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ジャック
趣味は園芸と写真、読書です。映画(主にDVD)を見るのも好きです。このサイトでは読んだ本のことや見たDVD、TVドラマなどの話を書きたいと思っています。
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2011年11月24日
夢違




恩田 陸著 / 出版:角川書店

 著者2年ぶりの新作、戦慄の幻視サスペンス。

 ある日、夢を解析する「夢判断」を職業とする浩章のもとに、奇妙な
 依頼が舞い込む。各地の小学校で頻発する集団白昼夢。狂乱に陥った
 子供たちの「夢札」を視た浩章は、そこにある符号を見出す。

 夢判断を職業とするとは珍しい職業ですね。チョット読んで見たくなるような内容ですが、戦慄の幻視サスペンスと言うことなので、私には読めそうもありません。怖いのは苦手で・・・。

【このカテゴリーの最新記事】
2011年11月03日
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常




三上 延著 
出版:アスキー・メディアワークス
発売 : 角川グループパブリッシング


ビブリア古書堂の事件帖の第二弾です。
ビブリア古書堂の事件手帖と言うタイトルなのに主人公はなんと本が読めない就活中の男、五浦大輔と言う男です。そして事件の謎を解くのは探偵さんではなくビブリア古書堂の若き店主、篠川栞子です。
彼女は本さえ読んでいれば満足、そしてその知識たるや辞書並みの知識量です。そんな彼女が解いていくのは殺伐とした殺人事件ではなく、本にまつわる謎を解いていくものです。
今回の謎は坂口安吾「クラクラ日記」、アントニィバージェス「時計仕掛けのオレンジ」。福田定一「名言随筆 サラリーマン」、足塚不二雄「UTOPIA 最後の世界大戦」の4つです。
坂口安吾以外は誰だろう?と思いながら読んでいくと、有名な作家の初期作品だったりして意外とそう有意味でも勉強になります。
 一話目の「時計仕掛けのオレンジ」はどこかで聞いたタイトルだな・・。と思いました。先日亡くなった漫画家 和田慎二さんの漫画になかった?不思議の国のアリスやローマの休日を題材にした漫画もあったし・・。で調べて見たら、神恭一郎の事件簿 1巻に「愛と死の砂時計」、2巻に「オレンジは血の匂い」と言うのがあり混同していたようです。
栞子さんの豊富な知識量と分析力で謎を解いていくのですが、クラクラ日記では栞子さんと彼女の母親の謎について語られます。母親はある日クラクラ日記を栞子さんに渡し、失踪してしまいます。クラクラ日記はある女性が家族を捨て坂口安吾の元に言ってしまうことから、栞子さんは母が自分たち家族をすて誰か他の男の人の所に行ってしまったと思い心の棘となってしまいます。まだ、ビブリア古書堂にお母さんがいた頃に起こった事件「UTOPIA 最後の世界大戦」に絡む話から五浦大輔は栞子さんの母さん若い頃のことを知ってしまいます。また、栞子さんがそんな母親に良く似ていることから「誰とも結婚しない」と五浦大輔に言い切ってしまうことになってしまいます。
人が10人いれば10の人生、100人いれば100の物語があるように、古書1つ1つに様々な思いが出てきます。そんな思いや出来事を栞子と大輔の稚拙な恋を交えながら楽しく読ませてくれます。本好きな人間や読んだ本を大切に本棚に入れている人間にとってはとても親近感のある一冊です

生姜紅茶販売はヘルスケアショップそよ風


Posted by ジャック at 16:25 | 書籍 | この記事のURL
2011年10月22日
にんきょう病院




今野 敏著 
出版:実業之日本社
.
「人情と任侠の阿岐本組が、傾いた病院の再建に乗り出した」で始まるこの小説「任侠病院」は阿岐本組シリーズ第三弾です。
ただし”阿岐本組シリーズ”とは何処にも書いていません。
きっとあまり続けるつもりはないのかも知れません。
と言うのも、この物語の任侠の阿岐本組だからです。素人衆には手を出さないのが阿岐本組の信念とはいってもやはり一般の人とは違うのが彼らです。
 第一弾で永神組から持ち込まれたのは「処分に困ったわけありの倒産寸前の出版社」、第二弾で持ち込まれたのは「処分に困ったわけありのつぶれかかった学園」。それらを見事再生させた阿岐本組は別に経営コンサルタントでも、企業の再生を生業とする再生屋でもなくやくざです。単に組長の気まぐれで引き受けています。それがどういうわけかうまく問題解決して再生していきます。今回の第三弾では「つぶれる寸前のわけありの病院」です。
 企業や病院などが傾いていくには理由があります。“人・物・金”この三つのうちどれかに問題が発生し、そのほかのものまで巻き込んで問題が根深くなるからです。今回の場合はと言うと、まずは金です。清掃や食事などを委託していた会社がなんと指定暴力団のフロント企業で、他社よりも明らかに高い費用をその企業に支払っていたことから始まっています。病院に活気がなくなり、薄汚れた概観、患者を拒絶するかのような思いガラス戸の入り口、そして薄暗い待合室。従業員の心もどんどん暗くなっていくのもむべなるかなと言う所です。
 そんな所に乗り込んで理事会の監査になった阿岐本組 組長のすることは以前と同じ、まずは掃除をして環境をよくすること。そして病院をきれいに明るくすることでまず従業員の心に火をつけます。やる気になった彼らは委託していたフロント企業の嫌がれせにも負けず全員が一体となって立ち向かいます。そしていつものように暴力団との対決が始まります。ところがこの物語では暴力団同士の抗争と言うような暴力的なところがあまりありません。
 組長たちがどのように抗争をせずに問題を解決するのか?阿岐本組の地元を巻き込む対抗勢力とのやり取りは情報戦ともいえるものです。結局は企業同士の経営戦争と同じとも言えるものです。何処まで真剣に命をかけて問題に対処しているのかと言うことなのかも知れません。
 心の折れかかった人にもオススメの一冊です

しょうが紅茶は金時しょうがが主成分です


Posted by ジャック at 21:55 | 今野敏 | この記事のURL
2011年09月28日
猫は忘れない




東 直己著 

出版:早川書房

東 直己さんと言うと先日映画「探偵はバーにいる」の原作者ですね。その東直己さんの続編、最新刊です。

札幌の歓楽街ススキノで便利屋をなりわいにする「俺」は、いつものように
 バーの扉をあけた。そこにいたのは大学の後輩。同棲している彼女が
 戻ってこないという。どうせ大したことあるまいと引き受けた相談事は、
 いつのまにか怪しげな殺人事件に発展して…。面白さがクセになる、
 新感覚のハードボイルド登場!

生姜紅茶でホッと一息


2011年09月15日
ビブリア古書堂の事件手帖




三上 延 著
出版:アスキー・メディアワークス
発売 : 角川グループパブリッシング

ビブリア古書堂の事件手帖と言うタイトルなのに主人公はなんと本が読めない就活中の男、五浦大輔と言う男です。
本に因んだ事件が4話収録されています。
発端の事件は大輔の祖母が遺した「夏目漱石・漱石全集」です。
漱石の署名があることから価値があるのではとの思いで鎌倉にある”ビブリア古書堂”に持ち込みます。
ところが店主は怪我で入院中。
その店主は普段はとってもおとなしく無口なのに本のことになると人が変わり、雄弁にかたるきれいな若い女性、篠川栞子さん。
オタクっぽくていいキャラクターです。
病院まで行って栞子に見せた所意外な事実がわかってくる。
栞子の洞察力が病院にいながらにして謎を解き明かしていきます。
大輔は就活中と言うこともあり栞子の願いで“ビブリア古書堂”で働き始めます。
本の読めない体質の大輔と本について沢山語りたい栞子
就活中の大輔と体力のあるアルバイトを探していた栞子
需要と供給がピッタリ合わさった二人はいくつもの事件を解決していくのですが、その中にちりばめられたピースが全てそろった時にまたまた意外な事実が出て驚かされるという内容で、読んでいてとても楽しめました。本に因んだ事件といってもその本に対する知識が無くても楽しめます。事実私もそれらの本は一つとして読んだことはないし、存在も良くわかっていませんでした。娘にも貸して読ませたところ、日頃本の趣味のまるっきり違う娘も面白かったよと言っていました。


生姜紅茶はヘルスケアショップそよ風で

Posted by ジャック at 11:33 | 書籍 | この記事のURL
2011年08月26日
やなりいなり




畠中 恵著 
出版:新潮社
発行日:2011.7

畠中恵さんの人気シリーズ「しゃばけ」が世に出てから10年経ったそうです。私が始めて「しゃばけ」に出会ったのははずかしくもTVドラマです。TVドラマで最初に「しゃばけ」をそしてその翌年だかに放送された「うそうそ」を見てやっと本を買ってみる気になりました。
通常、人気のある小説の場合はドラマ化しても中々小説と同等かそれ以上のものは多くありません。また、最初に見たほう(ドラマあるいは小説)の影響が強く、後から見たほうに悪い印象が残ることが多いものです。ところが、しゃばけの場合はドラマで見たイメージと小説のイメージがあまり変わりませんでした。
そこで次々としゃばけシリーズを購入して読むことになりました。
今回は十周年!第十作目と言うことです。連載も長くなるとマンネリになってしまうことが多いものです。主人公は年をとらないし、そのくせ季節の変動があったり、以前の事件などもしっかり踏まえていたりするしで型をやぶれるか?と言うのも読むテーマの一つになってしまいます。
今回の新作のタイトルは「やなりいなり
若旦那の祖母である「おぎん(大妖)」の娘「おたえ(若旦那の母)」を守っている守り狐の作るいなりがタイトルになっています。若旦那の周りには沢山の妖(あやかし)が若旦那を守っているのですが、守り狐たちが直接若旦那と接するのは今回が初めてのような気がします。少し変化をつけたと言った感じです。
変化といえば収録されている短編一つ一つにレシピがついています。煮る時間を家鳴りに数えさせたり、注意事項が妖たちに関することであったりとレシピ自体を面白く読むことが出来ました。
話のほうはいつもどおりで面白い。けど・・・。少しマンネリ感もあります。場所の設定。出てくる人物や妖たちが変わりなくいて、そこに事件を投げ込むわけですから変化があるわけもない。まるで「水戸黄門」のごとくです。やはり10冊めともなるとそろそろ何か考えないといけないかなと言う気がします。もっともカラを破って不評を買うくらいならば、あたらしいシリーズを立ち上げたほうが良いかもしれません。今のままでも面白いのには違いないのですからね。

Posted by ジャック at 10:53 | 畠中恵 | この記事のURL
2011年08月22日
神様のカルテ2




夏川 草介著 
出版:小学館

前回に引き続き「神様のカルテ」です。しかし今回は続編の「神様のカルテ2」

季節は3月初旬。「一止と榛名」夫妻はいきなり松本駅からバスに乗り美ヶ原に行きます。
美ヶ原頂上にある王ケ頭ホテルから更にのぼり王ケ鼻へ。名前の通り断崖から突き出た所です。そこは270度視界の広がるパノラマのような風景です。その中にドカンとあるのが御嶽山。
視界の山々の中でもその存在感と迫力のある山です。
御嶽荘に住む彼らになじみのある山ですが、その迫力に一止は圧倒されます。
山に祈った後に榛名が一止にいいます。
「一止さんが選んだ道であれば私もついていきます。でも、進むことに疲れたときはきっと足を止めて一休みしてください。そしていつでもすぐ後ろには、私がいることを忘れないでください。御嶽様の見守る中での約束です」
正直この言葉には泣けました。このセリフを読んだだけでこの本を買った甲斐があったと思いました。
地域医療のために休み無く働き続ける一止。その夫と共に生きていくことは想像を絶するほどに大変なことだと思います。突っ走る夫よりも、それに付き合う妻のほうが大変なものです。
なのにこんなセリフが出てくるとは・・・。結婚したばかりだから・・・。だけとはいえない気がしました。
榛名が一止と結婚するまでにどんな人生を歩いてきたのだろう。もしかして結構地獄をみたり、修羅場をくぐってきたのでしょうか?そんな気にさせる人が榛名です。

次回は番外編で榛名の生まれてから結婚するまでの話を書いて欲しいと痛切に思いました

しょうが紅茶はヘルスケアショップそよ風

Posted by ジャック at 13:32 | 書籍 | この記事のURL
2011年06月30日
神様のカルテ




夏川 草介著
出版 : 小学館
発行年月 : 2011.6

初めてこの本を手にしたのは越谷の書店でした。
帯には「神の手を持つ医者はいなくても、この病院では奇跡が起きる」と書いてあります。
医療ドラマ、「救命病棟24時」の大好きな私はなんとなく手をとりました。24時の進藤先生とは対極にありそうな話です。帯には他にも映画化!出演宮崎あおい?
 内容に興味を持ち最初の数ページをパラパラ。
まず、文体が変!何処となく時代が100年ほども戻ったような語り口での書き初めです。思わず“保留”の烙印を押してしまいました。宮崎あおい・・・(心残り)
 2ヵ月後悩みに悩んで・・・と言うか読みたい本がなかったので、ついに購入して読みました。
 主人公は栗原一止(くりはらいちと)信州の365日24時間診療を売りにする病院に勤務する若い内科医です。昼間は内科医として、診察をして病棟を廻り、夜は他の医者と交代で急患にあたる。あれ忙しさでは救命病棟24時とあまり変わりませんね。文体が変だったのは主人公クリハラが夏目漱石に傾倒しているために漱石の本を読みすぎて出来上がった人格ゆえらしいです。
 奥さんがハルナ(宮崎あおい)です。小柄で少女のような榛名は華奢な身体に似合わず山岳カメラマンで重い写真機材を抱えて世界の山の写真を撮りまくると言う設定です。読みすすめていくとこの榛名さんは宮崎あおいとかぶるんですね。イメージして書いたと思ってしまいそうです。
 スーパーマンではない普通の内科医が八面六臂の活躍をして患者さんと接しているにも係わらず、また“御嶽荘”と言う壊れかけたように古いアパートでの二人の生活やアパートの住人の“男爵”、“学士”などとのやり取りはなんだかぬるいお風呂に浸かっているようです。
 ほのぼのとして読み進め、何時の間にやら涙したりして、気がつけば一気に読了してしまう。そんな本でした。個人的にはクリハラとハルナの馴れ初めやロマンスをもう少し書いてくれたらうれしかったのですが、まずまずの本でした。
 映画が楽しみです。早く宮崎あおいの榛名姫に会いたいです。


水出ししょうが紅茶はヘルスケアショップそよ風で


Posted by ジャック at 12:10 | 書籍 | この記事のURL
2011年06月21日
さぼってました
久しぶりに自分のブログを見ました。おやおや、最後にアップしたのは2010年の3月ですね。
一年以上も前のことになってしまいました。
他にもブログは書いているのですが、このブログだけこんなにあけてしまったのは単に忙しかっただけではありません。
ソフトを使って強制的に足跡を残していく人がいたり、人のブログに了解もなくPRを載せたりという神経を逆なでするようなことが続いた為です。
どうやら一年以上放置した為にそのような行為がへったようなのでぼちぼち再開しようかと考えています。
しかし、3.11は大変でした。我が家では室内はそれ程でもなかったのですが、と言うか殆ど被害はなかったのですが、外壁が結構ヒビ。
地震保険の申請をした所、保険が使えたので良かったのですが外壁の再塗装工事が必要になったのはびっくりです。
生きている間に関東大震災が来るのではと常々考えていましたが、このような形で家の修復をするとは思ってもいませんでした。しかし、こんなこともあるから保険はだいじですね。

Posted by ジャック at 09:23 | 日記 | この記事のURL
2010年02月04日
膠着



今野 敏著
出版 : 中央公論新社
発行年月 : 2010.1

「膠着」と言うタイトルを見たときに
立てこもり事件か何かがおきて長時間膠着状態が続いてその間の人間模様を描いた刑事小説かな?と思いました。
ところが
帯には

「くっつかない糊」を売れ!?
今野敏によるサラリーマン応援小説

糊って何?
しかもくっつかない糊ってそれはもう糊ではないだろう〜!
と思いつつ買ってしまいました。
「くっつかない糊」を買ったわけではありません。
「膠着」というタイトルの小説です。

主人公は老舗の糊会社スナマチに新卒で入社したばかりの丸橋啓太。
教育係のやり手の営業部員本庄に連れられていった所は各部署の実力のある面々の集まる会議。

議題はなんと
「くっつかない糊をどう売るか」
大手外資系企業からTOBをかけられそうなスナマチでは開発の失敗は即企業買収されることを意味する為に秘密の会議だった。

膠着とは膠(ニカワ)が張り付くこと。
くっつかないのは糊<=>張り付いたのは販売方法

社内の派閥争いやスパイ騒動などを交えて一気に読んでしまいました。

商品であれば何でも売ってみせると言い切るやり手の営業部員本庄に昔の営業マンの姿を見。
また、IT関連の営業マンの姿を見た気がしました。

Posted by ジャック at 10:44 | 今野敏 | この記事のURL
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