キスの味

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今朝は少し曇りがち。
風邪がなかなか抜けない。
大人しくしていた方がいいのに、昨日も出かけた。

久しぶりに妹と二人。
近くのギャラリーへ出かけた。

最寄りの駅で待ち合わせて、昼食をとる場所を探した。
駅から少し離れた所に、カレーの看板のお店があり、そこに入った。
そのカレー店は、男性一人で切り盛りしていた。
食券を機械で買う。
お客様が３組と１人が先に入っていた。

空いた場所に座って、待っていた。
店主は、忙しそうに料理を作ったり、お水を出したり、
テーブルを片付けたり、接客をしていた。
「おねえちゃん、手伝ったら？」と妹が言った。
本当にそうしたい感じだった。

数分して、お水が出てきた。
赤ワインを頼むと、カレー味のクラッカーがついてきた。
サラダもしばらくして出てきた。
このサラダも、マジ美味しかった。

見てると、コップやお皿を冷蔵庫で冷やしているようだ。

その間にも、ポチポチお客様がいらっしゃる。
１人の人が座っているカウンターを見ると、まだその人がいる。
え！？
なんと等身大の男性のマネキンだった。

１０分は待っただろうか。
美味しそうなカレーが運ばれてきた。
「おいしい〜」
油っぽくないし、煮込まれた感じで、心が満たされていく感じがした。

今回は、個展を見に行くのが主だったのが、
このミステリアスなカレー店がメーンイベントになった。

寒い季節に、スパイシーホットなキッスだね。

今朝は、彼方宇宙までとどくような青空が広がっている。
北国では、ササラ電車が出動したらしい。
冬に向かっているのだ。

夏の疲れか、日ごろの疲れか、風邪が抜けない。
約3週間は続いている。

日常生活は送れるものの、気分が億劫になる。
睡眠時間は取るようにはしているのだけど。

まあ、好きな絵本を毎晩見ながら、身体を休めるしかないなぁ。

風邪ウイルスくん、早く出ていってねのキッスだね。