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2019年06月07日

amazon_成毛 眞

現代ビジネスマン必読の書、と言えるでしょう。
アマゾンの動きを追いかけることだけで、これからのビジネスがわかる、というのは大袈裟ではないように思います。

比類すべきは国家であり、未来の経営学の教科書に載るような企業。

そして今なお、高い成長力を維持している、ということで、バフェットもひふみ投信も買っているアマゾン。

相場全体が崩れた時には、amazon株を買っていきたいと思っています。


以下は備忘録、

アマゾンのビジネスは、経営学の革命だと断言できる。10年後には、必ず経営学の教科書に載るような、エポックメイキングな存在である。「ネットとリアルの境界」をなくしたされています。最初の存在として、未来に残り続けていくだろう。

アマゾンと競合するのは、ありとあらゆる企業。
かつ、GAFAで一番の成長を続けている。

アマゾンの資金で驚異的なのは、キャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)だ。CCCとは顧客から代金を回収するまでの期間である。2017年12月はマイナス28.5日。つまりものを売る約30日前に手元に現金が入っているということ。
アマゾンは本来IT企業であり、
アマゾンウェブサービス(AWS)とフルフィルメント・バイ・アマゾン(FBA)が、その両輪を担っている。
(ジェフ・ベゾスはロジスティック企業と言っているが)

AWSは世界最大の企業向けクラウドサービスであり、営業利益は43億ドル。対して、アマゾンの会社全体の営業利益は41億ドル。
しかし、AWSの売上高は全体の一割程度に過ぎない。

AWSの競合は、マイクロソフトのアジュールとGoogleのクラウド・プラットフォームだが、AWSが122億ドルに対して、24億ドル・9億ドルであり、業界シェアは35%になっている。

FBAは中小企業に、ネット販売のインフラである、倉庫・在庫管理・決済・配送・カスタマーサービスを提供する。
しかし、売上から

物流もすごい。自前の空輸、海運手段を持ち、今日買って明日届く物流は、アマゾンにとっての最大のサービスであり、他社が持てない武器だ。

また、ネット店舗では、万引きのロス率はゼロ。
リアル店舗にも進出し、アマゾンゴーの無人店補のシステムを作り上げている

CCCがマイナスという魔法から資金が生まれる
 会員費は前払いであり、ウェブ広告もクリックされたら遅くても15日後くらいには入金される。
しかし、最大のからくりは、マーケットプレイスだろう。
消費者からの支払いはアマゾンが一括して受けている。その売上から、手数料を数%差し引いて、数週間後に出品者に返しているのだ。
この預り金マジックがCCCマイナスには大きいだろう。
出品者に支払うまでの期間はアマゾンにとって無利子で運用可能な資金になるのだ。、2013年時点で、その金額は2000億円程度と推測できる。

アマゾンは他に類がない企業だが、支配・統治形態はローマ帝国に似ている。ロジスティック=兵站であり、兵站を重視して勢力を拡大したのが、ローマ帝国だ。
もう一つ歴史上似ているのが、江戸幕府だ。
交通網が発達し各藩に統治を任せた支配形態、つまり最小限のコストで広いエリアを支配する、地方自治制は賢いやり方だ。

AWSもおそらくアマゾンゴーも、サーバーや半導体の内製化も、自社のために開発したシステムを売り物にするのが、アマゾンの定石である。

アマゾンのように、業務システムも基幹ソフトウェアも半導体もコンピューター本体も、同時に開発した会社は歴史上なかったのだ。

風力発電や太陽光発電も保有しており、再生エネルギー事業に参入する力くらいは、持っているだろう。

アマゾンのモットーは「お客さまのために」であり、そのための安値で覇権を握ってきた。

「アマゾンプライム」の会員数はもはや国家のスケール
アメリカでは8500万人で3億2000万人の人口に対して、4人にひとりの割合となっている。
世帯数は1億2500万なので、全世帯の68%はプライム会員がいるということになる。

アマゾンがやっていることは、1980年代の日本の大企業とじつは同じ。

収益性が低く、シェアを重視

新しい融資の形を作るアマゾンレンディング
企業のリアルタイムの取引状況が把握できるので、融資申込みから24時間以内に資金が借りられる。
融資の提案前にすでに審査を終えているからだ。

融資の判断基準を決めれば、全自動で審査を行うことができる。

また、FBAで出品者の在庫を押さえていれば、返済が滞ったとしても取りっぱぐれる心配もない。

企業向け商品は成長市場であり、そこにも取り組んでいる。
アメリカの競合企業は、一位のステープルズと二位のオフィスデポが合併しようとしているが、独禁法で拒否されている。これはアマゾンを意識した動きだ。
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