2014年04月19日
Jot Pro Dampening その後
JotProDampeningを使い始めてかれこれ4ヶ月になりました。
購入時の記事はこちら
タッチペンを更新
ちょっと使った感じはこちら
円盤のペン先、JotPro
iPad2からiPadAirに買い替えたんですが、Airはどうもタッチパネルの感度が悪い。
それまで使っていたペン先がゴム製のペンは強く押付けないと反応しなくなり、使いづらくなったので買い替えたのがJotProDampening
ペン先が細いので普通のペンのような使い心地で、基本的には使いやすいペンです。
そう、基本的には...
基本的には使いやすいんです。
ペン先が細く、書こうとしている点(場所)が見えることは、とても使い勝手がいいです。
手書きのアプリを使ってメモをとる場合には、自然に小さな文字を書くようになります。
まさに普通の紙に書くような感覚になり、筆跡も紙に書く場合と変わらない字が書けます。
使い初めの頃にあった反応が時々悪くなるという現象も、円盤を一度取り外してペン先に導電性グリスを塗ることで解消されました。
それでも使っていると時々反応が悪くなることがありますが、この時も一度円盤を取り外してホコリを吹いてやれば直ります。
頻度は低いので苦になりません。
が、しかし、ペン先を画面から離すときの挙動がどうもマズイんです。
どういう感じかというと、とにかくスッと自然に切れないんです。
例えば
柔らかくしたチョコレートを絞り袋に入れて、ケーキやお菓子に文字を書くあの感覚です。
スッと切れずにデロ〜ンってなる、あの感覚に近いんです。
なぜなんでしょう???
あの円盤があるおかげで細いペン先でもタッチパネルが反応してくれるわけですが、その構造のためペン先が離れるときのタッチ信号の変化が指やゴム製ペン先のそれとは違うんでしょう。
想像するに、指やゴム製ペン先の場合、画面に軽く当たっただけでは接触面積が小さく反応しませんが、そこから圧をかけて行って指やゴムが変形して接触面積が増えることでタッチ信号が検出レベルに達して反応します。
つまり、ペンをつける、離すといった時にはタッチ信号がある程度の時間をかけて上昇、降下しているものと想像するわけですよ。
これに比べて、JotProの場合は先が円盤になっているため、タッチ信号が急激に現れたり消えたり、パルス状の変化をするのではないかと想像するわけです。
全部想像なんですが、そのへんがどうもハード的、ソフト的に相性がよろしくないような気がします。
愛用しているアプリは「7notes」なんですが、ペンを画面から離した時に「ひゅっ」と線が伸びたり、クルッと曲がったり、筆跡が消えてしまったりと不安定です。
上に書いた想像は根拠もないんですが、いずれにしても構造の違いによるタッチ信号の変化の違いによるもののような気がします。
ペン自体の使い勝手は非常に良いので、この挙動だけが正直残念でなりません。
もしかして他のアプリなら問題ないのかもしれませんが、7notesがこれまた使い勝手の良いアプリなもんでどうにかこの組み合わせで使いたい。
なんとかならないでしょうか???
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