2019年10月26日

買取時に査定額が低すぎる件でキレられた話

売る側の方が読まれようとしているなら、ごめんなさい。
これからお伝えすることは、買取店舗側の立場で書かせて頂いております。

つい先日も実際にあった話を、内容を少し伏せつつお話させて頂きます。買取時にトラブルになりやすいナンバーワン案件「査定額が低すぎることにキレる客」問題。

事例1

ある男性が持ってきた「ワンピースのフィギュア」を査定することになりました。ゲームセンターの景品で、漫画中では一番人気の高い女性のフィギュアです。箱には取得時に付いたと思われる角潰れがあります。箱は未開封ですが、小窓などが無く、中の状態を確認することができません。オークションでの新品相場は1,000円前後、アマゾンでの新品相場は、1,800円前後です。値段の変動が激しく、一年で600円〜2,700円を行き来しています。どのような査定・対応が一番良いでしょうか。

買取時の店側の考え方

アマゾンで1,800円程で販売できたとして手数料・送料・倉庫料などを考えて回収額は1,170円。しかしこれは新品での話。新品で販売している人がどのような経緯で入手したかは定かではありませんが、一般の店舗が個人から品物を買う場合、どんなに新品未開封でも、アマゾンの規約では中古品になります。

今回、出品するにあたり、中古(ほぼ新品)で出品した場合の相場は1350円ほど。回収できる額は、877円の計算。オークションの場合だと、箱潰れがある事を考慮した場合、900円落札が妥当と考え、手数料の約10%を引いて810円回収。

常連さんやお得意様なら、6掛けと言って、回収予想額の約6割で買い取りますが、今回は信用がまだ無いお客様。そういったお客様は中身を入れ替えて偽装していたり、色々なリスクを考慮して3割程度が限界です。

実際に、中身と箱が違う状態が判明した事が何度もあります。また、故障品を「正常に動作していた」と話された事例も複数あります。

店主「査定額 200円 です」


お客「おい、これはプレミアのついてる品物だぞ、他の店で1,600円だと言われたんだぞ。客をなめんなよ。」


◆◆ ゲームオーバー ◆◆


キレられたお客にさんざん愚痴を言われた店主は、体調を崩してしまい当分店に立つことができなくなりました。

結論 : 客にどんな悪口雑言を言われても平気な精神力が無ければ、古物商という商いは続ける事ができない。

また、頭の悪い私が10年以上かけて悟ったのは、どんなに世間での価値の低い品物だとしても、売る人の価値はとても高い事がある。それを安い金額で査定するくらいなら、買い取りを断る勇気も必要だ、という事です。
posted by エコ8 at 13:04| 取引トラブル
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