hiphopと日本刀

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このまま放置するのもどうかと思うので、とりあえず久々に書いてみる。

ひとまず生活は落ち着きを取り戻しつつあるが、コロナウイルス騒動で少しばかり陰鬱な空気になっている。

研磨の修行の方は足踏み状態だが、近々仕上げ研ぎの上達に向けて動く予定。
音楽の方は地元での小さなイベントを続けている。
自分の中でのヒップホップの価値観がやや移り変わって来ている。
一度、集中して制作に取り組みたい。

機材はある程度揃った。あとはやるだけ。

岡山のWILD PLAN RECORDのミックスクラウドにて公開中

https://m.mixcloud.com/WILD_PLAN_RECORDS_086/1-dj-kenpa-special-mix-for-%E5%88%87%E3%82%8B%E6%86%82final/

9月、10月と続きます。

地獄の日々もようやく抜けられそう。
力を貸してくださる皆様に感謝。

平成の終盤は辛いことばかりだったが、最後の最後に少し希望が見えてきた。

令和元年は新章開始と行きたいものですね。

先輩や後輩、尊敬する先生からのお言葉など、本当に有り難いと心から思う。

今は刀剣研磨修行に集中し、研ぎで生計を立てる技量を身に付けたい。

音楽の方面では「安い機材なら自分がサポートするから言ってください」とまで言ってくれる後輩がいるが、曲やdjのmixtapeを作ってその売り上げでpayできるレベルの物を作る余裕がまだ無いので、もう少し待って欲しい。

目標は高く、だが階段は一段ずつ登らなければなるまい。

このブログを継続するかどうかも悩んだが、FBをやっていない知人やTwitter関係の方に向けたやや長めの文章を書く時もあるので、とりあえずはそのままにしておく。

色々と小銭稼ぎの方法も考えたが、性に合わない事は長続きしないしやる気も出ないな。

金が稼げなきゃただの遊び。
のんびり遊んでる暇は無い。

買取を依頼したのは、愛刀を買ったのと同じ刀剣店。
6年前になるかな。

予想より高値で買い取って頂いた。
名残惜しいがどうしようもない。

後輩と話してて「なんか俺、これから頑張って色々動こうと思った時に毎回トラブルがあるんよな」と言ったら後輩に「多分それは剣さんのカルマなんでしょう」と言われて、そうだろうなと。

というのも、ウチの爺さんもかつて貧乏して愛刀を売ったという話を親父に聞かされていた。刀は同田貫。
爺さんは私と同じ、次男坊だった。
この爺さんは金に困ったらいつも、和歌山の大きな旅館の娘だった婆さんの着物を質に入れて凌いでいたらしい。
私は金に困ったら若い頃買ったレコードや機材を質に入れ家計の足しにしてきた。
その爺さんのカルマ、つまり業のツケを孫の私が今生で支払っているようなものかと、まあ仕方ねぇかと諦めていた部分もある。

しかし、流石に今回のはキツいな。

人生を費やしたレコードの大半は売り、曲作りの相棒だった名機MPC3000LTDは売り、幼少期より憧れ続けてようやく手に入れた日本刀も売るハメになるとは。

当時、他の買い手がつく予定だったがその人が来ず、惚れ込んだ刀を背伸びして買った。

刀を美術的な意味で見る目を持っていなかった私を育ててくれたのは、この無銘の新々刀だった。鑑定は上総国正直。源清麿の弟子と言われても全然ピンと来なかった。

この刀を手に入れてから刀剣の世界にのめり込み、刀剣研磨の道に進む事になった。

自分にとってかけがえのない刀だった。


維新後の侍や戦後の困窮の時代も、皆んなこんな辛い思いをして刀を手放したのかな。

査定に持っていく前日、刀を前に座して深々と一礼し「短い間お世話になりました。どうか我が家を救って下さい。」と心の中で祈った。
カミさんが自分のせいだと泣いていたが、それは違う。
「刀はその刀が収まるに相応しい所に収まるようになっとる。ワシはそれに相応しくなかっただけのことよ。」

その後、査定に持って行ったがすぐには手持ちが無いからまた連絡するという話に。
刀が売られたくないと言っていると勝手に解釈したが意外にも早く連絡があり、予想より高い買取価格での売却となった。
金銭的な不安が少し晴れて、カミさんも少し元気がでたようで良かった。

まさしく、我が家の危機を救って下さった。

売れてしまう前に、なんとか稼いでもう一度手に入れたい。
自分の手で研磨してコンクール出品したい。

過去を嘆いてる暇はない。
とにかく自分にできる仕事をやりまくって稼ぐしかない。

久々の更新で新年早々から地獄である。
以前から患っていた妻の病がここに来て悪化。私自身の精神も仕事が合わない上に家庭の事で不安定になりまともな状態ではない。

支払いが滞り、愛刀を売りに出さなければ生活が出来ない。
売ったところで目の前の支払いに消えるだけである。

全ては私の不徳の致すところ。

それにしては神様、少々手厳しすぎやしませんか。


CD屋で働いて、音楽や映像ソフトの小売業が没落していく時期に結婚。
自動車部品工場に転職後一年でリーマンショック、収入半減。
ようやくまともに働きそれなりの収入を得られるようになったら上層部やメインの職員が退職。
新たな職に就いたら西日本豪雨災害。
そして妻の病気発症。

どうすればまともに生きて行けるんだ。

音楽に全てを賭けて、叶わずになんとか生きていこうとしているだけでこの有様である。

悲しいというより悔しくて仕方がない。

絶対に負けないからな。
俺は俺を信じ抜く。
神様なんて信じない。

倉敷から岡山、長船を経て京都国立博物館へ。
特別展「京のかたな」、夜間貸切にて2時間ほど鑑賞させて頂きました。
展示品の写真はNG。
名物のオンパレードでクラクラしましたが、LEDライトの照明も明る過ぎてクラクラ、一部ライティングと刀の角度が高過ぎたり低過ぎたりで疲れました。

あまりに沢山の名刀、名物が並んでいて、日本各地から集まっている事もあり、こんなチャンスはもう2度とないかもしれませんね。

特筆すべきはやはり国宝 三日月宗近でしょう。思わず手を合わせそうになりました。
あの三日月宗近の佇まいは何と言うか、沁み渡ると言うか。畏れ多いと言うか。よくぞ千年もの間待っていて下さったなぁと。老いてなお凛とした姿、これが気品というものかと。

そしてそんな古雅な三日月宗近と対照的な、力強く派手でありながらうるさくない気風を感じたのがへし切長谷部ですね。
皆焼でギラギラしながらも、あの独特なダイナミックでモダンな刃取り、研ぎによって唯一無二の名刀になっていると感じました。

他にも粟田口吉光、来、新藤五国光、正宗。あと三条吉則が良かったなぁ。


行かせてくれた（行っていいとは言わなかったけどw）妻子に感謝。
今度は家族でゆっくり観光したいですね。

帰宅は深夜2時くらいか。
翌日仕事。
仕事より刀研ぎたいですね。
精進します。

ずいぶん記事を書くのをサボっていて、時系列がちょっと前後してるな。すいません。

さて、雨が降ってどうなるかと思いましたが、お客さん来て頂いてありがとうございました！

高梁モンキーバー、レギュラーイベントghetto rhythmのゲストライブ企画。

常連さんや市外からのお客さん、大人なお兄さんや綺麗なお姉さん。ゆっくり飲んだりテキーラ飲んだり。

マッコイがビート作るようになってて良い感じだったなー。ihr伊原 直樹 は曲の好みが近くて話が盛り上がった。マッシュ星川、シゲさんのバックでスクラッチやらしてもらって動画撮り忘れたけど、優しいメロディの曲からダークな曲、ポップな曲、幅広くてスクラッチしてて楽しかったー。
神闘歌（シントウカ、酒井 一匡 )、お客さん増えてピークの時にライブ、みんな飲んでるもんだから意外な盛り上がり方w 久々にスクラッチしまくった夜でしたわ。

音量突っ込みすぎてちょいちょい音割れしてたのが勿体なかったんで機材方面の改良したいですね。

ライブ後はihrと俺で朝までdj。

写真家のMabito Sakamoto 君も来てくれて久々に話せて良かったなー。
写ルンですで撮った写真が彼の手によるもの。

壊れたホテル（バンド名）の熊本 人巳 君も来てくれて、ここでライブしたいなーって話をしたり。

モンキーバー、市外の方々からも好評でしたね。
自作スピーカーとか壁スクリーン、吹き抜けやロフト。夕方くらいに高梁来て、どこかで晩御飯食べた後フラッと寄ったり、終電逃して暇な人とかには最適。
駅からも徒歩10分かからないくらいで近いし真っ直ぐ行くだけだからわかりやすい。週末は市役所の駐車場が開放されてるので停めれるし、気軽に遊びに来て欲しいですね。

高梁はdjがあまり居ない（俺が知らないだけかな？）んだけど若いdjとかいないかなー。
他ジャンルのdjが居ても面白そうだし、ダブステップ、EDM方面の要望もちょっとあったし。

今後倉敷、岡山方面にdjしに行って交流して、良いdjとかビートメイカー等、呼んで来れたらなーと考えてます。

今後ともよろしくです！

10月27日は倉敷bar108にてdj。昔から交流のあるカズシット君、呼んでくれてありがとう！
今は無き岡山クラブNo.9の入り口で語り合ったのは何年前かなぁ。
カズシ君は着実に作品リリースを重ね、ビートメイカーとして色々なMCともコラボレーションしてる。
実は今回は神闘歌として、MC/ボーカルのカズさんと二人でライブしないかというお誘いだったんだけど、カズさんは先約があり私だけdjでの出演となりました。
その話があった事もあって、高梁モンキーバーでの神闘歌ライブの話にも繋がって、いいキッカケを貰えたなと思います。
曲作ったりライブしまくったりしてた頃から10数年経って、まだ呼んで貰える事の有難さ。
皆んなもう大人、でもずっとあの頃のまま。

久々にVANDA君にも会えたし、ポチョ君にも会えた。
マッコイが来てくれて、色々話した。
どのDJも個性的で良い選曲。
カクトポンチョスも良いステージだったし
9uesのビートもヤバかった！

自分は久々の外部でのdjで、ちょっと機材に手こずったけど良しとする。
段取りをスパッと準備できるようにしたいな。

108は音量も低域もしっかり出てたな。

しかし倉敷は都会だなー。
夜中３時とかでもまだお客さん来るし。

あと高校の同級生が来ててお互い驚いたw

高梁も頑張らなきゃねー。

沖縄からの便り。
彼とはネット上だけではあるが10年以上の付き合いがあり、私が曲を作っていた神闘歌の曲を何かで聴いてからmixiで連絡くれたのがきっかけ。
当時まだ彼は曲を作ってなかったように思うけど、近年の活動は特に目覚ましいもので各地のビートジャンキー達もザワついてるみたいで嬉しい。

300枚限定のCD、それもCDRではなくプレスした銀盤でシリアルナンバー入り。
ヒップホップ、ビートジャンキーのアンテナにバシバシくるTシャツも作ってて気合い入ってる。
盤の裏ジャケにDJ KENPAの名前入れてくれるとは、嬉しいサプライズだった。

さて、9月も終盤になってようやく久々にブログを書いた。
SNS、ネットには書けないようなプライベートな案件に悩まされていて、少し落ち着いたがいまだ解決とは言えず、胃が痛い日々である。
これから先どうなるか、どうして行くかわからないが、自分のやるべきこと、心底やりたい事をやり続けて自分を見失わないようにしたい。

9月29日土曜日、高梁のモンキーバーにてライブ。
出演は神闘歌、マッシュ星川、MACCOY、DJはihr、dj KENPAでお送りいたします。
1500円、22時スタート！

平成最後の松山踊り、1日限りだった事や雨が少し降った事もあって、栄町商店街のアーケードには人が溢れていた。
近年のスカスカ具合には寂しさを感じていたが、意外と中高生や浴衣の男女、外国人の方々などで賑わっててちょっと嬉しかったな。

踊りの輪はやっぱり以前よりは小さいけど、我々の10代の頃みたいなやたらと威勢のいい若い人がちょっと増えてて、これが継続したらいいなぁと。

ゆったりしたテンポの松山踊りと、アップテンポなやとさ。基本的に踊りには誰でも参加出来るし踊り方もかなり適当でも大丈夫。
崩しまくってるんで、その分踊り連は綺麗にキッチリ踊る。そうやって受け継いで行けたら伝統も活気も保てるんじゃないかな。

先輩の沖島二朗さんの計らいによって岡山市から名うてのDJ諸氏を招いたイベントも、過去最高に盛り上がって大成功でした！
二朗さんはアイドルパンチというバンドでギターを弾いたり、岡山の老舗ライブハウス（1974年開店！）ペパーランドでPAをやったりしてる人で、昔からその朗らかで楽しいキャラクターが愛されていて、豪雨被害の際に1番に支援物資を高梁に届けた人達を呼んだのも彼で、人脈というか人との繋がりが非常に強い人物だなぁと改めて尊敬。

yebisu ya proの丹正さんには20年振りに会って、弟でラッパーのmes君とも久々に会えた。mes君は高校の1学年先輩、二朗さんは2学年先輩。みんなオッサンになったなー（笑）
FVKのテツオさんもフランケン君も、ZEEK君も最高だったし、機材を貸してくれたRICEさんは皆んなにテキーラ奢るし、岡山から遊びに来てくれた皆んなも朝まで遊んでた。

お盆だから町の人も多分大目にみてくれてて、騒音などの苦情一切無し。パトカーも素通り（笑）
岡山市からのお客さんが「高梁どうなっとん？いつもこんなんだったら凄すぎるで」って言ってた。
皆んな毎年やろうやって言ってくれてよかったなー。

そんなこんなで、疲れた体を引きずりながら仕事に向かいましたっ！