乾燥肌になってしまう原因は、叩く事にもあります
化粧水を浸透させる為に、コットンを使って叩き込んだり、
手の平でパンパン叩いたりする人が居ます
叩くと、バリア機能を低下させるだけでなく、
角質層に細かい傷も出来てしまって、水分蒸発に拍車が掛かります
叩いて浸透させるという考えも分からなくもないです
でも化粧水は、付けてからわざわざ叩かなくても、
自然に浸透するように出来ています
叩いたり擦ったりせず、手の平で押さえるようにして、
お顔全体になじませましょう
必要の無い水分は、自然に蒸発していき、
配合されている美容成分は、時間と共に少しずつ馴染んでいきます
逆に、叩かないと浸透しない物は使うべきではありません
叩く事によってセラミドが失われます
お肌の水分を保つセラミドは、ターンオーバーによって、
約4週間掛けて作られます
皮脂は分単位で分泌されますが、一度失われたセラミドを取り戻すには、
時間が掛かるんです
ターンオーバーとは、角化細胞が、
アカとなって剥がれ落ちるまでの期間の事です
皮膚の部位や、年齢によって違いはありますが、
20代では約28日、30代で約40日、50代に入ると約75日、
60代では約100日掛かると言われています
そのため、 年齢が上がるほど傷口の治りが遅くなったり、
シミやシワが出来やすくなったりするのです
摩擦と同じように、叩く事もお肌の刺激になります
お手入れは、優しくする事が基本です
化粧水を付けて、パッティングをする場合は、極力弱めにして、
手でしっかりなじませましょう
その方が、お肌にどんどん浸透してくれますよ
乾燥肌になる原因、次は"化粧品"編です
クリックすると『dormir・ドルミール』のホームページに移動します
ネット予約はこちらから
『dormir・ドルミール・ネット予約のページ』
