フィリピン情報vol.654

ダバオ-サマル橋建設で影響を受ける零細企業は、公共事業道路省( 以下DPWH) に
計画の再調整を求めている。

DPWHのMadsmo Hashim氏は、事業主グループから建設計画の変更を求める手紙を
受け取ったと公表した。
橋建設が資産と事業に悪影響を与えると主張しているとのことだ。
個人情報保護と建設計画の円滑な進行のため、事業主たちの身元は公開されていない。

Hashim氏は、DPWHはこれまでに一連の交渉を進めてきたが、事業者グループは
手紙を送り続けていると語った。
彼らは橋の建設自体に反対しているわけではなく、別の地区に橋台
(橋の根本、陸地に接している部分)を建設するよう求めているという。
しかし、建設計画はすでに「最短最良」のルートを採用、決定されており
国家経済開発庁( 以下Neda)の承認も得ている。

Hashim氏は、計画は承認されており、橋はいかなる私有財産も毀損しないことから
「交渉でどう彼らを納得させられるか」を考えているという。


ダバオ-サマル橋の全長は約2.8qで、市のR. Castilloからサマル島のCaliclicに
架けられる。Nedaの承認した計画では、2021年から24年まで建設が進み運用は
2025年以降になるという。
しかし、DPWHの発表では、現時点で計画はまだ準備段階であり
詳細な技術調査は今年の3月から行われるという。
大規模建設は周囲の住人に大きな負担となる。
彼らに対して十分な配慮が求められる。
Davawatchより




フィリピン情報vol.653

12月15日午後2時(現地時間)にダバオデルスル州を襲ったM6.9の地震は
周辺地域に大きな被害をもたらした。国家災害リスク軽減管理評議会によると
最終的に地震による死者は13名、負傷者は210名、行方不明は1名にのぼった。
約4千5百軒の住宅が深刻なダメージをうけたとされ、避難所でクリスマスをすごし
年越しを迎える被災者も少なくない。今年は10月と11月にも地震が発生したが
15日の地震は最大規模のものだ。

Magsaysay町のArthur Davin町長は、住民は地震に強い恐怖を感じており
心理的にも復興に時間がかかると話した。町には各方面から寄付が集まっており
クリスマスには簡素ながらお祝いを準備することもできたという。


ダバオ市議会はサラ・ドゥテルテ市長の要請に応じ、30万ペソの支援金に加えて
テントや蚊帳、毛布、衣服などを被災地に届けた。震源に近かったPadada町には
2千パックの救援物資も到着し、Pedro Caminero Jr.町長は感謝の意を述べた。
同町では、消防署や警察署、病院などの施設も甚大な被害を受けており
職員はテントを仮の事務所とし、自治体の運営を懸命に続けている。

Davawatchより

2020年元旦 

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします



フィリピン情報vol.652

12月15日にダバオ市のあるダバオ・デル・スル州で発生した地震は
マグニチュード6.9を記録し、死傷者は8人にのぼった。


レスキュー隊の報告では、死者はPadadaで3人、Matanaoで2人
Hagonoyで1人、Magsaysayで1人、 Bansalan で1人を確認したという。
震源地はダバオ市から南に70kmほど離れたMatanaoから、北に約9キロ
深さ3キロであり、かなり浅い地点で発生した。

Matanaoから約20km離れたPadadaでは、三階建ての商業ビルが倒壊する被害があった。
地震後最初の通報では、6人がビルの倒壊に巻き込まれたとされていたが
3人の遺体回収後、その他の遺体は確認できなかったという。


国家災害リスク軽減管理評議会によると、今回の地震により49人が負傷し、36棟の
公共建築物とその他19棟の建物が深刻な被害を受け、9,565人が一時非難したという。


フィリピン火山地震研究所(Philippine Institute of Volcanology and Seismology)は、
火山活動は検知されていないと発表した。しかし山岳地帯での地滑りや落石
川岸の液状化現象に警戒するよう呼びかけた。

Davawatchより

フィリピン情報vol.651

フィリピン統計機構によると、ダバオ地方のインフレ率は、2019年10月は-0.7%
だったが11月には0.7%に上昇した。PSAは、現在のインフレ率の上昇傾向は、
消費者物価指数に起因すると見解を示した。
消費者物価指数とは物価の変動を示す指数だ。
この指数を図ることで、インフレ率とは別に実際の出費がどれほど増えている
のかがわかる。

フィリピン統計機構は9月から10月にかけて魚類のインフレ率が-2%から4.8%へ、
野菜は-4.2%から2.3%へ上昇していることを強調した。
エンゲル係数(家計の支出のうち食費が占める割合)が高いフィリピンでは
食費の上昇は日々の生活に重くのしかかる。

しかしながらインフレ率の内訳は、サービス産業の上昇率が高く、食料と飲料は
マイナスのインフレ率を示している。レストラン、雑貨、サービス、家具
家庭用機器および家の定期メンテナンス(3.7%)、衣類および履物(3.0%)
その他の燃料(0.2%)、食料と ノンアルコール飲料(-0.8パーセント)
輸送(-1.5パーセント)

フィリピン全体ではインフレが止まらない。貧困層に限れば実質賃金の上昇が
物価上昇に伴っておらず、格差は広がり続けるばかりだ。

Davawatchより


フィリピン情報vol.650

保健省(Department of Health 以下DOH)は11月初旬に起きた
地震の後、被災者の健康調査を行った。

調査によると、ダバオ地域とコタバト州の避難所で確認された症状は
気道感染症(かぜなど)が約4,500件、高血圧が約1,700件、
頭痛が約650件、その他、下痢や発熱も100件以上に上り、
被災者の健康状態は芳しくないという。DOHはコタバト州保健事務所に
携帯用の水、貯水槽、浄水器、救急箱などを提供した。

DOHダバオ事務所のAbdullah B. Dumama Jr.氏は、いくつかの避難所では
麻疹(はしか)の疑いがある患者が確認されたことを公表した。
DOHは緊急調査チームを派遣し、厳重な監視と調査を行っていくという。

同氏はまた、デング熱は現在のところ確認されていないが
予防のため殺虫剤の散布を行っていると説明した。


一方、国家栄養委員会(National Nutritional Council)は、
被災地域での栄養状態を調査し、環境衛生について啓もう活動を行った。
また委員会は避難所で約2,500名の被災者と会話などを通じて支援を行った
と発表した。

Davawatchより





フィリピン情報vol.649

ダバオ市商工会議所(DCCCII)のミラン会頭は、11月初旬に
日本のいくつかの都市を視察した。その間、ANAと会話を持ち
ダバオ市への直行便の可能性を調査するよう促した。


同会頭によると、ANAのビジネスマンはダバオ市の成長率に
驚くと同時に、航空会社の拡大計画に市を含む意欲を見せたという。
同時にANAは、なぜ地元フィリピンの航空会社がダバオ-日本間の
直行便を運航していないのかとミラン会頭に質問した。

ダバオ市ではこれまで、フィリピン航空とセブパシフィック航空が
日本への直行便を検討したものの、両社ともに計画が進んでいない背景がある。

同会頭はANAの質問に対し、2018年にフィリピン航空が直行便を就航する
との報告を市に行い、サラ・ドゥテルテ=カルピオ市長もすでに承認した
にもかかわらず、以降計画の進展がないことを説明した。

ANAはフィリピン航空の株式を約10%保有しており、業務・資本提携を
結んでいる。ANAがダバオ市への直行便就航を決断すれば、結果として
フィリピン航空が業務を受け持つかもしれない。
ミラン会頭は「日本人は前向きな姿勢を見せていたが、期待するには
時期尚早だ。」と本音を打ち明けた。

Davawatchより

フィリピン情報vol.648

ダバオ市陸上輸送ターミナル(DCOTT)は、アフリカ豚コレラ対策のため
調理済みの豚肉製品をダバオ市内に持ち込むことを禁止した。


DOTTのAisa Usop氏は今回の措置に関して、市長のサラ・ドゥテルテ=
カピタオ氏の発令した市長令に沿い、アフリカ豚コレラが確認された地域から
豚肉製品をダバオ市内へ持ち込むことを全面禁止していると説明した。
市長令で禁止されている豚肉製品とは、生の豚肉製品に限らず
冷凍、加工された製品、養豚用の飼料なども含める。


アフリカ豚コレラはアジアを中心に、各国の養豚業に深刻な損害を与えており
フィリピンでは、今年の9月にルソン島でアフリカ豚コレラが正式に確認され
その結果、豚が大量に殺処分された。


Usop氏は、バス事業者とも協力し、バス利用客に対し、動物検疫証明書などの
提示を求めているとし、証明書の提示がなければ、持ち込まれた食肉は全て
没収される述べた。


DOTTは現在、市獣医局(City Veterinarian’s Office)と協力し、市内へ入る際の
チェックポイントで検疫を実施しているほか、犯罪対策部隊のタスクフォース
ダバオやフィリピン軍とも協力し、アフリカ豚コレラに対し警戒を続けている。

フィリピン情報vol.647

ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カピタオ氏は、ダバオ市とサマル島を
結ぶ橋の建設開始を早めるよう、ダバオ市議会と国家経済開発局
(National Economic and Development Authority 以下NEDA)に求めた。


サマル島はダバオ湾に浮かぶ、琵琶湖の約半分の大きさの島で、約10万人が暮らす。
ダバオ市からほど近く、近年はリゾートの開発が進んでいる。


市長は、市議会に対し、建設に必要な許可の手続きを通じて、建設計画を積極的に
支援するよう要請し、またNEDAとの交渉を続けていくと述べた。


橋の建設計画は、サラ・ドゥテルテ氏が掲げる3つの重要公約の1つだ。
残りの2つは、市内のバス交通網整備計画(High Priority Bus System)
廃棄物エネルギー利用施設建築計画(Waste to Energy Facility)で
これらの施策を2022年までの任期内に完了する予定だ。


ダバオ市とサマル島を往来する方法は現在、フェリーやボートなどの海上輸送のみ
に限られ、多くの市民が毎日、仕事や学校のために時間を費やしている。
橋の建設はダバオ市経済に大きな影響を及ぼすことは確実だが環境や地域住民に対し
十分な配慮がなければ、建設後巨大な問題になることは間違いないだろう。

Davawatchより

フィリピン情報vol.646

ダバオの日本人コミュニティー百周年記念イベントが10月4日SMラナンで開幕した。
開会式には、ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ氏が駆けつけスピーチを行った。

サラ市長はスピーチで、100年もの長きに渡り培われてきた日本とダバオとの
絆の深さを強調しすでに日本人コミュニティ―はダバオの一部であり、
観光や環境問題に至るまで幅広い分野での相互協力に対し深い感謝の意を表した。
そして、日本人コミュニティがダバオの発展に多大な影響を与えており
未来に続く強い友好関係について言及した。

また日本からは、ダバオ市の環境姉妹都市である北九州市長の北橋健治氏を始め、
若松の郷土芸能「五平太ばやし」を用いたパフォーマンスを行うために
「北九州市役所職員 五平太ばやし愛好会 響」なども招かれている。

イベントは10月4日~6日まで開催され、4日にはクラシックミュージックコンサート
5日には大規模なカラオケコンテスト、6日にはコスプレショーや盆踊りなど
日本の文化を体験できる貴重な催しが連日多数用意されている。
さらにイベント期間中には世界で人気の日本食が楽しめるフードマーケットや
日本の盆栽展などが開催され、多くの人で賑わいそうだ。
Davawatchより

フィリピン情報vol.645

地方警察署(Police Regional Office 以下PRO)ダバオ署長のMarcelo Morales氏は
ダバオ市警察より50名の警察官が、スキルとモラル向上のための教育プログラムを
受けると発表した。

プログラムの正式名称である「PRO-11 Madayaw Program」は、地元の挨拶
である「Madayaw」と、「Good」を意味する「dayaw」、さらにダバオ市警察の
モットー「Making every day a way of change(日々変化前進)」の頭文字をとり
組み合わせたものだ。プログラムの目的は、不祥事が相次ぐダバオ市警察官の
モラルを高めることだ。

ダバオでは最近、警察官の銃器の紛失や、既婚の警察官同士の浮気などの
不祥事が相次いで報道された。
Morales氏は、これらの問題が解決されない限り、市民は警察に対する信頼と
敬意を失うだろうと述べ、教育プログラムにより、倫理的、精神的な成長を
促すと説明した。

また同氏は、モラルの欠如した警察官は行動を見つめなおす必要があり、
権力に守られていると考えている警察官にも、法は平等に裁きを与える
と付け加えた。

PROは、四半期ごとにMadayawプログラムを開催していくと公表している。
このプログラムで、警察官が各々の役割を再確認することが必要だろう
Davawatchより





フィリピン情報vol.644

ダバオ市商工会議所会長は、増加する観光客に対応するため、2020年までにより多くの
宿泊施設をオープンすると発表した。


ダバオ市商工会議所会長によると、ダバオ市はピークシーズンには約1万2千室の客室を
必要としているが、現在は約9千室のみ提供可能だとした。
しかし、来年には新たに約1千4百室が稼働予定で、現在急ピッチで宿泊施設のオープンが
進んでいる。過去にダバオ市観光局(Davao City Tourism Office 以下CTOO)は
観光業に関する主要な課題として、宿泊施設の不足を挙げていた。

会長は、Airbnbやバジェットホテルなどの格安宿泊施設が、これまでの宿泊施設の代替案
として流行していると述べた。これらの格安宿泊施設は、夏季とピークシーズンに
急増する宿泊客の需要を満たすことになるだろう。
Davawatchより


しかし同氏は、一部の民泊事業者が宿泊業の営業許可を取得することに抵抗していると付け加えた。
CTOOと観光業界関係者は観光客の安全を確保するため、格安宿泊施設のオーナーを慎重に
見極める必要があると言える。

フィリピン情報vol.643

ミンダナオ島南部の南コタバト州にある先住民族コミュニティ「Adat B’laan」の
長老たちはAdat B’laan文化グループを結成し、文化的知識を若い世代に
継承していくための学習プログラムを作り上げた。

この取り組みは、非営利団体GeoChris Foundationが、IT企業Telus International Philippines
(以下TIP)に資金面での協力を依頼したことにより可能になった。
TIPの役員会は文化学習プログラムをサポートするため、Adat B’laanコミュニティと
GeoChris Foundationに対し455,396ペソ(8,464米ドル)の支援金を支払ったという。

GeoChris Foundationは、文化保護活動と若者のボランティア派遣により
少数民族コミュニティにサービスを提供する非営利組織で、TIPは
コミュニティボード(役員会)を通じて、教育、健康、環境の分野で
アイデアと財政支援を提供する会社だ。

支援金は文化学習プログラムの開発、実施に充てられる。
プログラムには信仰、文学の授業や、伝統音楽の一部であるMalem(祈り)
Flalok(子守歌)、Faglung(リュート演奏)、Tambol(太鼓)、
Salmagi(銅鑼)、伝統舞踊などの実践学習が含まれる。
コミュニティのメンバーは土曜日に開催される学習セッションに
参加することが可能だ。

若者への文化伝承に加え、Adat B’laanコミュニティには、いくつかの
バランガイ(最小行政区)のB’laanコミュニティから参加者が集まり
より多くの文化的知識を保存する活動が行われているという。

TIPのAdat B’laanコミュニティへの支援は、非営利組織のミンダナオ島
先住民族コミュニティへの支援を促すかもしれない。民族の伝統文化を
守り続けることで、国の文化的アイデンティティが形成されていくといえる。
Davawatchより

フィリピン情報vol.642

ダバオ湾の水質悪化が問題となっている。環境研究のスペシャリストLemuel
Manalo氏は都市緑化プロジェクトを通して緑地をマッピングすることで、ダバオ湾
で昨今問題になっている大腸菌群数の増加に対処できるとする見解を発表した。

ダバオ市の水域で大腸菌が増加している主な原因としては、おそらくダバオ市の
水域に定住する人口に関係するという。
ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、ダバオ湾のリハビリテーションに
ついて言及をしているが、大きな問題として、海岸線から離れた場所への移転で
影響を受ける可能性のある多数の市民について挙げている。

しかし、ダバオ湾の水質悪化への対策は急いだほうがいいかもしれない。
7月にダバオ市で開催されたトライアスロンのレースPenong’s 5150 Triathlon Davao
では直前の水質検査にてダバオ湾の水がレクリエーションに適さないと判断された
ことを受け水泳パートがキャンセルされ、2.5Kの走行の後に40キロの自転車、
そしてさらに10キロの走行というコースに変更されている。このような事例が
続けば今後のダバオ市で開催されるスポーツイベントなどに影響を及ぼす
可能性もあるだろう。

またManalo氏は、JICAがダバオ市のインフラ近代化研究の一環として
沿岸部の廃水処理施設建設の実現可能性調査を行っており、廃水処理施設も
この問題の解決に役立つ可能性があると述べている。

キレイなビーチが多いことで国内外に知られるダバオ。水質悪化を防ぎ改善
していく事は観光業の観点からも重要な事だといえるため、市を挙げて対応に
あたってほしいところだ。
Davawatchより

フィリピン情報vol.641

南国のダバオならではのトロピカルフルーツが、収穫期を迎えてお買い得に
なっているらしい。バンケロハン公設市場およびマグサイサイ果物市場協会で
販売されている果物の価格調査によって判明した。

例えばドダバオを代表するフルーツ、ドリアンの価格は、以前の1kgにつき
100〜300ペソから、現在は1kgにつき60〜100ペソとなっている。
バンケロハン公設市場とマグサイサイ果物市場協会は、ダバオ市のカリナン
およびトリルから果物を調達しており、今後1kgにつき40〜50ペソまで価格が
下がるとの予想も出ている。
カダヤワン祭りの時期となり、多くの観光客が訪れるダバオ市。
せっかくダバオに旅行にきているのであれば、お祭りを楽しむのはもちろん
一人でも多くの人に、お手頃価格でダバオならではのトロピカルフルーツを
味わってみていただきたい。

フィリピン情報vol.640

ダバオ農業省代表Noel Provido氏は、中国の大規模な市場の需要に応えるため
ココナッツの品種であり、独特な風味と香りで知られているAromatic Green Dwarf
を植えることを、ダバオ地方の農家に奨励した。

中国では、新鮮で完熟していないココナッツ(ブコ)などの、フィリピン産
ココナッツ製品の市場が開かれた。ミンダナオ島は、これらのココナッツの
出荷を行っており、特定品種の需要が伸びていることを受け、供給力を上げるために、
当該品種の栽培に興味がある農家に対して、技術支援が行われている。
また、7月26日には、ココナッツ初出荷の式典が、地元企業の
Eng Seng Food Productsによって主催されている。

世界で美容や健康食品として注目を集めるココナッツ。
世界的な需要の高まりは、地域経済にとって大きな利益をもたらす機会であり
ミンダナオで作られる製品のさらなる発展を促すことにもつながっていくだろう。
Davawatchより




フィリピン情報vol.639

フィリピンバナナ栽培輸出業協会(以下PBGEA)のStephen Antig氏は先日、
大量のバナナ苗の購入を試みる海外ビジネスマンからのメールを受け取ったと発表した。

Antig氏は、海外へのバナナ苗の販売を禁止する条例を制定するために、地方議員に協力を
求めたことも明かしている。大量のバナナ苗がフィリピン国外に輸出されれば
他国との競争が生じ、国内のバナナ産業にとって大きな問題を引き起こす可能性があるという。

海外へのバナナ苗の販売を禁止するための措置の確立については、現在、農務省や地方自治体
その他の利害関係者との協力について検討および計画を行っているようだ。

高品質なバナナは、海外に輸出している品目の中でも大きなウェイトを占めており
他の国々がバナナ苗を入手することは、PBGEAにとって大きな懸念材料となる。
もしも条例案が否決された場合は、世界のバナナ産業における優位性を維持するためにも
さらなるバナナの品質の改良・向上に目を向け、競争していかなければならないだろう。

Davawatchより

フィリピン情報vol.638

ダバオ地方における最大の輸出品目であるパイナップルやバナナは、日本、韓国、
イラン、サウジアラビアおよびアラブ首長国連邦が主要な輸出先である。

フィリピン統計局が発表した統計によると、今年1月から3月にかけてダバオの
農産物輸出量は14億キログラムに達している。これにより、2019年第1四半期の輸出額は
7億5,620万ドルとなり、2018年の4億1,340万ドルから82.9%増加していることになる。

また、キャベンディッシュや他のバナナの輸出額においても2018年の1億6,150億ドルから
4億6,970億ドルに上昇し、バナナの合計輸出量は10億3,000万キログラムとなった。
フィリピンバナナ栽培輸出業協会のStephen Antig氏は、バナナの価格が上昇しているのは
ミンダナオの一部の地域の干ばつにより2019年の第1四半期のバナナの収穫量が7%
減少したためだと説明している。その他の輸出商品には、ココナッツやライチ
ジャックフルーツ、マンゴー、活性炭、金などが含まれている。

Mindanao Development Authorityの広報官は、投資、インフラ、制度的支援の
適切な組み合わせが、ダバオ地方が世界と行う貿易活動の加速を進めていると述べた。
また、より多くの投資家がダバオ市の経済成長に関心を示し、投資を行うことで
経済的機会や雇用機会の増加も期待できる。

Davawatchより

フィリピン情報vol.637

6月にダバオ市で開催された2019年ダバオ投資会議(ICON)の成功を受けて
ダバオ市では、文化遺産の拡充についての議論が持ち上がっている。

ダバオ市商工会議所のマリア・ロルデ・モンテベルデ氏は、ダバオ市は
他の主要都市に見られる、テーマパークのような高級観光地化ではなく
文化的な観光地の開発に力を入れていくだろうと述べた。
同氏は、市内の観光地を他の大都市の観光地と合わせる必要はない
とも言及しており、航空網と輸送システムを改善し、さらに先住民
コミュニティとの深い関わりを持つことで、ダバオ市の文化を紹介
することができると述べた。

また、ダバオ市観光局のジェノゼ・テクソン氏は、2016年以降
増加しているダバオ市への観光客流入について触れた上で
先住民族の慣習や伝統を害することなく、協力して文化的な観光地の
開発が行われるべきであり、これらの開発には、国民と政府が
官民一体となって計画にあたるべきだとも語っている。

ハイエンドのアトラクションなどが無計画に点在し
文化的な観光地と高級観光地とのバランスが崩れないよう
ダバオ市の個性を生かした開発計画に期待したい。

フィリピン情報vol.636

農務省ダバオ地方事務所(Department of Agriculture:以下DA-Davao)は
同地方の2019年第1四半期の生産量が約48,000キログラムになり、2018年の
同時期と比べ、4.35%増加したと報告した。

DA-High Value Crops Development ProgramのArlene Seguiro氏は
マンゴー生産量が増加しているが、現在十分な需要があるため
ダバオ地方では供給過剰にはならないと述べている。

DA-Davaoは、マンゴー生産量の増加に向けて実施されている
地方のマンゴーツリー復活プログラムを高く評価している。
また、現在は収穫のピークであり、8月までには供給がすべて
消費される見通しである。

ダバオ地方のマンゴー生産量の60%は即日消費用であり
40%は加工として輸出されるとのこと。

DA-Davaoは、供給過剰になった場合に備えて、アグリビジネス
およびマーケティング支援プログラム、市場連携、復興プログラム
その他の取り組みを備えている。
また、Seguiro氏は、マンゴーの供給過剰により市場で販売困難に
なる可能性がある場合は、このようなプログラム通じて支援すると説明した。

マンゴー生産量の増加に寄与したであろう暖かい気候を考慮すると
政府機関が農家の供給過剰に対する消費支援の取り組みを備えている
ことを認知していることは良いことではないだろうか。

フィリピン情報vol.635

ダバオ市のカカオ産業が海外でも認識されたことを示す嬉しい朗報が入ってきた。
ダバオのマラゴスチョコレートが、英国の「アカデミー・オブ・チョコレート
(Academy of Chocolate:以下AOC)2019」のフィリング・チョコレート部門にて
3つの銅賞及び2つの表彰を獲得したのだ。

今回受賞したチョコレートはそれぞれ、72% ダークのガナッシュ、ラムプラリネ、
クーベルチュールチョコレートがけのアーモンドチョコとなっている。
また、Malagos Agri-Ventures社のクーベルダークチョコレートがけの
干しサワーソップおよびカカオニブが表彰された。

AOCは英国で開催される国際イベントであり、世界各地からのチョコレートを
品評・試食するコンテスト。
本イベントはカカオ栽培国に対し更なる機会をもたらすために高級チョコレートの
需要を増やすことを目指している。

フィリング・チョコレート部門の結果は4月28日に発表された。
別部門に関しては未だ発表がないものの、マラゴス・チョコレートは
去年の同イベントでも5つの賞を受賞していることから、これまでの業績から
他の部門でも賞を受賞したいと期待している。

Davawatchより

フィリピン情報vol.634

Davao City Economic Enterprise(以下CEE) はこの度、建設予定の4階建ての
アグダオファーマーズマーケットに続き、ダバオ市内の生鮮市場の修復を検討
していることを発表。

その中でもバンケロハン公共市場は市内最大市場の一つであることから、
CEEは同市場の修復を目指している。
CEE代表のMaribeth Lumactod氏によれば、魚介類を扱うエリアの排水溝が
溢れ出すといった衛生面での苦情が寄せられているため、緊急な修復が必要
であることを判断したとのこと。

一方で20億ペソ相当のアグダオ公共市場(Agdao Public Market)の
修復プロジェクトは、2021年までに完了する予定だ。また修復工事中
行商人たちは一時的に第1及び第3施設で営業することが認められ
本工事による露店業者の数とその収入の低下はなかったと述べた。

この他にも、CEEはパナカン公共市場も修復対象の一つとして
検討していることを明らかにした。

公共市場の修復は、健全な都市としての地位確立を目指すダバオ市の目標
を大いに支え、さらに市場の向上は地域経済の成長にも繋がるだろう。


Davawatchより

フィリピン情報vol.633

公共事業道路省(DPWH)によるダバオ・サマル橋プロジェクトに関する
勧告に沿いダバオ地方開発協議会(RDC-Davao)はエクストラドーズド橋の
建設に対する支持を表明した。

DPWHのLilibeth Rico氏によると、サマル島・ダバオ市(SIDC)プロジェクトの
実行可能性調査では箱桁橋や以前提案された海底トンネルを含む6つの選択肢のうち
エクストラドーズド橋が最も有望であることを示したとのこと。

RDC-Davaoもまた、エクストラドーズド橋が最も財務的、技術的、環境的
経済的そして社会的要因の観点から基準をよく満たしていると述べている。

ダバオ市-サマル島間の移動時間を短縮及びアクセシビリティの改善を目的とした
今回の橋プロジェクトは、R.Castillo-Daang MaharlikaからCircumerential Roadまたは
Southern Corridor Alignmentに沿って建設される予定。

また、本橋はダバオ市沿岸バイパス道路プロジェクトに接続される予定となっており
これはダバオ市の交通アクセスを改善し渋滞を緩和するためのもう一つの主要インフラ計画だ。

ダバオ市政府は、ダバオ市内、特に隣接都市間の渋滞問題に取り組む必要性を認識している。
これはSIDCプロジェクトのような迅速な行動と共に、ダバオ市をビジネスおよび観光ハブ
として成長させるための重要な要因となるだろう。

Davawatchより



フィリピン情報vol.632

比エネルギー省(Department of Energy:以下DOE)は
今回、今後数か月間にわたりエルニーニョが発生した場合でも
ミンダナオ島は安定した電力を供給できると発表した。
また、夏期中の電力供給の低下が予想されること以外、
現在のエネルギーミックスで十分であることを保証している。

DOEのRedentor Delola氏によれば、ミンダナオではおよそ800MWもの
余剰能力があり、今年の電力需要を満たすのに十分な電力供給があるそうだ。
供給は2020年まで十分持つと付け加えたほか、翌年の合計余剰電力は
1,000MWに増加すること、年内の電力需要は2,300MWに達し、それ以降も
年々増加していくことが予想されると述べた。

この他にもDOEは、需要の増加を見越して、より多くの発電所が今年中
にも着工されることそれらが2021年までに完成する予定であると語っている。

さらにDelola氏は4月3日に開かれたMindanao Energy Investment Forum
(ミンダナオエネルギー投資フォーラム)において、石炭や石油探査と
いった電力ソース以外にも投資可能な機会が多いことを発表している。

Davawatchより

フィリピン情報vol.631

ダバオ市で最も注目されていると言えるモノレール建設およびダバオ埠頭の
近代化プロジェクト。
Udenna Corporationは今回、これらプロジェクトの建設は早くて2020年から
着手される可能性が高いと発表した。

特に今回のモノレールプロジェクトは、都市内の大量輸送システムとして
機能する国内初のモノレールになると期待されている。

13キロメートルの距離を走行する鞍乗型モノレールは、15の駅を持つほか
おおよそ10万人の乗客が利用すると提案されている。そして本プロジェクトが
完成した際は、最終的にBangkal地区とSM Lanang Premierショッピングモール
を繋ぐことになる予定だ。

これらプロジェクトは現在、国家経済開発庁(National Economic Development
Authority)の審査および承認待ちである。

ダバオ市では最近、増えるインフラ計画やビジネスに対して活発に取り組んでいる。
交通や渋滞といった主な問題を解決していくことが、市の急速な発展に繋がる
のではないだろうか?

Davawatchより

フィリピン情報vol.630

ダバオ市観光局(Davao City Tourism Operations Office:以下、CTOO)の
Generose Tecson氏は観光客数の増加に対処するため、CTOOはより多くの
多言語ツアーガイドを求めていることを発表。

CTOOの公式Facebookページでは、ダバオ観光省(Department of Tourism)
が認定した18人のツアーガイドが掲載されているが、需要を満たすためにも
少なくとも30名が必要だとTecson氏は述べている。
ツアーガイドとしては、英語や北京語、日本語、韓国語などの多言語が話せる
応募者が好ましいとのこと。

Tecson氏曰く、2018年における観光客数は240万人を記録しており
今後も客数が増えていくと予想されている。
特に中国人観光客が著しく増加したことから、CTOOは教育ツアー向けの
精通したガイドを多く必要としているそうだ。

海外観光客とコミュニケーションが取れる認定ツアーガイドを持つことは
ダバオ市の観光セクターの信頼性をより高められることに繋がるだろう。

Davawatchより

フィリピン情報vol.629

陸運組合局(Office of Transportation Cooperatives:以下OTC)の
Ramil Henderson Urrera氏は今回、公共交通車両近代化プロジェクト
(Public Utility Vehicle Modernization Project:以下PUVMP)
によるジプニーの廃止はないと発表。
また、本プロジェクトはより便利で安全な交通システムの導入を目指すそうだ。

統制かつ環境的にも持続可能な交通セクターへのイニシアティブである
PUVMPは自治省(Department of Interior and Local Government)
フィリピン運輸省(Department of Transportation)、地方自治体
ならびに陸運管理委員会(Land Transportation Franchising
and Regulatory Board)などの陸運組合や機関によって概念化されたものである。

Urrera氏は、数十年にわたって市民の足として利用されてきたジプニーは、
廃止の代わりにより近代化されると説明しており、今回のPUVMPに加えて
特定の通勤者のニーズに合わせた4タイプのジプニーが設計されると述べた。

ダバオ市ではほとんどの場合、交通手段はタクシーまたはジプニーのみであり
バスは隣町といった長距離移動に利用されている。公共交通車両が増えれば
市民は空いた乗り物を長い時間待つ必要もなくなるはずだ。

Davawatchより

フィリピン情報vol.628

サラ・ドゥテルテ カルピオ ダバオ市長はダバオ市民に対して
ダバオ市周辺の海域を新たな住み家とした絶滅危惧種の”パウィカン(ウミガメ)”
の保護キャンペーンに参加するよう求めた。

フィリピン国内には絶滅の危機に瀕している7種のウミガメの内、アオウミガメ、
タイマイ、ヒメウミガメ、アカウミガメ、ならびにオサガメの5種が生息している。
ダバオ湾、特にダバオ市評議会が海洋保護区として宣言したマティナ・アプラヤ
および、プンタ・ドゥマラグはウミガメの産卵地の一つでもある。

2月19日には、プンタ・ドゥマラグ地区にあるAboitiz Cleanergy Parkにて
産卵を終えたと思われる雌ウミガメが海へと帰っていく姿も目撃されている。
同パークは、生息地保全と生物多様性の管理に焦点を合わせた8ヘクタールの
野外学習センターであり、ケガをして救出されたウミガメを保護してきた。

Aboitiz Groupは、ウミガメとその生息地の保持・保護を強化するため
環境天然資源省およびダバオ市政府との間で、Cleanergy Park内に
パウィカン・センターを設立する覚書に署名を行っている。

Davawatchより

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フィリピン情報vol.627

ダバオ領事事務所長は、バンサモロ・ムスリム・ミンダナオ自治地域組織法
(Organic Law for the Bangsamoro Autonomous Region in Muslim Mindanao)
の批准がミンダナオの経済発展に向けた日本政府の支援をより強化すると述べた。

BIMP-EAGA(ブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン 
東ASEAN成長地域)のハブとして戦略的に位置づけられている
ミンダナオの平和と安全が安定すればより多くの日本企業が
ミンダナオに対して投資を行うと所長の三輪氏は信じている。
また、ミンダナオは現地の農業産業、天然資源、豊富な若い労働力から
現地の経済を後押しできる可能性を秘めているとも述べた。

日本政府も、ミンダナオ内の紛争地域の平和と発展、ならびに現地経済の活性化を
促進するインフラプロジェクトへの資金援助として2億204万ドル(約222億円)の
融資を行っている。

さらにフィリピンの日本大使館サイトでは、紛争被害を受けたミンダナオ地域の
道路網開発プロジェクトへの資金融資について、日本政府とフィリピンが交換公文を
行ったことを簡潔に発表している。

本融資は、経済活動の促進、地域へのアクセシビリティの改善に繋がるとされる
全長約102キロメートルのアクセス道路の建設および改良といったプロジェクトへの
資金援助になるとのことだ。

Davawatchより
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プロフィール

ドリパラ
     南国ダバオが好きです。    (o´・Υ・)ノ・*:..o○ョロシクゥ○o..:*・ヽ(・Υ・`o)
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