フィリピン情報vol.639

フィリピンバナナ栽培輸出業協会(以下PBGEA)のStephen Antig氏は先日、
大量のバナナ苗の購入を試みる海外ビジネスマンからのメールを受け取ったと発表した。

Antig氏は、海外へのバナナ苗の販売を禁止する条例を制定するために、地方議員に協力を
求めたことも明かしている。大量のバナナ苗がフィリピン国外に輸出されれば
他国との競争が生じ、国内のバナナ産業にとって大きな問題を引き起こす可能性があるという。

海外へのバナナ苗の販売を禁止するための措置の確立については、現在、農務省や地方自治体
その他の利害関係者との協力について検討および計画を行っているようだ。

高品質なバナナは、海外に輸出している品目の中でも大きなウェイトを占めており
他の国々がバナナ苗を入手することは、PBGEAにとって大きな懸念材料となる。
もしも条例案が否決された場合は、世界のバナナ産業における優位性を維持するためにも
さらなるバナナの品質の改良・向上に目を向け、競争していかなければならないだろう。

Davawatchより

フィリピン情報vol.638

ダバオ地方における最大の輸出品目であるパイナップルやバナナは、日本、韓国、
イラン、サウジアラビアおよびアラブ首長国連邦が主要な輸出先である。

フィリピン統計局が発表した統計によると、今年1月から3月にかけてダバオの
農産物輸出量は14億キログラムに達している。これにより、2019年第1四半期の輸出額は
7億5,620万ドルとなり、2018年の4億1,340万ドルから82.9%増加していることになる。

また、キャベンディッシュや他のバナナの輸出額においても2018年の1億6,150億ドルから
4億6,970億ドルに上昇し、バナナの合計輸出量は10億3,000万キログラムとなった。
フィリピンバナナ栽培輸出業協会のStephen Antig氏は、バナナの価格が上昇しているのは
ミンダナオの一部の地域の干ばつにより2019年の第1四半期のバナナの収穫量が7%
減少したためだと説明している。その他の輸出商品には、ココナッツやライチ
ジャックフルーツ、マンゴー、活性炭、金などが含まれている。

Mindanao Development Authorityの広報官は、投資、インフラ、制度的支援の
適切な組み合わせが、ダバオ地方が世界と行う貿易活動の加速を進めていると述べた。
また、より多くの投資家がダバオ市の経済成長に関心を示し、投資を行うことで
経済的機会や雇用機会の増加も期待できる。

Davawatchより

フィリピン情報vol.637

6月にダバオ市で開催された2019年ダバオ投資会議(ICON)の成功を受けて
ダバオ市では、文化遺産の拡充についての議論が持ち上がっている。

ダバオ市商工会議所のマリア・ロルデ・モンテベルデ氏は、ダバオ市は
他の主要都市に見られる、テーマパークのような高級観光地化ではなく
文化的な観光地の開発に力を入れていくだろうと述べた。
同氏は、市内の観光地を他の大都市の観光地と合わせる必要はない
とも言及しており、航空網と輸送システムを改善し、さらに先住民
コミュニティとの深い関わりを持つことで、ダバオ市の文化を紹介
することができると述べた。

また、ダバオ市観光局のジェノゼ・テクソン氏は、2016年以降
増加しているダバオ市への観光客流入について触れた上で
先住民族の慣習や伝統を害することなく、協力して文化的な観光地の
開発が行われるべきであり、これらの開発には、国民と政府が
官民一体となって計画にあたるべきだとも語っている。

ハイエンドのアトラクションなどが無計画に点在し
文化的な観光地と高級観光地とのバランスが崩れないよう
ダバオ市の個性を生かした開発計画に期待したい。

フィリピン情報vol.636

農務省ダバオ地方事務所(Department of Agriculture:以下DA-Davao)は
同地方の2019年第1四半期の生産量が約48,000キログラムになり、2018年の
同時期と比べ、4.35%増加したと報告した。

DA-High Value Crops Development ProgramのArlene Seguiro氏は
マンゴー生産量が増加しているが、現在十分な需要があるため
ダバオ地方では供給過剰にはならないと述べている。

DA-Davaoは、マンゴー生産量の増加に向けて実施されている
地方のマンゴーツリー復活プログラムを高く評価している。
また、現在は収穫のピークであり、8月までには供給がすべて
消費される見通しである。

ダバオ地方のマンゴー生産量の60%は即日消費用であり
40%は加工として輸出されるとのこと。

DA-Davaoは、供給過剰になった場合に備えて、アグリビジネス
およびマーケティング支援プログラム、市場連携、復興プログラム
その他の取り組みを備えている。
また、Seguiro氏は、マンゴーの供給過剰により市場で販売困難に
なる可能性がある場合は、このようなプログラム通じて支援すると説明した。

マンゴー生産量の増加に寄与したであろう暖かい気候を考慮すると
政府機関が農家の供給過剰に対する消費支援の取り組みを備えている
ことを認知していることは良いことではないだろうか。
   
プロフィール

ドリパラ
     南国ダバオが好きです。    (o´・Υ・)ノ・*:..o○ョロシクゥ○o..:*・ヽ(・Υ・`o)
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