防野宗和の「のほとけの散歩道」居候のアイと…!

恋に酔う

この時季の居候のアイは、切なさでイッパイ。

愛おしい彼女を求めて散歩に出るが、最近サッ

パリ巡り会わない。

その山里の散歩道に咲く、見事な藤の花言葉は

皮肉にも「恋に酔う」だ。

頭上の藤の花には目もくれず、一心に彼女

の

ニオイを追いかけて、飼い主を翻弄する。Σ(°Д°；

もう一つの花言葉「歓迎」は、どうやら居候には当てはまらないらしい。

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投稿者：sowwa｜11:39

2012年05月09日

すでに椿の花は終わっていると思いきや、人里

から遠く離れた林道の脇に、まだ花をつけた薮

椿の姿があった。「謙遜の美徳」の花言葉らし

く人知れずとも輝いている。(*^?^)

居候のアイを車の助手席に乗せて走る山道は、

しっとりと雨に濡れていて、新緑が眩しい。

初めての散歩道が気になるのか居候はソワソワ

と落ち着きがなく、空き地に停車するや車から

飛び出し、鼻柱を地面に擦り付けんばかりに歩

を進めるのはいつもの事。頭上の真っ赤な薮椿

には目もくれずにいる居候を制して、落ちそう

で落ちない薮椿を一輪いただいた。