたんですけどねぇ」と、預り証を提示された。





預かって2年ほどは店舗で保管していた。
データの復旧をする事も考えてハードディスクは別で保管していた。
しかし、2年が過ぎても連絡が無いため別の場所に移動していた。





そこへ「引き取りに来ました」と言われたので少し焦った。
とりあえずお客さんには「倉庫に保管しているので、
お返しできるようになって再度ご連絡を差し上げます」と伝え
その日はお帰り頂いた。






そのような出来事があった為、
このようなケースの対処について調べに調べて結論を出す事に決めた。





まずクリーニング屋さんに多い事例らしく、
クリーニング店では3ヶ月を過ぎたお預かりものは
処分させて頂きますと、店内に張り紙がされている事が多いのだとか。
ただ、過ぎたからすぐに処分するのではなく、
半年から1年は保管する店舗が多いもよう。




法律上、財産の所有権が消滅するには
20年を経過する必要がある。
なのに短期間で処分できるには理由があった。





それは保管料。
例えばクリーニングを長期間預かった場合、
保管料として月に数百円から千円程として計算する。
そうすると、いずれ預かった品物よりも高い金額になる事になる。





処分したとして損害を訴えられたとしても、
保管料があるため、相殺される事になる。
よって保管しなければならない期間は、
預かったものの大きさや保管時の手間で妥当な金額を計算し、
預かった物品の価値を確実に超えたと判断できる月日
と言える。


クリーニング店では預かっている衣類の価値は
さほど高くないと考えられるので、
1年も保管すれば義務を果たしたといえるのではないだろうか。
それよりも、そのような物品が増えるにつれ
業務に支障が出てくる事を考えると、
早めに処分をする必要がある業種であると言える。





ただし、このように判断する為には、
ちゃんと預り証を発行しており、
引き取り催促の連絡を入れている事が望ましい。



連絡をしていない場合や預り証を発行し忘れている場合は、
基準となる年月が曖昧になり判断しずらくなってしまう。





なので、高価な物を半年取りにこられないからと処分してしまうと、
損害賠償になった場合、損害金を払わなければならない事にもなり得る。





で、今回の事例ですが、パソコンは当時新品でも5、6万円のもの。
それも故障している。保管料を月約千円と換算して、
3万円ほどはお支払い頂きたい計算になる。




今回の2年8ヶ月という期間はおそらく、
「処分しました」でも問題の無い期間であろうと推測はできる。





しかし、色々考えた結果、今回は無償で返却することに決めた。
修理はしません。保管料も頂きません。
その代わり、そのお客様のご依頼は今後受けません。
直接は言いませんが・・・。





決して人当たりは悪いお客様ではありません。
しかし、経験上、一度このような事があったお客様は、
経験則としてまた他で何か問題が起こる可能性が高い。





この保管期間の計算方法は修理業、
保管業務など幅広く当てはまるものではないだろうか。
自分が調べた折に参考になる記述がなかった為に、
少しでも参考になればとまとめる事にした。





今回の件を機に、預り証に無償保管期間とそれを過ぎた時の保管料、
廃棄についての記述を明記した紙を店内に貼るように考えている。





下記の文章の物品・期間を利用に応じて変更し、
タックシール印刷して預かり証に貼れば万全。




■保管について
修理や見積もり時にパソコンをお預かりした場合、3ヶ月間は責任をもってパソコンの保管をさせて頂きます。
お預かりして3ヶ月以上引き取りに来ていただけない場合は、1日あたり50円(税別)の保管料を計上させて頂きます。
また、お預かりして1年が経過した場合、こちらにて処分、又は保管料の請求をさせて頂く場合がございます。現在当店では、お預かりした物品を引き取りに来られないお客様が多くなり、倉庫が圧迫され、業務に支障が出ております。ご理解ご了承くださいますようお願いいたします。




posted by エコ8 at 10:34| サポート記録

2015年09月11日

私がノートパソコンの修理見積もり依頼を受けない理由

近年、ノートパソコンの持ち込み修理依頼が
非常に多くなっています。




しかしながら、持ち込まれても見積もりまでに
至るケースは少ないのです。




その理由は、液晶やマザーボードのハードウェアの故障が疑われる場合、
分解して細部まで調べる必要があり、
パソコンによっては外すネジの数が100個以上、
時間にして10時間以上かかる事もあるからです。





そういった作業をご存知でないお客様は、
「とりあえずどのくらいの金額がかかるのか修理見積もりを下さい」
とおっしゃいます。





決まって私は「中に大切なデータはありますか?」
「どうしてもこのパソコンでないと困る事が無ければ、
買い替えをされた方が良いと思います」

と伝えるようにしています。




修理しようと思って持ってきているのに、
見当違いな返答で気分を害される方も少なくありません。




それでも、最近まではどんな故障も無料で見積もりをしておりました。
ハードウェア故障の修理金額も15,000円〜20,000円程度に抑え、
どこよりも安く修理して来た自負があります。
しかしながら、今は修理を断られるのです。





口を揃えて
「それくらいかかるのだったら、やっぱり買い替えます」
とおっしゃるのです。




最新のノートパソコンが2万円台から買える事をよくご存じなのです。




メーカーでさえ販売価格5万円のパソコンの修理見積もりを
10万円で出してくる時代です。




「見積もりに料金設定をすればよいのでは」
と助言頂くことがよくあります。
しかし、不具合に対してある程度の時間をかけて調べなければ、
見積もりは出す事ができません。




仮に決まった金額を設定したとして、
部品の調達が出来ず修理できない結論に至った場合、
クレームになるのです。




また、年々部品調達が難しくなっています。
(液晶パネル購入によって受けた被害を綴った記録をご参照ください。)




メーカーは部品を全て揃えていますし、最悪の場合、
代替品を出す事ができます。
そういった地盤があってこそ、見積もりに料金が設定できるのです。





それなら、
「ノートパソコンの修理は最初から受け付けない方がいいのでは」と、
思われるでしょう。






それが違うのです。






いつもの
「どうしても必要なものがなければ買い替えをお勧めします」
というの決まった文句に対してあるお客様は、





「このパソコンでなければダメなんです。
中に大切な物は無いですが、愛着があるんです。」
「いくらかかってもいいので修理して下さい」




また、あるお客様は、




「見積もりは必要ありません。
修理できるかどうか分かったら、
連絡だけ下さい。」
と、おっしゃいました。





この言葉は、修理屋冥利に尽きます。
きっとこのような方々に出会うために修理屋を続けています。





決定的な違いとして、見積もりを出さずにGOサインを頂ければ、
非常に短い時間で修理ができる為、通常の修理代金よりも安くします。




それでも、もし高額になりそうな場合は
必ず伝えます。
また、直す時は値段で修理部品を選ぶのでは無く、
私が納得のいく物を使用します。





双方が納得のいく修理をする為の合言葉なんです。それは、

posted by エコ8 at 14:19| サポート記録

2015年09月07日

修理内容を記載した作業報告書を作成する重要性

いつからか、パソコン修理をした場合は、
その作業内容、作業順序、交換した部品、
その型番、お客様のやり取りを記録し、
あえて行わなかった作業なども記載した作業報告書を
作成し渡すようになりました。




もちろん、日付、預かった期間、
パソコンの型番、製造番号等の基本的な事も記載します。




10年以上前になりますが、
このような詳細な作業報告書を作成するきっかけとなった案件があります。





それは、パソコンの調子が悪い原因がハードディスクで、
ハードディスクの交換・リカバリ作業の必要な故障修理でした。





ハードディスクにはクラスタエラーがあり、
明らかに故障しておりましたので、交換は必須でした。




作業中に光学ドライブ(DVDドライブ)も調子が悪い事が分かりました。
その時は読み込みに時間がかかる程度でした。
CDの再生・読み込みはなんとかする事ができました。
しかし予防として光学ドライブも交換する見積もりを出しました。





修理見積もりの電話を入れ、
悪い箇所を全て交換・修理すると2万円程になる事を伝えました。




先方は「何とかもっと安く修理できないか」と言われ、
提案として調子が悪い光学ドライブを交換しなければ、
その分は安く修理できる事を伝えました。





当時の光学ドライブの値段は今よりも高く
「5,000円〜7,000円」程度。その分修理代金を下げる形で修理しました。







そして、事件は起こりました。





修理から1か月程経過したある日、
キレぎみなお客から一本の電話がかかって来ました。





「修理してもらったのに、また壊れた」という内容です。
そうして、慌てて再訪問する事となりました。




先方宅に着き、よくよく症状を聞いてみると、
「光学ドライブが読み込みできない」という内容でした。




たまたま、自分が担当していたお客様だったので、
修理内容の経緯を説明し、お客様に「修理代金を抑える為、
調子が悪いが光学ドライブは交換しないようお客様が選択されました。
光学ドライブの交換に料金がかかります」と伝えたところ、
さらに憤慨されることとなり、収拾がつかなくなりました。





「修理代が安くならないか相談はしたが、
交換修理をしなくていいとは言っていない」とおっしゃるのです。





結局、この案件では無料で光学ドライブも交換するようにさせて頂きましたが、
終わった後の会議で以後、作業報告書を詳細に作成する事が決まりました。





その時は無性に腹が立った記憶がありますが、
今思えば当然の結果だと言えます。





それからというもの、この作業報告書に救われた事は数えきれません。






そうした中で最も印象に残っているものを紹介させて頂きます。




それは「マンションでの故障したルーター交換」の依頼です。
通常はマンション全体へ引く回線用のルーターは業務用であり、
当時、機器のみで7〜8万円は下りませんでした。
当然、それに出張料・作業代金をプラスした見積額を送りました。





そうするとマンションのオーナーさんから電話があり、
「このマンションはあと3か月で取り壊す予定だから、
それだけ持てばいい。3か月だけにしては高すぎる」とおっしゃるのです。





「無理です」
「ほとんどが機器代なので、これ以上は下げる事ができません」

と伝えたのですが、何度も懇願され、紹介の案件だったので強くも言えず、
今思えば最悪の提案をしてしまいました。




「家庭向けルーターを使えば、7万円下がります・・・」と。



当時は年間、何百台もルーターの設置を行っており、
家庭用でも安定性の高いルーターは把握していました。
そのルーターは小さなオフィスで10台ぐらいのパソコンを運用している環境でも、
まず問題は起こっていませんでした。





その時は、事前の説明も詳細に伝えました。

「家庭向けルーターであり、業務用ではない事」
「長期間耐えうる仕様ではない事」
「不具合が起こっても補償は一切できない事」
「仕様上サポートは付属できない」

などなどです。




もちろん、その事を見積書・請求書・作業報告書に記述しました。







そうして5年程が過ぎたある日。その時はやって来ました。



忘れもしません。
当時、名刺に記載していた携帯の電話番号へ
直でかかって来ました。日曜日のデート中です(笑)。





「おたくで設置してもらった機器の調子が悪いようだから、みてくれないか」

とおっしゃるのです。




まったく見当がつかず、不具合の内容や設置内容、
作業を行った日付などを聞いたのですが、曖昧な答えしか返ってきませんでした。




マンションへ設置作業は分かったので、
現在はそのような案件は請け負ってない事を伝えました。
実際、2年程前から出張業務は停止しておりました。




ここで、オーナーさんがキレました。

「設置だけしておいて、後の事は知らないと言うのか。いい加減な仕事をするな」
「サポートも依頼しているはずだ」

と言うのです。




会社であれば、作業報告書の確認ができたので直ぐに説明をする事ができたのですが、
そこはショッピングモールの映画館前、開演30分前。





苦し紛れに

「当時、作業報告書を送らせて頂いているはずなのですが、
そこへサポートの内容や契約内容が書かれておりませんか。」

と伝えたところ。




オーナーさんの返答は

「それは手元にある。(読んでいると思われる間・・・)なんとか来てもらえないかね。」




「(えーーーーっ、急に態度が変わったよ。と思いながら、)

申し訳けございません。当時も今も誠実に仕事はさせて頂いておりますが、
出張業務が終了しておりますので」

といった内容の事を伝え何とか切る事ができた。




月曜日に会社でオーナーさん依頼案件の作業報告書を確認したところ、
「これでもかっ」、という程、

「3か月以降は補償をしない・サポートできない」

という念押しの記載があった



もしこの作業報告書が無ければ、家庭用ルータを使い、
有り得ない作業を行った事を責められる。
損失に対する補償、無償での業務用ルータへの交換などを
求められても仕方がない状況でした。





作業報告書はどんな些細な案件でも作成しておく事が大事です。
これは修理を行う者にとって良い仕事をする為にも必要な作業だと思います。





もう一つ感じたこと・・・

それは設置した家庭用ルータはBUFFALO BBR-4HGですが、
過酷な環境で5年も不具合が無かったなんておそるべし。
てゆうか、マンション取り壊しはどうなってん・・・。




posted by エコ8 at 19:17| サポート記録

2013年05月17日

ウィンドウズ起動時のログインパスワードの解除について

先日、電話であるパソコンについての問い合わせを受けました。



それはパソコンにパスワードがかかっており、
パスワードが分からなくなってしまったので起動できない状態である。
パスワードを解除してもらえないか。というものです。



結論から言いますと、80〜90%程の確率で解除できます。
また解除できない場合でも、マイドキュメント内のデータ等はほぼサルベージできます。



しかしながら、この問い合わせには「当方ではパスワード解除はできない」と伝えました。




稀にある問い合わせなのですが、このスタンスを今後も変える事はありません。



理由は簡単です。
トラブルになる可能性があるからです。



本人の持ち物ではないかもしれません。
それは例えご家族の物であったとしても、
見られたくないのでパスワードをかけている訳です。



もしデータを他人に見られたり、勝手にパソコンを扱われてしまえば、
持ち主は憤慨するでしょう。



その作業を行った者としても、その代償は大きなものになってしまいます。
家族の方が持ち込みされれば本人確認も無意味になってしまいます。



今から数年前に、ある初老の男性が同じように
パソコンを持ち込みされて、
「娘のパソコンなのだけれどもパスワードを解除してくれないか」とおっしゃいました。



私はいつものように解除できない理由を丁寧に説明をして、断りました。




それから1年程たったある日。
その初老の男性が再度来店されました。
最初はまったく気づかなかったのですが、
話しているうちに前回お断りした方である事が分かったのです。




またこのとき、そのパソコンは亡くなった娘さんの物である事が分かりました。



そして中のデータにこだわっている訳ではなく、
「パソコンを習い始めたので、
娘が以前使っていたこのパソコンを使いたい」とおっしゃるのです。




少し葛藤しましたが、私は「リカバリ作業であればできます。
その折にデータ等が復旧できればリカバリ後に戻します」と伝えました。




ハードウェアリカバリを実行する前にLinuxPCでデータを取り出しました。



いつもはサルベージ中のデータはなるべく開かない、
見ないようにしているのですが、
データの数があまりにも少なかったので、
その時は偶然目にしてしまいました。数枚の写真データとかわいらしい壁紙。
それから歌詞データ数個でした。



リカバリ後に壁紙をサルベージした物に変え、
データを戻して作業を終えました。



今でもこの作業は行って良かったのかどうかよく悩みます。



作業はできませんが、今は「Ophcrack」というフリーソフトがあり、
個人でも簡単に起動時のパスワード解析ができます。



100%解析できるわけではありませんが、
かなりの高確率で分かるようです。



このソフトウェアを使っても解析できないパスワードは
強固なものなので、そういった使い方にも良いのではないでしょうか。



Ophcrack公式ダウンロードページ
http://ophcrack.sourceforge.net/download.php

上記サイトの対応したOSのisoイメージをダウンロードして
CDにライティングすれば利用できます。


posted by エコ8 at 15:25| サポート記録

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