フィリピン情報vol.655

ダバオ地方を見下ろすフィリピン最高峰アポ山は雄大な自然を残すことで知られており
上質なコーヒーの産出地でもある。
2019年の「フィリピンコーヒー品評会」アラビカ部門において優勝した
マリビック・ドゥブリアさんもアポ山でコーヒーを栽培・加工している。

一方、麓の町ダバオデルスル州カパタガンでは、コーヒー研究のため
国内外から人とコーヒーが集まっている。
アメリカの国際協力非営利団体「ACDI/VOCA」が進める「アグリフォレストリー
コーヒーデベロップメントセンター(以下ACDC)」プロジェクトでは
「フィリピンコーヒーアドバンスメントアンドファームエンタープライズ
(以下、Philcafe)」と協力し、国内外より取り寄せた数多くのコーヒーを
栽培・研究している。

ハワイより取り寄せたブルボン種、パカマラ種、ティピカ種を始め、
ラオスからT5175など数種、ブラジルからブルボン種Amarelloなど数種
国内からはブキドノン州のティピカ種Miarayonなどを栽培していており
栽培法、病気や害虫に対する耐性、フィリピンの栽培条件下での生産能力
風味、品質などを研究している。

PhilcafeのLudovico Ramirez Jr氏は、これらの品種を農家が栽培・研究・改良
することで、多様かつ良質な豆を生産することが可能になると説明した。
また同氏は、Philcafeはディゴス市の公立大学サザン・フィリピン・アグリ
=ビジネス・アンド・マリーン・アンド・アクアティック・スクール・オブ
・テクノロジー(SPAMAST)と、研究データの共有・検証・公開を充実
させるべく提携したと述べた。

研究所には、栽培から加工に必要な全ての施設が揃っている。
昨年11月、コーヒー品質研究所(CQI)がQグレードの加工トレーニングのため
加工場を使用した。フィリピンで他に例がなく、施設が高いレベルで充実している
とRamirez Jr氏は語る。このトレーニングの目的は、コーヒー加工業者と農家が
多様な加工法でスペシャリティコーヒーを生産できるようにすることだ。



フィリピン情報vol.654

ダバオ-サマル橋建設で影響を受ける零細企業は、公共事業道路省( 以下DPWH) に
計画の再調整を求めている。

DPWHのMadsmo Hashim氏は、事業主グループから建設計画の変更を求める手紙を
受け取ったと公表した。
橋建設が資産と事業に悪影響を与えると主張しているとのことだ。
個人情報保護と建設計画の円滑な進行のため、事業主たちの身元は公開されていない。

Hashim氏は、DPWHはこれまでに一連の交渉を進めてきたが、事業者グループは
手紙を送り続けていると語った。
彼らは橋の建設自体に反対しているわけではなく、別の地区に橋台
(橋の根本、陸地に接している部分)を建設するよう求めているという。
しかし、建設計画はすでに「最短最良」のルートを採用、決定されており
国家経済開発庁( 以下Neda)の承認も得ている。

Hashim氏は、計画は承認されており、橋はいかなる私有財産も毀損しないことから
「交渉でどう彼らを納得させられるか」を考えているという。


ダバオ-サマル橋の全長は約2.8qで、市のR. Castilloからサマル島のCaliclicに
架けられる。Nedaの承認した計画では、2021年から24年まで建設が進み運用は
2025年以降になるという。
しかし、DPWHの発表では、現時点で計画はまだ準備段階であり
詳細な技術調査は今年の3月から行われるという。
大規模建設は周囲の住人に大きな負担となる。
彼らに対して十分な配慮が求められる。
Davawatchより




フィリピン情報vol.653

12月15日午後2時(現地時間)にダバオデルスル州を襲ったM6.9の地震は
周辺地域に大きな被害をもたらした。国家災害リスク軽減管理評議会によると
最終的に地震による死者は13名、負傷者は210名、行方不明は1名にのぼった。
約4千5百軒の住宅が深刻なダメージをうけたとされ、避難所でクリスマスをすごし
年越しを迎える被災者も少なくない。今年は10月と11月にも地震が発生したが
15日の地震は最大規模のものだ。

Magsaysay町のArthur Davin町長は、住民は地震に強い恐怖を感じており
心理的にも復興に時間がかかると話した。町には各方面から寄付が集まっており
クリスマスには簡素ながらお祝いを準備することもできたという。


ダバオ市議会はサラ・ドゥテルテ市長の要請に応じ、30万ペソの支援金に加えて
テントや蚊帳、毛布、衣服などを被災地に届けた。震源に近かったPadada町には
2千パックの救援物資も到着し、Pedro Caminero Jr.町長は感謝の意を述べた。
同町では、消防署や警察署、病院などの施設も甚大な被害を受けており
職員はテントを仮の事務所とし、自治体の運営を懸命に続けている。

Davawatchより

2020年元旦 

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします



   
プロフィール

ドリパラ
     南国ダバオが好きです。    (o´・Υ・)ノ・*:..o○ョロシクゥ○o..:*・ヽ(・Υ・`o)
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