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2021年08月01日
ネガティブな感情に巻き込まれないために
From ヨッシー
毎日、暗いニュースばかりが流れてくると、ついつい悪い想像ばかりしてしまいます。
その日の反省をするために自分のことを振り返る時も、ついつい欠点ばかりに目がいってしまいがちになります。
私たちは、どうしてもネガティブな一面に目が向いて、それを気にしてしまいすぎる傾向があるかもしれません。
私たちの人生には、良いことも悪いことも含めて、いろいろな出来事が起こります。
自分の経験を、どのように受け止めて対処していくのかによって、それからの人生は大きく違っていくのかもしれません。
私たちは「挑戦者」になることもできるし「被害者」のままでいることもできます。
同じ出来事であっても「良い面」と「悪い面」の両面を持っています。
どうしても「悪い面」ばかりに目がいってしまいやすくなるのですが。「良い面」にもスポットライトを当てることによって、人生が変わってくるかもしれないのです。
オリンピック競技でアスリートのインタビューを聞いていると、良くも悪くも現実をしっかりと受け止めた上で、前向きに未来に向かっていく意思が現れているコメントが多いことに気付かされます。
彼らもいつもポジティブな心の状態を保っているわけではありません。
不安やプレッシャーに押しつぶされそうになってネガティブな感情でいっぱいになってしまうこともあると思います。
しかし、そのネガティブの深い沼にハマってしまわないように、意識的にポジティブな面に目を向けて、心の切り替えをしようとしているのだと思います。
「良い面」を見つけるの難しいことですが、意識して取り組むことによって心の切り替えがうまくできるようになるのです。
私たちもトップアスリートのように、意識的に「良い面」に目を向けて心を切り替えるための簡単に取り組める方法があります。
それが「3行日記」です。
「良い面」を見つけられる人になるために、恵まれていることに気づいて、それに感謝する習慣をつけていくのです。
3行日記に書く項目は次のようなものになります。
@今日、失敗したこと
その日にあった出来事の中から、失敗したことや嫌だったことを書き出します。
書き出すことで客観視ができるようになり、原因や対策を考えることができるようになります。
まずはストレスの原因になりそうなこととしっかり向き合うようにします。
A今日、感動したこと
どんなことでも構わないので、成功体験や嬉しかったこと、感動したことや感謝したいことを書き出します。
今日が嫌なことばかりがあった1日ではなかったことを自覚します。
いつも「小さな感謝」を見つけていく感性を磨いていきます。
B明日の目標
希望の未来に向けたビジョンを具体的にイメージします。
それを実現するための行動を目標として書き出します。
失敗を克服すための目標でも、些細な目標でも構いません。
気持ちを未来に向けて、ポジティブに前進しようとする気持ちを高めてくrます。
この@〜Bの項目を、1日の終わりに5分くらいの時間をかけて簡単に書き出していくだけです。
この作業によって、自分の心を見つめて自分を冷静に整理することができます。
さらに自分の未来に向けての行動が明確になるので、ストレスの軽減はもちろん、行動へのエネルギーも湧き上がってくるようになります。
人はどうしても不安や恐怖といった、ネガティブな感情に巻き込まれやすくなるものです。
だからこそ意識的にポジティブな一面にも目を向ける訓練をすることが大切になります。
トップアスリートのように自分の気持ちを前向きに変える「3行日記」の習慣をつけることで、自然と元気が出るので試してみてください。