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2014年10月31日

奥只見 紅葉バスツアー

先週、日帰りバス旅行に行ってきた。目的は奥只見の紅葉見物である。昔の同僚が良く「奥只見の紅葉はきれいだ」と言っていたのを思い出したからである。その日はあいにくの雨だった。天気予報では分かってはいたが、前後の天気は良かったのにこの日だけは雨予報であった。結果的にも雨だった。しかし、当日は憂鬱ではなかった。何十年ぶりかのバス旅行、日帰りではあるが夫婦二人だけで旅行するのも久しぶりであった。雨は色彩を鮮やかにする。晴れている時よりも色はきれいに見えるはずだと、期待した。
小雨の中を集合場所へとマイクロバスで移動する。東関東自動車道を富里インターから入る。パンフレット募集のバスツアーなので車中には知っている人は誰もいない。昔行った会社のバス旅行でも、周りの人とは話を余りしたことがないので、知らない人の中でも全然気にはならない。バッグの中には小学生の遠足なみに菓子類がふんだんに詰め込まれている。ワインの小瓶も入れておいた。バスが走り出すやいなや、早速、菓子袋を開け口に放り込む。朝ご飯は食べたはずなのになぜかどんどん入る。まだ8時前である。高速道路は空いていた。東関東自動車道から湾岸道路、首都高速、関越道へとバスは順調に進む。走行距離片道360kmの長丁場である。通過する県も多く、千葉、東京、埼玉、群馬、そして目的地の新潟へと続く。私が運転するわけではないので、飲んで食べて又食べてと、休む暇が無い。時々うとうとっとしながらバス旅行は進んでゆく。関越道は初めて体験するが、景色は単調で流れる視野に変化がない。昔、東北自動車道を走ったことがあるが、やはりここも単調で眠気を誘われたものである。私が一番好きな高速道は中央高速である。ここは変化に富み、山あり谷ありカーブありで、そして何より景色がきれいなのだ。

奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

話を戻すと、食べてはぼぉ〜とし、食べてはうとうとしている間に、休憩地、沼田の原田農園に着いた。ここまでは2時間半ぐらいかかったようだ。ここはフルーツ狩りで有名らしく、年間を通して味覚狩りが楽しめるらしい。が、目的地までの距離があるので、トイレとお土産散策の時間しか割り当てられてない。みんながトイレに行っている間に添乗員さんが弁当をバスに積み込み、車中での昼食となる。バスが発車する頃にはみんなは弁当をほおばっていた。弁当の中身は、マイタケ弁当。予算が限られているのでこんな物かと口に放り込んだが、それが結構おいしかった。バスが早く移動しなければその日のうちに帰れない。バスは搭乗確認が済むとすぐに出発した。外は雨である。
それから走ること約3時間、奥只見駐車場に到着する。雨は止む気配もなくしとしとと降っている。幸い風が余り吹いていなかったので傘での移動も難なく出来た。雨にもかかわらず、駐車場にはバスが群がり、売店には人があふれていた。

奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

乗船場まで遊歩道があるのだが、雨なので歩いて向かう人もなく、みんなはスロープカー乗り場へと押し寄せる。乗る人が多いため、順番待ちをする。

奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

スロープカーで上った乗船場にも人はあふれている。雨など関係ないのである。

奥只見バスツアー

雨の中を乗船し、船は銀山平へと向い出発した。船内は満席、故に窓際に立ったまま外を眺めななければならない。ガラス越しの景色であるため、色に艶がない。そのうち、ガラスが曇ってくる。それだけの人数が乗っていると言うことだ。吐く息や体温であっという間に船内のガラスが曇ってくる。

奥只見バスツアー

外の景色がよく見えないので、見地を探し船内をあちこち歩き回る。すると後部に開放デッキがあった。喫煙所兼務の展望デッキである。10人程度しか入れず、絶景場所には既に老夫婦が陣取り動こうとしない。結局その2人は船を降りるまでそこを離れなかった。少しでも他の人に譲ってあげられる器量があれば、幸せ気分になれる人が増えるのだが。

奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

船上で写真を撮りまくった。数え切れないほど撮った。しかし再生すると皆同じ様に見えてくる。やはり自然はすばらしい。微妙な色合い、ゆったりとした奥行きなどは、カメラに取り込んでもその中には写しきれない。自分の目で直接見ることがベストである。

奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

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奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

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奥只見バスツアー

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奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

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観光は40分の乗船であった。この時間は通常であれば長いと感ずる時間であるが、この時はあっという間に終わってしまった。もう一度乗ってみたいと素直に思った。下船時も雨。今日の雨は一度も止む気配を見せない。

奥只見バスツアー

奥只見バスツアー

そうそう、奥只見ダムにくるには途中、シルバーラインと言うトンネル道路を必ず通らなければならない。総距離22km、このうちトンネルが18kmで19本のトンネルで成り立っている。バスの乗客がほとんどシルバー年代だったのでこう言う名を付けたのかな?とも思ったが、昔、江戸時代にこの辺で銀が取れたのでこう呼ばれているようだ。このトンネルは奥只見ダム建設工事用の道路として作られた資材運搬用の道路である。トンネルの中は素掘り部分が多く窓越しにこれが確認できる。良く掘ったものだと感心させられた。このトンネルはバス車両二台がやっとすれ違えるだけの幅であり、観光地であるがためバスの往来は多く、すれすれに通過して行く。そのたびに乗客はざわめき窓に釘付けになる。トンネルと言えば、ここまで来るまでの関越自動車道に日本一長いトンネルがある。このトンネルは全長11kmで谷川岳を貫通している。世界でも11番目に長いトンネルである。ここを通過中に感じたことは、途中で何かあったら歩いて出れるだろうかとか、空気は持つだろうかとであった。車中の空気も何だかよどんで変な臭気を放っており、ちょっと息苦しさを感じた。11kmの空気の入れ換え、想像も付かないな〜。高速道なので11kmであるが走行時間は短く感じた。
観光船下船後、しばしの休憩を挟みバスは家路へと出発した。新潟、群馬、埼玉、東京、千葉へと長い家路である。道路状況が順調であれば、おそらく6時間後には家に着けるだろう。雨はまだ降り続いている。高速道路を走行中、車中で綾小路きみまろのDVDで終始みな笑い、トイレ休憩では食べ物飲み物を買い足してゆく。今日はどれほどの量をお腹に詰め込んだことだろう。まあ、一日ぐらいどうってこと無いかと自分に言い聞かせ、また食べ物を口に運ぶ。高速道路は川口付近で混ではいたがその後は順調で、予定より少し早く到着するとのことであった。土曜日に奥只見に行ったグループは、夜中の11時にやっと家に帰れたそうだ。今日は終始雨ではあったが、楽しい日帰り旅行であった。こう言うツアーを利用するのも良いものだと感じた。又機会を作り、出かけよう。




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