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2016年05月17日

マラソンは三日坊主で大丈夫! 細野史晃 がいい!!!ジョギングからマラソンへ。伸び悩んでいるジョガーへの福音! 練習方法を見直して力をつけよう〜!!!

マラソンは三日坊主で大丈夫! 

細野史晃 がいい!!!

ジョギングからマラソンへ。

伸び悩んでいるジョガーへの福音! 

練習方法を見直して力をつけよう〜!!!




マラソンは三日坊主で大丈夫!





たくさん走り込めば速くなる!! はとんだ思違い!?

疲れたから休むが実はとっても大切。

当たり前のことなのに

ついつい忘れてしまいがち。

自己ベストを達成するための

お得な練習法ってあるのだろうか?!


僕の趣味はジョギングです。

マラソンには過去8回ぐらい参加しました。

ハーフマラソンは今でも

毎年参加しています。

ベストは9年ほど前の

3時間58分!! 

もちろんNETタイムです。

一度だけ4時間を切れました。

年齢を重ねるにつれて

以前は楽に出ていた

タイムが簡単には

出にくくなってきています。

練習の即効性が薄れ

練習の疲労回復が遅い!!

それゆえ逆に

歳のせいにせずに

精進したい気持ちが

高まってきています。

年齢に負けてなるものか〜!!!

そんなわけで

この本を買いました。

ぐっときたのは

「楽RUNメッソッド」もさることながら

文章や表の分析的なことです。

〈知識を仕入れること〉
〈知識を整理すること〉
〈知識を実践し、振り返ること〉

これがトレーニングで一番大切なこと。

そしてトレーニングの目的は

〈速くなること〉
〈強くなること〉
〈成長すること〉

ですが、それ以前に

〈モチベーションを失わないこと〉
〈怪我をしないこと〉
〈継続すること〉

が大切です。


ある程度、

マラソンを経験している方なら

身にしみていることばかりですよね。


この本は

現実的な練習プログラムの設計の仕方について

綿密な提案をしてくれています。


そして一番大切な

ランナーの種類、あるいはランナーのレベルを

厳密に定義して、それに従って

練習プログラムを設定しています。


未経験車と初心者、

サブフォーを目指す人とサブスリーを目指す人では

基礎となる体力/筋力が全くちがいます。

そこを無視して万人に話しかけている

本がマラソンでも以外と多いいのには驚かされます。

エントリー
フリーク
中級
トップ
アスリート
トップアスリート
超一流アスリート

具体的には

キロ3分で走れるなら
世界記録ベースの超一流アスリート

キロ5分なら
3時間30分でトップランナー

キロ6分なら
4時間12分で中級ランナー

キロ7分なら
4時間54分でフリークランナー

キロ9分なら
6時間18分でエントリーランナー

こんな感じです。

自己ベストが3時間58分。
自己ワーストが4時間48分。

僕はフリークランナーから

中級ランナーということになります。

3時間半を切ったら

トップランナーを名乗れるんですねえ〜

キロ何分を時速に換算した表もあって

分析的なところも気に入りました。

スキップやジャンプ

四股なども

能率的な走りを掴むための

練習として紹介してくれています。

体の構造を理解して

物理的法則を理解して

より洗練された走りを

理解して

イメージして

練習して

実践して

ものにする!!

具体的です。


悪い三日坊主を克服して

きちんと休みながら

良い三日坊主練習を組み立てるヒントが

たくさん見つかりました。


オンとオフの使い分けが練習でも大切なんですね。

まず形ということで

テンションを上げるためには

ウエアも大切だと

モデルを使った

写真まで載せてくれています。


マラソンの本質を掴み

練習を組み立てる。

名言だと思うのは

マラソンへのチャレンジとその醍醐味は、

「日々の幸せとは違う、努力や積み重ねた汗の先にある達成感を求めていくこと」

と定義している点です。



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毎日のように走り込んだり、

トレーニング漬けにならずとも

レベルアップができる。

燃え尽きずに

自然とマラソン・ランニングへの意欲が高まり、

気づけば自己ベスト更新。

そんな練習法がわかる本!

IMG_8786-1.JPG

真ん中の人物が細野史晃氏です。

モデルは緒方陽一さんと黒木公美さん。

細野史晃は

Sun Light History代表。

1985年、京都生まれ、東京育ち。

都立小石川高校(現・東京都立小石川中等教育学校)

→国立埼玉大学

→株式会社リクルートHRマーケティングを経て、

ランニングコーチとして独立。

中学から陸上競技を始め、

高校から三段跳へ転向、

大学時に日本ランキング入りを果たす。

『楽RUNメソッド』を開発。

指導者のみならず、

スポーツの価値を高めるための

アドバイザーとしても

精力的に活動している。

出世作がこの本です。

マラソンは上半身が9割




今日から取り入れられる“意識"と“方法"
自己最高記録を大幅にアップさせよう!

日常に密着している運動・動作であれば、
その運動・動作を意識すればするほど上達します。

マラソンは、ほかのどんなスポーツよりも
日常に密着しています。
頑張れば頑張るだけ報われるスポーツ。

せっかく始めたマラソンを、
ケガによって辞めてほしくない。
より多くの人に楽しく走ってもらいたい。
正しい走り方について紐解きます。

いかにして記録を伸ばすのか?
どうやって効率のいいトレーニングをしていくのか?
本書を読み終わった頃には、
今まで皆さんが信じていた
走り方の常識が変わっているでしょう。

まえがき

#1 なぜ上半身が9割なのか
下半身は“動く"もの、上半身は“動かす"もの
どこからが上半身?
正しい姿勢が上半身の動きを最大化する

#2 マラソンを科学する
9割のなかでも重要な「重心」と「姿勢」
今までのランニングの常識がケガを呼び寄せる!?
〈物理学から見る「上半身が9割」の理由〉

#3 マラソンにおける正しい姿勢のつくり方
第一次運動成長期
第二次運動成長期への移行
正しいランニングフォームは美しいスタイルをつくる〉

#4 マラソンの残り1割を極める
〈ホントはどうなの? ︱ 脚の動かし方・足のつき方編 ︱〉
ピッチとストライド
〈ホントはどうなの? ︱ 腕の振り方編 ︱〉〉


#5 ワンランク上のランナーになるトレーニングと練習法
トレーニングの原理原則
練習の「量」と「質」
変化は一瞬、成果は継続〉

#6 マラソンの周辺を整える
マラソンと食生活
マラソンは実生活の延長 〜マラソンとメンタル〜
自己管理能力の高さがマラソンの質を上げる〉


#7 マラソン専門講座
世界トップランナーの速さはどれくらいなのか?
マラソンの記録の目安
マラソン上達例〉


あとがき

情報の取捨選択があなたのマラソンを発展させる ︱


楽ラン by 細野史晃 [DVD]




ランニングは上半身で走り
正しい姿勢でラクに、気持ちよく、速く!

『マラソンは上半身が9割』の細野文晃の初のランDVD!!

短距離から長距離、子供から大人まで
幅広く活用出来る内容になっています。

あなたの走りもこれ一枚で変わります。

81Cmcc15IQL._SL1500_.jpg

このイメージ大切。

腹筋と背筋で体幹を支え
大腰筋でひねって体を前に運ぶ
そのときに上半身を
利用するんだ。

2016年02月22日

わたしを見つけて 中脇初枝がいい!!! いい子じゃないと、いけませんか。その切実な思いは、きっと届くと信じたい。誰かの仕打ちで、ひとは傷つく。でも、ほかの誰かのひとことで、生きていけるようになる。

わたしを見つけて 

中脇初枝がいい!!! 

いい子じゃないと、いけませんか。

その切実な思いは、きっと届くと信じたい。

誰かの仕打ちで、ひとは傷つく。

でも、ほかの誰かのひとことで、生きていけるようになる。


文学は役に立たない・・・
文部科学相の役人は考えているようです

でも、文学の力や
言葉の力を実感できる小説に
久しぶりに出会いました。

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新刊本はこちらから


中古本はこちらから



NHKのドラマがきっかけです。
ひどく、暗いドラマだなあ〜
そう、思いました。

でも、見ているうちに
きっと、原作でも同じようなセリフが
書いてあるんだろうなあって
とても気になってくるくらい
言葉に力があったんです。

こりゃ、原作読まなきゃあ〜

ってわけで即に買いました。
一気に読みました。
泣きました。

ウルってくる場面が
いくつかあるんです。
もう、なんというか、
気持ちの良いくらい
リアルな悲しみと喜びの端境へ
連れて行ってくれます。

悲しみを抱えているから
喜びがやってくる。

そんな喜びだから
嬉しくて微笑みながらも
頬に涙がつたわってるんです。

ひととひとが傷つけあい
いたわりあえる。

そんな真実の瞬間を
見事に描ききっています。

ネタバレになってしまいますが、
書き出しを少し引用します。

ーーーーー
弥生です、と名乗ると、必ずきかれる。
「三月に生まれたのね。」
わたしはわらってこたえない。
嘘をつかなくてすむように、黙っている。
黙っていれば、嘘をつかなくてすむ。
私は三月に生れたんじゃない。
三月に捨てられた。
ーーーーー

小説の書き出しって
作家が一番凝るところだと
某有名な予備校の国語先生が言っていた。

この出だしはとても印象的で
小説の終わりへの伏線になっているんです。

エンディングのクライマックでも
主人公は自分の名前について
思うんです。

でも、人との出会いを通して
新しい気づきに救われる。

「私を見つけて」は
「私を見つけて欲しいという」悲しみの物語であると同時に
「私が私を見つける」ことへ至る成長の物語なんです。

准看護師として働く主人公。
上司の師長と患者の菊池さん。
二人との出会いが
主人公を少しずつ変えていきます。

ーーーーー
「気に障ったらわるいんだけど、
九九をひらがなで書いたんだよ。
九九ってね、こうやってくりかえし唱えて
おぼえるしかなくてね。
たいへんだけどね。でもできたほうがいいよ。
ただおぼえるだけのことだから」
いんいちがいち、いんにがに、いんさんがさん・・
小さな小さな字が几帳面にならぶ。
「これを書いてくださったんですか。」
「いや、余計なことだとは思ったけどね。」
「わたしのために。」
「老婆心でね。じじいだけど。」
「今日、菊池さんが寝てないってききました。
準夜勤の看護師から。」
「昼間は出入りが多いからね。
家内もいるし、夜になるのを待ってたんだよ。
わるいねえ。それじゃあ看護師さんに心配かけちゃったな。」
「遺書書いてるんじゃないかって。」
「遺書か」、なるほどな。そりゃそうだ。
私と菊池さんは顔を見合わせてわらった。
「ああ、泣かないで。字がにじんじゃうから。」
菊池さんの言葉にはっとすると、いつの間にか、
紙がぬれて、四の段の字がにじんでいた。
「万年筆でかいたんだ。」
涙が紙に落ちていた。わたしは自分がわらいながら、
泣いていることに気づいた。
「ありがとうございます。」
自分の声なのに、とても遠くにきこえた。
ーーーーーー

「ねえ、はじめて注射させてくだっさったひとのこと、おぼえてる?」
コーヒーの入ったカップを持って、むかいあってすわったとたんに、師長が言った。
「え」
わたしがとっさのことにこたえられずにいると、師長はわらいだした。
「あなた、いつも『え』って言うのよね。」
「え」
「ほら。」
師長はますますわらった。わたしはあわてて後を続けた。
「そうですか?」
「そうよ。いつも警戒しているのよね。ひとを。」
どきりとした。
「友達少ないでしょう。友達いる?」
わたしはこたえられなかった。「え」さえ言えなかった。その通りだった。
「ごめん、ごめん。いいのよ。気にしないで。
でも、そんなに世界中のひとを警戒しないで。いいひともいるのよ。世の中には。」

ーーーーーー

セリフがいい。
深い。
何気ない会話に
メッセージが隠れている。

言葉が人に
力を与えている。

言葉を、人を、人生を
もう一度信じたくなる小説です。

和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」の歌詞を
思い出しました。



デビュー作はこちら。

2015年11月24日

外国へ行く人に読んで欲しい珠玉のエッセイ集!梨木香歩の「春になったら莓を摘みに」海外旅行や異文化理解に必要な人間としての心構えや気持ちの置き所を教えてくれるエッセイ集が素晴らしい!

外国へ行く人に読んで欲しい珠玉のエッセイ集!

梨木香歩の「春になったら莓を摘みに」

海外旅行や異文化理解に必要な

人間としての心構えや気持ちの

置き所を教えてくれる旅紀行!


春になったら苺を摘みに (新潮文庫)




朝日新聞の書評で
ある女子スポーツ選手が
推薦していました。

国際試合にも
参加して活躍されている
選手のようで
海外へ一冊持っていくのは
この本だと推薦。

なんか、ピンときました。
普段は女性の推薦は
自分が男性なもんで
あまり重視しません。

でも、その時は
海外旅行が好きな自分の直感で、
あ、わかる。これは、役に立つ本だ!
と思いました。

すぐに、購入して読んでみたところ
大正解でした。

結構有名な小説
「西の魔女が死んだ」の作者さんでした。

このエッセイに感動したので
小説も読んでみたいなと思いました。

人を観察する
その感性の鋭さ。

人を理解して
言葉に表そうとする
情熱と表現力。

卓越しています。

人生の様々な場面で
こんな風に
感じたことは僕もある。

だけど、
それを、彼女がするように
きちんと言葉にして
残すことが僕には
できているだろうか。

少しの嫉妬と
大いなる尊敬と
果てしない喜びを持って
僕はこのエッセイを読んだ。

海外旅行へ出かけて
異文化と触れ合う時に
誰もが経験する
さまざまな心の揺れ。

そして、その揺れに
自分がどのように
向き合い
逃げずに生きることが
できるのか。

そんなことを
考えずにはいられない
真摯な経験談の
数々が美しく的確な
表現でもって
言葉に定着されています。

文庫本の
表紙の写真がとても
素敵だなあと思っていたら
なんと、あの星野道夫さん撮影!

装幀にも感動しちゃいました。
梨木香歩 春になったら莓を摘みに.jpg




気に入った部分を
少し抜粋します。

「そういえば、
ジョーは英国人特有の皮肉とか、
ブラックユーモアとかを
まったく言わない人だった。
生徒の集団を前にしたときのように、
とてつもなく外交的になるか、
人を寄せ付けないほど自分自身に沈み込むか、
どちらかだった。
英国人の形容によく使われる、
シャイなどという中途半端な態度は、
まだまだ精神的に余裕のある証拠なのだろう。
彼女にシャイという形容は
甘すぎて似つかわしくなかった。」

「何かが、ケタ外れに親密だった。
私は少し警戒していたのかもしれない。
リビングはエイドリアンの気配で
いっぱいになっていた。
エイドリアンの目にはどこか、
必死でしがみついている人の
静かな熱狂があった。
私はちょっとたまらずに
リビングを辞した。」

「…….こういう嗜好は
私たちの中に確かにある、
けれど私たちはお互いの知らない
それぞれの思春期を通して、
注意深くそれをコントロールしてきたよね、
それがあくまでも趣味の領域をでないように、
そうだっったでしょう?
こんなにも無防備に、それに ー 
つまり無所属というようなことに ー
激しく感応するセンサーは、
何か不吉な方向性をもっているのではない?」

「ビンタには、英国にいる
アフリカからの留学生にときどき見られる、
独特の痛々しい構えのようなものー
出会いの最初からあらかじめ傷つけられているようなー
があり、ナイジェリア人らし誇り高くもあったけれど、
もっとしゃべりやすかった。
こう書くと相手の弱みをアドバンテージに
とっているようだけれど、
傷つきやすさを、変に威丈高にカバーして
コンプレックスにしてしまわず、
そのままで相手の前に無防備にさらせる人を
私は尊敬する。誠実な気品のようなものすら感じる。」

「 ー 驚いたでしょう?
でも、これが伝統的な
日本のヌードルの食べ方とされているの。
ディディは顔色一つ変えず即座に答えた。
ー それが文化である限り、どんなことであろうと
私はそれを尊重する。文化である限りは。
 これを聞いた日本の知り合いは嬉々として
『江戸っ子の蕎麦の食べ方』について薀蓄を傾け始め、
ディディは大真面目に頷きながら、聞き入った。
 珍妙な光景であった。」

「アダがそこで私に期待したのは
『ムキになること』だった。
多少ソフィスティケートされていない
やり方だとは思ったが、私は乗った。
ー おもしろかったわ。
あなたがあんなに子供っぽくむきになるなんて。。。
ウエスト夫人はあとで
クツクツ笑いながらいった。
ー 私はナショナリストではないけれど、
私は澄まして応えた。
ー 母国の間違った情報が伝播されるのは
阻止する義務があります。
ウエスト夫人は笑い転げた。」

「私はまださっきの波だった気分を引きずっていた。
通じ合えるはずだ、と思った。
この感情を彼に伝えたいと思った。
私は本当にはどう感じたのだったろうか。
憤慨?屈辱?いやいや、そんな表面的なものに
惑わされずにいよう。私が本当に感じたのは。。。。
ー あなたが私の言うことを
信じてくださらなかった、あのとき。
私は彼をまっすぐ見てトーンを落とし、
ゆっくり話しかけた。彼の動きが止まった。
ー 私は本当に悲しかった。
静かだった。うつむいた彼の顔が
一瞬で真っ赤に変わった。」



さまざまな異文化を持つ人々
自分に偏見を持つ人に出会っても
自分を見つめ、人間として
強く誇り高く分かり合っていこうとする
梨木香歩さんの知性的な感じ方、考え方、行動に
多くのことを学べました。


内容(「BOOK」データベースより)
「理解はできないが、受け容れる」
それがウェスト夫人の生き方だった。
「私」が学生時代を過ごした英国の下宿には、
女主人ウェスト夫人と、
さまざまな人種や考え方の住人たちが暮らしていた。
ウェスト夫人の強靭な博愛精神と、
時代に左右されない生き方に触れて、
「私」は日常を深く生き抜くということを、
さらに自分に問い続ける―
物語の生れる場所からの、著者初めてのエッセイ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
梨木香歩
1959(昭和34)年生れ。英国に留学、
児童文学者のベティ・モーガン・ボーエンに師事


西の魔女が死んだ (新潮文庫)




内容紹介
中学に進んでまもなく、
どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、
季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、
西の魔女のもとで過した。
西の魔女ことママのママ、
つまり大好きなおばあちゃんから、
まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、
魔女修行の肝心かなめは、
何でも自分で決める、ということだった。
喜びも希望も、もちろん幸せも……。
その後のまいの物語「渡りの一日」併録。

出版社からのコメント
<第44回小学館文学賞受賞>
<児童文学者協会新人賞受賞>
<新美南吉文学賞受賞>

「西の魔女」とは、
中学生の少女まいの祖母のこと。
学校へ行けないまいは、祖母のもとで、
何でも自分で決められるようになる「魔女修行」をすることに・・・。
生きる力を与えてくれる、癒しの児童文学、誕生。

中学校に入ったばかりのまいは、
学校へ行けなくなった。
そして田舎のおばあちゃんのところへ行くことになった。
畑や林、川や緑の山に囲まれて過す日々、
何よりもおばあちゃんとの生活が楽しいまいであったが、
「西の魔女」とはだれだろうか?

梨木香歩
1959(昭和34)年、鹿児島生まれ。
『西の魔女が死んだ』で日本児童文学者協会新人賞、
新美南吉児童文学賞、小学館文学賞を、
『裏庭』で児童文学ファンタジー大賞を受賞

2015年11月21日

スヌーピーの名言集が楽しい!!Keep Calm and Do the Snoopy Dance 手のひらサイズのミニブックでハードカバーなのにお値段もお手頃!本好きには堪らない!繰り返し読んで、英語学習に効果的!

スヌーピーの名言集が楽しいんです。

Keep Calm and Do the Snoopy Dance

手のひらサイズのミニブックでハードカバー。



質感が堪りません。
本好きには堪らない装幀です。
名言は古今東西の有名人や格言の英訳。
ところどころに、
スヌーピーの漫画が配置されていて
格言の内容を表しています。

この本はダンス、つまり踊るということに
焦点を当てています。

人生は踊りであり、
楽しむものである。

踊りこそが
人生の本質を表しているものである。

踊らない人生なんてありえない!

そんなメッセージが
繰り広げられます。

能天気なスヌーピーの漫画が
グッドマッチ。

見てるだけで楽しくなります。

哲学的な内容が
とても分かりやすく
伝わってきます。

英語を読んで、
意味を考えると
だいたい伝わってきます。



たとえば、
タイトルそのものの意味。

「心を穏やかに保ってスヌーピーダンスを行うべし」

なかなか渋い。
矛盾が含まれていて面白いです。

Keep calm and carry on.
もともとはイギリスの
標語だそうです。

その後半を
変えてひねってあるんですね。

人生は矛盾を含んだものだという
メッセージがタイトルに含まれていると
僕は感じました。

踊りは激しいものなのに
Keep Calm だなんて。

でも、それが
人生なんでしょうね。

激しく活動しながら、
冷静に考える。

楽しみながら、
冷静に明日の準備を怠らない。

最初の方にこんな名言があります。

We are fools whether we dance or not.
So we may as well dance.

英語にすると
意味が伝わりますね。

may as well の意味が
よくわかります。

踊らにゃ損損!は下品に聞こえるけど
こんなに素敵な深い意味を湛えていたんです。

他に気に入ったのは
There are shortcuts to happiness,
and dancing is one of them.
- Vicke Baum

深いなあと思ったのは
Don't hurry, don't worry.
You're only here for a short visit.
So be sure to stop and smell the flowers.
- Walter Hagen

これも深い深い
When you dance, your purpose is not
to get to a certain place
on the floor. It's to enjoy each step along the way.
- Wayne Dyer

英語の勉強にも最適なシリースですね。





Oh, happy day!
Make every day a happy one with this cheerful gift book
combining Snoopy's happy dance with joyful quotes on dancing and life.

Snoopy is the quintessential cartoon dog smile-bringer.
From his bantering with Woodstock to his fantasy life,
it's no wonder that he's the most popular Peanuts cartoon character!
And he's never more endearing than when he's expressing
his ultimate joy of life by doing his happy dance (much to Lucy's dismay!).

In the Keep Calm and Carry On tradition of keeping a stiff upper lip,
Keep Calm and Do the Snoopy Dance urges you to maintain peace
by celebrating the happiness of dance and
being grateful for all the joys that there are in life.

More than 100 quotes and sayings are included
in this charming gift book,
highlighted with cartoons showing Snoopy in all his dancing splendor.

Quotes include:

"To those of us with real understanding,
dancing is the only pure art form!” − Snoopy

"I want women to be liberated
and still be able to have a nice ass and shake it.” − Shirley MacLaine

"Will you, won't you, will you,
won't you, will you join the dance?” − Lewis Carroll

"Everything in the universe has rhythm.
Everything dances.” --Maya Angelou



著者
Charles Schulz is a legend.
He was the hand and heart behind 50 years of Peanuts,
which featured one of the world's most beloved
and recognizable cast of cartoon characters, until his death in 2000.




snoopydance1.jpg

snoopydance5.jpg

snoopydance2.jpg

snoopydance3.jpg

snoopydance4.jpg

snnopydance6.jpg

他にも可愛い名言集あります
洒落ているので持っていて楽しい。
贈り物にも最適〜!

本家本元 
イギリスでベストセラーの名言集 
手元に置いておいて時々見ると元気が出ます。 

Packed full of cheery motivational quotes, proverbs and mantras,
Keep Calm and Carry On is an uplifting gift book
meant to give you a boost through troubled times.

Discovered on a poster
created by the British Ministry of Information
for British soldiers
before World War II,
the slogan still manages to strike a chord
in our current difficult times.

"Success is the ability to go from one failure
to another with no loss of enthusiasm." --Winston Churchill

"Don't judge each day by the harvest you reap,
but by the seeds that you plant." --Robert Louis Stevenson

"It's a recession when your neighbor loses his job;
it's a depression when you lose your own." --Harry S. Truman




本家本元の最新版
装幀が凝っています。
keep calm1.jpg


愛に関する英語の名言集 
ロマンチストへ 
彼女へのちょっと洒落た贈り物として


The latest loved-filled volume
in the bestselling Keep Calm and Carry On series,
for that special someone in your life.

They say love is a many-splendored thing.
So what could be more splendid
than giving this pocket-sized book of love quotes,
sayings and appeasements
to show how much you truly care?

Following in the footsteps of its less love-filled
yet highly successful Keep Calm siblings,
Keep Calm and Cuddle Up has all the advice you need
to understand the complex matters of the heart.

With words of wisdom from Jane Austen and Mark Twain,
to Dr Johnson and Dolly Parton,
let this compendium of amore guide you
along the rocky road of love.

"If you want the rainbow,
you gotta put up with the rain."
−Dolly Parton

"Immature love says:
"I love you because I need you."
Mature love says
"I need you because I love you."
−Erich Fromm

"Marriage is the triumph of imagination over intelligence.
Second marriage is the triumph of hope over experience."
−Dr Johnson

"Friendship is certainly the finest balm
for the pangs of disappointed love."
−Jane Austen

2015年11月12日

アメリカ進駐軍はそのまま占領を続けてるだけなんだ!しかも、日本政府の依頼で?!読み終わると世界が違って見えた!!「日本はなぜ、『基地』と『原発』を止められないのか」矢部宏治著の公文書に基づいた情報量が凄すぎる!

読み進めるにつれて世界が違って見えた!!

全然、戦後ではなかったんだ〜!

「日本はなぜ、『基地』と『原発』を止められないのか」

矢部宏治著の情報量が凄すぎる!






最近読んだ本で、
これほど衝撃を受けた本はありません。
もう、今までの自分の常識は
何だったのって感じです。

インターネット上には、
信じて良いのかどうか
疑わしい情報が溢れています。

でも、この筆者の書き方は、
アメリカの公文書や
客観的な資料や記録を引用しながら、
とても冷静に今の日本の置かれている状況を
説明して謎を解いてくれます。

安倍政権の不可思議な行動も
理由が見えてきます。

日本のマスコミが
本当に駄目なんだという事実を
思い知ります。

大切なことほど
報道しないんだなと
実感しました。

くだらないゴッシップや
どうでもいいお笑い記事。

日本のマスコミは
もっと日本人の民度をあげるために
本当のことを報道すべきなの・・・

日本の支配層は
日本人が政治を本気で語る知識を持つことを
恐れている。

そんな気がするほど
大切なことほど
隠蔽されているんだと
実感しました。

帯にこうあります。


なぜ、戦後70年たっても、
米軍が首都圏上空を支配しているのか?

なぜ、人類史上最悪の原発事故を起こした
日本が、再稼働に踏み切ろうとするのか?

なぜ、被爆した子どもの健康被害が、
見て見ぬふりをされてしまうのか?

なぜ、日本の首相は
絶対に公約を守れないのか?

だれもがおかしいと
思いながら、止められない。
日本の戦後史に隠された
「最大の秘密」とは?



日本は科学研究においては
ノーベル賞を獲得するほどに優秀。

だけど、法律とか憲法とか条約に関しては
本当に無知なんだと思い知りました。

沖縄のことばかり
マスコミは報道する。

でも、本当に報道すべきは
アメリカ軍の飛行機はどこを飛んだってよい
治外法権を持っていること。

低空飛行はアメリカでは
住宅地では危険だから行わないのに
日本では平気でしているーー
つまり日本人の人権を軽く扱っている!

自衛隊は有事には
アメリカ軍の指揮下に入る密約が
あること。

アメリカの諜報部員
つまりCIAは
東京を囲むようにある
横田、横須賀、厚木の
米軍基地のいずれかに
飛行機でやって来て
ヘリコプターに乗り換えて
六本木ヘリポートへ移動すると
自由に日本国内に移動できるらしい。
これも、アメリカの公文書に書いてある!!

もう、ビックリポンです。
目からウロコが落ちるとは
まさにこのこと。

韓国、中国、そして北朝鮮の人々が
受けているマインドコントロールと同じ量の
いやそれ以上の洗脳を日本人は
受けていることに気づかされて
しまいました。

そして、最悪な点は
外国であるアメリカと
その代理人である日本の政治家
マスコミによって洗脳されている!

占領した時点で
占領軍は欧米列強の都合の良いように
日本の教育やマスコミを作り変え
彼らにとって都合の良い歴史だけを
信じる日本人を作ったわけです。

まるで
マトリックスから
目覚めたネオこと
キアヌリーブズの気分です。

日本人の平和ボケは
アメリカや欧州列強の
洗脳だったわけですね。
何も知らないから、
ちゃんとしたことが
国際政治や歴史について何も言えない。

著者が述べているのは、

 「本土の日本人以外、世界中の人が知っていること」
  それは「外国軍が駐留している国は独立国ではない」
  という事実です。

 「自国内の外国軍に、
  ほとんど無制限に近い行動の自由を許可すること」
  と「民主的な法治国家であること」は、絶対に両立しない。

僕は、そんなことに、考えが及んだことは
生まれてから初めてです。

つまり、悲しいくらいに
主権とか民主主義とか
民主主義を守るための
国民憲法とかを知らないように
育てられて来たんです。

日米原子力協定で
日本政府がアメリカの決定に従うことが
定められていること。

米軍の低空飛行訓練は
日本の原子力発電所を
空爆するオプションがあることを
日本政府に誇示するために
行っていること。

東京が3つの米軍基地で
囲まれているのは
東京を守るためというよりも
いつでも東京を攻撃するオプションを
米軍が失っていないということを
日本の政治家に示すため。



日本の政治家に
頼っていてはおそらく
状況を変えるのは無理だと
知らされます。

本当の民主主義的行動で
日本人がこのような状況に
もう耐えられないことを
訴えていくべきです。

本の最後のほうで
憲法をどのように変えたら
アメリカ軍に出て行ってもらえるのか
書いてあります。

ドイツも
フィリピンも
イラクも
アメリカ軍を撤退させています。

特に、フィリピンの憲法改正を
例にして、どうすべきか
述べているところは
特筆です。

このままでは、
アメリカ軍につき合って
望まない戦争を
国外ですることになってしまいます。

専守防衛の日本国軍を
胸をはって持ちましょう。
決して日本の領土から
軍隊を外へ出さないことを宣言しましょう。

アメリカに依存しすぎて
国として独立した判断ができない今の状況は
他国から軽蔑されるだけだと思います。

そういう意味で憲法改正が必要だと言う
筆者の意見を強く支持したいと
思いました。

フィリピンでも
憲法を改正して
アメリカ軍を撤退させるときには
とても心配したそうです。
アメリカ軍が駐屯していなければ
他国の侵略を受けるのではないか。
しかし、きちんとアメリカとの同盟関係をキープして
諸外国とも本当の意味で対等に
外交を行っています。

もっともっと
沢山の人に
この本の内容を
知ってもらいたいと
強く思いました。

日本の政治家が否定しても
アメリカの公文書に
密約が書いてある。

何だか本当に
馬鹿げています。

政治家にいい加減なことを
言わせないために
学ぼうでは
ありませんか。

矢部宏治.jpg


日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか






戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)





戦後の歴史を知りたくて、
この本も同時に買いました。

こちらの方が
元政治家の方の著書なので
トーンが控えめです。

しかし、
その分だけリアルな
アメリカと日本の
力関係がよくわかって
面白いです。

それでも
昔の政治家は
必死で抵抗して
日本の自主性を
守ろうとしたことが
伝わってきます。

親米一辺倒の
一部の今の政治家たちへの
不満が募ってしまいます。

「米国との関係は、その時の状況によって変化する」

「米国は軍事面、経済面で日本より圧倒的に強い国です。
 その現実の中でどう生きていくか。
 それが日本位与えられた大きな課題です。」

「日本には日本独自の価値がある。
 それは米国とはかならずしもいっしょではない。
 力の強い米国に対して、
 どこまで自分の価値をつらぬけるか,それが外交だ

「日本で原子力開発が始まったのは、
 米国の意向を反映したものでした。
 その理由は第五福竜丸の被曝によって日本人が、
 急速に反原子力、反米に動くのを阻止することでした。」

「裏社会でCIAが『経済的な敵(日本)』に対し
 工作しているなか、
 表社会では日本政府と米国政府との
 厳しい交渉が行われました。」

いくつか気になる部分を抜粋しました。
日本の政治が好むと好まざるに関わらず
いかにアメリカの意向に従ったものであるか。
その事実に目眩がします。


紹介文

日本の戦後史は、
アメリカからの圧力を
前提に考察しなければ、
その本質が見えてこない。
元外務省・国際情報局長という
日本のインテリジェンス(諜報)部門のトップで、
「日本の外務省が生んだ唯一の国家戦略家」と呼ばれる著者が、
これまでのタブーを破り、
日米関係と戦後70年の真実について語る。


著者について
1943年生まれ。
1966年、東京大学法学部中退、外務省入省。
駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、
駐イラン大使をへて、
2009年まで防衛大学校教授。
ツイッター・アカウント(@magosaki_ukeru)は
3万5000人のフォロワーをもつ。

著書に『日米同盟の正体―迷走する安全保障』
(講談社現代新書)、
『日本の国境問題―尖閣・竹島・北方領土』
(ちくま新書905)、
『不愉快な現実―中国の大国化、米国の戦略転換』
(講談社現代新書)など。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
孫崎享
1943年生まれ。1966年、東京大学法学部中退、
外務省入省。駐ウズベキスタン大使、
国際情報局長、駐イラン大使をへて、
2009年まで防衛大学校教授。
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